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(回答先: 憲法9条改憲を許さない6.14全国集会(ひまわり博士のウンチク) 投稿者 クマのプーさん 日時 2009 年 6 月 15 日 09:29:42)
速報 『憲法第9条改定を許さない6.14全国集会・デモ』
『憲法第9条改定を許さない6.14全国集会』を予定どおり開催しました。
6月14日(日)午後1時から4時半まで国会に近い三宅坂の社会文化会館三宅坂ホールで集会を開き、午後5時すぎに社会文化会館前を出発し赤坂見附、溜池、虎ノ門を経て日比谷公園までデモを行いました。集会は、参加者550人、2部構成で3時間半に及びものでした。
第1部は、ヤスミン 植月 千春さんのカヌーン演奏ではじまりました。1曲目は、アラブはひとつ、みんなで占領に対して立ち上がろうという「アラブの夢」という曲を織り込んだタクシーム(即興曲)。次は、負けはしない(ガザの歌)イスラエルのガザ空爆に抗議してマイケル・ハートが作曲した歌に、日本語の歌詞をつけたものをピアノ弾き語りでした。
ヤスミンさんの演奏と歌の後、スピーチに入りました。
1番手は、全国ユニオン事務局長の安部誠さん。昨年の暮れから今年の正月にかけて行われた年越し派遣村のことを話していただきました。次に、不当解雇・不当労働行為と23年にわたって戦ってきた国労東京闘争団の佐久間忠夫さんからのアピール、都教委による不当な分限解職の無効確認を求めて裁判闘争を闘っている増田都子さんから解職無効裁判の地裁による不当判決を容認せず断固戦う決意の表明がありました。次いで自由と生存メーデー実行委員会の園良太さんによる非正規雇用労働現場からのアピールがありました。
社民党副幹事長保坂展人衆議院議員から、衆議院での憲法審査会の規程の可決など最近の国会審議の状況が報告され、改憲を許さない議員を確実に当選させることが必要であること。そのために社民党が重要な位置にあることなどが強調されました。 次の衆議院選挙で東京第8選挙区に立候補する予定の保坂展人さんから同選挙で東京ブロック比例代表から立候補する予定の池田一慶さんが紹介され、池田さんから決意表明がありました。
保坂展人さんは、今年の秋までに行われる衆議院選挙では、小選挙区東京第8選挙区で立候補する予定。東京ブロック比例代表の社民党候補で派遣労働者の組織化に力を注いできた池田一慶さんを紹介。
この後、中大名誉教授の伊藤成彦さんによる憲法9条改定と国民投票をめぐる現状について20分のミニ講演。 次いで、新社会党書記長の松枝佳宏書記長が、改憲阻止の一点での護憲共同選挙が不可欠であり、新社会党はその一翼を担うという強い決意を表明されました。
そして、あいにく出席できなかった民主党の衆議院議員平岡秀夫さん、同じく民主党の参議院議員大河原雅子さん、国民新党副代表であり同党政策審議会長の参議院議員自見庄三郎さんからのメッセージが代読されました。
この集会には、関西から50名以上の皆さんが参加されましたが、10.18反戦反貧困反差別代表世話人の仲尾宏さんから関西の状況を踏まえたアピールが行われました。
この後、この集会の諸費用に充てるためのカンパのお願いをし、カンパ隊が会場を回るなか、10分間の休憩に入りました。なお、このカンパ要請に応えて12万円を超える寄付が集まりました。1部の司会は上原公子さんと原秀介が担当しました。
第2部は、池邊幸恵さんによるピアノとスライドショーによる「平和のメッセージ」で始まりました。曲目とテーマは次のとおりでした。1.本物の民主主義 アリエッタ(グリーク) 2. 原爆・GAZA 遺作のノクターン(ショパン) 3 .すべてはそこから始まった! ラ・カンパネラ(リスト) 4.憲法9条と憲法前文 月光のソナタ第3楽章 (ベートーベン)。
反戦地主で読谷村議会議員の知花 昌一さんの沖縄の現状を報告、不戦兵士・市民の会の猪熊得郎さんが自らの戦争体験を語り、日本国憲法が戦争への反省へから生まれたことを強調。続いて東京大空襲訴訟原告団副団長の城森 満さんからの発言していただきました。城森さんは、東京大空襲訴訟と連帯している重慶大爆撃対日民間賠償請求訴訟の原告団の皆さんを壇上で紹介されました。駐留米軍が違憲であることを認めた伊達判決から50年を迎えました。伊達判決は、基地反対の農民・学生たちが、基地内に数メートル立ち入ったところ、この行為が、安保条約に基づく刑事特別法2条(施設・区域を侵す罪)に違反するとされ、7人が起訴された砂川事件であることは皆さんご承知だと思います。この事件の元被告である土屋源太郎さんから今この優れた判決を活かすため「伊達判決を生かす会」への参加呼びかけがありました。安保条約無効確認訴訟事務局長の山崎康彦さん、神奈川平和運動センター事務局長の加藤泉さんから米原子力空母横須賀母港化との闘いの報告と6月28日投票の横須賀市長選挙での呉東正彦候補への緊急カンパ要請がありました。米国反戦将兵「カレッジ・トゥ・レジスト」からのメッセージを奈良本英佑さんが代読しました(翻訳も奈良本さん)。たんぽぽ舎の柳田真さん、竹野内真理さんから、原発が憲法の主権在民、基本的人権の尊重、平和主義の3つの原則に反しており、憲法を守るため原発に反対することが必要であるとのアピールがありました。次に、被爆64周年8.6ヒロシマ集会実行委員会の森島吉美さんから集会への参加アピールがありました。
このあと会場全体が一つになってベートーベンの交響曲第9番のメローディにのせて日本国憲法第9条の条文を唄う『戦争放棄』を合唱しました。 そして、9条改憲阻止の意思を預託する9条バンクの呼びかけを江田忠雄さんが、実行委員会からの提起を三上治さんが、18日、19日の両日国会前で海賊対処法反対の座り込みを行う緊急提案を淵上太郎さんが行いました。そして、塩川喜信さんから提案された集会宣言が、会場全員の大きな拍手を以って採択されました。
塩見孝也さんからこの後のデモ行進のコースの説明が行われました。そして、塩見さんのリードで全員でシュプレヒ・コールを唱和。ここで、集会は閉会となりました。シュプレヒコールは、「憲法第9条改定を許すな! 憲法審査会、国民投票法の始動を許すな!、日米安保条約を破棄しよう! 米軍基地を違憲とした伊達判決を生かそう!、労働者派遣法を撤廃せよ! 非正規雇用を止めよ!、麻生自公内閣妥当! 全野党は協力して政権交代を実現せよ!」。第2部の司会は、新城せつこさんと吉本昇さんが担当しました。
社会文化会館前を午後5時すぎに出発したデモ行進は、赤坂見附、溜池、虎ノ門、新橋を経て、午後6時半ごろ日比谷公園で解散しました。
以上のように集会は盛会のうちに終わりました。そしてデモは出発前に警備当局に妨害され虎ノ門あたりで細かい雨が降り出してしまいましたが、無事終了しました。多くの皆さんのご協力の賜物です。成功したと評価してよいと思いますが、これに満足するわけにはいきません。準備段階そして集会とデモの実行段階での問題はなかったか点検し、発見した問題は改めていかなくてはなりません。そのための6.14実行委員会を6月20日(土)午後6時から8時まで中央区立産業会館で開きます。どなたでも参加できます。多数の皆さんのご参加をお待ちしています。
2009年6月14日
(文責:事務局 原 秀介)
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