★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK68 > 146.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
月収10万円未満4割 奨学金受ける高校生の母子家庭
2009年7月28日5時1分
奨学金を受けている高校生をもつ母子家庭の4割は月収が10万円に満たず、貯金の取り崩しなどで懸命に教育費を工面している――。「あしなが育英会」(東京)がアンケートしたところ、こんな現状が浮かんだ。奨学金があっても教育費をまかなえない家庭が半数を超え、3人に1人が通学の交通費にも困っているという。
アンケートは今月6日に発送、奨学金を受けている高校1年生をもつ母子家庭の母親327人の回答を集計した。
それによると、働く母親の6月の給料の手取り額は平均11万6千円。10万円未満が39%あり、22%の家庭は支出が収入を上回って赤字だった。収入や奨学金で教育費をまかなえているという家庭は31%にとどまり、「不足している」が52%に及ぶ。具体的に何が不足しているかについては「定期代、通学費」(35%)が最も多かった。
足りない教育費の工面は、「貯金の取り崩し」(32%)、「親類からの借金」(18%)、「生命保険金の取り崩し」(12%)が多く、「子どものアルバイト代から」(6%)という回答もあった。
衆院選を前に各党は教育支援策を打ち出しているが、アンケートには「高校までは卒業させてあげたい。授業料をもう少し下げてほしい」「返済義務のない奨学金を大学まで受けられるようにしてほしい」といった訴えが記されていた。「子どもは私立高への進学を断念し、近くの公立へ自転車通学している。夜は10時までアルバイトしていて、卒業後は就職予定。ふびんです」という記述もあった。(中村真理子)
http://www.asahi.com/national/update/0728/TKY200907270459.html?ref=goo
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK68掲示板
フォローアップ: