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【麻生vs鳩山】初の党首討論開催
http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2009/05/vs_2.html
27日午後、麻生首相と鳩山民主党代表による初めての党首討論が国会で行われた。
具体的な政策論争は聞かれず、麻生総理は西松建設の巨額献金事件を持ち出し、鳩山代表は麻生政権を「官僚主導の上から目線」と批判。衆院選を見据えてのネガティブキャンペーンに終始した。
昨年11月に麻生首相と小沢氏が行って以来の党首討論。《THE JOURNAL》コラムニストたちは、どのように見たのか。
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■田中良紹氏(政治ジャーナリスト)
「本気で心配になった」(5/27)
私は前回のコラム( http://www.the-journal.jp/contents/kokkai/2009/05/post_190.html )で、「麻生総理に『民意とのねじれ』と言わせては元も子もない」と指摘した。ところが・・・である。昨年末からこれまで民意を無視しっぱなしの張本人が、国会で記録に残る場で「民意とのねじれ」を口にする行為の愚かさに気づいていない。本気で心配になった。やってはいけないことをやってしまったという思いを持ちました。
そもそも説明責任とは、税金を払っている納税者に対して行政府は税金の使い道をきちんと説明しなければならないということです。つまり、今回の西松問題にすれば第一義的に説明責任が求められるべきは行政府、検察です。ところが、検察は裁判で説明するから今は説明しないと拒否したわけです。そうなると、全ての民主主義の考え方は裁判になってしまうわけで、一方の当事者である小沢前代表が裁判になる前に自らの説明をする必要はまったくない。それは裁判で行えばいい。つまり、検察のほうが「裁判で」といった以上は、小沢前代表のほうも裁判で説明責任を果たせばいい。それ以前にやる必要は全くない。それが民主主義の考え方です。
説明責任や民主主義の本質をまったく理解していないマスコミも問題ですが、最高責任者である一国の総理が、理解していない状態で発言をすることに対して、呆れるどころか本気で心配しています。
今日の党首討論を見ていると、麻生総理はそうとう振付けられています。用意してきた言葉を一生懸命に話していますから、かみ合っていないところもずいぶんありました。振付けているのは官僚です。となると、官僚もその程度だという話になる。官僚が民主主義を理解せず、さらに政治家も理解していない。これでは絶望的というほかありません。
投稿者: ニュース・スパイラル 日時: 2009年05月27日 18:15
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