http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/229.html
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仙仁温泉 岩の湯
〒382−0034 長野県須坂市仁礼町3159
電話番号 026−245−2453
http://onsen.nifty.com/cs/catalog/onsen_255/catalog_onsen005201_1.htm?area=04&pref=20&sflg=01
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__________ !ハj } l :!癶、____ ここが岩の湯かぁ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∧ ハ川 :!ヽ∧ ̄ ̄ ̄ ̄
r' ハj从ノ r' }
_________.{ {/⌒ハへ! :!____
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ '、 jヽ,ノ癶_,ノ、j ̄ ̄ ̄ ̄
,:´`; _ ヽi /,.:.:.:.:、ヾ
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. . . . . . . . . . .,.゙';’; ; ;,' :| `丁 ¨´
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2010.01仙仁温泉019
http://www.youtube.com/watch?v=S7vZaK6LFYc
仙仁温泉
http://www.youtube.com/watch?v=qTiM07DWerM
仙仁温泉3:22.mpg
http://www.youtube.com/watch?v=pvVLm4rsmoQ
仙仁温泉洞窟風呂へ
http://www.youtube.com/watch?v=1nZXNj3C3xk
仙仁温泉内湯
http://www.youtube.com/watch?v=4a2yqwWa1gw
仙仁温泉貸し切り風呂へ
http://www.youtube.com/watch?v=fbrGVgp-GhA
1. 高級料理を食べたいなら銀座へ行くより仙仁温泉?
菅平の麓にある温泉、仙仁温泉は1年待たないと宿泊できないいう大人気の温泉です。私達は運よくキャンセルに潜り込み、金曜日に宿泊しました。
部屋数は少なくはないですが宿泊の時に人にあったのは食事の時ぐらいで、まるで自分達だけの世界ようでした。
仙仁温泉のすばらしさはなんといっても接客!
接客とお客さんのくつろぎを考えたスペース作りだと思います。極上のもてなしを受けるなら一度仙仁温泉へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
《2004年3月 宿泊レポート》
お気に入り度:★★★★★
接客:★★★★★
食事:★★★★★
宿の雰囲気:★★★★★
温泉:★★★
門をくぐり仙仁川を隔てた橋の向こうへは、大自然の中の1軒宿、川のせせらぎを聞きながら癒される空間がありました。
到着するとまず庭園の見える開放的な洋風茶室へと通され、抹茶と茶菓子が出されます。抹茶を飲んで思ったのが「本物」。この宿へ来て一番最初に本物を感じた時でした。
庭園の方へ出てみると鯉が泳いでいる池は不思議な事にモクモクと湯気が出ています。旅館の方に聞いてみると、温泉が流れ込んでおり、温度は30度ぐらい。徐々に温度を上げてならしたそうです。
「ここの鯉は他のところと違って冬も元気に泳ぎ周っているんですよ」
と教えてくれました。 抹茶をゆっくりと堪能した後、宿を一周案内していただきました。いたるところへ休憩所があり、本を読むスペースが設置されています。入り組んだ廊下、迷いそうな造りで山の斜面を利用してあり、段々と上がったり下がったり・・。広がりを感じました。ライトももちろん遠近法が使われていて奥行きを感じさせます。書斎や休憩所がいたるところへ隠し部屋のようにあり、見つけるのもとても楽しかったです。
チェックインは普通は15時のところが多いのですが仙仁温泉は13時、チェックアウトは11時と余裕をもって設定されています。普段忙しくて読めない本などを持参して来るといいと思います。
アンテークの椅子など凝ったつくりの部屋は景色もよく、心地のいい部屋でした。この部屋は27,000円と真ん中のグレードです。その他は、24,000円の部屋と34,000円の離れの部屋があります。部屋の入り口へは茶菓子とウーロン茶、コーヒー、漬物などが冷蔵庫の中に用意されています。
接客は完璧で、お客さんのプライベートを重視し、むやみやたらに入ってきません。お陰で普段の忙しさを忘れて心身共に癒される事ができました。
「テラス」
貸切露天風呂の横からテラスへ出る事ができます。暖かい時期にはテラスで一時を過ごすのも良さそうです。
テラスのとなりには書斎があります。そしてそこからは階段があり散歩コースへ出る事ができます。
「貸切露天風呂」
ログハウスとエスニックを混ぜたような不思議な造りで貸切のお風呂にしては開放感がありました。あまり私好みの雰囲気ではありませんでしたが、綺麗に整備されていて気持ちはよかったです。 貸切の湯船は二つあり、だぶん沸かしのかけ流しだと思います。少し前に新しくできたお風呂だそうです。
しかしエスニック風の造りかと思えば和風の小物があったりと和洋折衷?でとてもめずらしい感じだなぁと思いました。気にしなければ気にならないぐらいのものですが・・・。
「家族風呂」
貸切風呂・仙人風呂の他には家族風呂もあります。こちらは2名が入ったらいっぱいな大きさです。
こじんまりはしていますが、珪藻土で雰囲気がでています。
「ティールーム」
敷地内へ喫茶店があります。ここではお茶やコーヒー、ビール、後は軽食があります。栗おこわがおいしいらしいのですが、私達がティールームへ行ったのが夕方だった為、夕食が入らないと思ってやめておきました。 ここは個室の部屋とテラスもあり、下を見下ろすとお散歩コースと仙仁川が見えます。
温泉の外へは飲泉所がもうけられています。 味はほとんど無味無臭。とても飲みやすいです。
「仙人風呂」
仙人風呂は、戦国乱世の永禄4年に上杉謙信の隠れ湯として将兵の傷を癒したのがこの温泉の始まりと言われています。また由来についてはある時岩窪の奥深く湯けむりの中に仙人の姿が見えたので仙人風呂と名づけられました。
洞窟は奥行き30メートルもあり、温度は水のようにぬるいです。その為か入り口にある左の写真の湯船は加熱してあり熱いぐらいです。そこで身体をあたためてから洞窟風呂へ入浴しないとちょっと寒いかもしれません。
入るとすぐに人工的な滝があり広場のようになっています。そこから枝分かれになっていて奥の方まで行く事ができます。一番奥には滝がいくつかありもっと奥には秘密の湯溜りもあります。ここは好奇心がある人のみが見つける事ができます。源泉は1本はそのまま流れており、もう1本は加熱したものが流されています。温度は低いですが湯量は多くて川のように洞窟の中を流れています。
「内湯」
内湯はもちろん加熱されています。窓からは庭園が見えます。池があるのですが私は露天風呂と間違えて足を浸けてしまいました。外にあるのは「池」です!って間違える人はいないか・・・・( ;^^)ヘ..
高級料理を食べたいなら銀座へ行くより仙仁温泉
「鮎の塩焼き」
焼きたてを持ってきてくれて、外はパリッと中はジューシー!
香ばしくて本当においしかった・・・・。
メイン「お肉」
ここの料理は今まで行ったどこよりもおいしい!
メインがおいしいのは当たり前ですが前菜からおいしーーっと絶賛するようなところはなかなかありません。
料理は2時間ほどかけて1品づつ運ばれてきます。長いようですが絶妙なタイミングで持ってきてくれるのでそうは感じません。メインはお肉と魚のどちらかを選ぶのですが、絶対にお肉を選んだ方がいいです。魚のほうもおいしいのですがお肉のように感動がありません。とにかく料理の量が多いのにおいしくて全て食べたくなってしまいます。
「前菜」
メイン「魚」
食事を終えた後、散歩へ出ました。夜は敷地内が白熱灯のライトがところどころに置いてあり、とっても綺麗です。
部屋へ帰るとお漬物のお寿司が夜食で用意してありました。まったく食べれませんでしたが、温仙人がたいらげていました(笑)
朝は、朝風呂に入った後、こういった休憩スペースへ昆布茶が用意されていました。これがまたインスタントではなくきちんと入れてありおいしかったです。
朝ごはんは夜とは別の場所の個室でいただきます。個室の部屋からは竹林が見えます。ご飯も朝から豪華で豪華なだけではなく身体にいいものばかりです。
自家製のトマトジュースはおいしくてお代わりをしてしまいました。。
コーヒーは3杯分ぐらい入ったポットが用意されます。ポットの下にかわいいロウソクを入れて保温します。煮詰まらないのでいつまでもおいしく飲む事ができました。このポットほしい・・・。
今回の旅はとても有意義なものとなりました。いつもはセカセカと温泉を日帰りで周っていますが、たまに自分へのご褒美にこういった贅沢な温泉もいいなと思いました。また何年かに1回訪れようと思います。
http://www.hikyou.jp/nagano/seni/seni.htm
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仙仁温泉 岩の湯 (再訪)
洞窟風呂の湯量と天然の妙は素晴らしい。宿も良い造り
仙仁温泉岩の湯は全国でもトップクラスの人気宿である。このたびも2.3候補を挙げて予約しようとしたが、平日にも関わらず満室であった。 過去に平日で無理を言ってやっと1泊できたのはすでに11年ほど前である。ここは宿の風情が良く、風雅な数奇屋風である。最近はやや洋風のイメージも入ってきて、純な和風ではなくなった。
特にパブリックスペースが充実しているので客室以上の面積を書斎やティーラウンジ、休憩所などに充てている。また食事が絶品で、東京で食べたらここの宿泊費以上だと思わせる感動ものである。
さらに温泉が天然記念物的な存在である。天然岩の洞窟の奥から温泉が湧出し、滝となって時には淵を造りながら流れ出している。2本の洞窟があり、最深部では足元や岩の割れ目から湯の湧出がはっきりとわかる。それらが川となり洞窟の中を流れ入口部分の浴槽の縁から溢れている。
以上のような奇跡的な湧出状況である。34.2度の単純泉であるが洞窟のためにサウナ的な効果があり、ヌルく感じない。新鮮なために洞窟奥の源泉では透明、微たまご味苦味残る、微硫黄臭と硫黄を感知できた。分析表には硫黄分は記載されていない。
洞窟は2本に別れており混浴である。一方は30メートルほどの深さがあり、滝や淵のような場所もある。もう一方は10メートルほどで奥に砂地の足元湧出源泉がある。暗い洞窟の中に温泉があまりあるほどに湧出しており感動的である。貸切り風呂も4ヵ所ほど凝った造りで設置されているが、やはりここの白眉は洞窟風呂であろう。素晴らしい温泉である。
http://www.gunjion1000.com/?p=1138
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仙仁温泉岩の湯は、十数年前に泊まって以来、我々夫婦の中で常にN0.1の宿。
温泉、雰囲気、料理、接客・・・どれをとっても一級品である。唯一の欠点はなかなか予約が取れないこと。一年近く前から予約が埋まるという人気ぶり・・・チェックアウトの際に次の予約を入れて帰る宿泊客も多い。
仙仁温泉岩の湯は菅平高原の北麓、須坂の街からだと菅平に向かう大笹街道の上り口にある一軒宿で、温泉の歴史は古く、仙人伝説が残る他、武田信玄、上杉謙信の隠し湯とも言われている。
冬になると送迎門の裏手に吊るし柿・・・
あゆみ入りて ふるさとの小さき庵につきぬ
門の表に書かれた言葉を具現化したような心安らぐ演出です。 ちなみにこの吊るし柿、夜になるとサルが食べにくるそうで、少しずつなくなってしまうとか。 駐車場で出迎えてくれた宿の人に案内されて送迎門の暖簾をくぐり、仙仁川にかかる橋を渡って玄関へ。
仙仁温泉岩の湯は日本秘湯を守る会の加盟宿です。
ラウンジで抹茶とお菓子を頂きながらチェックイン
この宿の人気の理由のひとつに、従業員の接客態度があります。予約時の電話での応対もよく(部屋がいっぱいの場合でもまた電話してみようという気になります)、その気持ちよさが到着してから帰るときまで続きます。 直接応対してくれる係りの人はもちろんのこと、どの従業員も廊下ですれ違うと立ち止まり、掃除の手を止め、あるいは運んでいる荷物を置いて、にこやかに挨拶してくれます。チェックアウト時に部屋を出た時に、たまたま通りかかった清掃中の従業員が「お荷物をお持ちしましょう」と声を掛けてくれたのにはびっくり。(お気持ちだけいただきました)
