Mark Audio ユニット Alpair7 音工房Z ■Z600-Alpair7■オールインワン自作キット http://z-sound.biz/z600/alpair7.html
(※写真はZ600-ALPAIR7組み立て⇒完成までをイメージした写真になります。 発送される商品は高音質ベニヤ、スピーカーユニット、内部配線、フェルト、ビスのフルセット商品です。組み立てはお客様自身で行う必要があります。 ※スピーカーユニットは付属しますが、お持ちの方は -15,000円でキットのみの購入も可能です。 ※写真のクランプ用ラワン捨板は付属しません) Z600-Alpair7 ユニット特徴 「Mark Audio」 というスピーカーブランドをあなたはご存知ですか? 5年ほど前にできた新しいメーカーのため、長く自作スピーカーを取り組んでいらっしゃる方にも比較的馴染みのうすいメーカーかもしません。 しかし、ちょっとオーディオに詳しい方なら「Edward James Jordan(ジョーダン博士)」 を知らない人は恐らくいないでしょう。
言わずとしれたSPユニットのエンジニアで「メタルコーンの世界的権威」です。 市販スピーカーでは「グッドマン」「ALR JORDAN」というメーカーなどのユニット設計を行っています。 Mark Audioの代表「Mark Fenlon氏」はそのJordan博士が抱えていたトップ3人の弟子の一人でした。 現在は別々の道を歩むことになったマークとJordan博士ですが、マークオーディオのユニットにはJordan博士のノウハウをさらに改良したメタル系のドライバーを中心に香港に住み着いて商品の開発・販売を行っています。 イギリス人のマークが何故香港に住み着いているかというと、 商品の生産拠点がすぐ近くの中国にあるのですが、 工場で自ら陣頭指揮をとり徹底的な品質管理を行わないと 納得がいく商品ができないからだそうです。 (職人魂に頭が下がります) マグネシウム振動板の製造は今でも技術的に難しく その高いクオリティーを保持されるのはとても大変なんだそうです。 今回、音工房ZのZ600シリーズに採用いたしました ユニットAlpair7の特徴をちょこっと書きたいと思います。 まず、振動板ですがこれは「マグネシウム合金」です。 現在のHI-ENDスピーカー界で最もホットな振動板で、市販メーカーでも 高級スピーカーを中心に利用が広がっているのでご存知の方も多いと思います。 私がZ600シリーズの第1弾として発表し、今も爆発的な 売れ方をしてくれているZ600-SAF80AMGもマグネシム合金を利用 していますが、そのマグネシウム含有量はそれほど多くなく 数%どまりです。
しかし、アルペア7の振動板のマグネシウムの含有量は非常に多く アルミ70に対し、マグネシウム30ぐらいの割合です。
このマグネシウムの振動板の音は一言でいってしまうと 「金属だけど金属臭さがほとんどない」 ということだと思います。このスピーカーを目隠しされて聞 いたら、金属系のユニットを利用していることはほとんどの人が分からないでしょう。
スピーカーユニット(特にウーファー部分)の振動板に求められる性能は ■剛性が高いこと■内部損失が高いこと■質量が軽いこと ですが、この3つを同時に満たす夢の物質はなかなか 容易ではなく、これまで多くの振動板が生まれては消え 伝統的な「紙」に勝てませんでした。 もちろん紙は安価ですし、大型ウーファーなどには 今後もスピーカーの振動板として利用され続けることは 間違いないです。しかし以上の3つの性質をバランス 良く持ちあわせているマグネシムは高級ツィーター や高級フルレンジなどにおいては一つの地位を獲得 したと言っても過言ではないでしょう。 アルペア7は振動板だけでも凄いのですが、それ以外の パーツにも非常に強いこだわりとポリシーを持って仕様の 決定をされています。
エッジ・ダンパー ゴム系のエッジですが、極薄で一見するとゴム系のエッジとは 思えない精度で一瞬ウレタン系かと思ってしまいました。 この薄いいエッジとダンバーは音が篭ることなく前にでてくる感じで、 一昔前のFOSTEXの限定ユニットで現在でも非常に評価の 高いFE108Sにも匹敵する音離れの良さを彷彿させるものがあります。
この軽量エッジ、軽量ダンバーが音離れがよく篭もりの少ない 低音につながっていることは良い面ですが、デメリットとしては 対入力はさほど高くありませんのでパワーの入れすぎにはご注意ください。 マグネット マグネットはアルニコやネオジムなど一般的にオーディオ界で良いと 言われているものを複数試作を作ってブラインドテストをしたところ 効果の差が確認できなかったそうです。そのため一般的なフェライトマグネット で十分という結論に至ったそうです。 コイル 日本のメーカー製でFOSTEXの限定高級ユニットに 採用されいるゴトウ電子製とのこと。 フレーム 一般的にフレームは剛性を求めて「アルミダイキャスト」や「亜鉛ダイキャスト」 などを用いるのですが、テストを繰り返した結果アルペア系には金属系の音が乗っかってしまって駄目だったそうです。 一般的にフレームの音はユニットの音全体の少なくて10%多くて20%ぐらいが 音として乗っかってくると言われていますが、コーンの音を120%活かすために 3種類の特殊なプラスチックを混ぜて作った特注品です。 振動板形状 すでにお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、マークオーディオの振動板はコーンの形状が三角錐が潰れた形状をしていますよね。
