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2例目の「3日間素人裁判」は無難に終わった。しかし研修も無しに難件を強制される素人には、無言の圧力も掛かるのではないか。
この日「守秘義務」という強制力が記者会見で露呈した。
~~~~~~~~~~(引用ここから)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090812/trl0908121933016-n3.htm
【裁判員 振り返る】(2)「ダメ?」とうかがう元裁判員に裁判所職員が回答制止…守秘義務に抵触? (3/4ページ)
2009.8.12 19:33
30代の男性「1つ目に関しては同じです。2つ目は聞き取りにくかったことがあったので、そこの確認はしました」
自営業の男性「(1つ目は)同じです。裁判長と同じように思ってました。あとは、マイクの入りが悪いのか、聞き取りにくいところがあったので、評議室に帰ってからみんなで確認しました」
《4番と呼ばれた無職の男性は答えずにマイクを回した。続いて答えるのは5番と呼ばれた40代の男性だが、会場の後方に立っている地裁の男性職員に「ダメ?」と小声で何かを確認している。裁判所職員は回答を制止したようだ。守秘義務違反の恐れがあるとの判断とみられる》
40代の男性「…最初の質問は控えさせてください。2番目の質問ですが、マイクの感度が悪いのか、聞き取れない質問がありました」
《続いてマイクを握った6番と呼ばれた30代の男性会社員も2番目の質問にのみ「あとになって、わかりにくかったと思うところを聞きました」と答えた》
《ここで、質問をした記者が「質問の内容は裁判長が公表していることなので、守秘義務に抵触しないのでは」と異議を唱えた。しかし、地裁の男性職員は「各裁判員の認識と判決が一致するかどうかは評議の内容が特定されかねない」などと述べ、その姿勢を崩さない。記者は「最高裁の認識とは違う」と言いながらも渋々引き下がった。それ以降は、2番目の質問についてのみ答えていった》
(以下略)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~^
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200908120399.html
「裁判員会見詳報」 '09/8/13
さいたま地裁で12日に判決があった全国2件目の裁判員裁判の裁判員だった6人と補充裁判員2人の記者会見の詳報は次の通り。
発言者は(1)会社員男性(35)(2)30代男性(3)40代自営業男性(4)無職男性(67)(5)40代男性(6)30代会社員菊地健治きくち・けんじさん(7)30代主婦(8)団体職員颯佐道彦さっさ・みちひこさん(53)。(1)から(6)は公判で法壇に向かって左側からの着席順。(7)と(8)は補充裁判員。
【裁判を終えた感想】
(1)「(記者会見に)緊張しております。疲れたというのと大変だったというのが感想です。でも、無事に終わってほっとした、それにつきます」
(2)「疲れたというのと、この仕事の大変さを感じました。いかにすごいことをしてるのかと。感覚が変わりました」
(3)「同じく疲れました。やっぱり重いです。一般市民にとっては重い作業でした」
(4)「大変疲れました。年は取りたくないなと思いました。もっと若いときにこういう体験ができればよかった」
(5)「疲れました。ですが、裁判の仕組みが3日間でよく分かりました」
(6)「疲れました。裁判員制度がどういうものか分かってなかったんですが、大変だと実感しました。今度はもういいかなと思いました」
(7)「初日から何も考える間もなく3日間が過ぎました。疲れたという印象です」
(8)「わたしは制度ができたときに本を読んで一般の人間だけど、法学の知識もないが、参加することで裁判が実際にどういうことをしているかとか、手続きとかを知りたかった。実は通知が来る前から来るように来るようにと思っていて選ばれたときはやったと思った。裁判員になれるかなと思っていたところ、補充裁判員になったが、参加してみるとかなり肉体的にもそうだが、精神的に疲れるという、メンタルヘルスの話ではないが、精神的なのが多いと思いました。チャンスがあったらまた参加したい」
【裁判員制度】
(1)「裁判員になるのはランダムに選ばれたわけですけれど、何日間か拘束するのは非常に苦労を強いていると思います。量刑とか、有罪か無罪かを決めないといけないと思うと、重くて苦しい制度。ただ、参加したことによって裁判への興味もわいたし、自分の経験を伝えること、周りの人、子どもとかに伝えていけばいいことだと思うので、直すところはあるにしろ、形としてはあってもいいのかなと思います」
(2)「制度自体が良いか悪いかを一緒に考えていく中で、一般的な感覚、そのままの言葉の意味ではなく、その裏側を考えているんですけど、少しでも一般的な感覚として反映されるのであれば、市民を入れるのもいいんじゃないかと思います」
(3)「本当にこの制度が良いのかどうかわからない。これが本心です。ただ、人の人生に大きくかかわることなので、興味本位でやることではとてもないと思います」
(4)「つくづく思うのは、わたしは60代後半だが、もっと早い時期にこういう経験をさせていただきたかったと思います」
(5)「一般のわたしたちは全くと言っていいほど、裁判員に選ばれるまでは(裁判は)全く関係のないことだった。裁判員になって判決に至るまでの3日間を経験して、裁判を理解できた。とても良かったと思います」
(6)「裁判員制度というよりも、裁判に関する知識がなかったので、本当に良い経験だったと思います。ニュースや新聞を見て、被害者がどうだ、被告人がどうだ、と考えることがないので、本当によく考えた。若干、夜眠れないこともありました」
(7)「裁判にかかわることに抵抗があった。3日間家を空ける大変さ、家のことや子どものことをやってもらわなければいけないので大変だと思います。公平な判断に役立ててもらえるのなら、良かったと思います」
(8)「裁判員制度が良いか悪いかはなかなか難しい。ただ、自分としては裁判官の皆さんの中に一般人が参加することで、ああこういう点も普通の人は考えるんだな、とか、判決に至るまで生かされていけばこの制度があっても良いかと思います」
【評議の雰囲気】
(1)「ちょっと言い方が場面にそぐわないかもしれないが、アットホームというか、明るいやりやすい雰囲気でやれました」
(2)「話しやすい雰囲気にしていただいたと思います」
(3)「裁判長と裁判官の方に細かく説明していただいて、自分たちの意見が言える雰囲気をつくってもらい、有意義でした」
(4)「わたしも同じ気持ちです」
(5)「わたしもリラックスできて、難しいことをより分かりやすく表現して伝えて下さって、とてもいい雰囲気でした」
(6)「言いたいことも言えて、よい勉強になった。普段は積極的に話す方ではないが、積極的に話す雰囲気をつくってもらいました」
(7)「補充員のわたしたちにも意見を聞いてくれて、本当にみんな真剣に話し合ったという印象です」
(8)「裁判長と裁判官に話せる雰囲気をつくっていただいて、みんなが意見を言いやすかった。公正にものを見ることの大切さも分かりました。あと、事務官の方に朝からわたしたちの世話をしてもらって、とても感謝しています」
【主張・立証の理解】
(1)「図などを示してくれて分かりやすいと言えば分かりやすかったです。ただ分かりやすい分、たくさんの情報が入ってきてしまったので困惑する部分がありました」
(2)「資料やパワーポイントを使ってくれて分かりやすかった」
(3)「モニター類があったので助かりました。ただ知識がないので、過剰なまでに『分かるでしょ』というような印象はちょっと受けました」
(4)「非常に分かりやすかったです」
(5)「モニターがよく見えて分かりやすかったです。ただメモをしているときに先に行ってしまって、評議室で聞いた事が何回かありました」
(6)「両方とも分かりやすいプレゼンだったと感じました」
(7)「分かりやすいと思いました」
(8)「みなさんと同じ回答になりますが、分かりやすかったです。手の方が追いつかないので書き忘れてしまったんじゃないかということが何回かあり、評議室で補充裁判員の方に聞いたことがありました」
【判決言い渡し後に裁判長が被告を諭した言葉は皆さんの気持ちを代弁したものか】
(1)「わたし個人に関しては、代弁した言葉だと思っております」
(2)「同じです」
(3)「同じく裁判長の話は同じようなことを思いました」
答えなかった(4)からマイクをもらった(5)が、地裁職員の顔色をうかがうと、会場から「この質問はダメなのか」という声が上がり、(5)は「控えさせてください」と回答。以降の人はこの質問に答えなかった。
【審理で分かりにくかった点】
(1)「一つ一つは覚えていないが、法律的な単語の分からないこととか、同じような言葉を訂正して2度やっていたことをどういうことなのか(裁判長に)聞いたことはあります」
(2)「聞き取りにくかったところを確認はしました」
(3)「聞き取りにくいところを評議室で聞き直して確認しました」
(4)(答えず)
(5)「マイクの調子で聞き取れない点はありました」
(6)「分からなかったというよりも、被告、被害者の両方に質問があったが、後になってから気付くことがありました」
(7)「分かりづらかったことはすべて評議室に戻ってから聞きました」
