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「クマのプーさんブログ」から貼り付けます。
http://blog.livedoor.jp/amaki_fan/archives/2009-01.html#20090123
◇ビル・トッテンさんは語る―誰がなっても変わらない海賊国家の本質
天木直人さんの今日のコラムを読んで思い出しました。
「週刊金曜日」2008.11.14(727号)においてビル・トッテンさんは「オバマでどうなる」と聞かれ「誰がなっても変わらない海賊国家の本質」について語った。
<ビル・トッテン氏に聞く>
誰がなっても変わらない 海賊国家の本質
米国の真の支配者は政府を買収した者たちだ。
大統領はその雇われ人にすぎない。選挙に目をくらまされることなく、
彼らが権力を握っている限り、米国は戦争犯罪を繰り返す
「ならず者国家」である事実を見つめるべきだ。
http://www.kinyobi.co.jp/backnum/tokushu/tokushu_kiji.php?no=392
記事の一部を引用していきます。
――トッテンさんは、以前から「実際に米国を動かしているのは、国民から指導者として選ばれた大統領ではない」と指摘していますね。
実際どの党の誰が大統領になろうが、政府のやることはそれほど変わらない。
共和党でも民主党でも、大した違いはありません。
――形は二つの政党が互いに競い合う「二大政党制」ですよね。
薄い青の色と、もう少し濃い目の青の色のどちらを選択するのかというような問題にすぎないのです。
かつてソ連では、政党は一つでした。米国もこのように、政党は一つしか存在していないのです。ですから、米国は旧ソ連と本質的には同じだと考えていい。
オバマとマケインしか候補者がいないかのような錯覚を受けます。まだ他に対立候補がいるのにマスメディアが絶対討論に参加させない。財界が認めないような人物はまず表には出られないようになっている。要するに政府を買収した者たちが支配する仕組みなのです。
――初めて黒人が大統領になったということで、それを実現した米国を評価する声もありますが。
正確を期すなら、彼は厳密には「黒人」ではありません。母親が白人ですから、なぜハーフと呼ばれないのか、よくわかりませんが。
オバマの本質は、そのうちすぐ分かると思います。
――オバマが大統領になっても、期待できないと。
正確に言うと、「期待はしたいですが、無理でしょう」ということです。
米国の大統領は巨大な権限があるとされていますが、国防総省やCIA、NSA(国家安全保障局)、FRB(米連邦準備制度理事会)など巨大な官僚組織があり、自分の一存で急にそれまでの政府の政策を変えることは困難なシステムになっていますし。
米国の大統領は、選挙に勝つために一般の国民に役立つかのような期待をもたせ、当選したら財界の御用聞きになるのです。なぜなら大統領選挙では、財界から一番多くのおカネを集めた候補者が当選するのですから。
――こうした認識は、一般の日本人が抱く「米国像」とずいぶん違うように思います。
それはそうでしょう。大多数はマンガ漬け、テレビ漬けの国民ですからね。多くの日本人は、米国の歴史をあまりに知らなすぎます。基本的にはあの国は、海賊なのです。 お互いの協力や扶助を必要とする農耕民族の歴史を持つ日本のような国とは、全く異なるのです。
「米国の次期大統領について」考える時に分かりやすい内容でしたので、以前読んでその部分だけとってありました。しかし以上はそれをさらに省略したものです。ビル・トッテンさんの言わんとすることが伝われば幸いです。
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