これはちょっと説明が要りますが、振動板は何故三角錐の形状をしているかと思いますか?答えは剛性を保つためですね。 三角錐のコーンを完全に潰してしまうと平面になります。20年近く前に平面振動板ブームというのがあったのを 覚えている人もいるかと思います。振動板は完全な剛性が保たれていれば平面のほうが理論的には音質上有利なのですが、入力が高くなると剛性が保てずに歪が増えてしまい、得失を 考えると結局平面よりかコーンのほうが良いのではないかということになって現在のウーファー、フルレンジはコーン形状を採用しています。 ちょっと話しが長くなってしまいましたが、アルペア7の潰れた三角錐は剛性を保った上で「平面振動板」に近づけたぎりぎりの所を狙った形状です。 Z600シリーズの特徴 Z600シリーズは非常に評価の高いフルレンジユニット の実力を200%引き出すために、ユニットごとに何度も 試作を繰り返して商品化された音工房Zのオリジナル バスレフ型エンクロージャーキットです。
外観的にはシンプルなデザインですが、綺麗に組み立て塗装しても らえれば高級家具に負けず部屋のインテリアにマッチした おしゃれなスピーカーに仕上ります。
外観のベニヤにはスピーカーエンクロージャー材として 最高級のフィンランドバーチベニヤを利用しています。 バフルには45度の斜めカットを予め施した上、音工房Z 特性の積層バーチダクトも美しさを引き立てています。
キットの特徴は ●ベニヤからユニット、内部配線までを全てセットにしてご提供 <”ユニットのみ”のご選択も可能です> ●ターミナル穴、ユニット、バスレフポート穴は全てあけてありますのでドリル不要 (ネジ穴はありませんので、錐であけてください) ●バフル斜め45度カットは結構大きなルーターで通常削りますがカットしてあるので不要 ●小さな吸音材がカットしてはいっておりますので別途購入不要 ▲一点だけご注意▲
半田づけが必要です。 アルペア7のVer3.0からユニット側の端子には、直接ハンダ付けをしな いで済むような脱着可能なプラグがセットされています。(ファストン端子に 近いイメージです)このプラグに半田付けをすることでユニットに直接 ハンダ付けした時に起こりうるリード線が溶けてしまう等のトラブルを防ぐ ことができます。
この端子はユニットの中に付属していますので、ユニット⇒内部配線⇒ターミナルの半田付けはお客様自身で行っていただく必要があります。 Z600-Alpair7のエンクロージャー特徴
エンクロージャーは2台の試作を行い積層ポートを複数用意、両面テープを使ってポートの厚みを調整しながら 様々なソース、ピンクノイズによるテストを行ってきました。 ポートから出る音の設定は50hzあたりから125hzあたりまでを全て細かく試しては視聴ソースを聞いてきました。 さすがに100〜125hzあたりのポート設定では特殊なソースを除いて低域のドコドコ感が強すぎ。逆に60hz以下では全体的に低域の量感不足という結果になりました。 70〜100hz以下の間に設定が決まったのですが、ここの間ではソースや視聴環境によってどれでもほぼOKになるゾーンなのでありましたが、 今回のAlpair7というユニットは非常に中高域の分解能が高く、特にフルレンジ1発ではなかなか難しいと思われてきたオーケストラソースに関しては他のフルレンジ1発のユニットに比べ非常に大きな差を感じました。 そこで、低域の山と感じやすい80〜125hzあたりの部分より下に共振周波数を持ってくることにいたしました。ドラムスやウッドペースのパンチ力、男性ボーカルの声の太さはあまり重視せず、 いかにクラシックの中高域を聞くのにバランスの良い低域はどのあたりかというところに低域の量感ラインを設定いたしました。 視聴環境(部屋、ソース、好み)による低域不足(80hzより上の低域)はポート設定 ではなく容積を大きくすることで調整可能なので、内部に詰め物をすることで 容易でポートの周波数を上げることができまし、Alpair7からは防磁マグネットのカバーが外せるようになりましたので、カバーを外せばポートの周波数 を下げることもできます。 Z600-Alpair7の音全体の傾向 このエンクロージャーから出てくる音を様々なソースで視聴しましたが、 一言でいって全体的な分解能が非常に高いことに加え、音が軽やかに 前にでてくるという印象があります。前述しましたが、金属臭さは全くと 言っていいほど感じません。
ここまで中高域分解能が高いスピーカーは マルチでもかなり限られたものになるでしょう。 (私自身あまりに音が良いので完成後に聞き惚れてしまいました。) イギリス人エンジニア設計による高級ユニットに加え、 徹底調整された最高級材エンクロージャーで至福のひとときをお過ごしください。 ●Z600-Alpair7を購入して欲しい人は以下のようなお悩みをお持ちの方です● 10センチフルレンジ1発の最高レベルのものを聞きたい人 本物のマグネシウム振動板の音を聞いてみたい人 低域の量感よりか中高域の分解能を求める人 バーチ合板の箱は100万円払わないと手に入らないと思っていた人 ナローレンジでもバランスよく綺麗に鳴るスピーカーをほしいと思っていた人 ネットワークがなく鮮度の高い自作の音を一度も体験したことのない人 Alpair7を購入したが箱の設計で迷っている人 ●以下に該当する人はZ600-Alpair7を購入しないでください● 大入力を入れるかた。 JBLの38センチウーファーより低域がでると思っている人 やっぱり「ウーファーは紙に限る」と自信をもって断言できる人
MarkAudioの「Alpair7」に合うエンクロージャーです。数多くの試作・視聴を繰り返してて生まれた音工房Zの自信作です。 ※スピーカーユニットは付属しますが、お持ちの方は -15,000円でキットのみの購入も可能です。 全15mm厚のフィンランドバーチベニヤを全面的に採用いたしました。側板の斜め45度は予めカットしてあります。 バーチベニヤを高圧接着後に円形のカットを施してあります。 ダクトからでる低音域に加わった天然のバーチの響きをご堪能ください。 バックロードホーンを作り続けてきた工房だからこそ可能な超高精度な合板カットでお客様の作りやすさをバックアップします。 (※ボンドをつける前に仮組みをしていただき、相対誤差が±0.2mmを超える場合は返品してください。新しいものと交換いたします。)
