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(回答先: オバマ米大統領のアジア外交政策演説 〈全文〉 【朝日新聞】 投稿者 愚民党 日時 2009 年 11 月 14 日 19:15:57)
オバマ演説に横田さん「北朝鮮へのメッセージ」【読売】
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091114-OYT1T00667.htm
オバマ米大統領に拍手する横田早紀江さんと滋さん夫妻(14日午前、東京・港区のサントリーホールで)=代表撮影
「(北朝鮮と)近隣諸国との国交正常化は、日本の拉致被害者の家族が全面的な説明を受けて、初めて可能になる」――。
オバマ大統領が14日午前に行ったアジア外交政策に関する演説。核軍縮への取り組みの必要性のほか、北朝鮮による拉致問題についても直接触れられ、会場で演説を聞いた横田滋さん(77)、早紀江さん(73)夫妻ら拉致被害者家族は「北朝鮮への明確なメッセージになったのでは」と、大きな期待を寄せた。
オバマ大統領は午前10時過ぎ、予定より数分遅れて会場の東京・赤坂のサントリーホールに到着。
「ありがとう」と日本語を交え、笑顔で登壇すると、大ホールの約1800席を埋めた招待客らは総立ちになって拍手で迎え、カメラで撮影したり、メモを取ったりして熱心に聞き入った。
演説には、主催した米国側から、日本の政財界の著名人らが多数招かれた。
このうち、拉致被害者家族会の飯塚繁雄代表(71)と横田さん夫妻の3人は10日、在日米国大使館から連絡を受けた。
3人は会場の最前列近くに座り、大統領が被害者家族について言及すると、早紀江さんは目をうるませて、何度も深くうなずいた。
約30分の演説終了後、早紀江さんは、「心強いメッセージだった」と穏やかな表情で語った。
期待された面会は実現しなかったが、拉致問題に触れた大統領の演説に好印象を持った様子で、「拉致問題だけでなく、人権や人間愛への思いがとても深い人だと感じた。
日本政府はオバマさんと一緒の立場に立って、解決を進めてほしい」と期待を述べた。
滋さんは「北への明確なメッセージになったのでは」と話した。
飯塚さんは今年4月の訪米でも面会の機会を待ったが、かなわなかった。
間近で見た大統領について「直接、はっきりと聴衆に向かって話をする姿は自信に満ちていた」と評価。
「もっと拉致問題について語ってほしかった思いもあるが、強い態度で北と接するとの言葉もあり、ほっとした」と喜んだ。
一方、オバマ大統領は日米でともに、核兵器のない将来を模索する重要性も強く訴えた。
被爆地・長崎市の田上富久市長は、「被爆地の代表という思いで聞かせていただき、非常に感銘を受けた。
近い将来、被爆地への訪問も必ず実現すると思っている。
ぜひ被爆者のみなさんに会っていただきたい」と話した。
オバマ大統領は演説の中で、昨年の大統領選挙中から熱烈なラブコールを送り続けてきた福井県小浜市について、「小浜市民に感謝しないわけにはいかない」と持ち上げた。
松崎晃治市長は、「(大統領の言葉に)びっくりして思わず手を挙げてしまった」と興奮気味に語り、「いつか来ていただきたい。市民の願いです」と期待を寄せた。
北海道アイヌ協会の加藤忠理事長は、会場を出た後、「演説を聞いて、世界の人権のために貢献していく方だと思った。
自らの出自についても語り、マイノリティー(少数派)の気持ちが分かるリーダーだと身近に感じた」と感激した様子だった。
(2009年11月14日14時53分 読売新聞)