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民主から女性刺客、東京10区は小池包囲網
新旧女性刺客対決がさらに熱くなりそうだ。4年前の郵政選挙で、自民党の小池百合子元防衛相(57)が郵政造反組への“刺客”として送り込まれたのが東京10区。今回はこの区で逆の構図が展開。旧刺客の小池氏に、新刺客として挑むのが民主党の元東京大准教授、江端貴子氏(49)だ。2日、江端氏の事務所開きに出席した菅直人代表代行(62)が、同区で対抗馬となるはずの小林興起元衆院議員(65)を民主党の比例東京ブロックで公認する方針を明らかにした。
“刺客”江端氏に“助っ人”が加わった。東京10区で、もう1人のライバルになるはずだった小林氏が逆にサポート役となる。この日、菅代表代行が豊島区池袋で行われた江端氏の事務所開きで発表した。「小林氏から話があり、自分の立候補で、相手候補(小池氏)にプラスになるのは本意ではない。小選挙区での立候補を取りやめて、江端さんの応援をしたいとのことでした」と説明した。
小林氏は前回の総選挙で郵政民営化に反対し、自民党から除名。前回の“刺客”小池氏に敗れた当の本人だ。民主党の比例東京ブロックでの公認候補となる。民主党の都連関係者によると、7月27日に党本部で小林氏の立ち会いのもと、覚書を交わしたという。
今回の選挙で民主党は、青木愛氏(東京12区)、三宅雪子氏(群馬4区)などの女性刺客を大物候補へぶつけて、話題となっている。その中で、江端氏は民主党の“元祖女性刺客”といえる。07年12月に当時の小沢一郎代表(67)が党本部で公認候補として発表した。
江端氏は「公認から1年7カ月。小沢さんの言われた『3万軒は歩いて回れ』という言葉のもとに愚直に歩き続けてきました」とこれまでの地道な活動を振り返った。この間に訪ねた数は2万軒を超え、名刺は10万枚以上を配った。歩き続けて靴は4足つぶしたという。
この地域で選挙地盤を持つ小林氏の変更について江端氏は「地元の小林さんからのお力添えをいただけるのは本当にありがたいこと。ゼロから歩んできた速度が増すという感じです」と話した。また、小池氏との対決については「私は新人ですので、対立候補がこうだからこう戦うという余裕も力もありませんから」と控えめに話した。
05年の選挙では刺客の小池氏が得票率50%、10万9764票でほかの3候補を寄せ付けずに圧勝している。ちなみに民主党候補が5万536票、新党日本から出馬した小林氏が4万1089票を獲得。情勢は変わっているとはいえ、この2候補の票を単純に足すと9万票以上になり、小池氏の得票に迫ることになる。女性対決の東京10区は前回以上の注目区となりそうだ。
[2009年8月3日9時19分 紙面から]
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20090803-526561.html
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