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言い訳に回り始めたネオナチ在特会(ただの「揚げ足取り」でしか):プレカリアート氏BG4/21
http://www.asyura2.com/09/senkyo65/msg/131.html
投稿者 ヒゲ-戸田 日時 2009 年 6 月 10 日 10:29:43: Nk87MbMkz45iQ
 

(回答先: 在特会「外国人追い出しデモ」の本質(もし私が右翼だったら屈辱だな):ブログ旗旗4/21より 投稿者 ヒゲ-戸田 日時 2009 年 6 月 10 日 10:12:34)

<アフガン・イラク・北朝鮮と日本>
言い訳に回り始めたネオナチ在特会   2009年04月21日 20時18分13秒
          http://blog.goo.ne.jp/afghan_iraq_nk/e/364d3c5236fc748019061aaf2fea09f9
(オナチが得意げにアップしたヘイト・デモの動画)

 先日、拙ブログでも取り上げた「在特会」なるネオナチ集団による在日外国人虐めに対して、左右を問わず各
方面から、抗議の声が当該集団に寄せられつつあります。そう、文字通り「左右を問わず」です。
私の所の様な左派・リベラル系ブログだけでなく、まじめな右派・保守派からも、あの集団に対して、激烈な
抗議の声が寄せられ始めているのです。例えば下記の如くに(追記有り)。

・13歳の少女にデモをしかける人たち(喜八ログ)
 http://kihachin.net/klog/archives/2009/04/warabi_demo.html
・「きれいごと主張」、「奇麗事保守」批判を考える(凪論)
 http://blog.livedoor.jp/patriotism_japan/archives/51496276.html
・カルデロン一家へのデモに嘆く(しあわせのかたち)
 http://d.hatena.ne.jp/sho_ta/20090414/1239715505
・Youtube「カルデロン一家追い出せデモ 蕨市わらびし」の文章(電脳補完録)
 http://nyt.trycomp.com/modules/news/article.php?storyid=7942
・在特会のカルデロン一家へのデモ(K3 The Alternative)※注:在特会・元副会長のブログ
 http://d.hatena.ne.jp/k3alt/20090414/1239710812

 上記に挙げたブログが、必ずしも「右派・保守系」であるかどうかは議論の分かれる所でしょうが、少なくと
も、私の所よりは若干スタンスが「右寄り」なのは確かでしょう。しかし、そういうブログでも(或いは、そう
いうブログだからこそ、なのかも)、今回のネオナチどもの嫌がらせには、押しなべて非難の声を上げておられ
るのです。

 そりゃあ、そうでしょう。
今回ネオナチによるバッシングのターゲットにされたカルデロンのり子さんは、13歳の中学1年生。
何と、北朝鮮工作員に拉致された当時の横田めぐみさんとも、奇しくも同じ年齢なのです。
拉致とバッシング、それぞれ加えられた危害の様態は違えども、「在特会」も、北朝鮮工作員と同じ様な行為
をやってのけたのですから。
これが、家族愛や郷土愛といった価値に、我々以上に敏感な「奇麗事保守」の、逆鱗に触れない筈がありませ
ん。

 実際に、今回の事で、懇意にしている「救う会」支援者にも、「この度の事をどう思うのか」「こんな事をしで
かす人物を、依然として地方幹部や活動家として多数抱えている様では、幾ら拉致問題や北朝鮮・中国・東アジ
アの人道・人権を云々した所で、誰が耳を貸すでしょうか」と、メールで率直に疑問をぶつけさせて貰った所、
豈図らんや、その方はもうとっくに、このネオナチ集団を懲らしめるべく行動中で、逆に「お前の方こそ動きが
鈍いのではないか」と言外に言われる有様で、私の方が気恥ずかしくなった位でした。

 そういう動きが広がって来るにつれて、くだんのネオナチ団体が、次第に言い訳に回り始めています。
その言い訳というのが下記の内容ですが、はっきり言って、全然言い訳になっていません。これでは、却って
墓穴を掘る結果になっているのでは、とすら思えてきます。

・2009年4月18日(土曜日)  どちらが卑劣なのか(在特会ブログ)
 http://www.zaitokukai.com/modules/wordpress/

>そもそも何故カルデロン・ノリコが可哀想な存在になったのか、考えてみれば、カルデロン一家を支援する反
日左翼と悪徳弁護士の連中がノリコを使って裁判闘争や政治闘争を仕掛けたからではないでしょうか。
>子供が言論活動の最前線に出てきたらその子供が批判の的になるかもしれない事は、支援者の側も最初からわ
かっていた事です。しかも、今回はカルデロン一家が自分達の権利の拡張を主張していた訳で、そんな事すれば
他人の権利とぶつかり合って、必ず反論が出てきます。そこに子供を巻き込んだらどうなるかも、周りの大人は
わかっていて、あえてノリコを使ってきた訳です。本来ならば、子供はそのような批判の的から保護されなけれ
ばなりません。(以上、奴らの言い訳・その1)
   ↑↑↑
 何か、カルデロンさんたちの方から、先に喧嘩を吹っかけてきたかの様な物言いですね。まるで、悪いのはカ
ルデロン一家であって、自分たちこそ被害者だと言わんばかりの様な感じで。
 しかし、「カルデロン一家の主張が他人の権利主張とぶつかり合って」云々と言うのは勝手ですが、そんなモ
ノはあくまで「在特会の理屈」でしかない。そんな、自分たちの身内にしか通用しない理屈を振りかざして、被
害・加害の関係を逆転させ、白を黒と言い包めるとは。