夕食時のこと、酒器に添えられた菊の花が可愛らしいので「持ち帰ってもいいですか」と言うと、「萎れないようにお帰りの際に水を染ませてお持ちください。挿しておけば根付くかもしれませんね」とキッチンペーパーとビニール袋を用意してくれました。そういった心遣いがごく自然な感じでなされています。
たまたま見つけた金井辰巳社長のインタビュー記事(長野商工会議所サイト「商工会議所だより 2004年10月号」)に印象的な言葉がありました。・・・・・
『ふつう、旅館の仕事は土日の休みはない。かきいれどきの盆暮れ正月クリスマスの休暇もない。これでは社員が自分の家族と幸せに過ごせません。そこで、お客さんには申し訳ありませんが、盆暮れ正月クリスマスを含め、私どもでは年間27日の休館日をいただいております』・・・・・
岩の湯の人気の秘密が少しわかったような気がします。
それでは部屋をご案内します。
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1) 部 屋
部屋のタイプは3つ (料金は2011年12月現在 / 税別 / 休前日・特別期間は2000円増)
宿泊費(タイプ 2名用)
仙寿亭 10畳 30,000円 8畳 26,000円
仙郷亭 35,000円
仙山亭 42,000円
従業員が部屋に入るのは案内してくれたときと夕食中に布団を敷くときのみ。翌朝もチェックアウトまで布団を敷いたままでいてくれるのも、ぐーたら族には最高にうれしい! 部屋の鍵が2つ用意されています。これなら湯上がり後の待ち合わせ時間を気にすることなく、のんびり入浴を楽しむことができます。
_____
@ 仙寿亭 10畳 30,000円 8畳 26,000円 宿泊日: 2007年12月25日
仙寿亭の「四阿」(あずまや)という部屋。部屋のサイズは10畳+広縁。
仙寿亭の広縁の椅子は部屋によってすべて違うそうです。この部屋の椅子はシックな雰囲気。座り心地もとてもいい。 この空間が気に入ってしまい、寝るとき以外はここで過ごしました。
もちろん和室だってきれいで落ち着いた雰囲気で素晴らしい。 クローゼットには常備薬や裁縫道具、アメニティグッズ
和室も広縁も床暖房・・・ 足元からぽかぽかして快適です。
ミニキッチン
冷蔵庫の中には柿の葉茶と漬物。コーヒーや紅茶も自由に利用できます。
洗面所 トイレはもちろんシャワートイレ
部屋の縁台からはこんな景色が・・・
http://yanagy.jp/onsen/nagano/seni_senju2.html
A 仙郷亭 35,000円 宿泊日: 2006年12月25日
「仙郷亭」は以前の「本館」で、2006年の春にリニューアルオープンしました。
今回の部屋は「楓」
部屋は10畳和室+談話室+バルコニー+クローゼットルーム+洗面所+シャワールーム
という贅沢な造りです。 床の間には、孫子の兵法の一節「疾如風徐如林侵掠如火不動如山」・・いわゆる「風林火山」の掛け軸。仙仁温泉は武田信玄の隠し湯ともいわれています。
談話室は落ち着いた色調の山荘風。
床暖房で快適な空間です。
暖房は空気を汚さないラジエターヒーターに床暖房。それでも寒いときにはエアコンも利用できます。
冷蔵庫の中には柿の葉茶とナス漬けが。 お茶やコーヒーも自由に利用できます。 ミニキッチンも完備
浴衣がフルサイズ2着ずつ用意されています。 裁縫道具や置き薬も。
このバルコニーを新設する際、松の木はこうして残すことにしたそうです。
まるで別荘にいるようなゆったりした気分にさせてくれる部屋です。
http://yanagy.jp/onsen/nagano/seni_senkyo.html
B 仙山亭 42,000円 宿泊日: 2009年12月25日
仙山亭は離れになっています。右の写真は本館から仙山亭への渡り廊下です。
仙山亭専用の談話室
今回は「仙桂」という部屋。
部屋は10畳和室+6畳和室+談話室+広縁+浴室+洗面所+ミニキッチン+バルコニー
という贅沢な造り。外には滝の流れ落ちる日本庭園があります。
10畳和室にはこたつが用意されていました。夕食の間にここにふとん(素晴らしい羽毛ふとんです!)が敷かれ、こたつは6畳間に。
談話室は渋めの色調で落ち着きます。
床暖房で快適な空間。ソファーの座り心地も抜群で、別荘でくつろいでいるような気分になります。
広縁は書斎風。
文机にアンティークなライト・・・庭を見ながら文士気取り(笑)。畳も床暖房になっているので暖かです。
6畳間にはクローゼットがあります。
浴衣がフルサイズ2着ずつ用意されています。 裁縫道具や置き薬も。
洗面所も広々としていて気持ちがいい。イスもいい座り心地。
部屋に風呂があるのも仙山亭ならでは。蛇口から出るのはもちろん源泉100%の温泉です。
ミニキッチンには電子レンジもあります。 テレビはこんなところに収納されていました。 ミニコンポもあり、ヒーリングサウンドのCDがありました。 お気に入りのCDを持参するのもいいかも。
談話室の外にはバルコニーがあります。夏場なら夕涼みにいいでしょう。
2人では持て余す広さ。5〜6人での利用が適しているようです。至れり尽くせりの設備で、ゆったりした素晴らしい部屋です。
http://yanagy.jp/onsen/nagano/seni_senzan.html
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2) 風呂
さあ、温泉に行ってみましょう。
洞窟風呂をはじめとしてどの風呂も個性的です。貸し切り風呂は各入口の『あき』『使用中』の表示を確認し、空いていればいつでも自由に利用できます。客室数18に対してこれだけの浴場があるので、混み合うことはありません。是非全部を味わいたいものです。
岩の湯にはあちらこちらに自由にくつろげるスペースがあります。
湯上り後の休み処
宿泊棟入り口のテラス
談話室
お茶やコーヒーを自由に利用できるカウンター
貸し切り風呂の途中にある談話室
・・.・・・
サンテラス
涼み処
岩の湯の館内には至るところに素敵な椅子があります。ご主人は相当の椅子好きとお見受けします(笑)。
壁飾りに、空間の仕切りに、ランチョンマットに・・・館内
のそこここで使われている布にも注目です。
鯉が泳いでいる池もかけ流しの温泉です。
岩の湯の浴場は全部で5箇所。湯舟の総数は13もあります。そしてそのすべてが源泉かけ流し(貸し切り風呂、家族風呂は加熱のかけ流し)。湯量が豊富で、洞窟風呂が自然湧出、その他が掘削自噴で、肌触りの柔らかなよく温まる泉質です。個人的には洞窟風呂のお湯が一層まろやかでかすかな硫黄香も感じられて好みです。
下の写真は女性浴場の脱衣所。男女別の露天風呂を新設したため、以前より狭くなりましたが、岩の湯らしい雰囲気の脱衣所です。タオルが用意されているので、部屋から持ち歩く必要がありません。
男女別浴場の内湯&露天風呂
以前は内湯のみだった男女別の浴場に2011年3月、露天風呂が仲間入りしました。女性露天風呂は新設、男性の方は前は内湯だった湯舟の窓を取り払った半露天風呂。山の斜面の小庭を眺めながらゆったりと浸かれます。湯は加温のかけ流しです。
女性露天風呂 男性内湯 男性露天風呂
ではいよいよ洞窟風呂へ
@ 大洞窟風呂
洞窟風呂がリニューアルされて湯量が増えたことで歩行時に湯浴み着がまくれ上がるようになったため、青いショートパンツが用意されました。この湯浴み着で気兼ねがなく混浴を楽しむことができます。常に客の立場に立って考える岩の湯はさすがです!
写真右側から源泉が滝となって流れ落ちているのがわかるでしょうか。 洞窟の中は湯けむりが立ちこめています。泉温は34℃ですが、洞窟内であり、湿度が高いので真冬でもまったく寒さを感じません。逆に、夏は涼しく感じ、四季を通じて快適な入浴を楽しめます。
この洞窟はその昔、鉱物を掘ろうとして湯脈に突き当たったものと言われています。
ここが入って左奥の洞窟内で一番広い部分。10人位は入れるでしょうか。底には川砂が敷き詰められています。最奥には腰掛けて入浴できる岩が配されていますから是非行ってみてください。ちょうどよい深さで長湯を楽しめます。じっくり浸かっていると肌に細かい泡がびっしり付き、お湯の新鮮さを実感します。
こちらは右側の洞窟。まるで川のようになっていて二箇所程こうして堰き止められています。腰くらいの深さがあります。源泉かけ流しとはまさにこのこと・・・凄まじい湯量です。
この仙人の湯は平安時代末期に、草津の白根山修験道の山伏によって発見されたと伝えられています。
戦国時代には武田信玄の隠し湯とも、上杉謙信の隠し湯とも言われています。信玄・謙信両方の隠し湯となっていたのが面白いところですが、川中島合戦場の近くであり甲越両勢力のいわば緩衝地帯であったと考えられ、その時々の微妙な力関係で双方が使用したのではないでしょうか。
ついに源流に到達!?
泉源からぬる湯が滝となって流れ落ちています。
こうして何百年と湧き続けているのでしょう。「すごい」の一言です!
http://yanagy.jp/onsen/nagano/seni_furo1.htm
A 貸し切り風呂 〜風姿の湯〜
貸し切り風呂の中では一番古い浴場です。
内湯はボタン一つでジャグジーになります。 お湯は洞窟風呂の源泉とは別に深度120mのボーリングにより掘削自噴した湯(泉質は洞窟風呂とほぼ同じ)を加熱してかけ流しています。
こちらは露天風呂
斬新なデザインで、洞窟風呂とは全く違った雰囲気を味わえます。外気の関係で温めですが、その分長く入っていることができます。
http://yanagy.jp/onsen/nagano/seni_furo2.html
B 貸し切り風呂 〜野守の湯〜
2007年1月に完成した貸し切り露天風呂。
脱衣所も岩の湯お得意の間接照明を使ったシックな雰囲気です。
「風姿の湯」の洋風に対して、この「野守の湯」は落ち着いた雰囲気の和風。5〜6人は余裕で入れる内湯は窓を開放すると半露天風呂になります。もちろんかけ流し。
湯舟の中は掘りごたつのようになっていて、腰掛けて浸かることができるので楽です。ボタンを押すとジャグジー風呂になります。
計算し尽くされた美というか、いつまでも居たい空間です。
こちらが露天風呂。温めの湯で美しい内湯を眺めてゆっくり浸かるのもおすすめです。
http://yanagy.jp/onsen/nagano/seni_furo3.html
C 貸し切り風呂 〜無想の湯〜
