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下に引用する記事のように、JR西日本の佐々木隆之現社長や山崎正夫前社長が事故調査委員会への不正な働きかけをしたとマスコミや前原誠司国土交通相から非難されている。確かに、事故の当事者が、事故調査にかかわることは不当なことだ。しかし、福知山線脱線事故は、もともと、事故ではないはずなのだ。なぜなら、運転手が乗っていた先頭車両が線路脇のマンションの一階にある駐車場へ突っ込み、その後に、2両目が駐車場の入り口をほぼふさぐような形でマンションに激突。その結果、2時間以上も、先頭車両が行方不明になっていることが分からなかったとされているからだ。つまり、運転手の方は、本当は事故ではなく、しくまれた脱線だったと言うことが証言できたはずで、彼が証言できないように、わざわざ先頭車両の発見を遅らせたと言うことだ。なぜ、こう断定できるか、其の理由をまず記す。
1. 脱線事故のとき、まず一番に責任が問われるのは運転手だ。だから、鉄道会社の指令部、つまり、運転管理をやっているところは事故を認知したらすぐに運転手へ連絡を取ろうとする。ところが、福知山線脱線事故のときは、2時間以上も、先頭車両が見当たらないと言うことに気がついていない。つまり、運転手の所在を確認しようとしていないのだ。これは明らかに、不合理な点だ。
2. 週刊現代2008年4月19日号で、事故当時の車掌の証言を取り上げている。そこには、事故直後、車掌が指令部に事故発生の連絡すると「まず最初に運転手に連絡しろ」と言われたと書いてある。つまり、事故直後は、通常の手続き通り、運転手の確認をするつもりだったのだ。では、なぜ、福知山線脱線事故で先頭車両は2時間以上も放置されたままだったのか。それは、マンション一階の駐車場に突っ込んだ先頭車両を、偶然にも、2両目の車体が覆い隠すようになっていて、映像からは、先頭車両が見えないと言うことが分かったからだ。多分、当初は運転手を警察が保護し、缶詰にして外部と連絡を取らせずにマインドコントロールする予定だったのだろう。神戸で起きたサカキバラセイト事件のA少年と同じように、お前が悪いのだと思い込ませる手口だ。ただ、こういったマインドコントロールはそれだけ時間も手間もかかるので、運転手の方が死んでしまえばより簡単だと判断したと言うわけだ。
3. 先頭車両がマンション一階の駐車場に突っ込んでいることが分かった後も、駐車場内にガソリンが充満していると言う口実がつけられ、救助作業は遅れに遅れた。確か、運転手の方の遺体が運び出されたのは、半日以上たってからだ。そして、其のときに、運転手は操作レバーを握ったままで死んでいたと言う美談が語られる。しかし、これこそが、うその証明なのだ。なぜなら、http://www.mlit.go.jp/fukuchiyama/image/050804.pdfにある航空写真で分かるように、脱線が始まった地点を示す41号柱という電信柱と問題のマンションの間の距離は少なくとも30mはあるからだ。多分、50mぐらいはありそうだ。そうであれば、目前に迫ってくるマンションを運転手の方は確実に認識できたはずで、それに対して防御姿勢をとろうとするのは、ほぼ本能であるはずだ。
4. マンション一階に張り付いた2両目車両を写した写真はかなり存在する。今でも、ネット上に公開されているはずだ。しかし、2両目車両を取り除き、駐車場内にある一両目を写した写真は皆目見当たらない。更に、そもそも、マンションの駐車場入り口がどんな状態だったのかという写真も一切ないのだ。普通、一階が駐車場になっている場合、排気ガスを抜くためにも、入り口以外の面に開口部があることが多い。まるで、そういった情報を隠すためにマンション側面の写真が一切公開されていないかのようだ。なお、マンションを上空から見た写真は公開されている。
5. 事故直後、マンションの住人の方や近所の方が救助に駆けつけている。彼等はマンション一階が駐車場だと言うことを知っていたはずだ。だから、中をのぞこうとしたはずだし、実際に覗き込んだ人が居たはずだ。そうであれば、そこに先頭車両があると言うことに気がついたはずで、当然、先頭車両の救助が事故直後ではなくても、数10分のうちには始まっていなければならない。また、同様に、JR関係者や警察・消防関係者も当然事故現場に行っている。7両編成であることはそれらの人々にはもともと分かっていたか、事故直後に知らされたはずだ。しかし、それでも、事故現場にあるのは6両だけで、先頭車両が視界に見えないことに気がつかなかったとされている。これもあまりに不自然だ。
以上のように、先頭車両の発見が数時間に渡り遅れたことはあまりにおかしなことだ。しかし、其のことはまったく問題にされない。マスコミも、JR西日本の社員や労働組合さえも取り上げないのだ。当初、僕は、日勤教育廃止を条件にして、労組側がこのことを取り上げないのかと思っていた。しかし、どうやらそうではない様子で、本当に、このことに気がついていない様子だ。つまり、それだけマインドコントロールがさまざまな形で大掛かりに行われていると言うことだろう。先頭車両の発見の遅れをおかしいと言い出した人が居てもそれを取り上げないようにする人たちがかなり多く居るのだ。そして、そういうことを意識してやったのが、事故当時の社長や管理職であるはずだ。
だから、福知山線脱線事故の責任を問うとしたら、やはり、当時の社長の責任を問うのが普通だと思う。ところが、そうではなくて、ATS未設置が事故の原因だとして、当時の安全担当役員の山崎正夫前社長の刑事責任が問われるのだ。これでは、信号のない交差点で交通事故が起こったときに、信号未設置だから事故が起こったのであって、事故の責任は信号の設置義務者である警察にあると言えることになってしまう。
つまり、とても通用するような論理ではないのだ。このような論理で刑事責任を問うしかない状態そのものが、この事故が普通の事故ではなく、一種のテロであり仕組まれたものだと言う証拠だ。
そして、だからこそ、山崎正夫前社長の立場を悪くするための罠が仕組まれたのだ。それが、今回の情報漏えい事件。多分、山崎正夫前社長の刑事責任を問題にすると言い出した時点から、今回のことが予定されていたはずだ。
しかし、こういった世論操作・マインドコントロールは、いったい誰のためのものなのだろう。少なくとも、一般市民にとって、いいことではないし、この事故にかかわった鉄道関係者の大部分にとっても、不幸なことであったはずだ。そして、ほんの一部の人たちは、事故が仕組まれたものであったことを知っていたはずで、それにも関わらず、それを容認してしまったのだ。
テロは、誰かを脅すためにやられる。福知山の選出国会議員は、今日、自民党総裁に選出された谷垣禎一衆議院議員。この情報漏えい事件が今発覚したのは、偶然だろうか?
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