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(回答先: 【ここがおかしい小沢捜査】B―その理屈ならすべてが「ダミー」だ! 投稿者 旅烏 日時 2009 年 4 月 06 日 01:30:20)
ゲンダイ的考察日記
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【ここがおかしい小沢捜査】C―地元のゼネコン業者が怯えていたのは別の秘書
ジャーナリスト横田一氏が語る(日刊ゲンダイ 2009/04/03)
私は95年から“小沢王国・岩手”に通い、政治献金と公共事業の関係、その裏で常態化しているゼネコン各社の談合について取材してきました。
その中身は「政治が歪める公共事業 小沢一郎ゼネコン政治の構造」(共著)という本にまとめましたが、今度の小沢秘書逮捕には強烈な違和感を感じています。新聞は今さらのように、東北の談合実態を取り上げ、小沢事務所が各ゼネコンに睨(にら)みを利かせ、その見返りに巨額の政治献金をもらっていたかのように報じています。
■10年以上も談合を見逃してきた検察がなぜ?
しかし、こうしたことは95年当時から行なわれていて、検察はそれを見過ごしてきた。しかも、このシステムを築いたのは逮捕された大久保隆規秘書ではない。
その前任者である高橋嘉信元秘書であるのは、ゼネコン関係者であれば、誰もが知っていることです。
高橋元秘書は95年頃、西松建設に「他のゼネコンはこのくらいは献金している」と迫り、献金を要求、これが長年の違法献金の発端とされています。大久保秘書はそれを00年から引き継いだに過ぎない。
高橋元秘書は小沢代表と袂を分かち、次期衆院選では自民党公認予定候補として同じ選挙区(岩手4区)で対決します。大久保秘書だけを逮捕するのは、野党潰しのにおいがする。
東北地方の公共事業は古くから、鹿島の仙台支社が仕切ってきました。入札はセレモニーにすぎず、各ゼネコンの支社には「本命は○○社」と談合の結果だけが告げられる。高橋元秘書は、鹿島の談合屋と深い関係を築き、それを背景に各ゼネコンに政治資金やパーティー券購入、選挙支援を迫っていた。
「秘密警察のようなことをしていた」と怯える業者もいました。対立候補の選挙事務所前の喫茶店にカメラマンを配置し、出入りする支援者を撮影し、チェックする。こうして隠れ自民系業者をあぶり出す。それやこれで高橋元秘書は建設業者の小沢貢献度を厳しく査定、一種の恐怖政治で巨額献金を強いてきたのです。
東京地検がこうした裏側を知らなかったとは言わせない。高橋氏は「献金の仕組みにかかわったことはない」「十数年前、ゼネコン各社に便宜供与をしたかのような報道もあるが、身に覚えがない」と言っていますが、「よく言うよ」でしょう。
大久保秘書と西松建設だけを問題視するのは、巨悪を見逃し、小物でお茶を濁す捜査にしか見えません。
(日刊ゲンダイ 2009/04/03 掲載)
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