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八重山で起きていること〜革新とは? 政権交代とは? (1)
http://www.asyura2.com/09/senkyo71/msg/177.html
投稿者 どなんとぅ 日時 2009 年 9 月 13 日 03:51:01: Rpgn2femNHMTY
 

与那国町長選に於いては熱い声援ありがとうございました。
現地にネットでの情況を逐一お伝えし
「孤立感を感じなかった。今後の闘いに力を頂いた」との感想を頂いております。

実はハンドルネームどなんとぅ=与那国人を名乗っておりますが、現住所は14年間石垣島で、その前の居住地&本籍地が与那国なのです。

我が石垣市の政治状況は、"革新""反戦平和"を標榜する大濱長照氏が4期15年余り市長の座にあり、
来年2月28日に予定される市長選に5選目の出馬を目指し、
現在その工作中です。

これに対してどなんとぅは彼の5選は絶対阻止ということで、
徒手空拳
ドンキホーテの闘いを挑んでおります。

週明けの議会一般質問で与党議員の質問に答える形で出馬表明がなされると観測されており、
実は6月議会で同じ動きがあったのを何とか封じ込めた再現を狙ったのですが、
今回は周到に準備されてしまいました。
6月議会直前に市長宛送った書簡、
今議会直前に送った書簡
さらに今回チョービン当選目指してともに尽力した与党議員諸氏に手渡し・送付したメッセージをそれぞれ(1)(2)(3)として公開します。


大浜 長照 様

謹啓

連日の八面六臂のご活躍、お疲れ様です。

去った米軍艦船強制入港事件の後、すぐにお手紙差し上げるべきでしたが、時機を逸してしまいました。

これ以上、お伝えすべきを怠ったままで取り返しの付かぬ後悔の念を抱くことになるよりはと、失礼を顧みずに筆を取らせて頂きます。

結論から申し上げます。

賢明なる長照市長のこと、私ごときが僭越な進言をするまでもなく、あるいは自ら出処進退のかくあれかしを弁えておいでかもしれませんので、屋上屋を重ねることになるかもしれません。
早急に五選不出馬〜後継者選考の要請を決断し、公表なさって頂きたいと考えます。
唯一この選択こそが、
そして、後継市長を全力でサポートし、反戦平和の町・石垣市を全国に、全世界に強くアピールしてゆくことが自らの最も大きな使命である旨、宣言されることが、
すでに大いにその兆候があからさまとなっている「晩節を穢す」という汚名を打ち破り、
「市民のために平和を守りきった名市長」という評価を後世に残す、唯一の方策であると指摘させて頂きます。

時あたかも、
政令都市・千葉において31歳の気鋭の新市長が圧倒的な市民の支持を得て誕生しました。
遡ると、
さいたま市において六選をめざした現職市長があっさりと落選し、
さらに遡って、「国政とより生活に密着した地方政治は車の両輪」と訴えてやはり圧勝した河村たかし市長の誕生によって、
あきらかに主権者としての自覚を持った層が生まれ、拡大しつつあります。

かくいう私自身、
「河村圧勝こそが、新たな政治状況を創り出す」との信念に基づいて、
ネットを通して最大限の応援をさせて頂きました。
この流れはすでに止められない。
単純化して述べますと、
国政における「政権交代」を求める勢力に対して、
それを不都合と考える右から左までの勢力が、
見栄も取り繕いもなくあからさまに主権者たる民衆の意に反した行動を取り、
マスコミも総動員の上でしかしながら圧倒的な民衆の怒りの前に跳ね返され続けているのが現在までの状況なのです。

もっとあからさまに指摘しましょう。
「政権交代を不都合と考える勢力」とは、
現政権の座にあってでたらめの限りを尽している自公ばかりではありません。
「明確な敵と戦う姿勢」に依ってしか勢力拡大が果たせないと考える共産がそうであり、「政権交代」により既得権への切り込みがあることをおそれる自治労がそうなのです。
政令都市市長選のみならず、
千葉・秋田の知事選においてもその構図が顕著でした。
そして残念ながら両知事選においては、「裏切り」の効果は絶大でした。

