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(回答先: 在日外国人への地方参政権の前に 【植草事件の真相掲示板(中小企業の親父氏投稿)】 投稿者 弥太郎 日時 2009 年 9 月 21 日 14:33:36)
【植草事件の真相掲示板】
Re:亀井金融・郵政担当相、外国人地方参政権に慎重 NO1
投稿者:虫眼鏡 投稿日:2009年 9月20日(日)23時49分23秒
http://9123.teacup.com/uekusajiken/bbs/3758
1 >JAXVNさん
http://9123.teacup.com/uekusajiken/bbs/3757
情報アップありがとうございます。亀井氏の慎重な姿勢に賛意を表したいと思います。
2 相互の互恵主義の点
>ティムルンさんへ
http://9123.teacup.com/uekusajiken/bbs/3746
「韓国に永住する在韓日本人は二桁であり、日本に永住する在日韓国人が50万人以上・・・互恵的とは言えない」と、ウィキペディアの「外国人参政権」の項目に書かれています。
単純に、相手国が認めているからというのではなく、より専門的な比較検討が必要だと思います。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%96%E5%9B%BD%E4%BA%BA%E5%8F%82%E6%94%BF%E6%A8%A9
3 マニフェスト記載有無の点
今回、民主党は、マニフェストから外していましたよね。
「定住外国人・地方参政権付与、民主がマニフェスト記載見送りへ」
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090531/stt0905311938005-n1.htm
「民主党の鳩山由紀夫代表は31日、これまで政権公約(マニフェスト)に明記していた在日外国人への地方参政権付与について「個人的には前向きに考えるべきだと思うが、党内で結論が出ている状況ではない」と述べ、党内の異論を踏まえマニフェスト記載を見送る考えを示した。」(2009.5.31)
民主党マニフェスト2009
http://www.dpj.or.jp/special/manifesto2009/index.html
民主党には、マニフェスト記載を見送った事柄ではなく、まずは、マニフェストに記載してあることからやって頂きたいと思うのですが。
4 在日コリアン団体でさえ、意見が割れているようです。朝鮮総連では、「在日同胞の民族意識を稀薄化させることにつながる」という観点から反対しているようです。
5>中小企業の親父さんの冷静なご意見に、納得・脱帽です! ↓
http://9123.teacup.com/uekusajiken/bbs/3750
__________________________________________________________________________________
Re:亀井金融・郵政担当相、外国人地方参政権に慎重 NO2
投稿者:虫眼鏡 投稿日:2009年 9月20日(日)23時49分57秒
http://9123.teacup.com/uekusajiken/bbs/3759
6
下記は、元在日××人の方(帰化された方−ブログのプロフィール)が、外国人への地方参政権付与は「日本国籍取得を要件とせよ」とおっしゃっているブログです。
「重ねて言う。定住外国人への地方参政権付与は、彼らのためにならない。(2009/09/13)」
http://simesaba0141.iza.ne.jp/blog/entry/1220617/ からの抜粋
・・・・・・ここから引用・・・・・・・・・・・・
「マニフェストに書かれていない、と言うのも、もちろん理由の一つではありますが、それ以上に、彼らに参政権を付与する事は、一見、慈悲深い為政者の善政であるかのように見えて、実は定住外国人が日頃主張してやまない、差別の構造を、むしろ固定する方向に働くと考えているからです。つまり、地方参政権の付与は、却って彼ら自身のためにならない、と言うことです。
・・・中略・・・
日本に定住して、既に3世はもとより、5〜6世までも誕生していると言う事実は、誰がどう見ても異常としか言いようがありません。母国語も話せず、生活様式のほぼ全てを、日本と言う環境に依存している彼らが、日本国籍を取得しないと言うのは、個人の我儘と言う次元を超えて、もはや社会的に損失を生じていると言って過言ではないでしょう。
定住外国人への地方参政権付与は、彼らが、更に世代を重ねて、この社会に存在し続けると言う、異常な状況を拡大再生産するだけであり、百害あって一利なしと考えます。」
