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http://www.sponichi.co.jp/society/news/2009/08/22/03.html
東京11区から立候補している新党日本の有田芳生氏(57)が出馬を取り下げる可能性が浮上した。同党の田中康夫代表(53)が21日、田中氏の参院から衆院への鞍替え出馬に伴う有田氏の繰り上げ当選について、22日に開かれる参院比例代表の選挙会が正式決定した後に辞退するかどうかを判断する考えを示した。出馬を取り下げれば、異例の事態となる。
07年の参院選比例代表に、新党日本からは田中氏、有田氏、当時党総務局長だった平山誠氏の3人が立候補。1議席を確保し、3人の中で得票トップの田中氏が当選。有田氏は次点だった。
今回の衆院選には、田中氏が急きょ鞍替えし、公明党の冬柴鉄三氏(73)への“刺客”として兵庫8区から出馬。公示日18日に立候補届を提出した時点で参院議員を自動失職しており、有田氏が繰り上げ当選の対象となっているが、その有田氏も今回の衆院選で、民主党の推薦を得て東京11区に出馬している。
繰り上げ当選は田中氏の失職から20日以内に開かれる中央選挙管理委員会の選挙会で決定。辞退するかどうかの回答期限は中央選管の当選通知から5日以内。選挙会の開かれるタイミングによっては回答期限が衆院選の投開票日後となり、出馬、不出馬には影響を与えない可能性もあった。
だが、選挙会は22日に開かれることが決定。回答期限は28日で、それまでに当選を辞退しない限り、公選法の規定により有田氏の衆院選の立候補は自動的に取り下げとなる。逆に有田氏がこのまま出馬を取り下げず、繰り上げ当選を辞退すれば、当選資格は平山氏に移る。同氏が辞退すれば欠員となる。
田中、有田両氏は21日午前、都内で対応を協議し、週明けに衆院選情勢を見極めて再協議する方針を確認。東京11区は自民党の下村博文氏(55)が優勢とみられ、永田町関係者は「有田氏が繰り上げ当選を受け入れる可能性が高い」と話している。
ただ、民主党は有田氏を推薦しているため、東京11区に公認候補を擁立していない。同党幹部も有田氏の応援に回るなどしており「今(衆院選を)辞退しても自民党を楽にするだけだ」(民主党関係者)との声も上がっている。
[ 2009年08月22日 ]
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