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(回答先: 「貧困ビジネス」も楽じゃあないんです 投稿者 有島実篤 日時 2009 年 5 月 23 日 21:25:58)
敷金も保証人もいないのに家賃の天引きはダメ、滞納しても追い出しはダメとなったら、ホームレスや刑余者、障害者を入居させる民間施設は、行政から1銭の補助もないのに成り立たないでしょう。
結果、ホームレスや刑余者、障害者の受け皿は減ってしまいます。
業者や行政の対応を責めるのは簡単です。しかし、「今月で満期で出所する人がいます」、「更生施設にいるんですが、出ても行くところがありません」という人を、それは行政の責任だから知りませんというしかないのでしょうか。
私は、対応が逆だと思います。生活保護は、住宅扶助分は直接大家に支払う、敷金は役所で預かっておき、滞納した時に家賃に補てんするなど、知恵を絞って事業が成り立つような支援が必要なのです。
そして、志のある人が、気軽に起業できるようにし、良質の施設をどんどん増やす必要があります。そうして、利用者の選択の幅を広げれば、悪徳の「貧困ビジネス」は排除されていくだろうと思います。
10年以上、教会が行ってきたホームレスへの無料給食活動が、地域住民の反対で休止に追い込まれたといいます。給食を受ける人が増えすぎたからです。
もっと多くの教会やお寺で、周辺の住民も協力して取り組まれるようになれば解決する問題なのです。