◆WestRiver ウエストリバー◆ = オーディオアンプ = パワーアンプ プリアンプ 製造販売 カスタムアンプも受付中! http://west.wramp.jp/ウエストリバーアンプの掲示板 http://west.wramp.jp/datawr1.html 1666 O.M.さん(アマチュアコントラバス奏者) Thu Apr 7 04:07:48 JST 2016 ▪ 古典的なユニットは、WRアンプとは合わない WRアンプと組み合わせるスピーカーについて当方が経験したことを投稿いたします。 当方は後述のように川西先生がリファレンスにしておられる B&W 805 MATRIX を導入し、JBL D130、LE175を処分することを決断しました。 当方はオーケストラ等でコントラバスを弾いいておりまして、JBL D130、LE175は「コントラバスの音を再現するのに此れに勝るユニットはない」というオーディオとコントラバスの大先輩の主張を受け入れて揃えたものでありました。 導入直後は確かに、分厚い中低音に、ホーンの厚い中高音にしびれました。 しかしすぐにどうしても「耳につく不快な音」に気がつき悩むことになります。 またヴィオラやピアノの左手がどうも落ち込んでいます。 サイン波を入れても音圧がガタガタで特に 1,000Hz〜2,000Hzに凹みがあります。 結果的にこれは過制動による歪んだ音だとわかりましたが、それがわかるまでに数カ月かかりました。 過制動だと判明するまでの道のりが本当に長く苦しかったです。 ネットワークが悪いかと思って高価な素子を買い求めたり、ホーンドライバを買い換えようか、高域用のツイータを導入しようかと悩んだりと落ち着かない日々でした。 川西先生に相談しようにも何が不満なのかうまく表現できません。 とうとう当方のイライラが爆発してWRアンプが悪い!と川西先生に怒りをぶち撒けました。 しかし、このことで結果的に正しい解決の道が開けました。 川西先生より3台のアンプを送って頂きまして解決策を探っていきました。
比較試聴していきますと、JBL は高出力になるにつれて解像度が上がるのですが歪みは決して消えません。 その後一般的な管球アンプを入手してみると、あんなに悩んでいた歪みはすっと消え去り素直な鳴り方です。 しかし音の粒が大雑把です。 なんというか「古い音」とでもいうのでしょうか、 これがスタンダードなJBLの音なんだと納得いたしました。 これらのいわゆる古典的なユニットは管球アンプの特性に合わせた設計である、 という結論に達しました。 録音されたものを適切に再生させようと思うならば現代的な設計のスピーカーを用いて WRアンプで鳴らすのが最善であると分かりました。 ▪805matrixと WRアンプはやはり最高であった!
そうなるとしても、当方はしっかりした低音が欲しい。 大型のスピーカーが必要ではないかと考えました。 川西先生がリファレンスとされているスピーカーはブックシェルフ型です。 いくらこのスピーカーで低音も十分出ていると言われてもにわかには信じられません。 しかし B&W の MATRIX で 805 より大型の 802、801 という選択肢も難しい。 802 は川西先生もおっしゃるように中途半端な感がします。 801 は巨大過ぎて躊躇します。 丁度良品が市場に出ていたので思い切って 805 MATRIX を導入することといたしました。 80 5MATRIX 導入当初はウーハーが熟れていないのか低音がすかすかでこれは大失敗だったかと思ったものの、急速に音が変わっていきました。 数日鳴らし込んだ 805MATRIX の音は、当方が今まで聴いてきたブックシェルフ型スピーカーのイメージを覆します。 和音の響きという縦のラインと、音と音の繋がり、進行感という横のラインがこれまで聞いたことがないくらいに自然です。 フルオーケストラの5弦コントラバスの響きさえも十分再現されています。 この低音の再現性の高さは正に川西先生が掲示板で何度も書いておられることです、やはり川西先生は正しかったのです! クラシック、ジャズ、タンゴ、ロック、ポップス等々全てにおいてコントラバス、 エレキベースの音がくっきり聞こえ全く問題を感じません。 ピアノの低い音の金属巻きの弦を叩いたズンとした響きもあります。 