★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK68 > 125.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: 民主党マニフェスト―弱者に光あて、自民との対立軸明確に (田中龍作ジャーナル) 投稿者 紅の酢豚 日時 2009 年 7 月 28 日 06:56:50)
戦後64年、ようやくこの国で本当の民主主義が実現する可能性が高まってきた。8月30日の総選挙で政権
交代が確実視され、その主役である民主党が国民本位の政権公約(マニフェスト)を掲げているからだ。
27日に発表された民主党のマニフェストは、国の総予算207兆円を全面的に組み替え、予算編成を国民生
活重視に改めることに主眼を置いている。
「政治家主導」「政策決定を内閣に一元化」「地域主権」など鳩山政権の政権構想の5原則のもと、主要政策
として「5つの約束」を打ち出している。それも工程表つき。いずれも国民にとって関心の高いものばかりだ。
@総予算207兆円の全面組み替え
A中学卒業まで1人当たり年31万2000円(月2万6000円)の子ども手当支給、出産支援は2011
年度から完全実施。
B後期高齢者医療制度の廃止
C農業者戸別所得補償制度の創設
D中小企業の法人税率引き下げ
どん底不況の長期化で、日々の暮らしもままならない庶民からすれば、一日も早く実現して欲しい政策ばかりで
ある。
法大教授の五十嵐仁氏(政治学)が言う。
「民主党マニフェストは、農協や各種業界団体など集票マシンになる組織の既得権益を優先してきた自公政権の
政策とは正反対の国民生活重視の内容になっている。子育て、教育、医療など国民生活に直結する内政を新しい
方向に持っていこうという意欲が感じられますね」
明治以来の官僚主導を断つ大改革
最大のポイントは、総予算207兆円の組み替えだ。これまで官僚主導のもとで、実施されてきたバラマキ予算、
特別会計などに象徴される大いなるムダを徹底的に排除し、本当に国民生活のために使うという方針である。
「政権にとって最大の仕事は予算編成です。それを政治主導で行なうために、首相直属の国家戦略局や、予算の
ムダを排除するための行政刷新会議の設置などを打ち出しています。これが機能すれば、官僚のやりたい放題に
ストップがかかり、政治主導で国民のための政策決定が期待できる。政官財癒着構造にどっぷりつかり、利権と
選挙のためにムダと借金ばかりを積み重ねて自公政権には絶対できない、画期的な政治改革になります」
(政治評論家・山口朝雄氏)
明治時代から100年以上も続いた官僚主導を断ち切り、国民の要求に応えるべく政治主導に大転換――。
まさに世紀の政治改革である。
(日刊ゲンダイ 2009/07/27掲載)
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK68掲示板
フォローアップ: