http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/728.html
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(回答先: 酒を飲むとバカになる 投稿者 中川隆 日時 2017 年 6 月 08 日 06:37:24)
危険野菜ダントツ第1位は ほうれん草 です!
ただでさえ葉物野菜には直接大量の窒素肥料を与えるのですが、ほうれん草は野菜の中でも加熱して食べる野菜なので口の中で悪魔の毒物(亜硝酸塩)に変身する量が特に増えるそうです。
更に!更に!前の記事でも紹介しましたが、ほうれん草は追い打ちをかけ、2015年政府は農薬の量の規制緩和に踏み切り、今までより数百、数千倍に及ぶ基準値緩和で農薬たっぷりです。しかもネオニコチノイド系農薬は植物の根っこから吸わせる水溶性農薬ですので、ほうれん草の中には農薬と硝酸塩がしこたま入った猛毒の野菜になってしまっているんです・・・(怖)
ほうれん草以外の危険葉物野菜は 小松菜、チンゲンサイ、水菜、春菊 などがあげられます。
ちなみにこれらは規制緩和となったネオニコチノイド系農薬のかかっている野菜が多いのです。
http://shinhakken-blog.seesaa.net/article/427187711.html
1950年代から1965年ごろにかけて、欧米ではホウレンソウが原因で乳幼児の中毒事件が相次いだが、なかでも1956年にアメリカで起きたブルーベビー事件は全世界に衝撃を与えた。
裏ごししたホウレンソウを離乳食として与えたところ、赤ん坊は真っ青になり30分もしないうちに死亡に至ったのである。
278人の赤ん坊がこの中毒にかかり、そのうち39名が死亡した。
大量に使用された化学肥料が地下浸透し、高濃度の硝酸塩を含んだ生活用水の井戸水でつくったミルクを飲むことで、この中毒が起こった例もある。
その後、全米で1060の症例が報告され、83の論文に死亡例が出ている。
ホウレンソウと水が赤ん坊を殺したのだ。
http://www.lohas-design.jp/sand/cat10/post-2.html
有機栽培がなぜ良い?化学肥料栽培の『超危険な野菜』を発表!
http://shinhakken-blog.seesaa.net/article/427187711.html
日本の有機食品(オーガニックフード)ってどうして手に入れるのに敷居が高いのでしょうかね。アメリカなんかは各地域でファーマーズマーケット(朝市)をやって地元の農家がその日に仕入れた大量の有機栽培野菜や果物を量り売りしていたり、オーガニック専門スーパーなんかもあります。
一方、日本をみると、そもそも有機食品を扱っているお店が少ない(地域によっては無い)し、種類も限られているうえ新鮮なものが少ない、そして何より高いですよね。
しかし、有機栽培と化学肥料栽培とではどのような差があるのか、きちんと情報を持って購買選択できる機会を与えられていないのが現状かもしれないです。
http://shinhakken-blog.up.n.seesaa.net/shinhakken-blog/image/E382B0E383A9E38395.png?d=a2
(マイボイスコム『オーガニック商品』に関するインターネット調査2015より)
↑こちらは、オーガニック商品のアンケート調査結果です。オーガニックを利用する人は全体の約3割でした。また、気にしている人の6割は「野菜や果物」の購入を意識しています。利用者は女性が多く、50代以上が5割を占めているようです。
http://shinhakken-blog.up.n.seesaa.net/shinhakken-blog/image/E79086E794B1.png?d=a1
↑利用者の購入理由は「健康によい」「安全」「環境によい」が上位を占めます。
逆にいうと、7割近くが全く関心がなく、特に若い層〜40代くらいまで(特に男性)はオーガニックにはほとんど興味ないようですね。有機栽培だろうが化学肥料だろうが美味しければそれでいいという考えでしょう。
知らないとマズイ!「化学肥料で作られた野菜」はとてつもなく危険!