もう一つ、特に留意しておきたいことがあります。
今後、総選挙の結果を受け、来年7月の参議院選までの間に
国政レベルでは規模の大小こそ様々に想定されますが、
政党の枠を超えた離合集散がさけられないだろうと言うことです。
ただしその中で唯一確実なことがあります。
それは「公明党」はいよいよ主役の座から降りざるを得ないということです。
あまりにも主権者たる民衆をないがしろにする行動を加速させてきました。
どういう政治状況になろうと、
この党と組んだ瞬間、ある宗教団体所属員以外の圧倒的多数の国民の支持を失う、
このことが共通認識になりつつあります。

翻ってわが石垣市の状況を考えてみましょう。
幸いにも、全国的に(やむを得ずとはいえ)裏切りの構図に嵌っている共産党及び自治労に関して、
例外的に健全な姿を保っております。
逆に、石垣スタンダードを改めて全国スタンダードのモデルとすることすら可能ではないかと思えます。
一方で公明党の存在です。
こちらもわが石垣市は特異な状況にあるように見えますが、
こちらの方はより本質的な問題〜憲法に関わる問題をはらんでおり、
国政における行き詰まりはおそらく7月都議選、その後の総選挙を通じて、
じわじわとあるべき姿へと向かってゆくように思えます。

大浜市長の「功罪」の「功」の部分に関しては
望むだけ指摘してくれる方が幾らでもおいででしょう。
しかし、"身内"の側から「罪」の部分を指摘することはなかなか無いでしょうし、
「百の利を興すは一の害を除くに如かず」ということわざもあります。
直近の大浜市長の「罪」3つを指摘することでこの書簡を閉じたいと思います。

1)去った米軍艦船入港時の件です。
大浜市長の部下たる吉村港湾課長は、
上司たる市長の意に反して、独断で米側、政府側の意向に沿った対応を取ったのですか?
苦衷に満ちた吉村課長の表情が忘れられません。
市長の意に反して、市民の望まぬ行為を行ったのであれば当然に懲罰の対象であってしかるべきでしょうし、
もしそれが市長の指示に基づくものであったとしたら、
総括集会やその後の各種集会において異様と思えるほどの市長に対する賛美はいったい何だったのでしょうか?
いずれにしてもこの件はまだ決着が付いていません。

2)自公の総選挙・参議院選候補者をアピールするための集会に出席されたことが報じられておりました。
以前にも同じような行動を取って弁解に追われたことがあると記憶しております。
5選出馬を前提にしての自らの票固めのつもりだったのでしょうか?
だとすればとんでもない話ですね。
支持母体に対する裏切り、さらに先の分析で示した総選挙後の公明の地盤沈下(あるいは存在自体保てるかどうか)を考えると、とんちんかんな政治判断。いずれにしても弁解では済まない行為です。

3)支庁廃止問題に関する腰砕け。
今後スケジュールに乗っている「県立図書館廃止」「八重山病院独法化」さらにはいずれ浮上するであろう「自衛隊部隊配置」
どれ一つとっても生活に直結する重要問題に対処するに、
一度腰が引けてしまったリーダーをいただかねばならぬと言うのは不幸の極みです。
「負ける」事には勇気が必要です。
しかし、一回その壁を越えてしまったものにとって、2回目は勇気の問題は消滅し、
単純に損得の問題だけになります。
いわゆる「負け癖」のメカニズムです。

大浜長照様。
あなたが少しでも物事を客観視することのできる能力をお持ちなら、
今任期以降もこの職にとどまろうとすることが、
いかに心ある市民に対して過重な負担を押しつけることになるのか、よーくおわかりでしょう。

最初に記しましたように、
早急に「ポスト大浜」への音頭を取って頂けるのでしたら、
「名誉ある撤退」と捉え、
これまでの15年あまりの「功績」を拾い出して
「名市長」の称号をもって後世に紹介するに労を惜しみません。
さりながら、
万が一にも今時議会において五選出馬に含みを残すような態度に終始されるようでしたら、
遠慮無く功罪を(特にここに挙げたものをはるかに上回る「罪」の部分を)世に明らかにし、
徹底批判を繰り広げるつもりで居ります。

願わくば千葉における31歳の気鋭の市長誕生のひそみに倣い、
わが石垣市においても全国の範となるべき「政権交代」=「老若男女、政治家市民一体となった実績継承」を果たしてみたいものだと強く思っております。

ご賢察、期待しております。失礼の段は幾重にも伏してお詫び申し上げます。

     謹言建白

  (署名 省略)

 

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