(8)「最後なので同じ答えになるが、被告と被害者がもう少しマイクに接した形で話せば聞き取れたのに、難しいところもあったが、戻って確認できました」
【期間、判断材料】
(1)「長く感じた。東京で4日間やったのはすごいと感じる。わたしたちの中で十分消化できたかは判断しづらい」
(2)「3日間精神的にきつかった。判断材料は言葉の食い違いもあり、後になってどういうことか分からなくなったこともあった」
(3)「濃密な3日間だった。もう1日増えていたら倒れているのかと思った。評議に帰ってからもう一度聞けないというもどかしさがあった」
(4)「3日間は長かった。長いなりにこの年齢で思うこと、参考になることがあった」
(5)「3日間はみんなでたくさん頭を回して疲れはあった。もう一度聞きたいと思うことはあった」
(6)「長かった。短いと思うこともあったが、4日間あったらきつかった。2回くらい質問があればよかった」
(7)「3日間は長かったと思う。検察や弁護士の判断材料は分かりやすかった」
(8)「3日間はわたしとしては精いっぱい。頭の中に入れて考えるので。検察や弁護士の判断材料は取り入れられたと思う。ただ自分なりに理解して百パーセント取り入れることができたかは自信がない。すべて取り入れることはできなかったが評議には加わらない補充裁判員なのでよかった」
【守秘義務】
(1)「プライバシーとかがあるので守るのが当然だと考えます。今の段階で一生守れるかと言われて『はい』と言えるほど人間ができていないので、意識だけはします」
(2)「守秘義務は必要だと思います。内容については誰も言えないと思います。経験するとそう思います」
(3)「選ばれたのだから守るのは当然の義務だと思います。わたしはこの裁判を一生背負っていくので、なかなか重いなと思います」
(4)「義務はあると思っています。今ここでは『はい、守ります』『守りたいと思います』と言えないが、どうでしょうかね、つらいところです」
(5)「評議で自由に発言するためには必要だと思います。守らなきゃいけないと思います。ですから守ります」
(6)「義務なので守りたいと思います」
(7)「守らないといけないと思います。細かい内容は忘れようと思います。ただ、一生秘密というのは大変なことと思います」
(8)「被告、被害者ともについて、当然知り得た事実というのはいかに被告、被害者でもその人の人生そのものだから漏らしてはいけないと思います。判決が出たという事実があるにせよ、被告の更生に向けた人生もあるのでそれを阻害することはできない。明日から忘れていきたいが、心の中では死ぬまで忘れない。守れるかは『百パーセント』と答えないといけないというのもあるが、頭の中がいっぱいなので、切り替えないと明日からの仕事に差し支えるので明日から忘れます」
【ほかの事件関係者の話を聞きたかったか】
(1)「ぜいたくを言えば、そういった人たちの話を聞きたかったというのはあるが、裁判員になることで負担になるので、そういった方々が証言者として出てくるのも負担ですし、良い判決、良い裁判をできる方が良いなと思います」
(2)「お話を聞ければ良かったかなと思う。ただ、そこでまた話が違えばまた困るかなと思います」
(3)「聞けるものなら聞きたかったが、これ以上聞けば3日間じゃ収まらないんじゃないかと思う。ダイジェストのようなものになれば体がもつ範囲で可能かと思います」
(4)「全く同じです」
(5)「わたしも聞いてみたかったです」
(6)「聞いてみたいとは思った。ただ、聞けば自分で悩むことがあったと思います」
(7)「聞いてみたかったが、日数が足りなくなると思うし、検察官も弁護士もそれに代わる資料を用意してくれたんじゃないかと思います」
(8)「わたしは検察側も弁護側も証人として出廷の要求をしていないので、その材料の中で判断しなさいという趣旨だと思います。自分が関与すべきじゃないのかなと思います。個人的に言えば、呼んで聞くのではなく、文書的なものがあっても良かったかと思うが、検察と弁護側の立証精神にのっとってやらなかったことなので、わたしたちがとやかく言うことではないと思います」
【裁判員が入って良くなったと思うこと】
(1)「今まで裁判を傍聴、参加したこともないので、自分の経験からは言えない。スライドを多用して説明していただいたり、分かりやすくなったと思います。市民が入っていくことで、周りの人の興味とか見方が変わっていけばいいなと思います」
(2)「恐らく今までなかったパワーポイントを使用し、論点が先に出るので、分かりやすくなっているんじゃないかと思います。どうしても裁判は事実、やったことを考えるものという印象があったが、ぼくはどうしてそんなことになったのかなと考えてしまうので、それを話し合えたことはよかったんじゃないかと思います」
(3)「どこが良くなったのか分かりません。みんなが注目するようになることかなということです」