一般的に農薬については意外と身近に害を感じていますが、この化学肥料栽培については、広く知られることなく議論されないのが現状です。しかし!これが、とてつもなく危険な野菜になってしまうこと知ってましたか?これはホントに驚くべき実態なんです。
野菜を作るのになぜ肥料を使うのかというと、簡単に枯れず、形も綺麗で大きく、早く大量に収穫できるようにするための成長促進剤なんですね。
なので、そうした消費者受けする野菜や果物を作るため近代農法によって品種改良を続けてきた結果、肥料も同時に人工的な化学肥料になっていったのです。
そういう意味で今の野菜は昔の人が食べていた元祖の野菜や果物とは似て非なるものなんですね。
さて、その肥料。植物の栄養主成分には「窒素」がないと育たないんですね。有機の場合は、アンモニア成分→土壌の細菌が活性化→植物の栄養素「硝酸態窒素」へと変化します。化学肥料の多くは、そんな面倒くさい事せずにはじめから「硝酸態窒素」が含まれてるんですね。
この硝酸態窒素は硝酸塩という物質で、これを含んだ野菜や果物を食べると唾液と反応して悪魔の「亜硝酸塩」に変身してしまうことが分かっています。
これは、有機肥料より野菜や果物に直接与える化学窒素肥料のほうが悪魔の毒物(亜硝酸塩)になる量が多くなるわけですが、亜硝酸塩を摂取する有害性は農薬の比にならないそうです。
この亜硝酸塩は超猛毒の為、乳幼児の大量の摂取は死亡したケースが過去にあったようです。
また、大人も胃に入ると、とにかく強力な発がん性物質「ニトロソアミン」が大量に発生することが分かっています。
食品添加物に含まれる硝酸塩はソーセージなどの加工食品の食品添加物に入っており超危険物質として問題になっています。
詳しくは「発表!食品添加物ワースト10(後半)〜まだ買う?コンビニ商品」
http://shinhakken-blog.seesaa.net/article/414980465.html
http://shinhakken-blog.up.n.seesaa.net/shinhakken-blog/image/E4BA9CE7A19DE985B8.png?d=a1
↑これはWHOが規制している1日の摂取量は体重1kg で3.7mgですので、歳によって摂取許容量の上限が変わります。ところが、普通に野菜を摂取するとこの基準値を殆どの人が超えてしまうのです。
もともと国や機関が基準化する数値自体の安全性など眉唾なのにその基準を超えてしまう毒量を摂取していることになるのです。健康のために野菜をとっているつもりが、猛毒を飲んでいることになるという何とも皮肉な状況に陥っているんですね。
発表!化学肥料で育った超危険な野菜を発表
危険野菜ダントツ第1位は ほうれん草 です!
ただでさえ葉物野菜には直接大量の窒素肥料を与えるのですが、ほうれん草は野菜の中でも加熱して食べる野菜なので口の中で悪魔の毒物(亜硝酸塩)に変身する量が特に増えるそうです。
更に!更に!前の記事でも紹介しましたが、ほうれん草は追い打ちをかけ、2015年政府は農薬の量の規制緩和に踏み切り、今までより数百、数千倍に及ぶ基準値緩和で農薬たっぷりです。しかもネオニコチノイド系農薬は植物の根っこから吸わせる水溶性農薬ですので、ほうれん草の中には農薬と硝酸塩がしこたま入った猛毒の野菜になってしまっているんです・・・(怖)
ほうれん草以外の危険葉物野菜は 小松菜、チンゲンサイ、水菜、春菊 などがあげられます。ちなみにこれらは規制緩和となったネオニコチノイド系農薬のかかっている野菜が多いのです。
日本はもっと有機栽培食品に注目すべき理由
おそらくアンケート調査をして7割の関心のない消費者はこの恐ろしい事実を知らないでしょう。そして「健康によい」「安全である」と思っている3割の人のうち何割かが本当にこうした実態を知ってオーガニック野菜や果物を買っているのではないでしょうか。
こうした悪しき実態はもちろん公になりませんが、より多くの消費者がこの実態を知り、本当に安心で安全なものを求めていくようにならないと、日本で有機栽培された食品が増えることはないでしょう。