Z600-Alpair7は他に書ききれないほど徹底的な細部へのこだわりを持ったスピーカーです。 バナナプラグ対応の金メッキターミナル採用 内部配線に高品位OFCスピーカーケーブルを標準付属 埼玉県の自社工場で一台づつ手作りで作っており100%ハンドメイドインJAPANです。
さらにZ600-Alpair7をご購入したいただいた方には 以下の特典を全て無料でプレゼントいたします。 大山へ直接メールによる相談することができます。 スピーカーの制作、塗装、音出し、セッティング等で 迷われたことがありましたらメールでご質問ください。 2営業日以内のご返信を心がけています。 (購入時メールサポート”希望する”をチェックしてください)
音工房Zの商品を購入したいただいたお客様だけが受け取る ことができる”サポートメルマガ”を定期的に受け取ることができます。 サポートルマガでは新商品の割引案内や、通常メルマガには書かない 超レアな木工動画、塗装動画、オーディオ動画を配信予定です。
過去のものは全て閲覧することが可能です。配信は月1程度 で内容は変更になる場合があります (購入時メールサポート”希望する”をチェックしてください)
(サービス希望 の方は申し込みページの”サポートメール希望する” にチェックを必ずいれてください。) 現在6980円で販売している木工塗装動画セミナー Z200基礎クリヤー塗装編を、Z600-Alpair7との同時購入に限り+980円でご提供いたします。 Z200シリーズについて詳しくはこちらをごらんください。 <商品発送完了時のメールで動画閲覧先URLとパスをお知らせします> 写真はイメージです。DVDではありませんのでご注意ください。お客様のPC、スマートフォン等で動画をストリーミング試聴していただく商品です。 スピーカーを組む時にあると完全接着が可能なZのオリジナルクランプZ203を 定価4,980円(送料1200円)のところをZ600-Alpair7との同時購入に限り2,480円(送料0円)でご提供!! (キットとの括りつけての配送になります)
Z600-SA/F80AMG 動画
Z600-Alpair7お客様の声
木村 正道様
「全般に、音が明瞭で、それぞれの音がはっきりと聴こえます。」 バックロードホーンと違い、半日あれば組み立てられると簡単に考えていましたが、鬼目ナットの穴が合わない等の苦戦を強いられたAlpair7でした。 ただし、HPの組み立て手順に従っていけば、誰でも簡単に組み立て可能です。 工程は4日かかりました。 第1日目、前面と上面に木口テープを貼る。 第2日目、組み立て終了 第3日目、鬼目ナットを打って、ユニット取付、の予定が失敗。 第4日目、ナットを外して、ダボ穴を開け、ダボ打ちで穴を塞ぎ、ユニット取付。 通算の時間数は、10時間かかっていないかと思います。 さて、試聴です。 <Jazz Vocal> Jacintha Here`s to Ben Emilie-Claire Barlow Like A Lover Nicki Parrott Fly Me To The Moon 予想通りの音でした。 女性ヴォーカルの声はみんな素直に伸びてきます。 特に音の分解能が抜群に良いので、息継ぎ時の息遣いの音がしっかりと聴こえて、録音している部屋で声の残響がゆっくりと消えていくのも聴き取れるので、 リアリティーがあります。音の定位がいいので、口の位置がしっかりと感じられます。 <Jazz> Bill Evans Waltz For Debby Paul Chambers Bass On Top
Waltz For Debbyのライブでのお客さんのグラスの音やおしゃべりがはっきりと聴き取れます。 むしろ、はっきりと聴こえすぎて、今までこんなにうるさく感じることがなかったので、 ここでもリアリティーに息をのみます。 ただし、ベースの迫力が不足気味です。 エージングが進めばもう少し出るようになると思いますが、低音は出ているのです。 でも、そこで鳴っているという感じで、部屋を包み込むような低音の迫力がありません。 その代わり、シンバルの音がきれいにです。 ギターやサックスの音も、凄く前に出てきます。 そうなると、音の好みということで意見が分かれるところでしょう。迫力の拘らずに、きれいな音の流れを楽し見たいときにはいいと思います。 <Classic> 天満 敦子 :望郷のバラード/天満・無伴奏ベスト ベートーヴェン :弦楽四重奏曲 Razumovsky & Op.131(アマデウス弦楽四重奏団) ベートーヴェン :ピアノ・ソナタ (グレン・グールド) : ピアノ協奏曲 第5番 (エフゲニー・キーシン) ツィゴイネルワイゼン :(諏訪内晶子、Anne-Sophie Mutter) バーンスタイン :ウェスト・サイド・ストーリー オーケストラの音は全般に明るめです。 コンチェルトはピアノでもクラリネットでもかなり、ソロ楽器が明瞭に前に出てきます。 ウェスト・サイド・ストーリーの声楽部分もくっきりと前に出てきます。 グールドのピアノ・ソナタもグールドのうなり声というのか唄というか、しっかりと聴こえます。 そして、ピアノの線(弦)の残響がしっかりと伝わってきます。 全般に、音が明瞭で、それぞれの音がはっきりと聴こえます。 全帯域とも音は出ていると思われますが、中音からやや高音部にかけての音域が前に出てくるので、女性ヴォーカルやバイオリン、クラリネット、ピアノなどの楽器が合奏時にも前に出てくるので、 メロディー領域が聴きやすいです。 残響や話し声などの雑音もはっきりと再生され、ライブのリアリティーも感じます。 しばらく、このスピーカーを聴く時間が増えそうです。 山下充広 様