グランドハープも所有しておりますが、その生音と比べても遜色ありません。 目の前で吉野直子さんが演奏している感じです。 ホーンじゃないと分厚い中高音は得られないと思っていましたが全くホーン以上です。 歪みなく繊細でしっかりとした音圧です。 バイアンプで駆動しツイータの音量を相対的に大きくするとJBL のホーンで頑張って出そうともがいていた音が出てきました。奏者の息遣い、細やかな指の動きがはっきり見えます。 定位感もびっくりします。スピーカーがすっかり消えています。 実際のところ JBL も B&W も音の方向性は違いがありません。 世の中では前者は音が前に出る、ジャズ向きだ、後者は音が後ろに広がる、クラシック向きだなどと言われたりしており当方もそう思い込んでいました。 実際に使ってみると当方が JBL のユニットを使って鳴らした音の延長上に B&W の音がありました。JBL も B&W も当時の技術の制約の中で生の音を再現するために ユニットを開発していたわけで、JBL も真空管アンプを使えば B&W と音のベクトルは全く同一です。 またタンノイのスターリング(TW)も試しましたが、スピーカーの癖のようなものは感じますが、特にクラシック向きという印象はありませんでした。
ただ WR アンプでは 805 程には上手く鳴っている感じは致しません。 JBL のように何か鳴らしにくい要素があるのかもしれません。 805 MATRIX ですと、出力の違う WRアンプで聞いても音は全く同じです(もちろん個体差による極僅かな音の違いはあるような気がしますが誤差の範囲内でしょう)。
5W でも 100W でも再生された音のクオリティは同じく高いです。 JBL の古典ユニットのように W数で解像度が変化するということはありません。 最も安価な E-5H でも何ら問題ないわけです。 どんなジャンルの音楽を聴こうとも、アンプもスピーカーも正しい方向に向かって適切に作られたものを選べば良いだけであって、その一つの方向が WRアンプであり、B&W MATRIX シリーズであるということでしょう。 ジャズ向きだとか、オーケストラ向き、室内楽向きなどというスピーカーはなく、またスピーカーのグレードアップなどというのもなく、WR アンプを基軸におけば、あとはつないだスピーカーの音が生と比べて適切かどうかを基準にすれば良いのではないでしょうか。 川西先生は出力の違うアンプを貸し出してくださいます。 もし比較試聴して音が違った場合はスピーカーに問題があるのかもしれません。 805MATRIX にサイン波を入れてみて驚きました。なんと50Hzまでも音圧が落ちずに 出ているではないですか! サイン波で性能が図れる訳ではありませんがこの数値だけでも805MATRIX は少なくともコントラバスの再生には問題がないように思われます。 そもそもコントラバスは低音楽器というよりは倍音楽器と認識したほうが しっくりくるかもしれません。弦の振動で震えた駒が表板を叩くことで発生する 豊かな倍音が重要です。基音の周波数を基準に考える必要はないかもしれません。 この小さな805MATRIX でここまで再現されるのであれば、ウーハーの追加された801、802 もどれだけの再現性があるのか興味があるところです。 しかし、これらはユニット数が増えるのでどうしてもチェロが下に、ヴァイオリンが上にくるような定位における違和感が生じるだろうと想像出来てしまいます。 店頭で聞いた最新の B&W の大型スピーカーをそこにあるメーカーのアンプで鳴らしたのを聞いた時にはそういう違和感が大きかったのです。 805 は 805 なりに大変バランスのよい完成されたスピーカーだと思います。 805 MATRIX と WRアンプを組み合わせて音楽を楽しんでいると、スピーカーの B&W の開発者とアンプの川西先生の、生の音を再現したいという熱い思い、熱い執念が出会って見事に実を結んでいるのだと深く実感いたします。 オーディオで求めるものは人それぞれですが、もし生を基準にした再生音を求めるならば、第一候補は川西先生がリファレンスに用いている 805 MATRIX が最良の選択であり、さもなくば現代において素直に設計されたスピーカーを使用するのが良いだろうと思われます。 オーディオ装置などは単なる道具ですので、当方の経験したように懐古的なものや 根拠がはっきりしないのに高額なものなどに惑わされないようにして正しい方向のものを選べば良いでしょう。WRアンプは間違いなくそういうものです。 ____