オーガニック食品は一部のお金持ちや健康オタクだけが買うものと思っている限り、粗悪な毒入り食を取り続けてがんなどの現代病に直結する日本人の一人になっていくことを受け止めなくてはならないのでしょう。
http://shinhakken-blog.seesaa.net/article/427187711.html
国産野菜の安全神話で農薬大量摂取〜この真実を知らない恐ろしさ・・
http://shinhakken-blog.seesaa.net/article/426194942.html
スーパーで野菜を買ったり外食すると大抵どこも産地を載せて新鮮な国産野菜を使ってます!とあたかも「だから安全ですよ」と誘導した各店の健康イメージ戦略を目にします。
確かに潜在的に国産野菜って安全だっていつのまに刷り込まれてますよね。もちろん放射能の問題から国産なら何でも安全というマインドはなくなってきてますが、やはり昔から中国産の野菜は危険、国産野菜は安全、という何となくのイメージ先行がいまだに大きいのかもしれません。
調査1
http://shinhakken-blog.up.n.seesaa.net/shinhakken-blog/image/E8AABFE69FBB1.png?d=a1
調査2
http://shinhakken-blog.up.n.seesaa.net/shinhakken-blog/image/E8AABFE69FBBEFBC92.png?d=a1
↑こちらは食料品を購入する時、外食する時に国産品かどうかを気にかける調査結果(日本政策金融公庫調べ)です。約8割の人が買い物の時に気にかけ、4割の人が外食の時に気にかけており、国産品への安全神話は依然強いようです。
こんなに被害が甚大!世界的に問題となっている農薬使用
Bee-on-cucumber-flower.jpg
ところでご存知でしたか?農産物はミツバチがいないと育たないということ。世界の100種類もの作物のうち70種類はミツバチが受粉を媒介することで農産物が育ちます。アインシュタインは「ミツバチの絶滅は4年後に人類の滅亡を意味する」とまで言ったそうです。
そんなミツバチが毎年各地でどんどん減少しておりこの世からいなくなっています。
2006年米国フロリダのある養蜂家から2/3ものミツバチが消えてしまったという報告を皮切りに全米で蜂の失踪報告が相次ぎました。気がつけば2007年までに北半球の25%の蜂が消えてしまったのです。
驚きの報告がEUです。2008年にはヨーロッパで30%ものミツバチが死んだのです。そしてドイツではなんと80%にまでに達しました。日本でも水田付近のミツバチが大量死したとの報告が出ました。
ここで指摘された主原因は農薬とされており、特にネオニコチノイド系農薬の使用が問題視されるようになりました。ただし、一般的には(世の中お得意の)科学的解明まではされておりません、と言われています(苦笑)
このネオニコチノイドは特に神経系がやられるもので、大量の蜂もこの農薬により死に至るか、生き残ったとしても神経のダメージで方向感覚を失い帰巣できずに失踪し死んでしまうという指摘がされています。
ヨーロッパの被害は甚大ということもあり、2013年に異例のEU全域でネオニコチノイド系農薬の全面使用禁止(2年の暫定規制)に踏み切りました。
アメリカはというと、、、バイエル社をはじめとした農薬大手企業と政府がべったりとくっついており、多額の寄付金などのロビー活動が行われていました。
そこで出しだ米政府の見解は、“トラック移動するミツバチが受粉活動する移動距離が長くなあり過度なストレスによるもの” という信じられない解釈を発表し、すぐに規制に踏み切らなかったのです。
しかし、金で動く政府も世の流れで2015年には遂にネオニコチノイド系農薬の使用を原則禁止する発表をしたのです。さてさて、日本は、、、
正気ではない農薬残留基準値の緩和が日本人の体を徐々に病気へと追い込む
世界の流れと逆行し、日本は2015年何とそのネオニコチノイド系農薬の規制緩和に踏み切ったのです。しかも最大で2000倍!もの基準値緩和です。
ほうれん草なんかは40ppmの緩和で子供が40gをとると急性中毒になる可能性もあると言われる量です。他にもネオニコチノイド系農薬の規制緩和に影響を受ける野菜はレタス、ニラ、セロリ、小松菜など多数に及びます。
びっくりな話があります。ミツバチ大量死事件で2013年日本政府は養蜂家から農薬の関係を指摘され、農林水産省が大規模調査に入りました。その調査は10ヶ月に全国69箇所で行われました。
ミツバチ死.jpg
その結果、全体の9割の場所でイネの栽培時の農薬散布ちかくでミツバチの死骸が見つかり、その死骸を調べるとミツバチからも農薬が検出されました。ここではっきりと因果関係が証明されたのですが、農林水産省はミツバチの飼育を水田近くでしないように、また活動が盛んなときは農薬散布を避けるような注意喚起にとどまりました。
その2年後に農薬残留の規制緩和の発表です。国民をバカにしてるんですね。
さらにこのネオニコチノイド系農薬の恐ろしさをお伝えすると、農薬って作物の表面に散布して虫からの害虫を守るというイメージですよね。ところがこの農薬は水溶性、つまり茎から水と一緒に吸収され作物が育つのです。
ですので、その茎や葉っぱを虫がかじるとたっぷり含まれた農薬で殺されてしまうというものです。野菜は7割〜9割水分でできてるのです。これを人間が食べているんです。。最大2000倍もの基準値緩和された農薬がたっぷり含まれた国産野菜を、、、。
昨今、日本人の神経難病者が増えていたり、発達障害などの神経系の病気の子供が増えています。これを知らずに食べている妊婦さんや子供たちがいたらと思うと怖くなりますね。
国産野菜の安全神話で政府は安心して農薬会社と癒着できる
さて、このあまりに不合理な農薬残留基準の規制緩和、なぜそうなったかというと、この緩和を申請したのが農薬大手の住友化学社なんです。世の流れからもこうも簡単に申請が通るものでしょうかね?と思いがちですが、この会社の会長は経団連会長(2015年現在)の米倉氏なんですね。過去にアメリカで起きた理不尽な使用継続と何か共通性を感じてならないですね。
そして、彼が推進していることは2つあります。モンサント社との協力関係の提携成立。もう一つはTPPです。
ネオニコチノイド.jpgモンサントと組むことでまだまだ規制がかかっていない地域に自社のネオニコチノイド系農薬を売る計画です。もちろんTPPによる自社農薬商品の拡大だけでなく、モンサント遺伝子組み換え種の日本市場開放も協力体制ということでしょう。
将来的にミツバチがいなくなり自然受粉による作物ができなくてもモンサントは人工授粉による遺伝子組み換え作物を作っていけます。むしろミツバチがいなくなる方が都合がいいのかもしれません。
この問題に限らずですが、金と利権のみで動いているこの世の流れ。もちろんですが、国民の健康は二の次です。恐らく10年後くらいに問題視されはじめその頃には多くの人が病気で苦しんでいることが十分ありえるでしょう。
スーパーやレストランで国産野菜の産地名が書いてあり、作り手が見えて安心できるようなイメージでも農薬をどの国よりもたっぷりと吸わせた野菜が流通している現実。これでなぜ国産野菜が安心といえるのでしょうか。
国産野菜に安全神話がある限り政府と農薬会社は安心して農薬をたっぷり使ってお金儲けができるのです。
http://shinhakken-blog.seesaa.net/article/426194942.html
硝酸塩の危険性
■硝酸塩とは
「硝酸塩」と「亜硝酸」。一般にはあまりなじみのない物質だろう。
野菜を育てるには窒素成分が必要で、そのために窒素肥料を投入する。野菜がそれを吸収し生長する。それまでの過程で、窒素成分はさまざまな形に変化するが、最終的には亜硝酸に変化する。
これは、ガンを誘発するなど人体に極めて有害な物資なのである。しかも、日本に野菜に含まれる硝酸塩濃度は、手遅れになりかねないほどの危険レベルに達しているのだ。
■死者160人
農業生産の三大肥料は、窒素、リン、カリである。本書で問題にしている硝酸塩は、まさにこの窒素肥料から派生する。窒素は、もともと空気中にも土壌にも存在し、家畜や人の糞からも発生する。植物の発育には欠かせない栄養素だが、窒素肥料を過剰に投入した場合に問題となる。
窒素肥料はまず野菜に取り込まれ、その野菜を食べることで人間のからだに入る。その過程で、硝酸塩、亜硝酸などに変化する。話が分かりにくくなるので、ここでは「窒素成分からなる硝酸塩」あるいは「硝酸」とだけ認識していただければと思う。
硝酸塩は、ごく普通の健康体であれば、一定量は小水として排泄されてしまうが、多量に摂取すると排泄が間に合わず体内に残留してしまう。イギリス農業政策研究会の報告書によれば、人間が硝酸を摂取するのは、飲料水から70%、野菜から21%、肉及び肉調製品から6.3%となっている。大半が水と野菜からだといっていいだろう。
硝酸塩は身近なところでは、ハムやソーセージの発色剤などの食品添加物として使われている。
そして、硝酸塩を体内に取り入れたために、死亡事故も起きている。WHOによれば、第二次世界大戦後から1986年までに約2000件の中毒事故があり、160人の乳幼児が死亡している。1950年代から1965年ごろにかけて、欧米ではホウレンソウが原因で乳幼児の中毒事件が相次いだが、なかでも1956年にアメリカで起きたブルーベビー事件は全世界に衝撃を与えた。
裏ごししたホウレンソウを離乳食として与えたところ、赤ん坊は真っ青になり30分もしないうちに死亡に至ったのである。278人の赤ん坊がこの中毒にかかり、そのうち39名が死亡した。大量に使用された化学肥料が地下浸透し、高濃度の硝酸塩を含んだ生活用水の井戸水でつくったミルクを飲むことで、この中毒が起こった例もある。その後、全米で1060の症例が報告され、83の論文に死亡例が出ている。
ホウレンソウと水が赤ん坊を殺したのだ。
■ガン、酸欠、アルツハイマーを引き起こす硝酸塩
硝酸塩が体内に入ると亜硝酸塩に還元される。胃の中で肉や魚に含まれるアミンと結合してニトロソアミンという発ガン物質をつくってしまう。そればかりか、硝酸塩は血液に入るとヘモグロビンの鉄分を酸化させ、血液が酸素を運べなくなる。
そうなれば酸欠状態になってしまう。特に危険なのは、硝酸還元菌を殺す胃液が充分に分泌されない乳幼児で、ブルーベビー事件はこのために起こったものだ。小さなお子さんをもつお母さんたちは、この問題の重要性をもっと認識すべきではないだろうか。
幸いなことに、日本でブルーベビーのような事故は起きていないとう。しかし本当にそうなのか。硝酸塩の危険性を指摘した『週刊朝日』(1998年3月6日号)で、予防医学科学委員会の能勢千鶴子会長は次のように指摘している。
「生後6ヶ月未満の赤ちゃんが原因不明で突然死したケースのなかには、硝酸性窒素を多量に含んだ水で溶かした粉ミルクや、硝酸性窒素が多い野菜を使った離乳食を食べたことが原因だったと考えられるものがあります」
硝酸塩は食品添加物として認められているのだから、それほど危険ではないとの指摘もあるが、その考えこそ危険といわざるを得ない。硝酸塩はガンや酸欠状態を引き起こすだけでなく、ほかに高濃度の硝酸塩を摂取することが危険と思われる疾患がいくつもある。アトピー性皮膚炎、アルツハイマー病、糖尿病、腎機能低下からくる透析患者などである。
「窒素成分はもともと自然界にあるものだから大騒ぎしなくても......」
「小水で排泄できるのだから問題ない」
「野菜はビタミンが豊富だから、総合的にみてそれほど気にすることはない」
などと、のんびりしたことは言っていられないのだ。
1990年代後半になり、環境ホルモン(内分泌攪乱物質)が注目を浴びるようになった。信じられないほどの極微量な濃度の化学物質が生殖機能などを低下させることが話題になっている。しかし環境ホルモン物質と目されるものの多くは、すぐに中毒症状を起こすようなものではなく、子どもや孫の世代にじわじわと影響が現れる恐ろしさがある。だが、本書で指摘している硝酸塩は、子や孫の世代での影響はもちろん、目の前に迫った危機である。そう、今日明日のあなたやあなたの家族の生命にかかわる問題なのだ。
