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(回答先: 【麻生vs鳩山】初の党首討論開催(THE JOURNAL) /田中良紹氏「本気で心配になった」(5/27) 投稿者 旅烏 日時 2009 年 5 月 27 日 18:59:22)
http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2009/05/vs_2.html
THE JOURNAL 【麻生vs.鳩山】初の党首討論開催 より
■山口一臣氏(週刊朝日編集長)
「言語道断」(5/27)
軍配を上げるとしたら鳩山代表でしょう。圧勝ではありませんでしたが、やはり麻生総理の小物感が目立ちました。正しいかどうかは別にして、野党が細かいところを攻めても総理大臣は大きな理念やビジョンを語るというのが党首討論のイメージとしてあります。それが、まったくの逆で麻生総理が西松建設問題を多用して細かく攻めた。唯一の攻めどころだったのかもしれませんが、二度も三度も繰り出して攻め立てたところに麻生総理の小物感が漂っていました。
さらには、一番最後の麻生総理の言葉ですね。
「意味のない答弁をされて時間を潰してしまっては国民に申し訳ない」(鳩山代表)
「答弁が長すぎるというお話でしたが、これは討論であって答弁ではありませんので、今後とも討論をさせていただくためには答弁を求めるというような形ではなく討論を申し込んでいただくようにお願いを申し上げます」(麻生総理)
本当に時間がもったいない・・・。というのが一般的な感想です。
私は、これまで西松建設問題について、ずっとこだわってきました。そのスタンスから言うと、麻生総理は行政の長として聞き捨てならないことを言いました。日本の刑事司法の大原則は推定無罪です。起訴されて公判前にある被告は原則、無罪扱いをしなければなりません。裁判員制度が始まろうという段階で、今の日本では「逮捕された容疑者が犯人で、起訴された被告は有罪である」という刷り込みができています。本来であれば、それが間違いであることを広めなければならない立場の最高責任者が、起訴された人間は罪人であるかのような発言をするとは言語道断です。そういった麻生総理の稚拙な物言いが裁判員制度に影響を及ぼし、「検察が逮捕した人間は有罪に違いない」という認識から裁判がスタートしたら大変なことになります。
こういった麻生総理の発言に対して、鳩山代表にはもっと強い言葉で対応してほしかった。「聞き捨てならない発言をされました。(中略)政治資金規正法に犯した人がいる?決まったわけじゃないですよ、これは。これから裁判で決着がつく話ですよ」(鳩山代表)と答えたところまでは良かったのですが、刑事司法の大原則、さらには裁判員制度に関わる問題までを含んだ強い言葉で反論できなかった。そこが鳩山代表の圧勝と見られなかった理由です。
投稿者: ニュース・スパイラル 日時: 2009年05月27日 18:15
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