 これは、右翼ファシストがよく使う手ですね。
大は、戦前の満州事変・盧溝橋事件勃発の責任を中国側に擦り付けた例から、身近な小さい範囲では、かつて
拉致板の論理を外の掲示板にまで強要してきた「ラ帝・勝共豚」や、一方的に暴力を振るっておいて恰もこちら
に非があるかの様に言い為した「森のキチガイ」の言い草に至るまで、枚挙に暇がありません。
 こんなモノは、虐めが発覚した時に、虐めっ子が「虐められる方も悪い」と言って、自らの虐め行為を正当化
する、子供レベルの詭弁でしかありません。
虐めや暴力は、その原因を幾ら云々しようとも、免罪する事は出来ません。何故ならば、それ自体が人権侵害
の犯罪行為なのですから。


>不法入国・不法在留・不法就労というのは、(在特会の)桜井会長も言っておりますように、悪質な犯罪であ
ります。そして、同時に、深刻な人権問題です。国際社会は協力して不法入国・不法在留・不法就労のビジネス
を根絶しなければなりません。そのためにすべての移住労働者とその家族の権利保護に関する条約があり、その
前文に不正規な移住を行わせないようにすべき旨が書かれております。問題は不法入国・不法在留・不法就労の
ビジネスが犯罪者から犯罪者に継承されている事で、私達はこの悪の連鎖を何としても絶たなければなりません。
>可哀想を演出しているノリコに同情し、カルデロン一家のゴネ得を通してしまえば、本当に悲惨な不法入国・
不法在留・不法就労の人を増やしてしまう結果となり、もっと可哀想な子供がもっともっと多く生み出される結
果になります。(以上、奴らの言い訳・その2)

  ↑↑↑
 さも、移住労働者の置かれた境遇を心配してやっているかの様な素振りをとっていますが、そんなモノは全て
「後付の理屈」による「為にする行為」でしかありません。
 「深刻な人権問題」?「移住労働者の権利保護」だって?
はて、そんな事、今まで「在特会」が主張した事があったでしょうか?
 普段は「3K労働の穴埋め・沈め石」として体よくこき使われながら、何かある度に「ガス抜きのスケープゴ
ート」に仕立て上げられてきたのが、これらの在日外国人・移住労働者だった訳ですが、それに対して「在特
会」が、帝国主義やグローバリゼーションの非を詰り、第三世界連帯や公正経済、フェアトレードを唱えたりし
た事が、一度でもあったでしょうか?

 否ですね。過去も現在も未来も、ひたすら「帝国主義の手先」「資本主義の用心棒」「新自由主義の補完物」と
して、移住労働者・在日外国人を、「犯罪の温床」だの何だのと貶めて、バッシングしてきただけだった癖に。
それを今頃になって何を言うか。盗人猛々しいにも程がある。
そんな事は、奴らが今まで散々得意げにアップしてきたユーチューブの動画を見れば、直ぐに分かる。

 これも、古くは、第二次大戦中に、天然資源強奪の為に、東南アジアにまで戦火を広げておきながら、国際世
論を欺く為に、後付で「アジアの解放」だの「大東亜共栄圏」だの言って屁理屈こね回した例から、現代におけ
る、人間使い捨ての派遣労働法改悪を、恰も労働者側のニーズや要望に因るものだと言い為す政府・財界の詭弁
に至るまで、枚挙に暇がありません。

 この例を見ても分かる様に、彼の人たちの「論理」というのは、全然「論理」になっていない=理屈が通って
いない、ただの「揚げ足取り」でしかありません。
そりゃあ、そうでしょう。こいつらは、元々は匿名のインターネットで、同類相食むで傷口舐めあう仲でしか
なかったネットウヨク・嫌韓厨が、ネットだけでは次第に飽き足らなくなって、ネットと実在世界との区別もつ
かなくなって、世に彷徨い出てきただけなのですから。

 こんな「揚げ足取り」を、「言論の自由」の名の下に合理化する事なぞ、到底許されません。
他者の「言論の自由」「内心の自由」を侵害する「自由」、「人権侵害の自由」「差別の自由」なぞは、何処にも
ありません。
 少なくとも欧米諸国では、ネオナチやKKK如きなぞ、全て「人権の敵」として、殲滅の対象でしか無いので
す。
ネオナチやKKKにまで市民権を与え、言いたい放題、やりたい放題させている国は、先進国では日本ぐらい
のものです。
「ノー・パサラン!」(「奴らを通すな!」という意味の、スペイン戦争当時の反ファシズム・スローガン)

 

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