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財務相:来年度予算の一般歳出上限は過去最大の52.7兆円 (Update1)【Bloomberg】
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90003017&sid=aYbqcj42hadw&refer=jp_japan
6月30日(ブルームバーグ):政府・与党は30日午後、首相官邸で政策懇談会を開き、2010年度予算の政策的経費である一般歳出の上限を52.7兆円とする概算要求基準(シーリング)を了承した。
前年度当初予算(51兆7310億円)を約9400億円上回り、過去最大規模となる。
来月1日に閣議了解する。
与謝野馨財務・金融・経済財政担当相が懇談会後の記者会見で明らかにした。
与党の反発を受けて社会保障費の自然増を2200億円抑制する政府方針を撤回し、1兆900億円を認めることになったことが歳出増大の主な要因。
一方で、公共事業費の対前年度比3%削減や国立大学法人運営費、私学助成費、防衛関係費の同1%削減の方針は継続する。
財務相は1兆円超の社会保障費の自然増を容認することについて「無理のない範囲で節約に努め、社会保障に充当する」と述べ、実際にはこの金額から1000億円を超える規模を抑制できるとの見通しを示した。
公共事業費やその他経費については25%増の要望額を認める。
義務的経費は参院選などの特殊要因を除いて前年度と同額とするほか、人件費は総人件費改革による削減・合理化を進める。
また、経済危機克服、安心社会の実現、成長力の強化などに重点配分する「特別枠」として3500億円の「経済危機対応等特別措置」を新設。
財源は景気変動に機動的に対応するため2年連続で設ける経済緊急対応予備費1兆円から捻出(ねんしゅつ)する。
財務相は残る緊急予備費6500億円について「予算編成時の経済状況などを考え、合理的な説明のつく規模にしたい」との認識を示した。
財務相は一般歳出が過去最大規模に膨らむことを受け、「一番心配なのは長期金利の動向。
いつまでもいい状況が続くという見方は楽観的過ぎる。
中期的には歳入改革を断行しなければならない時期が来る」と述べ、将来の消費税増税の必要性を改めて示した。
記事に関する記者への問い合わせ先:東京 下土井京子 Kyoko Shimodoi kshimodoi@bloomberg.net
更新日時 : 2009/06/30 18:23 JST
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