雪日記 月山最終日、姥ヶ岳から牛首へ。 【20-21シーズン 184日目】 天候:晴れ 6/11(金) 月山スキー場でスノーボード。 http://golgo13zilch.jp/blog-entry-4092.html 本日は月山遠征最終日。リフト乗り場へはまだ雪上移動できそうです。 リフト降り場もどうにか(笑) 登山道から大斜面、もしくは更に登ってTバー、 以上の2択を選択する方が増えてきました。 しかし、 わたくしめはそのどちらでもなく、 あちらを目指します。 スキー場からは北東に見えるあの頂上。 月山山頂です。 Tバーの降り場で小休憩。 月山に直登ではなく姥ヶ岳の頂上にも立ち寄ります。 ん〜、 やっぱり今年は雪が少ないね。 Tバー降り場からすぐ上はもうすでに登山道。 姥ヶ岳の登山道がどのくらい露出しているかで、この先の残雪量もある程度想定できます。 スキー場の頂上はここ姥ヶ岳ですが、 目指すはあちら、 月山山頂、月山神社です。 姥ヶ岳からは登山道のまま進み金姥へ。 雪が多い年は、この時期でも残雪が多く登山道は途切れ途切れなのですが、 今年はほとんど雪上を歩かないでここまで来られました。 ここを北東側に進めば、月山神社。 北西側に進むと、湯殿山神社。 湯殿山へは月山へ向かうより少々険しく時間もかかります。 ※それでもスノーボードブーツでどうにか行ける(笑) →小さな草でも、大きな生命。 金姥から牛首までは美しい景色を堪能しながらのお散歩道。 山桜?と思われますが、 森林限界を超えた豪雪地。 こんな厳しい環境でも桜が育つのですね。 一部高山植物が見頃を迎えているようです。 美しいけど花の名前はよく判らない。 山菜だとすぐ覚えるのに花はね…(笑) おぉ、シドケの新芽だ、これは食べられる山菜。 隣のバイケイソウは食べてはいけない山菜(毒草)。 今はこんな看板いらないくらい山は綺麗です。(たまに例外もありますが…。) 昔のゴミ(プルタブとか)がたまに落ちていて時代を感じますけどね。 そんな感じで景色や植物を堪能しながら牛首へ。 こちらはまだまだ積雪量たっぷりで雪上移動となります。 数名の登山者がいらっしゃいましたが、 スキーヤー、スノーボーダーはほとんどいません。 板があれば帰路はスキー場までワープです(笑) 登山も楽しいですが、やっぱりスキーヤー&スノーボーダーなら滑走下山したいよね。 バックカントリーって登山と滑走の両立が楽しめる究極の山遊びだと思います。 ここから先にもう残雪はありません。 帰りの滑走はここからになるので板をデポ。 身軽になり最後の登り、そして聖域(サンクチュアリ)に突入です。 …つづく。 スキー場発表積雪量:200cm 使用板:GENTEMSTICK / INDEPENDENT STICK ビンディング:BURTON / STEP ON ブーツ:BURTON / PHOTON STEP ON http://golgo13zilch.jp/blog-entry-4092.html ▲△▽▼
【20-21シーズン 184日目】 天候:晴れ 6/11(金) 月山スキー場でスノーボード。 http://golgo13zilch.jp/blog-entry-4090.html 牛首から先は残雪も無くなり少し急な登りになります。 ここまでリフトを降りてから1時間くらい。 ゆっくり登ってきてもそんなに時間はかかりません。 そして1本道なので迷う事もありません。 視界が良ければ。 初めて月山に訪れた10年前、 →初登山、月山神社はホントにあるのか!? 〜遭難編 何で遭難しかけていたのかな(笑)!? 視界不良で初めての登山…、 色々と無謀でした(笑) 今ではすっかり慎重派でして、視界不良時に無茶はしません。 でもあの時、一瞬視界が開けて見えた景色は絶景で感動したな。 登っているのに踏み跡が自分のモノだった時は青ざめたけど(笑) 月山鍛冶稲荷神社。 昔はここに鍛冶小屋という小屋があったらしいです。 月山の麓では刀鍛冶が栄えていたそうで。 その先は神聖な雰囲気に包まれております。 正に聖域(サンクチュアリ)。 嗚呼…、ついに!? 月山神社現る。 境内は神聖なる領域。 写真撮影は慎みます。 まだ山開き前なので無人の月山神社。 幻想的で静寂の山頂。 神社の裏は広大な残雪エリア。 ここならまだまだしばらく滑走できます。 そして、残雪エリア側から稜線に出ると三角点があります。 神社側からだと藪と岩場に阻まれてその先はもう何も無いだろうと思ってしまいます。 ですので月山の三角点を拝むのはこれが初めて。 ここが本当の山頂って事かな。 神社までは何度も訪れているのに、これは盲点でした。 雲の峰 いくつ崩れて 月の山 あの有名な松尾芭蕉も月山に訪れているのですな。 江戸時代の月山はどんなだったのでしょう?? 今は車〜リフトを使え登山道もある山ですけど、 間違いなく当時は過酷な修行だったのでしょうね。 それでも目に映る景色は当時とそれほど変わっていないはず。 芭蕉もここから鳥海山を望んだのかな。 山開き前の登山は本当に快適。 気温的に、暑すぎず寒すぎず。 登山者はほとんどいないので純粋に景色や山の雰囲気を楽しめる。 登りやすくて人気の山ともなると、夏場は混雑必至です。 暑くて人だらけ、登山道は渋滞!なんて、せっかくの自然が台無し。 梅雨の雨さえ避ければ6月の登山はオススメです。 さて、 誰もいない山頂でお昼休憩といきますか。 月山神社にポケモンも配置したしね(笑) …つづく。 スキー場発表積雪量:200cm 使用板:GENTEMSTICK / INDEPENDENT STICK ビンディング:BURTON / STEP ON ブーツ:BURTON / PHOTON STEP ON http://golgo13zilch.jp/blog-entry-4090.html
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