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(回答先: 【社説】北の核に目つぶる中国 「朝鮮日報」 投稿者 怪傑 日時 2009 年 6 月 27 日 12:46:32)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0625&f=politics_0625_006.shtml
中国日報社は25日、運営するウェブサイトの中国日報網で「朝鮮（北朝鮮）はいつまでも、核実験のゲームを続けられない」と題する論説を発表した。中国日報社は中国共産党が保有するメディアで、英字紙チャイナ・デーリーなどを発行している。
論説はまず、「北朝鮮が今年行ったミサイル実験で、朝鮮半島には危険が充満し、事態は複雑になった」と指摘。その後の各国政府や報道を解説した。北朝鮮の動きについての論評部分の要旨は、以下の通り。
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大国にはさまれる北朝鮮の、核兵器によるゲームはたしかに成功したかもしれない。しかしゲームの根本的な目的は何なのか？ 核保有国として、国際社会からこれ以上の譲歩を引き出そうというなら、北朝鮮は必然的に強硬な主張とミサイルや核兵器の実験を続けざるを得ない。しかし北朝鮮にとって、代償はすでに高くつきすぎた。得られる利益も不明瞭なままだ。ゲームを永遠に続けることは、極めて困難だ。
現在の情勢からみて、北朝鮮に本当に戦争を起こす意思がないとすれば、さらに2度3度と兵器の実験を続けねばならないだろう。しかし、国際社会に及ぼすショックがさらに増加するとは考えられない。
「わが国は、核保有国だ」と何度も宣言しても、それが交渉開始のきっかけになることはない。ビジネスにおいても、あまりにも高い金額を吹っかけると、だれも取り引きしたり、取り引きの手助けをしてやろうとは思わなくなる。
この悪循環は、北朝鮮が自らもたらしたものだ。北朝鮮の生き残りについて根本的な改善が得られるかどうか、その保証が得られるかどうかは分からない。実際には、核実験がもたらした空前の国際的孤立は、北朝鮮にさらに大きな困難とさらに大きなチャンスの喪失をもたらすかもしれない。
核兵器を保有していても、発展のための安全が手に入れられないならば、それは安全を手に入れたとは言えない。平和という武器を手に入れられないならば、最もよい武器を手に入れたとは言えない。
◆解説◆
中国日報の論説記事には、中国共産党の考えが反映されているとみてよい。文中の「取り引きの手助けをしてやろうとは思わなくなる」との部分には、中国も米朝の意見調整役などを務めることが困難になることを示唆したと考えられる。（編集担当：如月隼人）
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