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(回答先: 客観的なコメントで申し訳ありませんが、スターリン体制ソ連も転換しブッシュ軍国米国も転換せざるを得なかったから先は暗くない 投稿者 新世紀人 日時 2009 年 4 月 19 日 14:01:18)
>現在の日本が正にそれと同じで、米国の戦争経済体制に追随してその破綻にも追随したのであるから、破綻後すなわち敗戦後のここ数年間が最も苦しいという事になります。
米国の戦争経済体制が破綻したのではありません。あれは、大規模な詐欺行為をしただけです。サブプライムローンを組み込み、最初から返済されるはずの無い債権を、他の様々な債権と組み合わせて、大規模に世界中に売り込み、その代金はちゃんと米国企業が受け取っているのです。サブプライム以外の本来はちゃんと価値のある債権も含まれているのに、それらの価値も一緒に下がってしまったので、米国企業も損害を受けたと騒いでいますが、それら値下がりした債権を破格の安値で買いあさっているのも主に米国企業です。本来はちゃんとした価値のある債権がかなり含まれているわけですから、証券化商品自体は値下がりしていても、債務の履行はきちんとされるはずで、その内、大きな利潤を生み出すものであるはずです。つまり、行きと帰りの往復で米国企業は儲けていることになります。
確かに、昨年末から米国内の景気もかなり悪化しましたが、支配層は一層儲けているのです。破綻したリーマンブラザースの会長も、一般道に面したゲートから自宅建物の玄関まで車で走らなければならないような敷地の、まるでお城のような家に住んでいます。つまり、彼らは、アメリカの一般市民も、世界中の国々の一般市民も犠牲にして自分たちの富を蓄えようとしているのです。
リーマンブラザース破綻は多分一年以上前から予定されていたことですよ。今後も、軍産複合体による世界支配は、ますます強まりこそすれ弱まることはないはずです。ブッシュ政権がアフガニスタン経済を破壊したのに、日本政府は米国と同じ1000億円の援助を宣言しています。アフガニスタン侵攻やイラク戦争で利益を得たのは軍産複合体関係者のみです。そしてその尻拭いを多くのアメリカ国民や全く利益を得ていない日本が行っているのです。
希望をもつことは重要で必要なことだと思いますが、間違った現状認識は、事態をますます悪化させるだけです。
重要なことは現実をよく観察して、何が起こっているのか自分でよく考えることです。マスコミ報道やいわゆる専門家の言うことの過半はまったくのウソ、情報操作である点に注意しましょう。
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