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(回答先: 竹中小泉売国奴の国民を売った報酬は100億円?「郵政民営化」が実は、「国民の金融資産350兆円を合法的に盗まれたもの」 投稿者 グローバルスタンダードに騙されるな 日時 2009 年 9 月 01 日 08:41:11)
「副島隆彦の学問道場」の主要コンテンツ
「今日のぼやき」より一部抜粋
http://snsi-j.jp/boyakif/wd200902.html#1901
小泉純一郎元首相の「郵政見直し笑っちゃうよ」発言のあと、急速に日本の政局が騒がしくなってきました。きわめて今、重大な出来事が起こっているといえます。
アジアを訪問中のヒラリー・クリントン国務長官は、来日して、マスコミと一般大衆向けには、明治神宮に参拝したり、皇后陛下と会談したり、とソフトイメージを演出している。が、裏側ではアメリカ帝国の総意として、強引に日本からカネを奪い取りにやってきたようだ。
ヒラリー・クリントン国務長官と麻生首相との会談では、麻生首相は米軍のグアム移転の協定を結んだ。この日、公表された日本の負担額は28億ドル(2500億円)である。
ところが、民主党の小沢代表は、以前に米軍再編への日本からの資金提供に疑義を示していた。(夕刊フジ の鈴木棟一コラム、2009年2月20日付け)
その際に、小沢は「グアムへの米軍(海兵隊)の移転費用は2兆円だ」と言っていたという。この数字は、アメリカのリチャード・ローレス国防次官補が、額賀福士郎(ぬかがふくしろう)防庁長官(当時)に対して漏らしたとされる金額の、3兆円と連動している。(くわしくは私の書いた左の「1014」番を参照してください)
これが現在、騒がれている定額給付金(国民への直接の戻し税)の額と一致するから奇妙なのだ。どうやらアメリカは、この国民への給付金の原資(げんし)を狙っていたようだ。ヒラリー・クリントンは、この定額給付金の分の2兆円も奪い取りに来たのかも知れない。相当なワルである。
以下に載せるのは、2月18日に副島隆彦先生が書いて重掲に緊急で載せた政局分析です。この時点では、中川昭一に、14日のローマでのG7の会合のあとの、記者会見の前に、食事の席で、誰かが、「一服盛って」何らかのクスリを呑まされたのだろう。
それでそのあとの記者会見の席で、中川大臣は、ろれつが回らなくなり、朦朧(もうろう)とした様子が、ローマから計画的に、その映像が世界中に発信された。中川大臣が帰国後、日本のテレビ・新聞が、まるで申し合わせたように、騒ぎ出した。それで3日間は抵抗したのだが、ついに18日には辞任表明に追い込まれてたという分析だ。
現在(19日)になって、アメリカの手先となって忠犬となって動いた、日本の財務官僚の動きが国会で取り上げられている。記事は最後に貼り付けました。
来る21日の大阪での自力講演会(無事終了しました。有難うございました。)やその後の講演会でも、私たち学問道場は、日本に対するアメリカの、この強引な「振り込め詐欺」構造について追及してゆきます。
麻生政権は、アフリカのソマリアの沿岸に、海賊退治(実際は自衛隊のアメリカ軍主導の共同演習への出動、狩り出され)の法案を急いで通そうとしています。が、これも「政治(軍事、外交)と経済(金融を含む)はバランスして互いに貸借をとる」という「副島理論」の方程式に当てはめると謎が解ける。
1. 中川昭一(なかがわしょういち)財務・金融大臣が、やられた。彼は、14日のローマでのG7で、酒の中にクスリを盛られたのだ。 ロバート・ゼーリック世銀総裁(デイヴィッド・ロックフェラー直系の子飼い。忠実な孫クラス、公表されているユダヤ人)との会談の席だったか、そのあとの、怪しい女記者たちとの30分の食事の時に、ワインに特殊な薬を入れられたようである。
● 「中川財務相 辞任、世界各国の主要メディアが速報」
2009年2月18日 毎日新聞