http://www.lohas-design.jp/sand/cat10/post-2.html
ネオニコチノイド系農薬問題とは?〜情報・資料集〜
http://www.actbeyondtrust.org/whats-neonico/neonico2/
人体への影響
ネオニコチノイドは体内の機能を制御する神経系のなかで重要なアセチルコリン受容体に作用するため、ヒトの体への影響も懸念されます。「害虫だけに選択的な毒性」を持ち、ヒトには安全な殺虫剤として売り出されたものの、ヒトの健康への影響に関する研究結果がこれまでに数多く報告されてきました。ネオニコチノイド系農薬はどのような経路で私たちの体に入り、どのような影響を及ぼすのでしょうか。
出典:『新農薬ネオニコチノイドが脅かすミツバチ・生態系・人間』NPO法人代ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議
曝露経路
他の生物と同様、ネオニコチノイド系農薬は主に吸入および経口でヒトの体に入ります。また、農薬が皮膚に触れて体内に取り入れられるケースもあります(経皮曝露)。吸入で曝露されるのは主に農業従事者および農地周辺に住む人々で、農薬が散布される際に吸い込み、粘膜や肺などから体内に吸収されます。一方、経口曝露には農薬の原液を間違って飲んでしまう誤飲や、食べ物に残留している農薬を食事と共に摂取する場合が考えられます。農薬の誤飲は高濃度の毒物を大量に摂取するため、生命に関わることもあって大変危険です。また、ネオニコチノイド系農薬を使用した食物も、濃度が低くても水に溶けて作物の隅々まで浸透する特徴から、残留成分は洗っても落ちず、残留量の多い食物を食べ過ぎると健康を害する恐れがあります。
1日摂取許容量と残留基準値
農薬などの毒性薬物が食品に残留する場合、「人が一生の間、毎日とり続けても健康に影響しない量」の指標として「一日摂取許容量」があります。ネオニコチノイド系農薬の一日摂取許容量は0.012~0.53mg/kg/日で、日本では欧米とほぼ同じ量に設定されています。しかし、「人が摂取しても安全と評価した量の範囲」である食品ごとのネオニコチノイド系農薬残留基準は日本では非常に高く設定され、茶葉や一部の果物など欧米の数百倍という例もあります。つまり、健康に影響が出る可能性があるとされる量に対して、食品に残留しても良いという薬物の量が日本では欧米に比べて高いのです。そのため、残留基準を守った食品を食べていても、一日摂取許容量を越えてしまうことが十分ありえます。
体内におけるアセチルコリンの役割
ネオニコチノイド成分が作用を及ぼすとされるアセチルコリン受容体は、もともと体内で生産されている神経伝達物質のアセチルコリンと結合して反応を起こし、人体のさまざまな機能を制御しています。アセチルコリン受容体は脳をはじめとする神経系の組織だけでなく、免疫系、皮膚、生殖器にも存在し、関わっている機能の多様さが伺えます。
アセチルコリン受容体にはニコチン性アセチルコリン受容体とムスカリン性アセチルコリン受容体の二種類があり、前者の受容体はタバコに含まれるニコチンと結合することからこの名前がついています。ネオニコチノイドはこのニコチン性のアセチルコリン受容体に作用するため、喫煙に起因する健康被害と類似した影響が懸念されています。
マウスを使った最近の研究では、ネオニコチノイドは曝露後短時間で脳に達するというデータも出ており、同じ哺乳類であるヒトの脳にもネオニコチノイドが侵入している可能性を示唆しています 1 。ニコチン性アセチルコリン受容体は、神経から筋肉や自律神経への信号伝達、記憶・学習・認知といった脳の高次機能、そして神経回路の形成などに重要な役割を果たしています。こうした機能は、伝言ゲームのように細胞から細胞へと信号が伝わることによって成り立つため、この受容体にネオニコチノイドが作用するとその後の伝言がうまくいかず、障害が発現するのです。
