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(回答先: 「現実離れしてる」…橋下知事、民主の自治体再編案を酷評 投稿者 スタン反戦 日時 2009 年 6 月 21 日 16:41:02)
「民主党案」とは小沢が日本改造計画に書いた案のことだ。
・都道府県を実質廃止。
(広域自治体のやっていたことは、すべて国が掌握することになる。
水利事業…警察…消防…地域基幹交通網…港湾…鉄道…道路…河川管理…)
・基礎自治体を300個に縮小。
(今以上に合併しまくるわけだ。300はかなり少ない! 人口の多い都市が増えることになる。そのぶん権力が集中してしまう。)
・基礎自治体は小選挙区で勝った国会議員が仕切る。
(市町村長はいなくなる?という狂った発想。)
・道州制は反対
(欧米型の国から独立して運営される「州」はないわけだ)
鳩山案の場合、憲法改正して、例の「補完性の原理」を導入することになる。
それでも基礎自治体は300個にすることに変わりはない。
アメリカ型でもなく、ヨーロッパ型でもなく、いったいこれは何なんだ???
まとめ:
民主党案はかなり独特である。
小沢も鳩山も所詮は、保守政治家なので、中央集権が好きと言えそうだ。
もっとも、橋下の代案が正しいかといえば、そうでもない。
橋下のいう道州制案の母体を作っている江口克彦は、「お年寄りを大事にしましょう税」を作って消費税率を20%に増やすなどと言っていて、これまた狂ってる。
経団連も江口に賛同して「地方格差をなくす」と言っているが、これは「地方格差をなくて、という耳障りのいいスローガンを口実に、地方に利権をバラマく」可能性が高い。そのまんま東の「地方格差反対」と同じ論理だな。
けっきょく、
民主党案(=鳩山・小沢ら保守政治家の案) → 国に中央集権化する 田中角栄みたいな「昔ながらの良き頃の日本」というイメージだろう。
橋下や江口の案(=経団連が賛同の案) → 地方分権化する しかし 単に「利権が都市からとれなくなったので、これからは地方からとろう」という経済的動機だろう。事実、経団連が北海道の格差に配慮しろ、と妙なことを言っている。うさんくさいw
【最近、そのまんま東や経団連が典型だが、「地方格差反対」を口実に利権を配分するという話が多いので、騙されないほうが良い。それじゃあ昔の経世会じゃないか(笑)】
ふと気づけば、「欧米型に近くする」といったオードソックスなリベラル系の案が無い!
リベラル系政治家がヘタレだからだ。もっと声をあげてもらわないと困りますよ!!!
ちなみに私的には「基礎自治体は減らさなくてもいい。でも道州制はやるべき」と考えている。つーか、これが普通だろうよ。
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