【ソウル西脇真一】 中川昭一前財務・金融担当相の辞意表明は、韓国でも東京発で速報された。 いったい何が? ろれつが回らない G7の中川財務相 聯合ニュースは「中川氏は内閣の核心閣僚であり、辞意表明は支持率急落で苦戦している麻生政権に決定的な打撃となりそうだ」と指摘。
「景気が急激に悪化しているなか、景気対策を陣頭指揮する重要閣僚の辞任で、経済に与える余波が憂慮されている」と伝えた。 また、テレビのニュースは先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)の記者会見で、中川氏がしどろもどろになる様子・・・・・
(転載張り付け終わり)
・篠原尚之財務官、中川前大臣、白川日銀総裁
(↑ この篠原尚之(しのはらなおゆき)という財務官僚の、顔つきの異様さを見てください。この男の表情の悪さに、すべてが露見している。この男が、アメリカの手先となって、中川昭一を 陥れたのである。副島隆彦追記。20日の早朝に、以下の文にもすべて加筆と訂正を入れました。)
副島隆彦です。中川昭一は、私はすこしだけ話したことがあるが、父親(中川一郎。自殺、しかし本当は殺された)を継いで、立派な政治家だ。能力も人格もしっかりした政治家だ。中曽根系の後継ホープなのだが、中曽根康弘にはちっとも似ていない、立派な男だ。 酒を毎晩、浴びるように飲んで失禁することも多い、と言われ続けた男だ。やっぱり、アメリカは、弱点を突いてくる。
2.麻生太郎首相たたきは、昨11月から始まった。ホテルのバーで遅くまでお酒を飲んでいる首相と、テレビが計画的に叩き始めた。それから、漢字が読めない(受験勉強をしていない。学習院卒だから、弱点と言えば、そう) と嘲笑した。
それは、麻生と中川大臣が、昨10月13日前後から、 アメリカに、「もうこれ以上は、日本はアメリカに金(かね)を出さない。国民の大切な資金を、出さない。米国債は買い増したくない」と、公然と言い出したからだ。 麻生と、中川は、愛国者である。
3.世の中で、大事なことは、カネを出すか、出さないか、だ。いい人、悪い人も、正義・悪も、正しい・間違いも、判定は難しい。正邪(せいじゃ)の判定は、立場が違えばどうにでもなる。
が、日本国民の為に、日本の資金を奪われないように抵抗するのが、日本にとっての正義であり、善であり、愛国者であり、いい人だ。この原理は変えられない。アメリカに抵抗して、お金を毟(むし)り取られないという行動をする政治家は、いい国民指導者だ。アメリカの手先ではないということだ。
4.アメリカは、麻生政権潰しに公然と動き出した。麻生らが、カネを貢がないからだ。
小泉は、麻生が、「郵政民営化には、自分は必ずしも賛成ではなかった」と、失言(思い余っての本音)した翌日、「笑っちゃうしかない」と言って、政権打倒の火柱をあげた。
そのあと小泉はモスクワに立った。アメリカが、小泉を、特使(使い走り、メッセンジャー・ボーイ、仲介人間)に立てて、送ったのだ。このモスクワ行きは、郵政民営化でアメリカの手先として立ち回った田中直毅(たなかなおき)の主催するシンクタンクの企画である。
・モスクワで会見する小泉元首相
5. ロシアは、石油(原油)の値段が、1バーレル(159リットル)32ドルまで下げられて、職をなくした労働者たちが、モスクワでもデモをしている。多くの建設工事が止まっている。
このままでは、いくら、豪腕のプーチン、メドベージェフでも、金が無くなって困る。アメリカとのデタントである。それで、アメリカが、「原油の市場値段を上げてやるから、その代わり、米国債を、もう一度、買いなおせ」と、ロシアに、日本を使って交渉している、ということだ。
ニューヨークの先物の石油市場である、NYMEX(ナイメックス)で、アメリカは、石油価格も昨年の春から、さんざん、あやつっている。どうにでも操作できるのだ。 市場原理の、公正な価格競争の、が、聞いてあきれる。 それで、アメリカの家来(同盟国)の、大産油国のサウジアラビアが悲鳴を上げている。もうこれ以上の、原油の安値は、アメリカも耐えられない。