・・・・・・・・・・・・・ここまで引用・・・・・・・・・・・・
元在日の方の発言であるだけに、なかなか、説得力があります。
勿論、これに対しては、このように考えると(即ち、日本国籍取得=帰化を要件とすると)、定住外国人の方に、日本国籍取得を「強要」することになって妥当でない、とする見解もあるようです。
しかし、(定住外国人への地方参政権付与問題は、その圧倒的大半が、在日の方を念頭とした議論ですので、在日の方に絞って書きますと)、
上記の元在日ブロガーさんがおっしゃるように、日本語のみを話し、母国言語を話さず、生活様式の多くが日本風という状況下であるにもかかわらず、何世にも亘り、敢えて、日本国籍を取得しない、という選択をするというのは、確かに、不自然な気がします。
そのような、「敢えて、日本国籍取得をしたくないという心情」を慮るに、それは、―下記で、「中小企業の親父さん」がおっしゃっておられた―「反日感情」に由来している・・・ということなのでしょうか。
http://9123.teacup.com/uekusajiken/bbs/3750
もし、仮にそうであるなら、そのような「反日感情」を強く有する方々に、地方参政権といえども、日本の参政権を付与して大丈夫なのでしょうか。その点も踏まえて、慎重に検討して頂きたいと思います。
7
また、「国政」選挙権でない、「地方」参政権に過ぎないのだから、外国人に付与しても問題はない、という見解もあります。
しかし、民主党は、「地方」に権限や財源を移譲する、という方向で、地方活性化を考えているわけですよね。そういった流れを踏まえて考えるならば、帰化しない状態で(つまり日本国籍を取得しない状態で)参政権のみ付与した場合、それが、「地方」参政権に限ったものであっても、究極において「国益を損なう」ことに繋がらないと言い切れるのでしょうか。その観点からも、慎重に検討して頂きたいと思います。
8
鳩山首相の、在日外国人地方参政権についての動画も見ました。
「参政権くらい付与されるべきだ」「日本列島は日本人だけの所有物じゃない」「日本人はもっと、自信を持つべきだ」と言った発言とともに、「米国のように(もっと自信を持つべきだ)」と語っていたと思いますが、
その米国でも、勿論、外国人には地方参政権を付与してはいません。
「日本人が自信を失っているから、反対論が出てくる。米国のようにもっと自信を持っていれば・・・」という文脈だったと記憶していますが、米国では、外国人に地方参政権を付与していないので、全く、説得力がない説明だな、と思いました。
また、鳩山首相は、「税金を払っているのだから、認めてあげていい」とおっしゃっていますが、その考え方には、違和感を感じました。
「納税」を根拠にするということは、逆から言えば、「税金をちゃんと払えない貧乏な日本人は、選挙権を付与するに値しない」という、いわば、普通選挙制度以前の話に繋がりかねない発想だからです。あるいは、また、「税金を沢山払っている企業が、政治に影響を与えること、つまり政治献金など」を認める方向と親和性を持つ思考法だからです。
つまり、「税金支払い」を理由に「選挙権」を与えるという考え方自体、普通選挙を認めた趣旨に反するものであり、全くナンセンスであると思います。
9
勿論、より高みに立ち、大局的に考えるならば、アジア人同士が反目し合うのは、得策とは思えません。鳩山首相論文に書かれている「アジア共通通貨」発想も、遠い将来的には、目指していくべき方向なのかもしれない、とも思います。
また、不必要に、過度にナショナリズムを煽ることの危険さも、理解できないでもないです。
しかし、上記の諸点を考慮するに、日本国籍を取得しない人に、参政権のみ付与するというのは、現時点では、あまりに時期尚早な考え方のような気がします。
10
鳩山(兄)氏、小沢氏が、この問題に積極的であることを十分知りながらも、私は、自公政権の終了=政権交代を望みました。
しかし、それは、郵政民営化関連株式の凍結、りそな疑惑、UFJ疑惑、郵政民営化の闇、かんぽの宿疑惑を徹底解明してもらいたい、その他、マニフェストに沿った政治を、と望んだからであって、民主党がマニフェストから敢えて外した課題である「定住外国人の参政権付与」を、早々に取り組んでもらうために、民主党を応援したわけではありません。
そもそも、民主党内部でも、割れている事柄ですし、マニフェストにもあえて記載しなかった事柄だというところに立ち戻り、この件を、拙速に進めることなく、慎重に考えていただきたいと思います。
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