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(回答先: へなちょこ政治家に従うか? 自らの意志を貫き通すか? 投稿者 どなんとぅ 日時 2009 年 5 月 12 日 21:57:12)
50数年間を野党第一党に真の政権交代の夢を託して今日まで馬齢を重ねてまいりました。
そして、今度の衆議院議員選挙は待ちに待った千歳一隅のチャンスでした。
しかし、頼りにしていた小沢代表は、理不尽な結果となり非常に残念な想いでおります。
ところが無念の想いに浸る間もなく、党内はもちろん、報道機関やネット上、はたまた自公も含めて次期代表の選出方法や候補者選びの下馬評がかまびすしくなってきました。
不思議に感じたのは当のご本人が様子見で、まだ立候補の気配も見せぬうちに報道機関で遡上したのが鳩山議員、岡田議員の両名でした。
他の人はどうしたのでしょう?
小沢執行部に反対の立場を主張して今回の小沢代表辞任の片棒を担いだ反小沢グループからなぜに立候補者が名乗り出ないのでしょう?
前原議員の名はちらっと党外から出るだけ。
実行力のある菅議員はどうした?
実績のある長妻議員はどうした?
情報不足の中での個人評価はしたくはありませんが情報豊富な諸兄の訂正を以って良しとしましょう。
鳩山議員については、優柔不断の印象で党内と連立他党との調整にあけくれて曖昧な政権運営が予想されます。
岡田議員については、代表当時の負の実績があります。
過ちはだれにでもありますが、郵政民営化では終始曖昧でした。
下衆の勘ぐりになりますが、民営化の問題点を認識していなかったのでしょう。
それとも小泉人気の世論に屈したのでしょうか。
選挙惨敗はその結果でしょう。
前原議員は論外。
これも過去のことで申し訳ないが、代表としての郵政民営化への取り組みでは、小泉・竹中が喜ぶような米国からの「改革要望書」の先読み提案をしております。
現在は民主党のために何をしておられるかわかりませんが、堂々とかくれ自公議員としての行動をしております。
彼は仲間も含めて民主党が沈みそうになったら渡りを敢行するでしょう。
長妻議員は残念ながら経験不足。
さて、民主党は小沢代表辞任でも何らかの形で政権は取るでしょう。
しかし、クリーンや真面目、柔軟、堅物イメージで首相が務まるでしょうか?
敵に謀略を仕掛けられてたちまち立ち往生でしょう。
過去の「偽メール」事件がいい例です。
加えて、党内からのルールをわきまえない意見や連立政党との妥協、世論の金縛りなどで身動きが取れなくなり、政権も党も雲散霧消の結果となりませんか?
更に重大なのは、民主党議員諸兄は民主的なルールを守らないことです。
それ故に、舵が定まらずに好い方向へ進みません。
原案・提案・討論・決定・執行の過程でルール違反が多いのです。
まだ未決の段階で、生のまま報道機関へ自分の意見を披露して党の決定に自分と報道機関の思惑を反映させてしまう。
決める前は大いに議論し、決まったらそれに従う!
組織での基本ルールです。
これがてんでダメ!
今回も、反小沢の行動として足を引っ張り、後ろから鉄砲で撃つようなことをしながら、いざ代表選となっても誰一人立候補しない。
代表留任で正式決定しながら、すぐに辞めろのコールが報道機関へ流れる。
これらは反民主的な行為の最たるものでしょう。
もっと重要なのは、今回の小沢代表公設第一秘書逮捕での民主党議員諸氏の姿勢です。
皆さん、もうよくご存知のことなので多くを語りません。
理不尽な策略を仕掛けてきた敵に背を向けて、まるで闘おうとしませんでした。
理由はともかく、政権を取ってから、海千山千どころではない利権政治グループと相対して、「国民の生活第一」の政治が出来るのでしょうか?
悲観的な観測になりましたが、今の民主党ではとても希望は持てません。
ついでながら「党首」を「代表」などと言換えているところに民主党の曖昧さがにじみ出ています。
私は、「小沢代表辞任だから政権は取れない。」と申しているのではありません。
真に言いたい事は、「政権を取っても小沢代表抜きではやがて雲散霧消して故の木阿弥になる。」と謂うことです。
民主党議員諸氏は政権奪取の後のことをどう描いているのでしょう?
大いに疑問です。
「あなたは悪く取りすぎる。」とおっしゃる人も居られるでしょう。
それでは、政権を取ったらすぐに手をつけてほしいことがあります。
出来るのでしょうか?
あなたも考えてみてください。
1、企業献金全面禁止の即時提案
2、消費税据え置きの宣言
3、官僚の天下りや渡りの禁止
4、すぐに来るだろう「年次改革要望書」への主体的な対応
5、「かんぽの宿」疑惑の解明と進捗の凍結
6、西松捜査謀略の実態の解明など
どうでしょう?
全ては「利権政治グループ」との壮絶な闘いなくしてなし得ません。
「小沢は嫌いだ」とか「豪腕で壊し屋だ。」などといって場合ではなかったでしょう。
悲観論で終わっては何もなりません。
結論
骨太の議員が集まって新党を立ち上げて政権取りを目指してほしい。
その前に私の寿命が尽きるとも。
これが今の私の「希望」です。
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