原油の計画的な暴落は、ロシアと、イランと、ベネズエラ(チャべス大統領)の産油国をたたきのめすためのアメリカ政府の計略だ。それに民間の投資銀行(証券会社)を使って、市場操作させる。総帥(そうすい)は、シカゴの先物市場を牛耳る、CME(シー・エム・イー、シカゴ先物取引所)のレオ・メラメッド名誉会長である。この男が、商品(コモデティ。石油や貴金属などの戦略物資)だけでなく、すべての金融商品の価格を操っている総元締めである。
6.ヒラリーの悪(ワル)女が、16日夜、来日して、すぐに、深夜に、カバの中川秀直(なかがわひでなお)と小池百合子と、合ったはずだ。自分たちの手兵、子分だからだ。
翌日の夜に、自分が無理やり夜の9時に会わせた、小沢一郎が、「(あちこち動き回って、さぞ)お疲れでしょう」と、きつい厭味(いやみ)を言っている。さずかに小沢である。
中川秀直と小池百合子が、小泉・竹中平蔵のアメリカの手先代表(売国奴の頭目)と連携している勢力だ。
日本に、小池百合子政権を作らせようと、バカヤローのアメリカはヒラリーは画策している。日本国民の気持ちなど、何も考えない。帝国は、属国にそういう無体(むたい)な、ごり押しをする。
・中川秀直と小池百合子
8.日本に、60兆円分ぐらいの米国債を追加で買わせる腹である。それがヒラリーの現下の仕事(任務I)だ。 これで、累計700兆円ぐらいになる(アメリカに流出している資金の総額)。 日本国内には、もう全部かき集めても、正味(ネット、差し引き)で800兆円ぐらいの資金(円建て)しか残っていない。 小池百合子ら見ず転芸者の、アメリカへの屈従を許してはならない。何が「上げ潮」経済だ。この手先どもめ。
9.森喜朗(もりよしろう)が、清和会(森派、町村派)の権力闘争で、中川秀直に敗北した。2月5日の派閥の総会での、お家騒動ではっきりした。日本の最高暴力団会議のような席だ。5代目派と6代目派で、6代目派(高山清司派) が勝ったということだ。 分かるかな? 現実政治というのは、常にそういうものなのだ。愚劣なる、しかし実態を伴った国内勢力間の抗争である。
土俗愛国派・土着民族派が、親米(手先)派に、やぶれたのだ。 そうなると自己保身だけが何よりも大事な、周囲にいる小物の人間たち(陣笠政治家や財界人)は、それになびいて、親分を平気で見捨てる。そして、アメリカ親分の言うことをきく。日本国民のお金が、アメリカに奪われようが、どうなろうが、大事なのは、自分だ、自分だけが大事だ、ということになる。
現在、中川昭一攻撃(「あんな、国際舞台で、みっともない恥をさらして」と、テレビで公言している)をやっている若手政治家たちの顔ぶれと名前を、私たちは、しっかりと記憶しておくべきだ。こいつらが新たなるアメリカへの屈従派だ。
10.それにひきかえ、小沢一郎が一番、偉い。私、副島隆彦が、ずっと書いて来たとおり、小沢一郎が本当の日本国王(ただし、世俗 セキュラーの。神聖王は天皇陛下)だ。小沢が私たち日本国民の本当の王だった。ただし王位無き "流浪の王子様(大公、アーキデューク)"をもう15年もやっている。
小沢は、アメリカ帝国の力が強くて、どうやってみても日本側の抵抗が続かないときは、どうにもならないから、いつも野(や)にいた。在野(ざいや)で野山を駆け巡った。国民との対話、全国行脚をずっと今もやっている。そうするしか、自分を守れないからだ。 そのおかげで、彼の忠実な、若い立派な家来たち(一度は国会議員になった者たち)が、たくさん討ち死にした。かわいそうだった。
小沢は、はっきりと、「ヒラリーには会わない」と言っていた。偉い。本当に偉い。相手と会う・会わない、の態度を決めることが、人間関係で、まず一番、大事なことだ。
(転載貼り付け始め)
● 「小沢氏、クリントン長官とは会談せず」
2009/02/12 産経新聞
民主党の小沢一郎代表は12日、16日に日本を訪問するヒラリー・クリントン米国務長官と会談しない方向となった。同党関係者は 「別の日程が入っているため」としている。米国政府は、クリントン氏の訪日にあわせ、同党サイドに会談を打診していた。
