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(回答先: 憲法どうする 来年には改正発議できる(西日本新聞) 投稿者 クマのプーさん 日時 2009 年 8 月 23 日 20:58:13)
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20090821/195271
(8月21日 05:00)
18日に公示された衆院選で、憲法改正や平和をめぐる論戦が低調だ。県内各選挙区を駆ける候補者たちの訴えは景気対策、子育て、医療など身近な生活問題に終始しがちだ。来年5月、改憲手続きを定めた国民投票法が施行される。有権者からは「政権選択が前面に打ち出され、憲法論議がかすんでいる」という声も上がっている。
「死なないでください」。5月16日、宇都宮駐屯地正面ゲート前。旧満州(中国東北部)で敗戦を迎えた宇都宮市、無職東城藤七さん(80)は、こう声を上げずにはいられなかった。
その日、駐屯地ではソマリア沖海賊対策で、アフリカ・ジブチに派遣される中央即応連隊の部隊完結式が行われていた。「彼らは政府の命令で海外に行く。でも満蒙開拓青少年義勇軍だった自分の体験と重ねると、黙ってはいられなかった」
「戦地」には苦い思い出があった。希望を胸に16歳で入植した地域は山ばかりの国境付近。「政府の開拓募集は名ばかりだった。しかも敗戦時、助けてくれると信じていた日本軍が戦線から後退した」。開拓民は裸同然、死ぬ思いで逃げた。
「まだ死んでいない」とつぶやきながら子どもを背負う母親、一人置き去りにされた幼児の姿…。
それだけに、戦争放棄をうたう憲法9条の行方が気にかかる。平和への思いは強く、候補者の憲法改正に対するスタンスを聞きたいと思っている。
しかし、街頭演説のテーマから憲法はかすみがちだ。ある陣営幹部は「重要な問題であると理解している。でも、暮らしに直結する公約が多く、優先順位で憲法や平和問題が演説の後半にならざるを得ない」と漏らす。
東城さんは言う。「憲法は生活に密着したテーマとは言い難いが、この総選挙で避けては通れない問題。戦争が始まったら景気どころじゃない」
国民投票法の施行に伴い、衆参両院に設置される憲法審査会は国民投票に付す改憲案の審理や提出が可能となる。改憲発議の是非を判断する議員は、この選挙で選ばれる。
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