2007年にオープン。3つの貸し切り風呂の中で一番高い位置にあります。
脱衣所の豪華さはこの「無想の湯」が一番。なんだか高級別荘の浴場に来たような気分になります。
内湯は石造りの湯舟
「野守の湯」が和、「風姿の湯」が洋なら、この「無想の湯」は和洋折衷といったところでしょうか。
湯舟の中は掘りごたつのようになっていて、楽な姿勢で湯に浸かることができます。ボタンを押せばジャグジー風呂になります。
「無想の湯」の魅力はこちらの露天風呂でしょう。湯舟が2つあり、大きい方が加温のかけ流し、小さい方が源泉そのままのかけ流しになっています。塀も低いので開放感があり、さわやかな気分で湯浴みを楽しめます。
http://yanagy.jp/onsen/nagano/seni_furo4.html
D 家族風呂
仙郷亭から仙寿亭に向かう途中にあり、空いていれば自由に利用できます。
他の貸し切り風呂に比べると浴室も脱衣所も小ぢんまりした造りですが、この小ささがかえって落ち着くかもしれません。
お湯は加熱湯のかけ流しです。
http://yanagy.jp/onsen/nagano/seni_furo5.html
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3) 食 事
温泉の梯子をして部屋でひと休みしたあとはお楽しみの夕食です。
岩の湯の夕食は「山里 懐石料理」。地元の旬の食材を使い、海の魚は出さないというこだわりの料理は、ひと皿ひと皿がとても美味。
@ 夕食 2010年12月
夕食は別棟の「櫓」で
「山里料理」と題された料理はあくまでも地の素材、山の幸にこだわった懐石料理です。
食前酒(ユスラウメ酒)で乾杯
春待月のおもてなし
柿の白和え、雪鱒寿司、雪鱒卵の煮凝り、蓮根の揚物、ヤーコン芋・・・
やなぎ妻「柿の白和え、絶品!」
やなぎ夫「雪鱒卵に煮凝り、うまいっ!」
胡桃豆腐
この胡桃豆腐も最高の味。
松代蒸し
松代名物の長芋をすりおろして蒸したものにきのこが添えられています。下のようにかき混ぜて食べます。蕎麦好きにはたまらない一品。
山里のお造り
岩魚、信州サーモン、鯉
鯉の洗いというと骨が残っていて食べづらいことが多いのですが、ここのは丁寧に調理されていてとても食べ
やすい。
日本酒は地元の地酒 渓流(遠藤酒造)・本吉乃川(松葉屋本店)
山女の塩焼き 身が軟らかく美味!
豆腐田楽も美味しかったです。
かぶのすり流し
信州牛の石焼ステーキ
リンゴを食べて育った信州牛は実にジューシー。絶品です!
お好みで川魚の杉の香焼きも選択できます。
焼きりんご
ここまで来るとかなりお腹いっぱい・・・でも美味しい。
かぶら蒸し
中に雪鱒が入っています。美味です。
御食事
岩魚ご飯、実に美味でした。お腹いっぱいと言いながらしっかり完食。
野沢菜は宿の菜園でとれたものだとか。とても美味しかったです。
デザート コーヒー
初めて来たときは昼食に小布施で栗おこわを食べてから来てしまったために、お腹がパンパンになった記憶があ
るので、以後、昼は早めに軽く済ませるようにしていますが、それでもお腹いっぱい!
今回も美味しかったです。
http://yanagy.jp/onsen/nagano/seni_dishes.html
夕食後、部屋に戻ると少しして夜食を持ってきてくれました・・・プリンと果物です。お腹いっぱいと言いながらまた食べてしまいました(笑)
他の宿だと夕食後は布団に入ってテレビを見て、そのまま寝てしまうのですが、岩の湯にくると無性に本を読みたくなるから不思議です(笑)
そして翌朝 左の画像はふとんの中から見た景色です。
A朝食 2010年12月
朝食は食事処「深山庵」の個室で
朝食は8時から10時までの好きな時間に頂けます。 野菜中心の料理が少しずつ盛られています。
一番右はとろろ芋です。
木の器・・・温かみがあって素敵です。
小松菜とルッコラのジュース。
りんごジュースがベースになっていて美味しい。
定番のそば粥。
昨晩食べ過ぎて(飲みすぎて?)幾分重たい胃にうれしい。お好みで白米やパンも選べます。
右の湯豆腐はおからを取らないという製法だそうで、塩で頂きます。
食後にはデザートとコーヒーが。
朝からかなりのボリュームで、一品一品美味しく頂きました。
http://yanagy.jp/onsen/nagano/seni_breakfast.html
朝食は食事処「深山庵」で 7時半から10時まで、好きな時間に食べることができます。 このように時間を束縛されないのも岩の湯の大きな魅力でしょう。 最近はチェックアウトが11時という宿も増えてきて、朝食後もわりとゆっくりできるようになりましたが、岩の湯はなんと12時。また温泉に浸かり、布団の中で読書を楽しみ、うとうとし・・・本当にゆったりできます。
岩の湯に何を求めに行くのかといえば、それは
・・・ゆったりとした上質な時間・・・
決して安い宿泊料金ではありませんが、上等の湯、美味しい食事、くつろげる空間、そして気持ちよい接客はまさしく「上質な時間」を買いに行くという感じ。午後2時のチェックインから翌日12時のチェックアウトまで、日常を離れ、ゆったり流れる時間を味わうことができ、頑張って働いてまた来ようと思う宿です。
12時、チェックアウトの昆布茶を頂きながら、また来年の予約を入れてしまいました!
玄関から駐車場まで荷物を運んでくれた宿の人が、いつまでも手を振って見送ってくれてカーブで見えなくなるときにはお辞儀。あれって車のルームミラーから意外と見えるものなのですね。そこまでしなくてもと思いながらも、やはり気持ちがいいものです。
冒頭で岩の湯は一年近く前から予約が埋まると書きましたが、なにしろ一年先の予約ですから間近になって都合が悪くなりキャンセルも出るようです。一、二週間前くらいに電話してみると案外空室があることがあります。私たちも2回成功しています。ダメモトで試してみてはいかがでしょうか。
http://yanagy.jp/onsen/nagano/seni.html
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2. 一方、本物がわかる人の評価は…
1) 温泉の泉質
源泉は2種あるようで、仙人風呂に使われている湯と他の浴室に配湯されている湯です。ただ主な含有成分は同じですので大きな違いはありません。無色透明、ホントに微妙に硫黄臭を感じるぐらい・・・。
ほとんど特徴の無いお湯ではありますが、少しすべすべして肌当たりは良いです。
湯上りのツッパリ感なども無く、さらっとキモチがイイお湯。ゆっくり、何度もお湯を楽しむには向いているお湯かもしれません。
メインの仙人風呂へヽ( ´∀`)ノ
うーーーーん。ワタシの想像していた『洞窟』とは違うんだけど…。
浴槽にしては歩きにくいなんてモンじゃなくて…探検隊の気分になれます(汗)
深さはいろいろなんだけど、腰を落ち着けて入れるところがないのよ〜。
それにお湯の流れる音が反響して大きな音をたてていて、静かにお湯を楽しむって感じじゃない…
そのせいか、全然人がいなかったわ。(貸切のお風呂は空き待ちのときさえあるというのに。)
ぬるい源泉そのままのお湯はとっても魅力的なんだけどなぁ。
また、ココは照明を上手に使って明暗を付けて格好よく見せてます。
きっと普通に蛍光灯付けて全体明るくしたら、
目も当てられないほどのB級臭プンプンひと昔前反映したホテルの大浴場風になるでしょう(笑)
(実際、ここは以前からある風呂をリニューアルしてるから当然か。)
っていうか、廃墟みたいに見えるかも…。
■源泉名 洞窟仙人の湯
■泉温 34.2℃
■湧出量 253ℓ/min(掘削による自噴)
■水素イオン濃度 pH8.4
■泉質 単純泉 (低アルカリ低張性低温泉)
パンチのあるお湯が好きな人には物足りない湯かもしれません。
まぁ単純泉だからこそ、こんなに色々ゆっくりと入れるのですが…。
(ジャグジーに出来るのも、この泉質のおかげですわね。)
http://blogs.yahoo.co.jp/yuyunet717/57572566.html
内湯の手前に飲泉所もあります(特に印象に残る味ではない)
http://h6.net50.ne.jp/demo/www.onsennet.ne.jp/konyoku/data/nagano/seni.htm
泉質は硬度30度のアルカリ性単純温泉で、温度はかなり低めではあるが、実に柔らかで、ぬるすべ感のある、なかなか良質な湯である。ただ正直、東北や九州の名湯と比べると、「う〜ん」と思わないでもない
http://u.tabelog.com/wienerwald/r/rvwdtl/3901122/
温泉自体は、無味無臭なのもあり、いつまでも入っていられる負担の無いお湯でした。
でも前日の別所温泉と比べると、やはり物足りなさは否めません。
http://paochin.blog.fc2.com/blog-entry-39.html
今の私としては、一度泊まればいいかな、という感じです(自分もう枯れているのかな?^^)
お湯にもう少しクセがあるとリピートしたくなるかもです。
(まあ前日の別所温泉と比べちゃったのもありますね)
パブリックの充実は魅力的ですが、やはり価格をもっと低くしてくれると嬉しいかな。
あの価格での食事を思うと、やはり維持費やリニューアルに莫大な費用が注ぎ込まれていると感じてしまいます。
もちろん食事も美味しいのです。演出も素敵だし。でも、すぐにでもリピートしたいとは思いませんでした。
ごめんなさい。きっと好みの問題だと思います。あまり旅館を知らなかった20代の頃ならハマっていたかも知れません。最近は古い物が好きになっちゃったので、リニューアルやモダンにそそられなくなりました。
http://paochin.blog.fc2.com/blog-entry-40.html
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2) 料理
宿のもう一つの楽しみである食事の方であるが、こちらも噂に聞く通り、レベルが高い。ただしこれは、あくまで「宿で供される料理」の範疇においての話であり、例えば、料理に使われる山葵は混ぜ山葵であったり、また、出汁の取り方も一流の料理人のそれではない。
http://r.tabelog.com/nagano/A2001/A200102/20007359/dtlrvwlst/3901122/
地産地消の料理である。 近くで取れた野菜や魚を、そのものの味を壊すことなく調理してある。不満を感じたものは無いが、食べる幸せを感じたものも無かった。 5時間かけて出向く宿としては、食事と寝具が弱い。特に男性の食いしん坊にとって、食事の弱さは致命的である。
http://abitaro.com/iwanoyu/iwanoyu.htm
お料理・サービスについては岩の湯の後に泊まった庄川温泉・ゆめつづりのほうがずっと良かったです
http://youkoso.nce.buttobi.net/nagano/seni.htm
料理はこの値段の旅館にしては普通のレベルでなかろうか
翌日にまで鮮烈に響く味の思い出に出会えなかったのは残念と言うべきだ
http://onsen.nifty.com/cs/kuchikomi/onsen_255/detail/aid_onsen005201/kid_0000054647/1.htm
食べログなので本当は料理について書くべきでしょうが僕は料理はもちろん美味しかったですが、料理だけであれば京都や東京に行けば同じレベルのものはいくらでも食べれると思いました
http://r.tabelog.com/nagano/A2001/A200102/20007359/dtlrvwlst/3428710/
食べログだから食事のことを載せなきゃなのだが・・・ちょっとした「創作懐石」といったところか。温泉宿にしては良い方だと思う・・・
石焼きステーキや杉の香焼き、夏場に鮎の塩焼きが出されたのは嬉しかった。このくらいかな・・・
大満足とまではいかないが、温泉メインなんで良しとしている。
http://r.tabelog.com/nagano/A2001/A200102/20007359/dtlrvwlst/2542595/
お食事は名だたる料亭で修業したお店とは違い山のお料理で素朴なものでしたが量もたっぷりで堪能しました。特に朝食はかなり満足感を得れました♪
やっぱ信州に来たらそばがゆでしょう!
