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『「週刊現代 8/22・29合併特大号」が恐るべき予想』2009/08/19 17:03
http://qualitysaitama-blog.at.webry.info/200908/article_20.html
「週刊現代」の総選挙予測が号を追う事に衝撃さを増している。
7/4号 民主283 自民130
8/1号 民主332 自民78
これについては、既にブログに書いた。
http://qualitysaitama-blog.at.webry.info/200907/article_16.html
ところが、8/22・29合併特大号は、「いくらなんでも、それは・・・」という過激な予測。
8/22・29号 民主390 自民44
これは、一見したところ、「さすがに偏りすぎた見方なのでは?」と思われる。
7/4号の数字は、郵政選挙時の得票数から一律20%分を自民から民主に移したものだった。都議選では前回結果より自民が約3割票を減らし、民主がその分、上乗せしたことから、8/1号では一律30%を自民票から民主票に移した予測である。
そして今回はインターネットを通じ、各選挙区100人、全300選挙区で3万人の投票行動を調査した上での予測結果だという。ここまでは、各新聞社の調査と大差ないのだろうが、週刊現代では調査結果のナマ数字によって当落予想を立て、誌面にナマ数字自体を公開している。
インターネット調査に参加した人々自体の選び出し方が、そもそも偏ったものでは?という疑問も当然残る。今回、この調査で民主党に投票すると答えた人は38.1%、自民党は14.6%。この数字は共同通信の世論調査、民主33.9%、自民16.9%など大手マスメディアの調査結果と大差はないとしている。
ちなみに週刊現代によるインターネット調査では、「あなたは次期衆院選の小選挙区で、どの政党の候補者に投票しますか?」「その理由は?」「あなたは次期衆院選の比例区で、どの政党に投票しますか?」「その理由は」の4つの設問を設けている。
具体的に追ってみると、小選挙区では自民党は加藤紘一氏らたったの3人しか残らない!麻生首相から始まって現役閣僚、元閣僚、小泉ジュニア含めほぼ全滅となっている。
調査手法がインターネットだけにネット・リテラシーが影響し、自民党支持の多い高齢者が参加できなかったせいではないか、という疑問も残る。
親族の高齢者への聞き取りだけなのでご容赦願いたいが、例えば思いっきりB層の筆者の両親は「二度と自民へは投票しない。後期高齢者制度も郵政民営化もなくなってしまえばいい」と怨嗟の言葉。ちなみに、これまではずっと自民党に投票してきたそうだ。「騙された!」と吐き捨てるように言う。他に多いのが、「民主に大きな期待をしているわけではないが、今回、自民には絶対に入れたくないから民主に入れる」という意見。
やはり、現内閣は小泉竹中構造改革の負の遺産を抱えてのスタートだったことが、決定的に影響している。麻生首相が早い段階で、構造改革の誤りと政策転換を表明すればその後の展開も変わっただろうが、革命並みの大きな波は変えようがないようだ。
筆者の両親のようなB層ですら、「竹中に騙された」とごく普通に言うのが、昨今の状況である。今回、B層と呼ばれる人たち、高齢者や主婦らが「もう騙されない」との思いを強く抱えているのが特徴のようにも思える。なによりも、構造改革の欺瞞が誰の目にも明らかで隠しようがない。日々の暮らしの中で、これを痛切に感じ取っている人々の投票行動が、今回の衆院選を左右するはずだ。
ちなみに、週刊現代の調査では、現時点でどの党に投票するか「分からない」としている人が約3割。この浮動票がどっちに転ぶかで当然、結果も変わってくるとしている。
また、郵政選挙では小選挙区における得票率の差は自民47.77%VS民主36.44%だったにもかかわらず、自民219民主52だった。11ポイントの差でこれだけ差が付いたわけなので、20ポイントの差がある今回は、週刊現代の予想、民主390自民44という数字の現実性を週刊現代では強く訴えている。とすれば、あながち荒唐無稽ではないのかもしれない。いずれにしても、浮動票と投票率次第でどんな勝負になるのかは分からない。
