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【今日は何の日】1933年:『蟹工船』小林多喜二が拷問死
【コラム】 2009/02/20(金) 09:28
1933年(昭和8年)2月20日、小林多喜二(こばやし たきじ)が死去した。
、 小林多喜二(1903−1933年)は、昭和初期のプロレタリア文学を代表する作家。秋田県北秋田郡下川沿村(現大館市)に生まれる。小樽高等商業学校在学中から創作活動に取り組み、自らの困窮した境遇などの影響で労働運動に参加し始める。
1929年、北の海で蟹を獲り缶詰に加工する蟹工船で酷使される労働者が、人間的な待遇を求めて立ち上がる様を描いた中編小説『蟹工船』を発表。プロレタリア文学の旗手として脚光を浴びる。
しかし同時にこの頃から要注意人物として警察にマークされ始める。1931年に当時法律で禁止されていた日本共産党に入党し、地下にもぐって活動を展開していたが、1933年2月20日、仲間との連絡中に特高警察に逮捕され、拷問を受けて死亡した。(編集担当:梅本可奈子)
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