「Z600-Alpair7は弦も管楽器も、一音一音が粒だったように澄んで音場は遠近感に富み、オケのスケール感を余すところなく伝えてくれます。」 ※グリルはお客様の自作品です。 3連休の前日という絶好のタイミングで商品が届き、一日で組み立ては終了。翌日に素地調整まで済ませたのですが、湿度の高い日が続いて塗装に思いのほか時間を取られ、初の音出しまで2週間かかりました。 塗装は、狭い庭の一角にラティスで風除けの囲いを作り、隣近所の目を気にしながらスプレー作業をするという具合で悪戦苦闘しましたが、併せて購入した木工塗装動画セミナー(基礎・クリヤー編)の通りに進めたおかげで、自分でもほれぼれする仕上がり。妻も「無印(良品)の家具みたいね」とちょっぴり見直した様子です。 さて肝心の音ですが、2年ほど前に寝室用に初めて自作したBS-10(FOSTEX:FE-103E)との比較です。一部ネットで話題の中華デジアンDT-2050Aにつなぎ、大山さんがメルマガで紹介されていた独グラモフォン111周年記念コレクターズ・エディションにも収められている名盤中の名盤、リヒテルのラフマニノフの第2番を試してみました。 能率はFE-103Eが若干勝っているようで、冒頭の教会の鐘を模したピアノ独奏部は、BS-10もリヒテルの力強いタッチを十分に伝え、なかなかの健闘ぶり。しかし、バイオリンが奏でる第1主題に入った途端、勝敗は決してしまいました。薄く靄がかかったようなBS-10に比べ、Z600-Alpair7は弦も管楽器も、一音一音が粒だったように澄んで音場は遠近感に富み、オケのスケール感を余すところなく伝えてくれます。 Alpair7の分解能が高いと言ってしまえばそれまでですが、E-103Eだって名機といわれたユニット。おそらく、密度の高いフィンランドバーチを奢ったエンクロージャーが大いに貢献しているのではないかと思う。 10cmフルレンジ一発、さすがに重低音は辛く、オルガンのべダル音階のような腹の底に響くような低音は期待できないでしょう。ですが、先の「111周年記念」にも収録されているバッハのトッカータとフーガニ短調を聴いてみると、ハッタリこそないが、実に上品で滋味に富んだ響きを醸し出している。就寝前に小音量で楽しむ寝室用には最適だろう。文字通り「お払い箱」になってクローゼットの片隅に追いやられたBS-10がちょっと哀れです。 改善して欲しい点 : 寝室のチェストの上に置くため、コーン紙保護のグリルネットを作り装着しました。9ミリ厚の合板をくり貫いてネットを張り、本体とずれないように細心の注意をはらってグリルホルダーを挿す穴を電動ドリルで開けました。オーディオ的にはマイナスでしょうが、一定のニーズはあるのでは…。オプションでグリルネットも用意していただければと思います。 有信 博之 様
「まだ鳴り始めですが、期待していたB&Wの素直さに近い音を奏でてくれています」 ようやく組立、塗装が終わり、試運転を開始しました。 まだ鳴り始めですが、期待していたB&Wの素直さに近い音を奏でてくれています。 B&Wよりすこしメリハリがあるようにも感じられますが、この大きさのキャビネットでのバランスに満足しています。当分は、このスピーカーがメインになるでしょう。半年ほどしたら、もっと潤いがでてくると期待もしています。 そんな感想を言っていますと、大きいスピーカーは不燃ごみにいつ出すのですか?と、鋭いお言葉が掛かりました。確かに、置く場所はもうありません。 小杉哲史様 「これまで、大山様から数台のスピーカーキット を購入してきましたが、これまでで一番感動した キットです。」
これまで何台か購入してきましたが、相変わらずキットの精度は完全です。梱包もよく考えて良くこれだけ、ずれや隙間の無いようにできるものだといつも感心しています。 製作については、だいぶ経験を積んできたことと、これまでで一番小さいこともあり、ビスを使わず手持ちのクランプとハタガネで全て組み上げました。 組み立て後、我慢できずに早速スピーカーユニットを仮付けして試聴しましたが、本当にびっくりしました。 こんな小さな箱から鮮明で、量感のある音が出てくるとは思ってもいませんでした。一週間ほど、ジャズ、カントリー、ヴォーカル、クラシックの室内楽、ピアノ曲、交響曲等を聞きまくりました。 全てのジャンルで迫力のある音が聞かれます。意外にも、クラシックが素晴らしく、これまで、もこもこした音で聴いていたのがすっきりとした音で、しかも低音も必要にして十分に響いてきます。このスピーカー一台でオールマイティーに使える感じです。 その後安心して、ユニットを外し、塗装を行いましたが、早く聴きたいがため、手抜きをしてオイル塗装で行いましたが、バーチベニヤの木目がきれいに出て落ち着いた風合いになりました。 ユニットを本付けして一週間ほど聴いていますが、その後の感想は石のアンプではやはり、ユニットのメタルコーンの特徴か、やや中、高音に歯切れはよいのですがきんきんとした感じが出ます。いろいろ試した中で、真空管アンプが一番相性が良く、現在はその組み合わせで聴いています。 日頃は、あまり音量を大きくしないのですが、このスピーカーは自然と音を大きくして聴きたくなり、家人の顰蹙を買いながらも、ついヴォリュームを上げてしまいます。 これまで、大山様から数台のスピーカーキットを購入してきましたが、これまでで一番感動したキットです。失礼ながら、一段と腕を上げてきたなと感じます。 KS様