まー味自体はみなとや旅館のそばがゆのほうが美味かったですが接客とか宿の中身がすごいので料理云々でケチつけるのは今回はなしで。
http://r.tabelog.com/nagano/A2001/A200102/20007359/dtlrvwlst/3415348/
スペシャルな時を過ごすためのお宿です。 '12/02/06 ('12/02 訪問)
おざわたくや (340) さんの口コミ ( 30代後半・男性・静岡県)
有名な仙仁温泉さんです。何回か宿泊してるんですけど、コメントを残そうと思って泊まったのは今回が初でして…。
いい宿なのはもちろんなんですけど、仙仁温泉さんというと内心「高嶺の花」的な感覚があります。そして、「実際にその価値はあるんだろうか?」という点。今回週末に宿泊すれば3名1室の場合1人3万円弱と決して安いお値段ではありません。
結果から言えば支払った分の満足感は得られるだろう…と。
その満足感の大部分を占めてるのは人的なサービスが大きいと思われます。例えばそれは表情だったり、身のこなしだったり、応対の様子だったり。な〜んとなく気分良くさせる接客を感じます。どのスタッフを見ても平均的に高いです。
お風呂は洞窟風呂が有名ですけど、内湯、大浴場を含めても雰囲気がいいのは確かですけど、他の温泉自慢のお風呂に比べてみれば特筆して褒めるほどのレベルではない。温泉宿として当たり前に満足できるお風呂ということです。普通のお安い宿は「当たり前に満足」も難しいですけどね。
料理に関しては宿泊代金がそれなりに高いので、食材も相当にいいものを使ってるんじゃないかなぁ。はっきり言って美味しいです。出てくるタイミングも完璧。食べ終わるかなぁ…って頃に温かいものは温かく。冷たいものは適度に冷えてる状態で運ばれてきます。
お造りも山の魚だけで見栄えも美しく提供してくれました。ここみたいに深い山里の旅館で新鮮な海の幸を出されるとガッカリですけど。ここは食事で徹底的に地のもので勝負をしてるんじゃないかなぁ。地元の当たり前の料理を美味しく食べさせてくれます。
ただ!料理で1つ「んっ?」って思ったのは最後の食事の時に出てきた「止め椀の吸い物」
吸い物なら最初に出して欲しかった。それだけ吸い物って料理では重要なんです。料理人であれば吸い物にかなり力を注ぎますから。その1杯で季節感を感じさせて、これからの料理に入っていく。言わば、料理人にとって名刺代わりのようなもんです。
さらに言えば「肉料理」の前に「鯉のすまし仕立て」を出しているので、肉料理を挟んで吸い物とすまし仕立てでかぶっちゃってるんですよね。
と、朝食を通していえることは料理はちょっと多い…かな。大食の自分でも夕食のお食事を残しちゃいましたから。
その原因は「箸休め」のキウイゼリー。甘いものを食べると満腹中枢を刺激されるので食欲が落ちるんです。だから肉料理の後に箸休めでキウイゼリーが来たのは面白い展開だと感心しました。お客に「口の中をさっぱりしてもらう」って意味で出しつつ、胃袋に「そろそろ料理は終盤ですよ!」と暗に伝えるわけですから。
だから、夕食のご飯は「茶碗」ってことで小さい茶碗にちょっと炊き込みご飯をいただければ完璧だったなぁと思います。
決して、こちらの料理が悪いって言ってるんじゃないんです。美味いし、展開も面白いし、トータルで評価が高いんですけど、それだけにあと1歩欲しかったなぁ…と。
朝食の時に温泉で炊いた「そばがゆ」をいただいたんですけどね。実は自分の手前には木のスプーンとレンゲがありまして…内心は「どっちを何の料理に使うんだろ…」って運ばれるまで悩んでました。そんなことってたまにあると思うんです。ナイフとフォークとかね。
間違って使ったのをさりげなく下げるのもサービスだと思いますけど、こちらの旅館さんのように「お客様の前にあります木のスプーンでお召し上がりください」って一言言ってくだされば、安心して食事もできますし、落ち着いた気持ちで食事をすれば、なおいっそう美味しさを感じることもできます。
そんな訳で、こちらのお宿がなぜ人気なのか?それは働いてるスタッフ1人1人のお客さんに対する姿勢がうむものなんだなぁと、つくづく感じました。
宿泊料金は確かに高いです。正直言えば、このレベルなら1万円台ではありえないけど2万円台前半を期待したい。とはいえ、あまり安くすると安い客が寄り付いて、宿のレベルが落ちるのも事実。なら、今の仙仁温泉さんの宿泊料金は高いけど適正かと思います。
http://r.tabelog.com/nagano/A2001/A200102/20007359/dtlrvwlst/3791273/
前回宿泊したときは、出てきた全ての美味しさにとても感激したのですが、今回は同じ10月に宿泊だった為か、4品が同じ内容でした。
1年振りでしたが、舌が味を覚えており、新鮮味がなくて途中飽きてきた。
食材も味付けも、ちょっと変化をつけてほしいと感じました。
http://season2-tabi.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_aaf6.html
下から煙がでるような演出をするよりも、美味しいと思えるものを出してほしい。
味もポン酢で食べるなんて・・・
家でも食べられる味だし、一気に宿の食事にガッカリした1品でした。
すまし汁系の味は途中にも出てくるから、何度も使われると飽きる。味噌汁にして〜!
http://season2-tabi.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_2847.html
前回、初めてこの宿に宿泊したときは、ロケーションといい、従業員の対応といい、温泉、食事などなど・・・何もかもに感動しまくりでした!!
その証拠に、ここに宿泊した人の感想が書かれているノートがあるのですが、どれを読んでも素晴らしかったとの感動が書かれています。私も始めて宿泊したときはそう感じました。
しかし今回は宿泊した月は違えど、同じ「秋」だったからか?
