★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK60 > 160.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200903121655
北朝鮮が「長距離弾道ミサイル」の打上げを予定していることに関して、このロケットは実際に試験衛星が搭載された宇宙ロケットである可能性が高いことが10日、米国家情報長官が行った議会証言により明らかとなった。 デニス・ブレア(Dennis Blair)米国家情報長官は同日、上院軍事委員会で行われた証言で「北朝鮮は近く宇宙ロケットの打上げを行うと発表しているが、実際に打上げは(長距離弾道ミサイルではなく)宇宙ロケットではないかと考えている」とした上で「もちろん、そうではない可能性もあるかもしれないが、宇宙ロケットであるということが私の考えだ」とする見解を示した。 米国家情報長官は連邦政府の15の情報機関を統率する情報部門の最高責任者。今回、米情報部門がどのような理由で北朝鮮のロケットが長距離弾道ミサイルではないと判断したかについては明らかにされていないが、少なくとも、ロケットには北朝鮮の主張通りに試験衛星が搭載されており、ロケット打上げは試験衛星の軌道投入が目的の一つであることは確かなようだ。 日本政府は北朝鮮が弾道ミサイルの打上げ実験を断行し、尚かつ、ミサイルが日本の領土・領海に落下する可能性が高いと判断した場合にはミサイル防衛システムを使って迎撃する用意があることを表明。また、弾道ミサイル発射を行った場合は国内の北朝鮮関連団体の資金凍結を行うことで経済封鎖を行う用意があることなども表明している。 しかし、宇宙空間を飛翔する平和目的の衛星打ち上げ用ロケットの打上げをもって、そのロケットを迎撃したり、国内資金の凍結を行うことを可能とする法的根拠はどこにもなく、今回の米国家情報長官の発言は波紋を呼びそうだ。 今のところ北朝鮮のロケットは4月4日〜8日の範囲で打上げが実施される見通し。 |
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK60掲示板
フォローアップ: