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(回答先: 景気回復に向け、綱渡りする亀井大臣(上) 投稿者 クマのプーさん 日時 2009 年 11 月 20 日 17:31:32)
http://news.livedoor.com/article/detail/4458904/
景気回復に向け、綱渡りする亀井大臣(中)
2009年11月19日09時47分 / 提供:PJ
「第二会見」で内需拡大策の重要性について語る亀井金融相(撮影:高橋清隆、10月27日)【PJニュース 2009年11月19日】(上)からのつづき。
マスコミが封じた200兆円の景気対策
成長戦略による財政再建は、マクロ経済政策の王道と言えよう。これが異端に聞こえるのは、マスコミ宣伝の結果である。投資乗数が異常に低い内閣府の経済モデルですら、積極財政を組めばGDP比の政府長期債務は小さくなる。プライマリーバランスは、これを改善させるための手段にすぎないと内閣府は答えてきた。亀井金融相はこの経済原則を的確に理解しているのだろう。
亀井氏が代表を務める国民新党は、総選挙前から200兆円規模の総合経済対策を唱(とな)えてきた。30兆円の公共投資と10兆円の減税を5年間続けるもので、支出の中身は空港港湾の整備や学校・病院の耐震化などの公共投資、雇用対策や医療再生、新エネルギーの開発投資など。財源に無利子国債の発行や日銀による短期国債の引き受けなどを想定する。
この画期的な提言は、マスコミに報じられなかった。財務省によるマスコミ支配の表れである。中小企業金融円滑化法案を「モラトリアム法案」「徳政令(とくせいれい)」などと悪宣伝し、景気対策に言及するたび「財源は」と迫る新聞記者たちに、亀井大臣は業を煮やしてきたに違いない。
景気対策を口にするのは、記者団を敵に回すに等しい。話す政治家の表情もこわばりがちだが、亀井大臣が満面の笑みを浮かべたことがある。来年度予算を発表する直前の10月27日の「第二会見」の席上、記者が200兆円の景気対策が生きているのか尋ねたときだった。
身を乗り出した大臣は「われわれは正しい経済政策・財政政策を言ってるので、そのまま丸飲みした方がいいんだが、しぶといんだ」と、民主党への配慮を一瞬忘れたかような語り口になった。顔を崩して財政政策について持論を語り始めた。
「わたしは補正予算についても、もう10兆円を超えるくらいやらないと駄目だと思っている。今、補正予算を3兆円切っているが、カットした分を形を変えて出すだけでは駄目。力強い内需を出すには、どういう補正が良いのか、考えなければ」【つづく】
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パブリック・ジャーナリスト 高橋 清隆