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【田原さんは圧力に屈せず反論せよ!】 田原総一朗氏の「ユダヤにやられた」発言に、サイモン・ウィーゼンタール・センターが抗議
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http://katorishu.exblog.jp/
田原総一朗氏の「ユダヤにやられた」発言に、サイモン・ウィーゼンタール・センターが抗議
3月11日(水)
■8日、テレビ朝日の「サンデープロジェクト」で司会の田原総一朗氏が、田中真紀子氏をゲストによんだコーナーで、「田中(角栄)さんも結局ユダヤにやられた。お父さんもやられたように小沢さんもやられた」と語ったことが「騒動」になっているという。
■ユダヤ系の人権団体、「サイモン・ウィーゼンタール・センター」が自身のホームページで「政治スキャンダルを米国とユダヤのせいにする、日本の報道番組の司会者を糾弾する」と声明文を発表したという。(「日刊現代」12号)。以前、ナチスのガス室はなかったという記事を掲載した雑誌「マルコポーロ」がこの団体の抗議をうけて廃刊においこまれている。
■「ユダヤ陰謀説」というのは戦前から日本でも、はやり風邪のようにでてくるもので、関連の本はそれなりに売れているようだ。閉塞感のただよう時代、身の不幸は「誰かの陰謀」のせい、とすることで、ちょっと気持ちがすっきりする――といったこととつながっているのだろう。
■この人権団体は経済界、金融界を中心に強い影響力をもっているので、対応をまちがうと、番組ばかりかテレビ朝日の広告にも影響がでるかもしれない。田原氏と田中真紀子氏のでた8日(日)の番組は、途中から見ているので、ユダヤ陰謀のところは知らなかった。
■この人権団体の抗議は、強い影響力をもつ。そのことを長年マスメディアで生きてきた田原氏が知らないわけはない。「ユダヤにやられた」と影響力の強いテレビで発言したからには、それなりの「根拠」があるはずである。「陰謀説」は政治、経済などにはつきもので、現実に権謀術数の陰謀はうずまいているのだが、確証がなく、憶測をまじえたものであることが多い。
■ただ、ユダヤ系資本が世界で強い影響力をもっていることは事実で、アメリカの金融関係者やハリウッド関係者、メディア関係者に「ユダヤ系」の多いのも事実である。ところで優れた「陰謀」は、決して表面化しないから、陰謀があった事実さえ、当事者以外は知らない。歴史を読むとよくわかるが、政治とは陰謀の歴史といってもいいくらいである。政治と歴史は密接に結びついているので、歴史とは陰謀の歴史ということもできる。
■テレビの地盤沈下がいわれるなか、民放各局が今もっとも恐れているは、経営の基盤であるCM収入の低下である。とくに営業部門などを中心に大口のスポンサーには大変気をつかっており、《スポンサーを降りる》という言葉は、テレビに限らず新聞・雑誌にとっても泣き所である。田原発言へのユダヤ系人権団体の抗議に、田原氏本人やテレビ朝日がどう対応するか……。
■ビジネスの分野で日夜、冷や汗、脂汗をながしている人たちには周知のことだが、「一番強い」のはお金をだす人や組織である。だからといって、スポンサー(金持ちでもある)にあまりに気をつかいすぎて、もし「真実」を伝えないとしたら、ジャーナリズムとしては、たいへんまずいし、危険なことでもある。サイモン・ウィーゼンタール・センターの抗議に、田原総一朗氏がどう答えるか注目される。
# by katorishu | 2009-03-11 22:59 | 文化一般
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●サイモン・ウィーゼンサール・センターの
田原総一朗糾弾宣言
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http://www.wiesenthal.com/site/apps/nlnet/content2.aspx?c=lsKWLbPJLnF&b=4441467&ct=6823949
2009 News Releases
March 9, 2009
WIESENTHAL CENTER DENOUNCES JAPANESE TV NEWS PERSONALITY FOR BLAMING POLITICAL SCANDALS ON AMERICA AND THE JEWS
The Simon Wiesenthal Center strongly criticized Soichiro Tahara, host of TV Asahi's Sunday Project program for anti-Semitic and anti-American accusations made during a March 8th exchange with former Japanese Foreign Minister Makiko Tanaka. In the live broadcast, Tahara told Tanaka that her father, former Prime Minister Kakuei Tanaka was “done in by America, by the Jews and Ozawa, [leader of the Democratic Party of Japan] too, was done in [by America and/or the Jews].”
“It is outrageous and unacceptable that in 2009, a time of international uncertainties and increased anti-Semitism, that a host of a news program meant to inform the Japanese people about political developments would instead conjure up non-existent conspiracies to blame domestic scandals on Jews or America,” said Rabbi Abraham Cooper, associate dean of the Wiesenthal Center in a statement from Jerusalem.
Rabbi Cooper found it all the more disturbing since Tahara made this statement during a direct exchange with a former Foreign Minister, Makiko Tanaka and that it was unfortunate she did not challenge his falsehood immediately during the live broadcast. “Instead, all the viewers heard was a remark by the show host that the Foreign Minister's late father and the current president of the Democratic Party of Japan were both victims of outside plots against them,” he said.
“TV Asahi should immediately dissociate itself from this ludicrous statement and TV Asahi and Mr. Tahara owe all concerned a public apology,” he concluded.
The Simon Wiesenthal Center is one of the largest international Jewish human rights organizations with over 400,000 member families in the United States. It is an NGO at international agencies including the United Nations, UNESCO, the OSCE, the OAS, the Council of Europe and the Latin American Parliament (Parlatino).
For more information, please contact the Center's Public Relations Department, 310-553-9036.
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