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西松違法献金 私はこう見る/新手の資金洗浄 重大/立命館大学教授 中島茂樹さん【しんぶん赤旗】 http://www.asyura2.com/bigdata/up1/source/8887.jpg ======================================== 【gataro 註】 岡原昌男元最高裁長官は、最高裁判所入りする少し前の八幡製鉄事件で政治献金を合法とした最高裁判所大法廷判決について、「企業献金は法律的には理屈が通らない。(政治家に)数千万円、数億円も入ってくるなんて悪だ。あり得べからざることだ。当時あれほど企業献金が行き渡っていては最高裁は違憲違法とは言えなかった。あれは『助けた判決』と言うんだ。」(Wikipedia 岡原昌男)と国会で証言した。 この「お助け判決」についてはこちら(「お助け判決」であってはならない ― 弁護士阪口徳雄の自由発言 )の方がもっと詳しい。 ⇒ > 1993年(平成5年)11月2日、鹿島建設・大林組など大手ゼネコン汚職が相次いで発覚するもとで、政治腐敗に対する国民の怒りが広がり、国会で企業の政治献金が大きな政治問題となった。衆議院の「政治改革に関する調査特別委員会」において、最高裁判所長官を務めた岡原昌男が参考人として、この委員会に出席した。 > 国会議員の質問=「企業団体献金を全面禁止する以外に政治腐敗は結局防ぐことができないわけで、参考人の方も先ほど八幡製鉄の判決に関連して、政治献金は本来個人から個人へというお話でありますが、この企業・団体献金の禁止ということについてはどういうふうなお考えでしょうか。」 > 岡原参考人答弁=「できればそういう方向に行きたいと思います。ただ、あの判決をよく読んでいただきますとわかると思いますが、これだけ企業献金がその当時、あれは昭和35年の事件でございます、行き渡っておったのでは、最高裁がやれるわけがないです。違憲であるとか違反であるというふうなことに。全部の候補者がひっかかるような、そういうことは実際上としてやれない。したがって、あれは助けた判決、俗に我々、助けた判決というものでございます。」 > 元最高裁長官が、国権の最高機関である国会においてこのように、政治的配慮による現実追随の「お助け判決」であると表明したことの深刻な重大さは計り知れない。これでは最高栽大法廷判決としての規範性などあるはずがないお助け判決だが、しかしその後の最高裁裁判官や下級審の裁判官を重く拘束している。 ----------------------------------- 【関連サイト】
http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10266946266.html から転載。
2009-05-24 10:47:18
gataro-cloneの投稿
テーマ:政・財癒着
以下のインタビュー記事は「しんぶん赤旗」電子版にはアップされていない。紙面版(5月24日付)から直接、貼り付ける。
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