●「クリントン米国務長官 民主・小沢代表に会談打診」
2009年2月11日 産経新聞
米国政府がヒラリー・クリントン国務長官の16日からの初の日本訪問に際し、民主党の小沢一郎代表との会談を同党サイドに打診していることが10日、分かった。民主党幹部が明らかにした。小沢氏は会談に応じる方向で調整している。実現すれば米国務長官と日本の野党党首による個別会談は初めてとなる。
9月までに行われる次期衆院選での政権交代が現実味を帯び始めており、オバマ米政権には有力な次期首相候補である小沢氏とのパイプを構築しておく狙いがありそうだ。民主党にとっても、政権交代を視野にオバマ政権の要人との接点をつくる絶好の外交舞台となるとみられる。
クリントン長官と小沢氏の会談について、民主党幹部は同日夜、記者団に対し「米側から要請があれば受けてほしいと以前から小沢氏に伝えてきた。小沢氏周辺が会談実現へ調整をしている」と述べた。
同長官は18日までの日本滞在中に、中曽根弘文外相らと会談し、日米同盟強化を確認するほか、オバマ政権が重視するアフガニスタンの安定に向けて日本の一層の貢献を求める意向とされている。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。小沢が、ヒラリーに会わない、会いたくない、と言うことの意味が分かる人から上が、本物の知識人である。アホの親米右翼たち程度のチンピラたちの脳ではどうせ何も分らない。情報人間の 新聞記者たちレベルでも駄目である。私、副島隆彦から習わないと、何も分らない。副島隆彦のアメリカ政治思想の研究本をしっかりと読め。
小沢は、ジェイ・ロックフェラーと気脈を通じ、オバマと行動を共にしている。その線での、「日本にも民主党政権を」の人である。だから、デイヴィッドの直臣(じきしん)であるヒラリーとビル・クリントン(ウインスロップ・ロックフェラーの隠し子)の言いなりにはならない。
・オバマ宣誓を見守るジェイ・ロックフェラー
(↑2009年1月20日、ワシントン・キャピトルヒル(CNNの中継映像)から)
アフガニスタンに各国が協調で増派しようとしている。それには国連決議があることを条件にして、「平和維持部隊(停戦監視部隊のような)」として、日本の自衛隊を出すことに小沢も日本に民主党政権が出来たら、そうしようとしてはいるが、徹底的に、停戦・平和部隊としてだ。
次の小沢の言葉がすばらしい。アフガニスタンに、ジェイ=オバマは、3万人の米兵を増派しようとしている。イラクからはもうすぐ撤退する(16万人の派遣兵力のうち数万人は残すだろう)。
ここの、このずっと下の方に載せた、産経新聞の記事の中にある、つぎの小沢のコトバが偉いのだ。
「 小沢氏は最近、「日米同盟は大事だが、オレは米国を信用していない。米国はいろいろ負担を求めてくるだろうが、迎合してはだめだ」と周囲に語っている。(2009年2月)12日収録のラジオ番組では、オバマ政権のアフガニスタンへの米軍増派の方針について「いくら兵隊を派遣したって勝てない。ベトナム(戦争の経験)で分かっている」と民生支援重視の持論を展開した。」
小沢は本当に賢明である。小沢は、ヒラリーのワルが、日本に、60兆円さらにせびりに来たことを当然知っている。だから「会わない」と言ったのだ。
11.それでも、一国の政治家は大人(おとな)だから、会わざるを得ない。それで会った。
そして、はっきりと、「同盟関係は、従属関係ではいけない。対等でなければならない」と、堂々と、ヒラリーに言った。以下の新聞記事の通りだ。まさしく、副島隆彦の思想、研究の成果が、小沢一郎の頭の中に、はっきりと影響を与えている。 と、書いたら、誰か、「副島隆彦よ、自惚れるな」と言う者がいるか。 私は、もう、20年もこの「属国・日本論」の思想を公表し研究してきた思想家、国民言論人だぞ。
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