「特に小音量でのリニアリティは群を抜いていると感じます。」 1.組立て クランプ4本でボンドを乾かしながら、4日間かけてゆっくり 組立てました。 今回組み立ての手順を少し変えてみました。 側板2枚を貼りつける前に、内部をクリヤーラッカーで軽めに 塗装し、側板の内側部分(ボンドを塗る部分は養生テープを貼って) にも同じ塗装を行いました。 その後、自分で別途購入しておいたSP端子(+/ー独立)に 配線材を半田付けして箱に取付けました。 そして、吸音材をボンドで貼りつけた後、側板を取付けました。 ボンドが乾いてからペーパー掛け後、クリヤーを3回塗って 仕上げました。 キット部材の精度が高く、今まで自作した箱の中では最高の 出来映えとなりました。 ユニットを取付ける際、付属の木ねじは、テーパーが少なくてねじ込みにくく、かつ6角レンチ穴も浅めなので、力を入れてねじ込もうとすると、はずれてユニットを傷つけてしまいそうになりました。 大山様よりメルマガで、ネジ穴は事前に大きめに開けておくようにとの注意がありましたが、大きめに開けるとバカになるのも 早まるため、今回は市販の「ステン丸木ねじ3.5φ×20mm」を使いました。 これは結果として正解だったと思います。これで十分に締め付けられるうえに、このネジ穴がバカになったら次は3.5φ×25mmや 4.0φ×20mmなどを使うことができます。 2.音出し
完成後、一日おいてから音出しをしました。初めからかなり良い音で、響き(余韻)、があり、ユニットの 解像度の高さが感じられ、大変期待が持てました。 数日間ならした後は、音の出方に余裕がでて、自然な響きと、 ボーカルの美しさに心惹かれています。特に小音量でのリニアリティは群を抜いていると感じます。 3.要望
これと組み合わせる、サブウーハーを販売して欲しいと思います。長岡先生のモアイ(SS-66)と同じように、このZ600-ALPAIR7の下に置けるものを希望します。そうするとサイズによっては SPスタンドも不要になるかも知れません。 辻田様 「市販品なら間違いなく10万円オーバーの音質でしょう」 大山さんのスピーカーはZ600-SA/F80AMGに続き2台目になります。 前回の反省を踏まえ、今回は組立、塗装ともに完璧な精度を目指しましたが、最後のユニットの取り付け時にコーンを少し凹ましてしまう痛恨のミス。 幸い音への影響は感じないのですが、精神的にかなり凹みました。ここは本当に要注意です。 さて音質ですが、これはもう本当に素晴らしいです。 中高域の解像度がSA/F80AMGとは比較にならないほど上で、特に中域の美しさは絶品ですね。販売ページの文面やF特から低音が出ないのでは?と正直心配していたのですが、これも杞憂に終わりました。期待以上の十分な量感が確保されています。 ロック系で迫力が欲しい時のみFrieveAudioでドンシャリ気味にイコライジングして聴いていますが、ほぼオールジャンルなんでもいける感じです。 当方のメインSPであるFostexG1300との比較では、高域の解像度こそ純マグネシウムツィーターのG1300に及ばないものの、中域の質感は互角以上と感じます。 また、低音の量感については完全に上で、聴いていて楽しいのはZ600-Alpair7のほうですね。価格には10倍近い開きがあるんですが… ローからハイまで全体のバランスが良く、音のクオリティも非常に高く、アルペア7のおかげでデザインもインパクトがあって良い。 これで3万円台は価格破壊です。市販品なら間違いなく10万円オーバーの音質でしょう。 リーズナブルに良い音を聴きたい方はもちろん、かなり耳の肥えた方でも満足できる逸品だと思います。 これから綺麗に塗装して大切に使っていきたいと思います。 このたびは素晴らしいスピーカーをありがとうございました。 これからもお体には気をつけながら、素晴らしいスピーカーをどんどん生み出し続けてください。 改善して欲しい点 : ユニットとターミナルを中央に取り付けるのが地味に難しいので、これを簡単にしてくれるような印刷物のようなものが付属していると嬉しかったです。(サイト上のPDFでもいいです) あと、このアンケートを送信する時に、添付した画像のサイズが大きすぎるとせっかく記入した感想文が全部消えてしまうのを何とかして欲しいです。 (前回も今回も書き直す羽目になりました…)
福田様
「こんなきれいな音を聞いたのも記憶にありません」 Z600-Alpair7については文句がありません。 こんなきれいな音を聞いたのも記憶にありません。 一つ一つの音がしっかり自己主張しているのに全体が一つになっている。 大山様はクラシックを引き合いに出されておりましたが、JAZZばかり聞いている私にとっても申し分のないスピーカーです。 きちんとしたレビューとしてお送りしたいのですが、皆さんのような耳も文才もなく失礼させていただいております。 ついでに付け加えたような感想で申し訳ありません。 守 様 「個人的にはFX-01に近く、より低音が出て全体バランスも取れているので、これをメインSPとすることにしました。」 初めてキット品を購入し、主に休日作業で約1か月かかりましたが、ようやく完成しました。 30cmクラスの組立ては初めてでしたが、動画を見てから始めたので、不明な点もなく作業できたのですが、1本めが偶然にもキチンと直角がとれていたのに安心して、2本めの直角チェックを忘れてしまい、気づいてチェックしたら微妙にズレており、ボンドが硬化していたため修正ができませんでした。 どうやら、ハタガネでの締付けが少し早かったせいで、締付け時に天板に僅かな段差が生じたようです。 サンディングで修正したところ、今度は削りすぎて地が露出してしまい、慌てて中止しましたが、僅かな段差は残ったままとなりました。 塗装は、初心者向けのクリア塗装にしようと、サンディングシーラーを2度塗りまでしたのですが、天板の地の露出部分の色違いがどうしても気になってしまい、ここで無謀にも着色塗装に急遽変更することにしました。 使用したのは黒のラッカースプレーですが、スプレー塗装も初めてことで結構難しく、どうしても垂れができてしまいます。