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【神州の泉―高橋博彦】
2009年9月21日 (月)
民主党連立政権は小泉・竹中構造改革路線を検証をして、日本人の生活再建を優先せよ!
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小沢氏、地方参政権付与に賛成 党内意見集約へ
民主党の小沢一郎幹事長は19日夕、党本部で李明博韓国大統領の実兄の李相得韓日議員連盟会長らと会談し、在日韓国人ら永住外国人への地方参政権付与について「賛成だ。通常国会で何とか目鼻を付けたい」と述べ、来年の通常国会中に党内の意見集約を図りたいとの考えを示した。
2009/09/20 00:01 【共同通信】より一部引用
http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009091901000848.html
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管理人は「永住外国人への地方参政権付与」には大反対である。民主党は今回の政権交代を国民が強く望んだ背景を大きく取り違えている可能性がある。2001年の第一次小泉内閣が発足してから、安倍、福田、麻生と自公政権が引き継がれたわけだが、その間、国民生活の低落、疲弊は言語を絶するほどであった。小泉政権以降の政策は、国民生活や中小零細企業を犠牲にして、大企業や外国資本だけが儲かるような仕組み造りに奔走した。
その結果、格差社会が急速に出現、中流所得層は消滅して、国民生活は壊滅的な打撃を蒙った。エコノミストの植草一秀さんが小泉政権の初期当時から、ほとんど孤軍奮闘状態で、その危険性を強く訴えていたにも関わらず、国民はその破壊的な内実に気付くことができなっかった。これはマスメディアも政権に加担して批判精神を喪失し、国民を啓蒙することをしなかったことも大きな原因となっている。
国民が小泉・竹中構造改革という破壊的な危険性に気づかないまま、五年以上経過した結果、日本社会の安全性や信頼性は破壊され、その悪の結実は耐震偽装や食品の偽装となって表面化した。効率や儲け主義だけが優先され、それまでに日本社会の公共的健全性を特徴付けていた安全や衛生に関する品質管理感覚が極度に低下した。弱肉強食の市場主義万能の風潮が蔓延し、公共道徳や環境への配慮は後回しにされ、事実上無視されるようになった。
経済的に言えば、アメリカの要求に従って、会社法など、国益に反する規制緩和を行った目に、それまでの公平配分が崩れ、大企業だけを益する極端な傾斜配分構造に変化した。この結果、国民の可処分所得は減衰し、企業利益は一部の輸出産業を除いて落ちていく一方であった。地方の疲弊は目に余るものがあった。国民は小泉政権以降の自公政権が国民のほうを向いていなかったことにようやく気づいた。その怒りは政権交代へ巨大な津波のように向かった。
民主党は選挙の公約を国民生活重視の方針で国民に訴えた。それは見事に奏功した。国民は民主党に自公政権に破壊された国民生活の建て直しを望んだのであって、決して地方在住外国人の参政権付与を望んだのではない。民主党には旧社会党の議員も多く、国益を無視して在日や外国人に特権的な恩恵を与えようとする者が多くいる。今回の歴史的な国政選挙で、真摯な気持で民主党に貴重な一票を投じた国民は、民主党に生活の建て直しを託したのであって、外国人利得を優先させることを望んだのではない。
来年の通常国会で、永住外国人に地方参政権を付与する法案をはかるなど、とんでもない間違った考えだ。民主党政権に託された責務は、小泉・竹中構造改革の徹底検証の上に、国民生活の復興と、中小零細企業の活性化を優先することだ。自公政権の極端な新自由主義を見直すことが先決である。それを無視して、永住外国人の地方参政権を優先することは許されることではない。
正当に帰化する、つまり正当に国籍を取得する外国人が参政権を得るなら、まだ話はわかるが、そうではない外国人に参政権を付与する危険は測り知れない。特に反日的歴史観を持つ外国人が日本の政治に影響を与えることは、国家安全上あってはならないことだ。これは差別主義ではない。日本人が日本人であるための常識的な考えである。日本人のアイデンティティに同化しようとしない外国人が選挙権を持つ道理はない。民主党内部にいるまともな議員さんはこの動きに強く反対して欲しい。この部分でも国民新党の亀井大臣には頑張って欲しい。
新政権に国民が強く期待していることは、国民生活の修復とアメリカに対等に物が言える自主性である。これを後回しにして、地方外国人の参政権付与を優先するなど、国民に対する裏切りであろう。自公政権はアメリカに盲従して国民生活と日本社会を破壊した。一方、民主党が国政において、何よりも永住外国人優遇政策を優先した場合、八方塞(ふさがり)になり、国民の怒りは頂点に達するだろう。
新政権がやるべきことは、自公政権の新自由主義政策からの脱却であり、国民生活重視政策だ。それを後回しにして、外国人参政権を優先することは言語道断である。
http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/2009/09/post-f72e.html
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