★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK68 > 792.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: 弁護側「被告の言い分認定されず。裁判員は被告よりすべて若かった」(外国人被告はどうなる?) 投稿者 戦争とはこういう物 日時 2009 年 8 月 07 日 10:34:36)
「素人強制4日間」裁判。マスコミでは「合格点」「3年かけて見直せば良い」と楽観的意見のみが踊っているが。
今回は白黒判断も無く、如何なる結果が出ても受け入れられる易しい裁判だったと言える。それでもかなり「揺れた」とは。
今後、自白以外物証の乏しい事件や残忍な「死体スライドショー」など、素人に苦痛と危険を伴う事件が続くはず。その時、何が起こるのか。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜(引用ここから)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009080702000087.html
【社会】
市民の評議 揺れた心 7人全員会見
2009年8月7日 朝刊
「被告人を懲役十五年に処する」。六人の市民が初めて刑事裁判の審理と評議に参加し、プロの裁判官三人とともに下した判決主文だった。被告に話しかけるような口調で、判決理由を読む裁判長。一文ずつ読み上げられるたびに被告は「はい」と繰り返し、座ったまま頭を下げた。「被害者の冥福を祈り続けてほしい」。最後に裁判長が被告に説諭し、裁判員、補充裁判員計七人の職務は終わった。
「長い時間だった」「大役を終えたというのが今の実感」「一つのことを成し遂げたという気持ち」
判決後、東京地裁で会見した七人は、安堵(あんど)感と疲労感、充実感が入り交じった表情で、四日間を振り返った。
会社員の男性(43)は「人を裁くという重大な使命を負い、ひしひし感じるものがあった」。「これでよかったのか、分からない」と会社員の女性(50)。「話し合う中で心が揺れた」とピアノ教師の女性(51)は語った。
補充裁判員から途中で裁判員に交代したアルバイトの男性(61)は「一人の自由を奪う重大な結論を出す負担感。刑の長さというのは何が正解かはないわけで、見方や考え方が違う。みんなで協力していった」。
七人の言葉にはこれまで経験したことのない世界に接し、人事を尽くしたことへの率直さがにじんだ。
人を裁くという重い課題を乗り越え、裁判員の間には仲間意識も生まれた。「前から知り合いだったよう。一つのことをすごく真剣に話せた」。栄養士の女性(41)は充実した表情を浮かべた。
裁判官とともに決めた量刑は懲役十五年。アルバイトの男性は判決前夜、被告の人生に思いをめぐらし、涙腺がゆるんだという。
「家庭環境、育った経緯など不幸な部分もある。やることがうまくいかない不器用な人だと思う。私も還暦を迎えて人生を振り返り、うまくいかないこともあったと…」
契約社員の女性(38)も「(判決前夜は)事件のことだけでなく、犯罪被害に遭った人たちの思いや、なぜ犯罪を起こす人が出るのかなど、世の中のことを考えた」と、マイクを握り締めた。
市民の先陣として裁判員、補充裁判員の職務を終えた七人。「自分たちの社会をどう変えていくかを考える重要な機会。ぜひ成し遂げてもらいたい」。会社員女性は、これから裁判員に選ばれる人たちにエールを送った。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(引用ここまで)
整理された証拠のみの判断のよって、社会が変わるだろうか。
けれど仮に候補者全員が「辞退」を申し出たとしても、受け入れられるはずは無い。
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK68掲示板
フォローアップ: