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(回答先: 吉野氏、沖縄密約認める 東京地裁の訴訟で(西日本新聞) 投稿者 クマのプーさん 日時 2009 年 12 月 01 日 17:21:08)
http://www.47news.jp/CN/200912/CN2009120101000557.html
72年の沖縄返還をめぐり日米両政府が交わしたとされる密約の存否が争われている訴訟の第4回口頭弁論が1日、東京地裁(杉原則彦裁判長)であり、原告側の証人として吉野文六・元外務省アメリカ局長(91)が出廷。日本政府が従来、否定してきた密約の存在について、当時の交渉担当者の立場から法廷の場で初めて認めた。
密約の存在や背景を元政府高官が公開の法廷で証言するのは極めて異例。政権が交代し、外務省が進める沖縄返還や米軍の核搭載艦船の寄港黙認などに関する調査にも弾みがつきそうだ。
吉野氏は証人尋問で、米軍用地の原状回復補償費400万ドルを日本が肩代わりするとの密約の存在を認めた上で「沖縄返還協定の文言とは異なり、実際には日本側が負担した」と証言。
密約を示す米側公文書に記載の「BY」のイニシャルについて「自分の局長室でサインしたものだ。部屋にいた事務官がコピーも取ったと思う」と述べた。
日本が肩代わりした背景については「当時の(ベトナム戦争などに伴う)米国の財政悪化があり、『(対米貿易で)ぼろもうけをしている日本に金を出すなら、沖縄を返還しなくてもいい』という米議会内の声がわれわれにも伝わっていた」と語った。
吉野氏は72年12月、原告の一人で元毎日新聞記者の西山太吉氏(78)が訴追された外務省機密漏えい事件の公判で検察側証人として密約を否定。しかし06年になってメディアに対し密約の存在を認めた。
2009/12/01 17:13 【共同通信】