(4)「わたしも、年を取っているが裁判の経験はないので、分かりません。ただ、この制度がこうやってあるなら、もっと若いうちにやらせてもらいたかったなと思います。これ、本当ですよ」
(5)「法律家の方々に、わたしたちの俗な意見というか、一般の人が持っている意見に、『あー、そういうこともありますね』と分かってもらえたので、よかったと思います」
(6)「いい経験をさせてもらったという考えしかないと思います」
(7)「みんなでより良いものにしていけばいいのかなと思います」
(8)「本当に自分たちのような一般の者が参加することで、全く別の見方というか、そういうものが司法の場面に入ればいいのかなという印象は持っています」
【日常への影響や変化】
(1)「世間から離れていた3日間でした。地震があったのは知っていましたが、被害の状況は分からなかった。後で被害を知って、友人にメールを送りました。周りについては特に変わりませんでした。わたしよりもわたしの周りが変わったかもしれません」
(2)「非日常というか、人の刑罰について考えたので。もう一つは報道というのが過剰だなと。カメラを向けられたことなどなかったですし。家族は特には変わりなく、全く普通でした」
(3)「怖い思いをしました。一般人なのにな、と。心底疲れているので子どもを迎えに行って風呂に入って寝たいです」
(4)「周りが心配してくれました。『じいちゃん大丈夫か』と孫たちに言われて、また何か買ってやんないと。それとばあさん、といっても妻なんですけど、ばあさんが3日間いろいろ優しいんですよ。帰って確認するけど『働け』ということなのかと。あきれ返ってます」
(5)「普通の生活で得られる情報が気になりました。家族には『キムタクが演じたドラマHEROみたいだよ』と言ったらにこにこ笑顔でした」
(6)「1日目、報道の方がいっぱいいてびっくりしました。受付時間がこの時間ですよ、と言われて向かったんですが台風でギリギリになってしまった。今日、これ(会見)があって良かった。3日間やっていると隔離されていると感じました」
(7)「わたしは主婦なので、いつもと全く違うことだらけでした。通勤電車に乗って、ここへ来て子どもと会わずに夕方帰る。殺人未遂なんて考えることもなかったですし。離れていた分、周りに優しくしてあげたい、と思います」
(8)「3日間については、朝こちらに来て、この建物から一切出ていないので、帰りに浦和の駅で夕刊を買っている。地震も寝ていたので気付かず、夕方にようやく知る状況でした。特別休暇の取得と妻子に話しただけですし見方は変わりません。ただ人の一生にかかわることにかかわったことは、明日にでも忘れようと思いますけど、墓まで持っていくのかな、と思います」
【評議で提供された量刑資料】
(2)「それだけを優先に考えたわけではない、ということでお願いします」
(3)「参考資料の一つだったと思います」
(5)「基本が分からないので、参考資料の一つになりました」
(6)「この事件のことを聞いて、『どんなもんなんだろうな』と思っていたから、見て、『ああ、こうなんだ』となりました」
(7)「参考資料の一つだと思います」
(8)「参考資料の一つだという認識でいます」
【記者会見後の補足取材・裁判員に選ばれたかったか】
(1)「選ばれる可能性はあると思っていたが、そこまでいろいろ当たらないでいいかなという感じだった。家族の理解もあり、裁判員の協力や裁判官の協力もあった」
(4)「まさか、ここに来るとは思っていませんでした。宝くじでも買っておこうかなと思っています」
(5)「当たらないと自信を持っていました。(裁判員に)ならなければいいなと思っていた。当たってしまって3日間やって、裁判のことが分かって、非常にいい経験になったと思います」
(6)「候補者になったときは、何で(通知が)来るのかなと思った。そういったものは当たったことがなかった。会社に言ったら、『まずは宝くじを買え』と言われました。ここに来て、抽選に来て宝くじも当たらないのに当たらないだろうと。当たってしまって、来る時は、ここまで来たらむしろやろうと。こんなに大変なものと知らなかった」
(8)「市民が参加することで冤罪が防止できるのではないかと思っていました。評決には参加しませんでしたが、補充でかえって良かったかなと思います。被告の人生のある部分に関与することに手を下さず、ほっとしています」
【凶器の包丁を手に取った感想】
(1)「怖いという感情はわきませんでした。これで、事件が起きたんだな、という感じです」
(4)「怖いというのはあんまりなかったです。(報道陣に囲まれている)今の方が怖いです」
(5)「ケースの中に入っていたので、比較的抵抗はありませんでしたが、見てすぐに横の人にずらしました」