結局、塗装は垂れ防止のため、垂直塗りから水平塗りに変え、塗装・サンディングを5回繰り返し、最後はコンバウンド(細目〜極細)を3回磨きで何とか完成までこぎつけました。出来は正直60点ですが、初めてなので「これも勉強」と割り切り、次に活かしたいと思います。 音出しは家を空けた日に10時間ほど鳴らした後、本格的に試聴を開始しました。環境ですが、デスク両脇に御影石ボードを置いて設置、アンプ:TRIODE TRV-4SE + TRV-34SE、CDP:マランツSA8260です。スピーカーに取り付けたネットは、ネットオークションで入手した手製の品です。 これまでのメインSPは、audio pro BRAVO FX-01で、華やかな高音に特色のあるSPです。密閉型のせいか低音はそう出るほうではなく、曲によっては少し不満がありました。 そこでZ600-Alpairですが、まずはオーケストラでダイナミックレンジの広そうな ホルスト 惑星(レヴァイン/CSO) ストラヴィンスキー 春の祭典/ペトルーシュカ(C.デイヴィス/コンセルトヘボウ) サン=サーンス オルガン付き(デュトワ/MSO) を選曲、FX-01との比較になりますが、低音が意外なほどよく出るのにまず驚きました。高・中・低音のバランスも良く、音場の拡がりも感じられます。 ペトルーシュカの木管の絡みの部分で一瞬だけ鳴る楽器の音も明確に聴こえます。 独奏曲でも バッハ 無伴奏チェロ組曲(ヴァシリエヴァ,vc) ショパン 練習曲集(ポリ−ニ,p) を聴いてみましたが、スピーカーの後ろ辺りに定位がピシっと決まっています。 特にチェロの箱鳴りというか、低音の響きはFX-01では感知できないものでした。 最後にクラシック以外はどうかと、手元にあったアルバムから適当にピックアップし、 スティング Englishman in New York (Symphonicitiesより、オケバージョン) サラ・ブライトマン Time To Say Goodbye 尾崎亜美 VOICE ヴァンゲリス 炎のランナ− と、毛色の違うものをチョイスして聴きましたが、ヴォーカルのサ行も聴きやすく、リズムを刻むベース音も焦点がキッチリ決まっています。「炎のランナー」では、今までのFX-01では聴こえなかった音もはっきりと聴き取れ、これほど多彩な音を重ね合わせていたことを初めて知りました。 と、ここまでで4時間聴きっ放しですが、聴き疲れすることもありません。音色的にはどちらかというと明るめで、モニターSP的な音色が好きな方には少し脚色した音色に感じられるかもしれませんが、個人的にはFX-01に近く、より低音が出て全体バランスも取れているので、これをメインSPとすることにしました。 どのジャンルでも満足できる音質をもたらせてくれるスピーカーだと感じましたが、音工房Zさんのこのエンクロージャがあってこそなのでしょう。 これからも魅力的なキットを定期的に出して欲しいと期待しております。 改善して欲しい点 : 特にありません。要望としては、Z202の上級塗装編の動画を早く出して欲しいと思います。 松崎様 「自分が製作したもので音を聴くことにえも言われぬ満足感、そしてモノづくりの楽しさを教えていただきました。」
Z600-SA/F80AMGに続いて購入させていただきました。 丁寧な解説もあり、キット精度の高さもあり、不器用な私もあまり苦労することなく製作することができました。 音楽を聴くだけで、自分がスピーカーつくることなど想像もしていませんでした。ふと目に止まった音工房Z様のホームページのレビューを読んで自分にもできるのでは?!がきっかけで購入し製作しました。 自分が製作したもので音を聴くことにえも言われぬ満足感、そしてモノづくりの楽しさを教えていただきました。ありがとうございます。 今、難易度も高いZ700-FE108EΣ製作に挑戦中です。 音について云々できる力はありません。皆様が書いておられるとおり、Z600-ALPAIR7も、Z600-SA/F80AMGもそれぞれすばらしく、出てくる音に心も揺さぶられ満足しています。 大山様に感謝する次第です。 末筆ながら、音工房Z様の益々のご発展を祈念しております。 中澤茂雄様 「自作の道にはまりそうです。」
以前より、休日や夜間にまったり、うたた寝をしながら聞く小型で効率の良いスピーカーを探しておりました。 大山様のHPをみて皆さんの声を読み私も挑戦させていただきました。 SPの製作は初めてでしたので、製作、木工塗装セミナーを何度もみて開始いたしました。精度はすばらしく 思ったよりすんなり形になりました。 初めは待ちきれず塗装前にSPをセットし聞いてみました。やや金属的な感じがしましたが透明感のあるお気に入りの音でした。部屋の壁が白色でしたので同色にしてみました。塗装、乾燥に2週間ほどかかってしまいました。 普段は大型のSPで聞いておりますが、それもまたお気に入りなのですが、長時間鳴らすとやはり疲れます。 その後約1週間で、金属感もだいぶ落ち着き肩の凝らない気持ちの落ち着く鳴り方をしてくれ、自然体でいられるSPです。 聞きたい条件が上記なので、ボリュウームを絞って聞いているのであまり低音が強くなくて、中高音が中心なので、私には理想的です。 大変よいSPを安価に提供していただきましてありがとうございました。自作の道にはまりそうです。 改善して欲しい点 : 精度、音質等十二分に満足しておりますが、デザインが大山様独特の物ができるとなおよろしいかと思います。デザインに凝ると製作が大変になりますが、デザイン性(オリジナリティ-)があって製作が簡単なものの開発を期待しております。大山・がんばれ!! 長久保政俊様
