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http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2009062102000089.html
スコープ 投げ出し三たび? 相次ぎ閣僚辞任、支持率低迷の麻生政権
2009年6月21日 紙面から
相次ぐ閣僚辞任、内閣支持率の低迷…。麻生政権が末期症状を呈している。麻生太郎首相は衆院解散・総選挙に踏み切れないまま、退陣に追い込まれるのか。政権を投げ出した安倍、福田両政権末期と比較した。 (佐藤圭)
安倍晋三元首相の政権運営を知る政府関係者は「(麻生政権が)安倍政権末期と似たような状況になってきた」とため息をつく。
麻生政権が安倍政権末期を彷彿(ほうふつ)とさせる点の一つは、辞任する閣僚の多さだ。安倍政権では閣僚の不祥事や失言が相次ぎ、四人が辞任。麻生政権では「もうろう会見」の中川昭一前財務相、西川善文日本郵政社長の続投に反対した鳩山邦夫前総務相ら三人が辞任している。
安倍政権で辞任した閣僚は首相との関係は薄く、与党の批判の矛先は主に閣僚側に向けられた。一方、麻生政権で辞任した中川、鳩山両氏は首相の盟友。それだけに麻生首相への風当たりは強く、安倍政権よりも旗色は悪い。
内閣支持率の低迷は安倍、福田両政権と共通しているが、麻生政権の方が深刻だ。安倍氏、福田康夫前首相が退陣表明する直前の支持率はそれぞれ40・5%、31・5%(共同通信社調べ)。麻生政権の直近の支持率は17・5%だ。
政権基盤も麻生首相の方がもろい。自民党最大派閥である町村派出身の安倍、福田両氏は、党内の批判勢力をある程度封じることができた。少数派閥出身の麻生首相では「麻生降ろし」の動きをなかなか抑えきれない。
こんな八方ふさがりにあっても、麻生首相本人は政権維持への意欲を失っていない。
首相周辺は「安倍、福田両氏には悪いが、こちらは三年も四年もかけて首相の座を勝ち取った。どんな状況でも歯を食いしばってやる」と強調する。政権運営の行き詰まりから体調を崩した安倍氏、ねじれ国会を前に戦意を喪失した福田氏とは違うというのだ。
首相と距離を置く自民党幹部は「首相が自分から辞めてくれたら一番いいが、難しいだろう。首相は自分の置かれた状況が分かっていない」と嘆く。
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