1669川西 哲夫さん(WRアンプ開発・設計者) Thu Apr 14 2016
O.M.さん、詳細で単刀直入なご投稿ありがとうございます。 O.M.さんが使用されていたスピーカーは、ずっと B&W の CDM1 だとばかり思っていました。そして暫く音信が途絶えておりました。 去年の文化の日の頃でしたか、久し振りにお便りがありました。それは、お持ちの ΕC-1 と Ε-10 のアップグレードのお話でした。2年ほど前にΕ-10 のプロトタイプをお貸し出しし、WR アンプを気に入って頂きご購入頂いたのを思い出しました。 しかしよくお話を伺うとどうもチャンデバを使ってマルチ駆動をされているようで、ローチャンに Ε-10、ハイチャンにはもっと以前にご購入頂いた WRP-α9/A をお使いになっている事が分かり、結局、WRP-α9/A の安定化電源化も含めてアップグレードをして頂く事になったのでした。 ところが「どうせアップグレードするならΕC-1 に EQ 基板を載せて LP も聴けるようにしたい」とご希望が脹らみ、結果的に大手術となりました。そのご報告はWR掲示板の 163 6と 1642 に詳述されていますので、改めてお読み頂ければ幸いです。 この時に「WRアンプの音は革命的だ!」と言う名誉あるご感想を頂いたのです。 実はこの頃に既にヘッドアンプのご注文も賜っており、それは年末ギリギリに納入させて頂いたのでした。この絡みで純粋MCカートリッジが見直されています。また、MMの再生音にも劣るCDの音を改善すべく、プレーヤーも32bitDACを積んだものに買い換えられています。
このように短期間で O.M.さんは急速な坂道を登られたのです。それが何処かに歪となって皺寄せが来るとは夢にも思っていませんでした。詰まり音が良くなったら、又それだけ粗が目立って来る事になり易いのだと思います。今まで隠れていた欠点が表に出てくる可能性があるのです。 11月の末頃には、ローチャンとハイチャンの繋がりが悪い、と言うようなお話をチラホラされています。この時に初めて私は O.M.さんが D130+LE175+D91 をお使いになっていると認識したのです。 12月に入ってからこの問題が大きくクローズアップされて来ています。 既に、チャンデバは止めて LE175 の方をコンデンサーでカットする方法に変わっていましたが、そのコンデンサーの質で音がコロコロ変ると仰っています。そこで、私が ASC を推奨して > ツイータのハイパスのコンデンサーですが、川西先生ご推奨の ASC がやっと届きまして、 > この違和感がすっきりと解決できました!
と一度は満足されています。 この後、ヘッドアンプ導入によるMCカートリッジの音について色々感想を寄せて頂いたのですが鉄心入り MCカートリッジの音が > ジャズベースが鉄芯だと一旦PAを通した音に聞こえてきました。 と仰っていたので、最初は誇張かと思っていたのですが、今思えばスピーカーの問題が顔を出していたのかも知れません。 確かに、鉄心入りMCは純粋 MC に比べてそう言う傾向が多少はあるのですが、その時「PAを通した音」と言う表現に多少違和感はありました。 2月に入ってハイパスのコンデンサーで随分悩まれたようです。エージングの問題、耐圧の問題等で音がかなり変ると言うのがご不満のようでした。今思えばそう言う事で音に大きな変化がある場合は、別に本質的な問題が隠されている事が多いのです。 中高域に違和感があるとカットオフ周波数を下げたくなるものです。その為にはコンデンサーの容量を増やさなくてなりませんが、そうそう思い通りの容量のコンデンサーが手に入る訳ではありません。勢い、コンデンサーの並列接続になります。 コンデンサーはそれぞれ直列にインダクタンス分を持っていますので、不用意に並列接続すると高周波領域に共振峰ができ、システムに何らかの問題があると、それが音質に微妙に影響してくるのです。WR アンプのパスコンにも昔から1Ωの抵抗を直列に入れています。 O.M.