「解像度が高いのに音が耳に刺さることが全くないのは不思議な気がします。 」 音工房Zのスピーカーキットは今回で4本目(FE83EN&FE103ENS&DCU-F122W)となりますが、毎回新鮮な驚きがあります。 今回のZ600-alpair7では、ユニットによる中高音の超高解像度とフィンランドバーチエンクロージャーによる美しい響きの絶妙なバランスに連日酔いしれております。 ユニットの中高音解像度が高く量感も多い為、初めて聞くと相対的に低音の量感不足を感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、実際には低音と中高音とのバランスはちょうど良い具合にチューニングされていると思います。 音楽に癒されたい気分の時はZ600-ALPAIR7は最高で、仕事で疲れて帰宅した時や就寝前にZ600-ALPAIR7の解像度の高い透明感のある音は私に至極の一時を与えてくれます。 解像度が高いのに音が耳に刺さることが全くないのは不思議な気がします。 実は私はalpair7より一回り小さいALPAIR5を用いたフルレンジスピーカー(無垢材バスレフタイプの完成品)を所有しているのですが、今回バージョン3となったALPAIR7は数年前に販売されていたALPAIR5よりも解像度は更に上がっているように思いますし、 ユニットと箱が一回り大きい分、全体的に非常に余裕のある音を奏でてくれます。 ALPAIR5の時に当初感じた金管楽器や女性ボーカルの「さ行」が耳につく事もなく、大山さん設計のバーチ製エンクロージャーがユニットの性能を余すところなく引き出しているようです。 私のようにJAZZやPOPSのみでも十分楽しめますが、楽器数の多いクラシックではZ600-ALPAIR7の実力が更に遺憾なく発揮されるのではないでしょうか。 今回製作にあたっては爪付きナットを用いたのですが、ユニット取り付け用穴のエッジから取り付け用ネジ中心までの距離が6.5_しかなく、そこへ爪付きナット用の直径5.5_の穴を開けなけれならないのでかなりの精度が必要でした。 しかもユニットのネジ穴に余裕が全く無いので少しでもずれるとボルトを締め付けられなかったり、穴開け時にバッフルエッジが崩壊したりする危険性があります。 爪付きナットや鬼目ナットを取り付けるには正確な位置決めとバッフルに対して垂直に穴を開ける加工技術が必要になるのですが、 今回加工がうまくいったのは、大山さんお勧めの電機ドリルガイドを使用した為です。 このガイドに電機ドリルを取り付けると、バッフルに対して垂直に穴を開けることができるので失敗がありません。 とはいっても穴の位置決め精度は完璧にやらないと失敗しますので、腕に自信のない方は大山さんのおっしゃる通り木ねじを用いたほうが無難だと思います。 私は少し難しい事にチャレンジして自分のスキルを上げたかったのでやってみたのですが、こうした事を経験できるのもキット品を購入する大きなメリットのひとつですし、 こような制作上のアドバイスを惜しみなく教えていただける事も私が音工房Zのキット品をリピート購入している理由のひとつです。 時代がCDや圧縮音源からロスレス&ハイレゾ音源へとシフトするなかで、Z600−ALPAIR7は高音質音源にも十分対応できる能力を持ちながらも3万円台という価格を実現したコストパフォーマンスの非常に高い装置の先駆けとなったといえるでしょう。 音工房Zさんには今後もこうしたキット品の販売を是非継続していただきたいと思います。 大山さん、今回も素晴らしキットスピーカーをどうもありがとうございました。 金村昭光様 「最初からきれいな音が出ていたのであまり聞か なかったクラッシックを聞いたら気持ち良くなり ました。」
Z工房から送られてきた梱包を開けるとプチプチシートにくるまれた板材が整然と隙間無くびっしりと収められているのに感心しました。 製作は仮組みのときは板のカットの精度の良さでぴたっと吸い付くように組み立てれましたが、接着剤を使用した本組みではなかなか直角に収まらずに苦労をしました。動画セミナーを何回も繰り返してみたけど実際に作るのは難しいですね。 それでも製作にかかった時間は3日で出来ましたが、塗装を水性ウレタンニスの艶有り塗装を施しましたので3週間ぐらいの時間がかかっつて仕舞いました。出来上がりは満足しています。これも動画セミナーのおかげです。コンパウンドは自動車用のソフト99リキッドコンパウンドというものを使用しましたら樂に磨き上げることが出来ました。 音については最初からきれいな音が出ていたのであまり聞かなかったクラッシックを聞いたら気持ち良くなりました。それでamazonn.comのドイツグラモフォンのboxセットをポチッとしてしまいました。とても安く買えてグッドでした。これも大山さんのおかげです。ありがとうございました。 嶋澤様
「一つ一つの楽器の音が分離して聞こえてきます。」 大山様 単身赴任のせいで半田付けに手間取ってしまい、なかなか音出しができず報告が遅れてしまいました。 板材のカットの精度は前回同様文句の付けようがなく、今回も楽に組立てができました。フィンランドバーチ合板は緻密で固く重いため、スピーカーボックスの材料として理想に近い物ではないでしょうか。Alpair7は色だけを見ると銅製コーンのようで、重苦しい音が出るような印象を持ちましたが、そうではないようですね。 最初の音は薄っぺらで安っぽく感じましたが、エイジングが進むと激変しました。現在50時間程度経過しましたが、中高域は粒立ちの良い解像力豊かな感じがします。一つ一つの楽器の音が分離して聞こえてきます。低域はSAF80AMGに負けず劣らず迫力があります。これもこのサイズを考えると感動ものです。そしてSAF80AMGに比べてスケール感のある雄大な鳴りっぷりですね。勿論SAF80AMGがダメだということではなく、あくまで比較論ということです。 今回も大手メーカー品を遥かに凌ぐコストパフォーマンスでした。これは全て大山先生の溢れる情熱が生み出したものと考えます。これからも頑張って下さい。 改善して欲しい点 : スピーカーマウントネジがアーレンですが、心得のある人ばかりではないので、滑らせてしまう確立が高いと思います。これはフィリップスタイプが宜しいと思います。 N様