急性中毒
ネオニコチノイド系農薬に曝露し、短時間に生体機能が阻害されることを急性中毒といいます。ネオニコチノイド系農薬の急性中毒は主に農薬の誤飲、および散布農薬を至近距離から吸引して高濃度の毒性成分を摂取した場合に起こります。
「ヒトには安全」と謳われてきたネオニコチノイド系の農薬ですが、2012年までに世界各地でイミダクロプリドとアセタミプリドの急性中毒による死亡が10件以上報告されています。集中治療を要する重症のケースも含め、症状として頻繁に見られるのが血圧や脈拍などに起こる循環器系異常、痙攣やめまい、意識障害などの中枢神経系異常、呼吸器および消化器系の異常です。曝露から治療までの時間がその後の容態を左右するため、農業従事者は特に注意が必要です 2 。
亜急性中毒
農業が盛んな地域に住む人、また知らずにネオニコチノイド系農薬が比較的高いレベルで残留する食物を摂取している可能性のある私たちの多くにとって心配なのが、亜急性中毒です。「亜急性中毒」とは1ヶ月から3ヶ月ほどの比較的短期間に繰り返し毒性成分に曝されることで生じる中毒を指します。
吸入曝露の亜急性中毒については、群馬県でマツ枯れ対策としてアセタミプリドを主成分とする農薬が散布された直後に来院する患者が増加したとする報告 3 があります。患者の数は散布地点から近いほど多く、下は2歳から上は86歳まで100人近くの患者が散布後、数日間来院したそうです。主な症状としては頭痛や全身倦怠、睡眠障害や記憶障害などの中枢神経症状、肩こりや痙攣などの骨格筋症状、循環器および体温症状が見られ、ほとんどの患者に心電図異常がありました。
その他、農薬の残留量が高いと思われる食品を長期間、大量に摂取したことに起因すると思われる患者やその症状についても報告されています。全身倦怠や頭痛、震えおよび記憶障害を訴えて来院した患者の半数が、来院前の数日間、果物や茶飲料を摂取しており、果物や茶飲料の摂取をやめたところ、1ヶ月以内に症状が改善しました。これらの患者の尿からはアセタミプリドや、その代謝物も検出されています。こうした患者の多くは国産の果物を1日に500g以上、茶飲料を500mL以上摂取していました 4 。日本は世界でも指折りの農薬使用国であり、残留基準も非常に高く設定されているため、「国産」が必ずしも安全とはいえない現状を反映したわかりやすい例と言えるでしょう。
発達障害
ネオニコチノイドと作用が類似しているニコチンを含むタバコの喫煙が、胎児の発達に悪影響を与えることは広く知られています。アセチルコリン受容体は胎児から幼児期まで脳内の神経回路形成に大きな役割を果たしており、この受容体に作用するネオニコチノイドが発達障害を引き起こす可能性が懸念されています 5 。実際、ネオニコチノイドがヒトのニコチン性アセチルコリン受容体に作用するという細胞レベルの研究結果も報告されています 6 。
妊娠中に母親がネオニコチノイドに曝露されると、胎児もネオニコチノイドに曝され、発達途中の脳に作用します。胎児だけでなく幼児でも、脳を毒物から守るための脳関門が未発達であるため毒物が脳内に入り込みやすく、ネオニコチノイドが脳内のさまざまな部位の正常な神経回路形成を阻害し、自閉症や注意欠陥・多動性障害(ADHD)を引き起こす原因となる可能性も示唆されています。
こうした健康上の被害から身を守るためには、ネオニコチノイド系農薬の使用中、ないし使用直後の地域を避けるほか、妊娠中の女性や小さな子どもがいる家庭では、食べ物にも十分注意し、洗っても落ちない残留ネオニコチノイドが疑われる食品ではなく、できる限り有機栽培のものを食べることが現時点で賢明な選択でしょう。
http://www.actbeyondtrust.org/whats-neonico/neonico2/
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