さんもこれで暫く悩まれたようですが、並列にされた2つのコンデンサーそれぞれに直列に0.5Ωから2Ω位を入れるようにアドバイスさせて頂いたのです。その結果、 > この音を聞けば、昨日までの音は奇妙奇天烈であったのは一目瞭然です。 > バイオリンのパワーに負けず、ビオラやチェロの粘っこい音が難なく聞き取れます。 > 当然ピアノの左手もしっかりしており、低音の太い金属弦の粘っこい感じ、 > 高音はキンキンせずにカンカンなる感じが出ています! > これはすごい。正にこの方向の音が欲しくて右往左往しておったのです。 と言うレポートを頂き私は一安心したのです。それから3月の半ば頃までは便りがなく満足されているのかなと思っていたのですが、また問題が発覚したようでした。 それはウーハーとツイターを別々のアンプで鳴らすと、本来はもっと良くなるはずなのに耳に着く違和感があって改悪になると言う問題でした。 音楽がちぐはぐに聴こえると言う事でした。 ウーハーを鳴らしている Ε-10H の音と、ツイターを鳴らしている WRP-α9/A (Ε-5H 相当)の音がかなり違うと言うご不満でした。 WRP-α9/A の方が膜が掛かったようになると言う事でした。 私は5W以下で鳴らすなら、Ε-5H とΕ-50H の音はそんなに変わらないと常々申し上げていますし、今回のアップグレードの時もそれを確認して発送していますから、これは何かあるなと薄々思い始めていました。しかし、未だスピーカーのダンピングの問題だとは気付いていませんでした。 それ以降、こちらのΕ-10Hプロト、WRP-ΔZERO(Ε-50H相当)、100W機(Ε-100H相当)を次から次とお貸し出しし様子を見させて頂きました。
それに依ると、Ε-10HよりΔZERO、ΔZEROより 100機とドンドン分解能が上がると言う事でした。 この時に、音の表現を形容詞などで表現すると誤解の元になると痛感し、なるべく具体的に表現するように努めるべきであると悟ったのです。こちらで鳴っている音と余りに違うレポートを頂くと、何を頼りにそれを判断すれば良いか分からなくなるのです。 この頃に頂いたご感想の一片を記しますと > 届いたアンプでは、音の次元が違います。これはすごい。 > 当方のアンプもつなぐスピーカーが805matrix だとこのような素晴らしい音で鳴るのでしょうか。 > まったく信じられません!
と言うように、ハイパワーアンプなら結構良く鳴るものの、ご所有の α9/A やΕ-10H では、とても上手く鳴らせないと言う内容です。
この頃は他に何かあると思いつつも、まだネットワークの問題も気になっていて、スピーカーのインピーダンス上昇の問題も考慮し、打ち消しの為の直列素子を入れるように進言したりしましたが、少し効果はあったものの本質的な解決には至りませんでした。 この頃になると O.M.さんもアンプの問題もさる事ながら、真空管時代に開発された JBL の問題点に気付き始めて居られたのでしょう。 真空管アンプと高帰還アンプ、又大きな箱に入れないと低音が出ない昔のスピーカーと小型エンクロージャーに入れてハイパワーで鳴らす現代のスピーカーの違い等々について、色々調査されたようです。 D130+LE175 を聴いて衝撃を受けた時、鳴らしていたのは真空管アンプだった事も思い出されたのでしょう。 一度は真空管アンプで鳴らす必要性と、既に JBL を諦めて 805 MATRIX を探す気にもなられていたのだと思います。それから5日程音信が途絶えていました。 真空管アンプを入手し、805 MATRIX も注文したと言うメールが突然ありました。 真空管アンプは3結シングルのミニパワーアンプでしたが、次のようなレポートが添えられていました。 > JBL とWRアンプでは高出力に比例して解像度は上がります。100Wの解像度はαZEROをはるかに > 凌ぎます。しかし、しぶとく残り続ける「うまく鳴っていない感じ」があります。
