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(回答先: 日本でドルを印刷し米に渡す?本当か、なぜか? どなたか教えて下さい 投稿者 吾亦紅 日時 2009 年 6 月 05 日 03:30:08)
通貨(マネー)の多くは現金ではありません。
現金であっても、普通預金であっても使い勝手に違いは有りません。だから、通貨の流通量を増やす時、必ずしも印刷する必要はなく、預金通帳に数値を書き込むだけいいのです。預金通帳に書き込む時、窓口に現金を持っていくと書き込んでくれますが、現金もって行かなくても、銀行から融資を受けると、普通預金や当座預金の残高を増やしてくれます。
融資には現金は必要有りません。他人の預金の残高を拝借すればいいのです。他人の残高から拝借して増やしてもらった残高も、さらに別人への融資の原資になります。これを信用の創造といいます。
と言うわけで、普通・当座預金の残高は約416兆円で、流通している現金約71兆円の6倍にもなります。これらはマネーストックと呼ばれこの両者はM1と呼ばれています。定期預金も現金や普通預金ほど使い勝手は良くありませんが、担保にすれば簡単に現金化できますから、通貨の一種とも考えられます。いろいろな預金に投資信託や金融機関の債券などを加えて広義流動性と呼び、現金のようなものとして扱われ全部で1430兆円にもなります。
米国にドルを用立てるとしたら、何もドル札を刷る必要はありません。データー回線を使って向こうの銀行口座に振り込むだけいいわけです。向こうの銀行の預金残高が増えたら、それで日本の車を買うことが出来きて、日本人は仕事が増えたと喜んで必死に働くことになるわけです。
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