5年くらい前にハセコウのバックロードを組立てましたが、本格的な初めてのスピーカー制作でした。とはいえ、どちらもすべてパーツがそろっており、とても簡単にできました。 オーディオから暫らく遠ざかっており、日常のつまらない生活を打破するため、簡単なデジタルアンプ(キット)を作ったのをきっかけに再び熱が入りました。次に真空管アンプ(キット)を作成し、その次にこのスピーカーに行き着きました。大山さまのHP等により、作成は簡単にできましたが、着色でかなりの時間をとりました。一度、完成しましたが、塗装が納得できず、塗り直しを3回行ったためです。結局、妥協しましたが。。。
一度目の完成で、吸音材を入れ忘れていましたが、自分にとってはそれぞれいい音でした。個人的に透き通っているイメージの音と感じております。 自分としては、いずれバックロードにチャレンジしてみたいと思っていますが、家の都合上、この大きさがちょうどよく、また、同じくらいの大きさで、このようなすべて揃っているものなら、また購入してみたいです。 大山さまには、カスタムメイドならではのオリジナルの良い製品をこれからも期待いたします。
田中善之様 2回目のスピーカー制作でした。 1回目はstereoの付録のスピーカーだったので今回が初めてのようなものです。 ゆっくり1週間くらいかけてしようと思っていましたが、いざ作り始めると早く音が聞きたくて2日程で作ってしまいました。塗装はクリア塗装をしました。 音は出し始めはややシャリシャリした音かなと思いましたが、すぐに変化して聴きやすい音になり、いまエージング中ですが大変満足しています。 クラシック音楽を聴いています。写真のラックに並べたお気に入りのCT(特に音がよいと思っているお気に入りのものです)をとっかえひっかえ聴いています。 やはり自作すると愛着がわいて音楽を聴く喜びもひとしおです。 2wayのシステムも発売が発売されればぜひ購入してみたいと思います。
Z600-Alpair7仕様 ユニット Alpair7 Ver3 GOLD 周波数特性 63hz〜30khz 最大入力 20w インピーダンス 6Ω 寸法 幅190mm×高さ300mm×奥行き230mm エンクロージャー形式 バスレフレクス型 ターミナル 埋め込みタイプ(バナナプラグ対応) 内部配線 OFCケーブル エンクロージャー材 フィンランドーバーチベニヤ15mm 不明なことがございましたらこちらより大山に直接ご質問ください。
Z600-Alpair7 Q&A
商品に付属されるものは何ですか? 下の写真にありますとおりスピーカーを音出しするまでに必要なもの 全て入っております。フィンランドバーチベニヤ、 スピーカーユニットAlpair7 Ver3 GOLD 、ターミナル、内部配線OFCケーブル、 フェルトです。捨板はバーチベニヤのみになります(以前セットしていたハタガネ用のラワンはクランプの同時販売と同時に廃止いたしました)。全てペア分です。
ユニットなしでの販売は可能でしょうか? ユニットなしでも可能です。その場合15000円引かせていただきますので、 ご注文の際ショッピングカートの連絡欄に”ユニット不要”とお書きください。
送料はいくらかかりますか? 全国一律1500円になります。
返品は可能ですか? 輸送中の事故、精度不良などは当方で対応させていただきます。 以下のものは返品・交換・返金の対象になりません。 ★板のそり、木口の色合いの違い、突き板の継ぎ目などがあること ★主観的な音に関わること ★バーチベニヤには補修のパッチがある場合があります(写真1)。 機器をセットしたらほとんど見えなくなる場所にくるようにカットしてあり ます。バーチベニヤの木口には節に当たる部分が焦 げていたり、一部抜けていることがあります。(写真2)また木目 方向に毛羽立ってしまう感じになる場合があります。(写真3)
■Z600-Alpair7
ペア特価 42,800円 ●Z600-Alpair7は写真のエンクロージャー、ユニット、吸音材ペアの価格となっております。 ●代金引換の配送には630円の手数料がかかります。 ●送料は別途全国一律1500円かかります。(沖縄のみ別途見積もり) ●専用のSPスタンドはご一緒のお申込みでスタンドの送料が無料になります。 在庫放出につき2015年1月末頃に配送手続きをとらせていただきます。
在庫: 数量: 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ペア
木工塗装セミナー Z200不要 木工塗装セミナー Z200ダウンドード必要(+980円) ↑↑特典3が必要の場合は変更してからお申込みください
Z203 自作式クランプ 不要 Z203 自作式クランプ 必要(+2,480円) ↑↑特典4が必要な場合は変更してからお申込みください
Z102 SPスタンド不要 Z102 SPスタンド必要(送料無料)(+19,800円) ↑↑専用スタンドZ102同時申し込みでスタンドの送料無料
個人情報記入欄は256bitSSLで暗号化通信 を 行っておりますのでご安心してご利用くださいませ。
■Z600-Alpair7 組み立て・塗装済み完成品 10ペア限定 特価 79,800円 キット商品を弊社で組み立て、 クリヤー塗装を施した仕様になります。 ●代金引換の配送には630円の手数料がかかります。 ●送料は無料です。(沖縄のみ別途見積もり)
http://z-sound.biz/z600/alpair7.html
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