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(回答先: 沖縄返還密約、元局長が法廷で認める(TBS) 投稿者 クマのプーさん 日時 2009 年 12 月 01 日 17:34:07)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4297805.html
沖縄返還の「密約問題」をめぐる情報公開訴訟で、外務省の吉野文六元局長が証人として出廷し、「沖縄返還協定の文言と実際とは違う」と述べ、日米間の密約があったことを法廷で初めて認めました。
「私の記憶が確かであれば、真相を語ったつもりであります」(外務省元アメリカ局長・吉野文六氏)
この裁判は作家やジャーナリストらが、沖縄返還の際に本来、アメリカが支払うべき巨額の費用を日本が肩代わりするという「密約」があったとして、日米間で結ばれた密約を示す文書の公開を求めているものです。
日本政府はこれまで一貫して文書の存在を否定していますが、密約の存在を裏付けるアメリカ側の文書が公となり、当時の交渉責任者だった外務省の吉野文六、元アメリカ局長も報道機関の取材に密約を認めていました。
1日の法廷で吉野元局長は「沖縄返還協定の文言と実際とは違う」と証言。「軍用地の補償費用として400万ドルを日本が肩代わりする」との密約を法廷で初めて認めました。
また、事実を話そうと思った理由について聞かれると、「アメリカで公文書が発表され、いつまでも秘匿することはできないという心境になったからです」と述べました。
そして、アメリカで公開され、密約の存在を裏づけるとして注目された文書に、「BY」というサインが残されていたことについても、自分のイニシャルであることを認めました。
「過去の真実を追究しようという報道陣や歴史家、その他の知識人のそういう努力を続けていくことは、日本の将来のために非常に有益なことだと私は信じるようになりました」(外務省元アメリカ局長・吉野文六氏)
原告側の尋問が終わった後、吉野元局長は「密約問題」を最初に報道した元毎日新聞記者の西山太吉さんのもとに歩みより、笑顔で握手を交わしました。
「(西山氏の)信念の強さに感心していましたから、握手をして、お互いに元気でいてくれと話をしました」(外務省元アメリカ局長・吉野文六氏)
「いずれにしても、40年ぶりにお会いした。法廷の中で握手もした。静かになったら2人でゆっくり会おうということも約束した。私にとっては非常に感激的な日でした」(元毎日新聞記者・西山太吉氏)
西山さんは、外務省の女性職員に密約を示す電文を流出させたとして国家公務員法違反の罪に問われ、78年に最高裁で有罪が確定しました。(01日16:28)