★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK70 > 649.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: 註1の説明が抜けていました 投稿者 ゴジラズワイフ 日時 2009 年 9 月 04 日 05:22:09)
櫻井よしこだけに目くじらを立てているわけではないので、すぐには思い出せなかったが、櫻井氏は週刊新潮で沖縄の集団自決について隊長の濡れ衣だと書いていたのを思い出した。
この場合問題なのは、軍の命令書(書いたもの)があったかどうか、
将校に命令の意図があったかなかったかではない。
極限の状況で、それまでずっと「軍の命令は朕の命令」と教え込まれてきた庶民が、軍人の態度や一言でどのように受け止めたかが問題なのだ。それを櫻井氏は問題の中心である庶民の受けとめ方の視点に立たずに、軍の将校の立場に立っていた。
軍の将校の人柄がどうであれ、意図がどうであれ、問題は庶民がどのように受け止めたかだ。そして戦後の補償と絡めている部分もあるが、本当に軍の戦争遂行責任者である将校たちが庶民に対して責任を感じていたのであれば、陸軍も海軍も軍人の親睦会があるのであるから、皆の総意で軍人年金等の全てを寄託して、庶民救済の基金を作ることは可能であった。事実将校は自分たちの身内では同期とかでそれに近い互助会のようなもので、戦死した者の維持を進学させたりしていた。それをせずに、戦争遂行責任は一部の戦犯とされた者に被せて、飴で自らの責任には目をつぶった。
散々軍人恩給で長生きした長い年月の後に、証人が少なくなってから、名誉云々と騒ぎ立てるほうがおかしいのだ。
この庶民がどう受け止めたかというのが、一番の問題だということを、日本国民は認識しよう。
http://www.ishiikazumasa.com/gwife.b/gwife/2668mokuji/ninshikifusoku.htm
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK70掲示板
フォローアップ: