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(回答先: 「オバマ待ち」の危険=福島良典(毎日新聞) 投稿者 クマのプーさん 日時 2009 年 1 月 13 日 10:11:51)
http://mainichi.jp/select/opinion/yoroku/news/20090111k0000m070094000c.html
余録:オバマ氏の就任演説
ひょっとしたら世界中のカレンダーが間違っているのかもしれない。09年は1月1日には始まらなかった。20日の就任演説でオバマ米大統領が何をいうかで今年、世の中は動き出す。そう思えるほど、米国も世界も盛り上がっている▲48年前、就任演説で理想を雄弁に語ったのはケネディだ。「国が諸君のために何ができるかを問うな。諸君が国のために何ができるかを問え」。歴史に残る名演説となった▲61年1月10日午後9時15分ごろ。演説作成にとりかかった時間は特定されている。フロリダに向かう自家用機で、ケネディが秘書を呼んだ。秘書が口述筆記した7ページの速記が残る▲本番の10日前では遅すぎる気もする。しかし「準備は早く始めない方がよい。国際情勢や経済情勢の判断ができるまで待つのが賢明だ」という大学教授の提言に従ったらしい(T・クラーク「ケネディ 時代を変えた就任演説」土田宏訳)。今年も情勢は急展開している。ケネディに倣うなら、オバマさんが書き始めるのはきょうあたりか▲キーワードはシニシズム(冷笑主義)ではないか。「冷笑的になり政治にうんざりだという人もいるだろう。しかしチェンジは可能だ」。投票前日の演説だ。「どうせできっこない」というシニシズムを超えてこそ「イエス・ウィ・キャン」につながる▲日本はなぜか不安と警戒心が目立つ。日本より中国を重視するのではないか。アフガニスタンへの貢献を求められたらどうしよう。世界はどきどき、日本はびくびく。受け身の発想で縮こまるのはやめ、もっと新政権に働きかければいい。「ノー・ウィ・キャント」(いや、できない)ではあるまい。
毎日新聞 2009年1月11日 0時12分
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