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鳩山由紀夫論文に快哉!!植草氏は、小沢氏を、悪徳ペンタゴンの意志と反対のベクトルと語った、その一端を証明するニュースだ!
http://www.asyura2.com/09/senkyo70/msg/300.html
投稿者 弥太郎 日時 2009 年 8 月 31 日 19:56:27: 2j9DCs8Lv3S7M
 

【神州の泉−高橋博彦】
http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/2009/08/post-0c52.html

2009年8月31日 (月)

鳩山由紀夫論文に快哉!!

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鳩山論文に米専門家から失望の声
                       2009.8.29 18:32

 【ワシントン=有元隆志】民主党の鳩山由紀夫表が米紙ニューヨーク・タイムズ(27日の電子版)に寄稿した論文に対し、米専門家らから強い失望の声があがっている。論文が、「米国主導」の世界経済への批判が色濃いためだ。

 紙面には掲載されなかった論文の中で、鳩山氏は「日本は米主導の市場原理主義、グローバリゼーションにさらされ、人間の尊厳が失われている」と指摘。「イラク戦争の失敗と経済危機でグローバリズムの時代は終わりに近づき、多極化の時代に向かっている」として、東アジア地域での通貨統合や恒久的な安全保障の枠組み構築を目指す考えを示した。

( 産経ニュースより一部引用)
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090829/amr0908291833007-n1.htm
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 先ほど、テレ朝のワイド・スクランブルに小泉政権時代の飯島勲前秘書官が出て、政権交代についてコメントしていた。彼は自民党政治は悪くなかった。株価は上がり、景気も上昇したが国民所得は減った。政治は悪くない。労働分配率が変わっただけである(おそらく、それが世の趨勢だったと言いたいのだろう)。安倍政権と福田政権がそのことについて是正措置を取らなかったのが、国民の反感を招いたのだろうという意味のことを語っていた。要するに小泉政権は悪くなかったと言っているのである。

 飯島氏は、過去四年間、あの郵政選挙の時の気持を国民が維持できなかったのが、今回の自民党敗因だと言う。自民党が大敗北を喫したのは、国民の心変わりだと言っているのである。同じゲストの海江田万里氏や、レギュラー出演者の川村晃司氏は呆れた顔をしていた。飯島氏の言動はもはや政治性はなく、小泉政治への糾弾から防御しようとして必死だったのかもしれない。しかし、自公政権大敗北の真因が、小泉政権時代の政策にあることは当たり前なのに、国民の気持が変化したからだと言うのは、あまりにも突飛すぎる話だ。

 さて、前置きがながくなったが、上記の鳩山由紀夫論文には溜飲が下がる思いである。論文は読んでいないが、下記の部分がわかっただけでも充分である。今までの自民党政権であれば、口が裂けても言うことのないメッセージだ。

【 鳩山氏は「日本は米主導の市場原理主義、グローバリゼーションにさらされ、人間の尊厳が失われている」と指摘。「イラク戦争の失敗と経済危機でグローバリズムの時代は終わりに近づき、多極化の時代に向かっている」 】

 鳩山由紀夫氏は、米主導の市場原理主義とグローバリーゼーションを、人間尊厳の敵だと断言している。これは直接的なアメリカ批判である。同時に、イラク戦争という米国の国策を全否定しているのだ。これに米国メディアや政府関係者がさっそく反応した。それは当然である。何でも言うことを聞くと軽視していた属国・日本が宗主国の国策批判を行ったのである。

これが日米二国間外交にどんなメッセージになっているかと言えば、「今後は言うべきことはきちんと言っていくぞ」という基本的対米外交のCHANGEを表明しているのだ。これは鳩山由紀夫次期総理大臣の見事な先制プレーであり、非常に効果的だと思う。アングロサクソンは、今までの自民党のように、何でも米国に阿諛追従(あゆついしょう=なんでも従うこと)する態度をやめて、堂々と意見を言う日本のほうが、好感を持ち一目置くだろう。「何でも言いなりにはならんぞ」という態度を見せるのは外交の要諦である。

 脅せば冷や汗をかいて、すぐにハイハイと応じる日本をアングロサクソンは馬鹿にするだけである。堂々と発言する日本は、むしろ彼らに歓迎されるだろう。管理人は鳩山論文のこの部分には、小沢一郎氏の考えが強く投影されていると思う。小沢氏の第七艦隊発言の経緯を踏まえれば、この発言を行う胆力を発揮できる人物は小沢氏しかいないからである。

 何度も言うが、植草さんは小沢氏がメディアや自公政権に異常に目の仇にされた理由を、悪徳ペンタゴンの意志と反対のベクトルを有しているからだと言った。上述のニュースはその一端を証明するものだと思う。

 

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