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(回答先: 無罪主張の覚せい剤密輸 どちらに傾く『市民感覚』（裁判員は否認事件を裁けたのか?） 投稿者 戦争とはこういう物 日時 2009 年 11 月 21 日 03:15:24)
この事件で気になるのは、被告に麻薬を誰がどの様に受け渡しするはずだったのか。その相手が見つからないまま被告だけを裁こうとしているようだが。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~(引用ここから)
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20091119ddlk12040186000c.html
裁判員裁判：スペイン人の覚せい剤密輸、真偽質問相次ぐ 懲役１２年求刑 ／千葉
南アフリカ共和国から覚せい剤を密輸しようとしたとして、覚せい剤取締法違反などの罪に問われたスペイン人技師の裁判員裁判の論告求刑公判が１８日、千葉地裁（栃木力裁判長）で開かれた。検察側は懲役１２年、罰金７００万円を求刑した。無罪を主張する被告に対し、裁判員から主張の真偽を確かめる質問が相次いだ。【中川聡子、斎川瞳】
同法違反の罪に問われているのはスペイン国籍の測量技師、オルキン・モンポ・フェルナンド被告（３８）。起訴状によると被告は５月４日、南アフリカ共和国から中国経由で成田国際空港に到着。靴底とスーツケース内のサンダル２足に覚せい剤計約１・２キロを隠し密輸しようとしたとしている。被告側は「覚せい剤が仕込まれているとは知らなかった」と起訴内容を否認。無罪を主張する裁判員裁判は全国２例目、県内では初で、裁判員の判断が注目される。
検察側は論告で「覚せい剤が仕込まれた靴は９００グラム以上と重く、気付かないはずはない。渡航目的もはっきりせず、供述は不自然だ」と指摘。「報酬目的で覚せい剤密輸しようとしたのは明らか」と述べた。一方、弁護側は「靴やサンダルに外見上の異常はなく、覚せい剤が隠されていると考えないのが普通。被告には定職があり、利益目的といった動機はあり得ない。密輸をにおわせるメールもほかにはない」として、改めて無罪を主張した。
１８日は被告人質問が行われ、裁判員も質問した。
フェルナンド被告は覚せい剤が隠されていた靴とサンダル２足について▽靴は南アで観光案内してくれたガイドが購入し、渡された▽サンダル２足は自分のサンダルと似たものをガイドか関係者にすり替えられたと思うなどと主張。また、被告の携帯には知人から「日本に着いたら連絡して。君は１万５５００ドル（約１３８万円）受け取ることになる」というメールが送られていた。これについては「スペインの知人から日本で１万５０００円を受け取るようにと言われていた」と説明した。
裁判員は、メールの内容や日本で滞在中の予定、南アから日本に到着するまでの靴やサンダルの状況について質問した。「（お金は）誰から受け取る予定だったか」という質問に、被告は「誰かがホテルに預けるのかと思った」と返答。「（すり替えられたとすれば）南アのガイドは、被告のサンダルを事前に見ていたのか」という質問には「ガイドは宿泊先に毎日来た。サンダルを見ることはできた」などと答えた。
結審後、弁護人の小林幸也弁護士は「裁判員は率直で理にかなった質問をしていた」とコメント。千葉地検の園部典生・公判部長は「裁判員の質問を聞き、ポイントを理解していただけたという手応えを感じた」と話した。
１９日に評議があり、判決は２０日午後３時から言い渡される。
毎日新聞 2009年11月19日 地方版
~~~~~~~~~~~~(引用ここまで)
事件の全容に全く触れないのは片手落ちではないのか。
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