(6)「よく見て、やっぱり血がついていて、ちょっと気分が悪いと思ったけど、こういったものでできちゃうんだなと思いました」
(8)「血のりがついていたり、刃が曲がっていたりしていて、こういうことでああいう事件が起こるんだな、と恐ろしいものを感じました」
【大変だったこと】
(1)「万が一、検察官や弁護人の話を聞いていて寝てしまったり、あくびをしたりしたらどうしようかと思った。集中が切れたら大変だから。気を張っているのが大変。耳に入って来ることは大切なことなので、家に帰ると疲れがどっと出た」
(4)「家族の中で、体を心配してくれたのがありがたかった」
(5)「評議は、裁判官がリラックスするよう心掛けてくれた。判決が、気持ちの中で大変だった」
(6)「人前に出ることが緊張。最初入るとき緊張したが、回数を重ねると慣れてきた。話を頭に残すことや気を張ることが大変だった」
(8)「ビジュアル、パワーポイントで分かりやすかったが、話す内容を与えられたファイルに書いていてついていけない。ほかの人に教えてもらったりした」
【検察・弁護側の説明】
(1)「どちらも分かりやすくしてくれた。裁判に慣れていないので、同じことを2度3度聞き直して、重要度がすぐ伝わらないのが、まどろっこしかった」
(4)「分かり良い説明だった。検事は女性だがたいしたもの。理路整然としていて、素晴らしいと思った。弁護側は簡単明瞭、要点をとらえていて、なるほどなと感じた」
(5)「検察、弁護もディスプレーや資料をみせてくれてすごくよく分かった」
(6)「パワーポイントを使って分かりやすかった。会社でも使っているが、分かりやすく説明する人はいない」
(8)「われわれに検察、弁護側も語り掛け、『これで分かりますか』と言葉を畳み掛けて、語ってくれたことが良かった」
【守秘義務】
(1)「終わったばかりなので、守ることの大変さが分かっていない。恐らく、生きていく中で不安に思うことが出てくると思う。うまく消化できる人間に成長したい」
(4)「分かっているが、完全に守れるか疑問」
(5)「義務なので守る。(負担が)重いとはそんなには思わない」
(6)「義務なので守らなきゃと思うが、誰かに言えれば、審理の間も楽だと思った」
(8)「個人情報で多数知り得たことがある。ネットでどうのこうのという記載もあったが、家族にも語らないということでいきたい。家でも具体的な話はしていない」
【今後の裁判員へ】
(1)「大変だし、プレッシャーがある。もう一度やるかといえば迷う。目の前の裁判をたださばくだけでなく、裁判制度を変えていく、その一歩の制度。これからのために頑張っていくという気持ちを持ってほしい」
(4)「これから選ばれる人には頑張れといいたい。こういう経験はなかなかできない」
(5)「積極的に参加しようと思っている人はやってほしい。あまりやりたくない人はやらない方がいいのかな」
(6)「送られた封筒には何時何分とかしか書いていない。裁判所から『どんな服でおいで』と説明があれば良かった。最初は興味本位でやってみたいと思ったが、当分はやりたくないと思います」
(8)「市民が裁判に参加することは、裁判自体を報道でみることしかないが、どういう経過で最後の結審に至るかを国民が知ることは方向性としてはいいのではないかと思う。ぜひ参加してほしい」
【今後、連絡を取り合うか】
(1)「(守秘義務に当たるか)言っていいのか判断がつかない。縁があればという感じだ」
【記者会見で発言を差し控える場面があったが、地裁職員から指示があったか】
(5)「守秘義務かどうか判断がつかなかったので、(裁判所の)課長さんに入ってもらって、後で発言を取り消してもらうとかの話をしていたので、僕の方から目配せした」
【被告の服装】
(1)「ほかの裁判を生で見ていないので、はっきり言えないが、普通の服装のほうが普通に見えると思う」
(4)「みすぼらしい、同情を引くような格好で来るのかなと思っていた」
(5)「スーツだったので、きちっとした態度で(公判に)臨まれているのかなと思った」
(6)「スーツ姿は、変な格好よりはいいなと」
(8)「特に関心はなかった」
【裁判官から誘導されたか】
一同「ないですね」
(8)「評議はアットホームな感じだった」
~~~~~~~~~~(引用ここまで)
検察による無言の作用は、検察よりの判決を誘導していると考えられないか。
関連:
裁判員裁判は被告人に不利に作用していないか 被告代理人が指摘(ビデオニュース・ドットコム)
http://www.asyura2.com/09/senkyo69/msg/128.html
投稿者 クマのプーさん 日時 2009 年 8 月 12 日 13:04:37: twUjz/PjYItws
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