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(回答先: はて、間違いでしょうか? 投稿者 taked4700 日時 2009 年 12 月 03 日 00:24:57)
例えば小売業界の11月25日の報告。8月〜10月は貯蓄率(?)もかなり下がっている。
Consumers Revert to Higher Spending, Lower Saving - Update
http://www.retailerdaily.com/entry/45518/personal-income-and-outlays-update/
「Personal saving, which experienced severe declines of 34.5% in August, 10.4% in July and 26.3% in June, dramatically reversed course in September, increasing 15.8%. However, in October consumers needed to support their increased spending and decreased saving by a relatively moderate 3.9%. In dollar terms, personal saving fell from $510.4 billion to $490.3 billion.」
しかし、現在の状況を考慮すると、このデータも信用しきれないんですよ。住宅バブルのときの住宅買いは、それなりの資金があって買ったわけじゃない。だから、すぐに手放すことになる。さらに住宅ローンを組むのと並行して、キャピタル・ゲインを見込んでカードも使っている。それがみんなパーになり、借金が残っている。さらに仕事は減り、労働時間は短くなり、可処分所得も調整前でほんの少し増えているだけ。常識的にこれで貯蓄が増えると考える方がおかしい。日本人が考える貯蓄ができるわけがない。
統計そのものが変なのに、それを前提に話を進めても意味がない。むしろ、可処分所得がどこに回っているのかを考えた方が正確。米国は借り入れ金利がかなり高いから、日本人が思う貯蓄をするより、返済に回した方がはるかにいい。米国はそういう状況。
詳しく調べたいのであれば、「personal income」とか「personal savings」、「personal expenditures」とかで検索してみてください。