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(回答先: 吉野氏が沖縄密約、法廷で認める 「国家のうそ」証言(共同通信) 投稿者 クマのプーさん 日時 2009 年 12 月 01 日 17:26:36)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4297805.html
沖縄返還の「密約問題」をめぐる情報公開訴訟で、外務省の吉野文六元局長が証人として出廷し、「沖縄返還協定の文言と実際とは違う」と述べ、日米間の密約があったことを法廷で初めて認めました。
この裁判は作家やジャーナリストらが、沖縄返還の際に本来、アメリカが支払うべき巨額の費用を日本が肩代わりするという「密約」があったとして、日米間で結ばれた密約を示す文書の公開を求めているものです。
日本政府はこれまで一貫して文書の存在を否定していますが、密約の存在を裏付けるアメリカ側の文書が公となり、当時の交渉責任者だった外務省の吉野文六、元アメリカ局長も報道機関の取材に密約を認めていました。
1日の法廷で吉野元局長は「沖縄返還協定の文言と実際とは違う」と証言。「軍用地の補償費用として400万ドルを日本が肩代わりする」との密約を法廷で初めて認めました。
また、事実を話そうと思った理由について聞かれると、「アメリカで公文書が発表され、いつまでも秘匿することはできないという心境になったからです」と述べました。
原告側の尋問が終わった後、吉野元局長は「密約問題」を最初に報道した元毎日新聞記者の西山太吉さんのもとに歩みより、笑顔で握手を交わしました。
西山さんは、外務省の女性職員に密約を示す電文を流出させたとして国家公務員法違反の罪に問われ、78年に最高裁で有罪が確定しました。(01日16:28)