しかし、3結で鳴らすと > これが管球アンプだとこの鳴らない感じがすっと消えているのです。 > 解像度は一気に落ちているのに、耳触りはとても自然です。 と言う風に仰っています。 真空管アンプだとずっと付き纏っていた違和感がスッと消えるようです。 どうも、WRアンプだと無理に JBL の穴を叩いているようです。しかし、次のようにも仰っています。 > 管球アンプの解像度はMMとMCのような違いがあります。いや、もっとあるかもしれません。 > WRアンプの解像度を聞いてしまうと全く笑ってしまう大雑把さなんです。 > しかし管球アンプですとユニットの発音の様子が全く異なり、総体的にこれが > 当時のスタンダードな再生音であると納得できるような質感です。 生の音を求めて近代的なスピーカーを高帰還アンプで鳴らすのと、昔ながらのゆったりした音を楽しむのと両極端を経験された事になります。 この音の違いの要因はアンプの出力インピーダンスの違いだと思います。 昔ながらのスピーカーはやはり当時想定された目的で使うべきなのでしょう。 無理に定電圧駆動するとコーン紙の振動が制動され過ぎてしまう為に、一部に耳障りな音が残ると考えられます。 D130 がアルニコを使っているのも裏目に出た感じです。 察するに昔の真空管アンプでも、それなりにダンピングが効いた音が出るように図られていたのだと思います。 振動学的には、臨界粘性減衰係数に、系の粘性減衰係数が近付くと減衰振動は振動的でなくなり、単調減衰になってしまいますが、このような系は反応が鈍くなりますので、切れのある軽い音にはならないのです。 電気振動でも言えて、方形波特性を余り鈍らせるとアンプの音は硬直して来ます。 制動不足でリンキング状態になると音は荒れますが、少しアンダー気味で低い山が1つ見える程度が良いとされています。 しかし、805 MATRIX が到着すると、 > 805MATRIX 届きまして、衝撃です! > JBL と合わせて、もう必要のないものとなりました。 O.M.さんは生楽器の音を再現する為のオーディオを目指して居られますので、当然の結果となったのです。どのように衝撃だったかは次に示す文章から見て取れます。 > E-10H で駆動していますが、805 を慣らしきってやろうという先生の熱い思いがビシビシと > 伝わってきます!第一印象だと低音が薄いかな?と思いやはり失敗だったかなあと思ったものの、 > しばらく聞いていると音がこなれてきたのか、バランスがよく感じてきました。 ハイパワーアンプに比べてご自分のものは大きく見劣りがするとお感じになっていたはずですが、805 MATRIX ならものの見事に鳴ったようです。 音のバランスが聴くうちに良くなったのは、やはり長い間眠っていたスピーカーのエージングが進んだ為ですが、耳が小型スピーカーに慣れたこともあると思います。さらに、 > この小さな筐体SPでピアノがこんなに満遍なく聞こえるのは奇跡ですね! > 掲示板や先生のメールに書いてある左手の最低音が聞こえるという記述はさすがに > 言い過ぎだろう、聞こえていても蚊の泣くような微かな響きでしょうと思っていたのですが、 > まさかまさかこんなに聞こえるとは! と仰っていて、私が Feastrex で体感した時と似たような衝撃を受けられたようです。この音が認識できると本当に幸せな気分になるから不思議です。
そして、やっとO.M.さんは納得の行く音を手に入れられたのです。 > 全体の音楽性は明らかに805 です。時間軸に沿って響きが繋がっていく感じに破綻がありません。 > 定位感もすごいです。よそ様のところでのJBL で相当大音量で試聴距離も離れて聞いた時にSPが > 消えている感覚がありましたが、自宅では近接で歪みが多く耳につくのかいまいちです。 > それに比べればこの805はとても素晴らしい!スピーカーを意識することが全くない! > やっと色々な呪縛から解放されました。 この成功は B&W805 MATRIX でなければ得られないのではありません。 又 B&W805 MATRIX に WR アンプを無理に合わせている訳でもありません。 その証拠にサトウさんの追試でもっと小型で安価な DENON の USC-M3E を繋いでも「これだけでも十分立派な鳴りです。」と仰っています。 D130では過制動になり違和感が残りましたがその理由ははっきりしています。 現代のスピーカー、特にヨーロッパ系のものなら全く問題はないと思います。 どうぞ安心して、WRアンプをお求めになって下さい。 http://west.wramp.jp/datawr35.html
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