詳細知りたい方は、ぜひ「週刊現代8/22・29夏の合併特大号」を。
コメント:Takeru
「投票は国民の義務だ」などと言う根拠無き常識がまかり通っていた頃、私は愚かにも世間体を考え25才くらいまでは毎回投票していた。若気の至りで何も考えていなかった。が、私は幸い下手な政治意識など無かったので、やがて政治全体の茶番と腐敗に気がつき、その後投票は一切行わない主義で来た。政党は個々民不在の党利党略に明け暮れ、選挙用美辞麗句を垂れ流すその場限りの肩書き候補ばかりでは選択基準はすでに無かった。そのような状況で選挙に参加することは、丁度裁判員制度や警察官全員に偽造領収書を書かせて共犯の縛りをかける警察の裏金作りと同じく、世直しどころか腐敗政治容認のアリバイ作りをさせられるだけであって、このようなゴロツキ政治は腐り切らせて自壊させるしか道は無いと考えた。
そういう事情で、私は昔から政党色など一切無縁だし茶番選挙も依然関心は無いが、今般の選挙は私の藪にらみ政治観でも呼応するものがある。それはこれまでの私利私欲の茶番選挙を超え、ここまで腐り切った政治と権力構造に対する党派を超えた国民の怒りを感じるからだ。腐敗勢力の自壊とそれに振り下ろされる鉄槌選挙ではないか。今までの選挙にはこういうことはまったく無かった。国民と乖離したインチキ政党の縄張り争いがこれまでの選挙だった。そうであれば今般の選挙は、政権交代を望む声が圧倒的なのは必然だろう。自公はもとより偽装新党が必死になろうがマスゴミが民主党の足を引っ張ろうが、不正開票や自作911事件のような犯罪工作でも行わない限りこの奔流は最早止められない。
ただし、昔から言われる「米国が風邪を引けば日本はくしゃみする」と同様に、米国を見ていれば鳩山新政権の明日は明白だろう。日本のこれまでの政策、経済、社会システムは、すべて米国の命令による米国の写しだった。この法則は米国の植民地国家を脱却しない限り絶対変わらない。米下院の民主党大勝、参議院の民主党大勝、大統領選で共和党の惨敗、衆院選で自公の敗北予想と、日本政治はすべて米国と同じ道を辿っているのだ。そしてオバマは変節しすでに支持率が50%を割ってしまった。米国は日本の鏡だ。鳩山新政権が企業献金をあわよくば潰しても、米国とその手先からそれに代わる恫喝(どうかつ)、陥れその他の手口を仕掛けられたり、はたまた民主党自ら変節するかもしれない。鳩山新政権は早晩オバマ政権同じ運命を辿ると私は思う。
オバマ政権はたちまち軍産複合体、ウォール街、大資本に取り込まれた。大資本の側に立つことはないと売り込みながら、オバマも含め政権中枢の大部はこれら勢力からの献金に支えられているのが現実だから当然の成り行きだ。戦争継続、製薬ロビイスト、ビリー・トーザンを自慢させた製薬会社に迎合した欺瞞医療改革、チェイニー並の秘密主義、ユダヤ人側近の多用、ロビイスト排除の公約違反など、オバマはブッシュの亜流政権というのが実態である。そのオバマ政権の変節の萌芽は、オバマに先立つ民主党下院大勝利直後のナンシー・ペロシ下院議長の寝返りにすでに芽生えていた。オバマ民主党を下僕にしているのは米国民ではなく、ブッシュ政権を操った軍産複合体、ウォール街、大資本、FRB(連邦準備制度)、CFR(外交問題評議会=ロックフェラー一派)だ。
唾棄すべきだが米国は日本の鏡だから、鳩山新政権もオバマ政権と同じ運命を辿る。その中で民主党はどこまで国民の怒りを政治の刷新に反映出来るか。それを見越したうえで、今般の選挙で腐敗政治にNOを突きつけることになる私たち国民が、そのとき鳩山民主党にどう鉄槌を下すかが問題だ。
鳩山新政権が変節する場合、私利が至上目的の大資本や米国が黒幕だということを忘れてはならない。鳩山新政権を第二のオバマ政権にさせないために、以前私が「それでも小沢は必要だ」http://asyura2.com/09/senkyo60/msg/653.htmlで書いた、政権樹立後の国民による監視と下僕化がもっとも肝心だと私は思う。それは国民の蜂起による米国植民地からの脱却をも意味する。週刊現代の予想の鳩山民主党の大勝は結構だが、新政権が変節した場合大惨事ともなり得る両刃の剣であることに違いはない。
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