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<派兵の行方>アデン湾の“狩人”(上)/隠さない交戦の野望【しんぶん赤旗】 ソマリア海賊対策、補給艦に同乗取材【MBS】/海賊対策をサポート、補給艦から記者報告【日テレ】 いかに警備行動の重要性をアピールしても、海自派兵の主目的が海外における武力行使の既成事実化であることは隠しようのない事実。「しんぶん赤旗」3回連載の「派兵の行方 アデン湾の“狩人”」で追ってみよう。 以下は「しんぶん赤旗記事情報/G-Search」から検索、貼り付け。 ======================================== 派兵の行方/アデン湾の“狩人”/上/隠さない交戦の野望 海上自衛隊の哨戒機P3Cオライオン二機が二十八日、日米共同使用の米海軍厚木基地(神奈川県大和市・綾瀬市など)から飛び立ちました。日本政府がアフリカ・ソマリア沖で、「海上警備行動」の名目で強行した「海賊対処派兵」の一環です。ギリシャ神話に登場する狩人からつけられた「オライオン」の名前。派兵の危険な野望に迫ります。 (山本眞直) 立ち込める黒雲のなか、爆音をとどろかせながら、頭上をかすめて行く二機のP3C。同機に向けてカメラのシャッターを切る大和市平和委員会の蒲谷俊郎事務局次長の表情がゆがみます。 「長年、厚木基地で監視行動を続けてきたが、目の前で自衛隊機が実戦任務の海外派兵で発進していくのを目撃したのは初めてだ。一万二千`も離れたソマリア沖にまで自衛隊が出動、海賊対処の名目で軍事作戦を強行するなんて明らかに憲法違反であり、許せない」 ■特別警備隊 ソマリア沖のアデン湾では、三月に日本を出航した護衛艦二隻がすでに日本船舶などの船団護衛にあたっています。 P3C哨戒機は長時間、低空での作戦が可能で、対潜水艦戦能力や洋上監視能力があります。アデン湾などで警戒監視にあたり、海域情報を収集。海上自衛隊の護衛艦や米軍などと連携、「海賊対処」の海上作戦を展開します。 海自の現職幹部は「上層部は、海賊との交戦を想定している」と武器使用の可能性を指摘します。 自衛隊は護衛艦、同艦載ヘリに重機関銃や銃座を追加装備。P3C哨戒機は対潜爆弾、対艦ミサイルなどを搭載できます。 護衛艦には海上自衛隊の特別警備隊隊員が乗船しています。同隊員は暗視装置つきのヘルメットや小銃などで完全武装し、艦載ヘリや大型高速ボートで「海賊船」に乗り込み、制圧する特殊部隊です。 ■早くも逸脱 「海賊対処」は自衛隊法の「海上警備行動」が根拠。これはもともと日本周辺を想定、護衛対象も日本船舶などに限定されています。武器使用も緊急避難や正当防衛などに限られています。 しかし現地では早くも逸脱がはじまっています。他国籍の船舶に不審船が接近したとの情報にもとづき護衛艦からの艦載ヘリが出動しました。 「日本時間の十八日午後五時四十五分ごろに艦載ヘリのSH60Kが一機出動した。実弾の装備、特警隊員の搭乗については運用に支障が生じる恐れがあることから明らかにすることは差し控えたい」。防衛省は本紙の取材にこう回答し、実戦態勢を否定しませんでした。 赤星慶治海上自衛隊幕僚長はソマリア沖への護衛艦派兵を決めた二月三日の記者会見でこう語っています。「射撃などが必要になった場合には、高い能力を持っている特別警備隊員の活用は十分考えられる」。憲法違反の海外派兵に加え、禁じられている海外での武力行使、交戦の引き金を引く野望をにじませました。 (つづく) しんぶん赤旗
http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10277658068.html から転載。
2009-06-10 08:46:00
gataro-cloneの投稿
テーマ:集団的自衛権、基地問題、海外派兵など
ソマリア派兵に市民権を得るためのメディア工作が今やたけなわ。 ⇒
2009.05.31 日刊紙 14頁 社会 (全1,155字)
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