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(回答先: [「普天間」動き急]知事は民意の側に立て(沖縄タイムス) 投稿者 クマのプーさん 日時 2009 年 11 月 29 日 20:30:03)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-153496-storytopic-26.html
単眼複眼 仲井真知事と鳩山首相 密談 移設先「言っていない」県幹部
2009年11月29日
仲井真弘多知事と鳩山由紀夫首相の27日の初面談は、知事が秘書にも知らせず独自のパイプを通じて極秘で調整した。知事周辺によると、米軍普天間飛行場移設問題で仲井真知事が従来の主張を繰り返したのに対し、鳩山首相は結論を迷っている様子だったとされる。
30日に公式面談が予定される中での「密談」に、鳩山政権と連立を組み普天間飛行場の県外移設を求める社民党内には「名護市辺野古への現行案の沖合修正で合意する話し合いが整っているのではないか」と、県内移設で年内決着へのシナリオづくりに警戒感を募らせる。
政権交代で民主党にパイプがないとされてきた仲井真県政。だが、今回の密会には、一人の人物がかかわった。鳩山首相の秘書官(政務担当)を務める佐野忠克氏(元経済産業審議官)。知事の古巣、通産省の後輩で、仲井真知事は秘書を通さず、数日前から直接秘書官と連絡を取りながら調整を進めた。
初面談は、朝食を共にしながら行われた。知事は秘書も伴わず単身で首相公邸に入り、首相の動静を逐一取材する記者の目もすり抜けた。
県幹部によると、知事は首相に対し、名護市辺野古への移設に向けた沖合移動の距離幅などについては話さず、「県外移設」を求める県民の声が大きくなっていると説明した。
同幹部は「(県内移設など)どうこうしてほしいなど、こちら側の意思は言わない。仕上げ(政府と県の合意)に向けたプロセスでもない」と早期決着に向けた観測を否定する。
30日の首相との面談で仲井真知事は要請書を手渡す予定だ。県庁の事務方は、「現実的には県内移設はやむなし」とするトーンを抑えつつ、「県外移設を求める声が大きくなっている」との状況を伝える方向で調整している。
知事の首相密談の動きを受けて、社民党の照屋寛徳副代表(同党県連委員長)は「なぜ急に知事と首相の会談が入ったのか。防衛・外務の担当局長が訪米してきたところで、知事はルース駐日米大使とも30日に会うという環境にある」と指摘。
その上で、27日の面談で「知事から首相に、(辺野古への移設案を)何メートル沖合へ移動させるように言わせて、首相が知事意見を尊重するという形で、米との交渉で少し沖合に移動させるという話し合いができたのではないか」と警戒感をあらわにした。(滝本匠)