食事の内容にほとんど変化がなくて、かなりガッカリさせられました。
食事の演出は凝ってはいるものの・・・2泊すると演出に惑わされなくなるもの。
味の基本が同じだったり、タレが馴染みのポン酢だったり・・・
何だか、こんな宿だったっけ???と思ってしまいました。
温泉が好きなだけに、今度は季節を変えて行ってみようと思っていますが、
1泊にとどめておくのが良い宿かもしれないと私は感じてしまいました(^_^;)
http://season2-tabi.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_f5a8.html
「岩の湯」、あの料理では???ですが、居心地は抜群ですね。姉も食事にはペケ出ししているのですが、非日常の居心地の良さには、岩の湯以上の宿は見つからないみたいです。
http://blog.goo.ne.jp/yaa-yori/e/000eda1601aadc37052019f61f19e166
仙仁の料理はダメよ。料理以外は、高く評価できて、少々高いけど又行きたいと思わせる宿なんだけど、あの料理ではねぇ。
http://blog.goo.ne.jp/yaa-yori/e/5b0ec59347398ecc562e766237cfa441
料理、もう少しなんとかならないものだろうか?
料理以外は、全て大満足なのに・・・。
食事には、多いに不満が残りました。
「この料理、いかがでしたか?」と、感想を求められても同行者、誰も言葉が出ません。
非日常をたっぷり味わえる、このすてきな宿。普通、宿の食事は一番の楽しみのはずなのに・・・。
宿泊料金も安くはありません。もう少し、食材にお金を使って欲しいなぁ・・・。
改装にお金かけたので料理でちょっと節約かな〜
それは無いよね。
http://blog.goo.ne.jp/yaa-yori/e/18efb10c291d102760b686a5b653dc82
初めてなら、食事もおいしいと思うよ。私も最初は、感激したもんよ。
姉は、最初から???だったけどね。
http://blog.goo.ne.jp/yaa-yori/e/18efb10c291d102760b686a5b653dc82
私が昨年の8月に行った時の写真と比べると、料理は、先付けも全く違っていてなんとなく昨年の方が善いようです。行った時で、こんなに料理が違っていると、ちょっと嫌ですね。
由布院の無量塔に行った時も料理がひどかったのですが、他の人のブログなどでは、とても褒めていて日が悪かったのかと悲しい思いをしました。でも、一生に一度しかいかないかもしれないので、宿には、毎日ベストであって欲しいです。
宿というのは一期一会ですから、リピーターは「こういう時もあるのかな」と済ませることができても、温たまさんが泊まった時期に初めて岩の湯に泊まったお客さんはがっかりしたでしょうね。冷めた信州牛が出てきたというのも経験のないことですが、いけませんねえ。
http://blog.goo.ne.jp/yaa-yori/e/18efb10c291d102760b686a5b653dc82
昔、泊まった時の写真と比べてみたのですが、朝食も明らかに今回質が落ちているように感じました。
卵焼きがなく、焼き魚も前夜出た「しなの姫ます」。あの場所に、ずら〜っと並べられると、一瞬豪華な朝食と思ったのですが・・・。
http://blog.goo.ne.jp/yaa-yori/e/18efb10c291d102760b686a5b653dc82
仙仁温泉・岩の湯
須坂から菅平へ向かう道路は整備されていて気持ちが良い。 ナビが終点を告げた頃、左手に看板が見えた。どうも駐車場のようだ。 中へ入っていくとやはり駐車場で、若い男性スタッフが待機していた。 名前を告げると、荷物を持ち案内してくれた。
駐車場のすぐ脇の門である。 この橋を渡ると、別世界という想定か。
なるほど良く考えられた導線である。 雰囲気が素晴らしい。次第に期待感が膨らんでくる。
フロントを通り過ぎ、ラウンジ横のテラスへ案内される。 そこで涼しげな御菓子とお抹茶をふるまわれた。
目の前には池があり、向こうには滝が造られている。 川のせせらぎの音や滝の音、水の流れる音がとても心地良い。心憎いまでの演出である。相方はもう舞い上がっている。
古い見取り図なので、貸切露天風呂などが載っていない。
ひと息つくと部屋へ案内される。荷物は既に運ばれている。 迷路のような通路を通り案内された部屋は、離れ「仙山亭」にある「仙桂」。
ここで靴を脱ぐ。
数奇屋風の端正な造りである。 にわか造りの部屋とは、とても思えない。素晴らしい部屋だと思う。 床の間の雰囲気も素敵である。
テレビもきっちりと隠してある。
庭側には畳の広縁があり、素敵な文机が置かれてある。
庭の造りは大したことはないが、ここにも滝が造られてあり、流れる水の音が心を和ませる。
主和室の隣りには、もうひとつ和室がある。
押入れの中はクローゼットとなっている。
引き出しの中には、大中小3種類の大きさの浴衣が2枚ずつ置かれてある。
その隣りには洋室があり、ソファーが置かれてある。 とても座り心地の良いソファーである。
ここまでの部屋の造りには文句の付けようがない。素晴らしい部屋だと思う。
リビングルームの外には屋根付きのテラスがあり、椅子とテーブルが置かれてあるが利用することはなかった。
洗面所とトイレ。
アメニティグッズには力を入れていないようである。
部屋風呂は大理石造りの立派なもので、洗い場付であったが利用するチャンスはなかった。
バスタブはジャグジーである。 後述するが、ここのオーナーはジャグジーが好きなのであろうか。
玄関脇には水屋スペースがある。
冷蔵庫は二つあって、なかなか美味しい漬物が置いてあった。
(大浴場)
大浴場の入り口の横にはちょっとしたサロンがあり待ち合わせに使われる。
大浴場の内風呂はたいしたことはないが、ここにはウリモノの洞窟風呂がある。 洞窟風呂は内風呂から入るようになっており、洞窟風呂の中は混浴となっている。 男性は腰巻、女性は胴巻きが用意されてあった。
洞窟風呂の中は混浴なのでカメラを持っていくわけにはいかない。 この写真は、宿のパンフレットから借用したものである。 内風呂に比べて湯温はかなり低く、長湯でものぼせない。
洞窟の奥から、上の写真の場所を見たもの。
洞窟の一番奥である。このあたりの底は砂地であった。
(貸切露天風呂)
これもウリモノのひとつ。3ヶ所ある。入浴中かどうかはドアの鍵の開閉で見分けるようになっている。
一番下の階にある「風姿の湯」。 脱衣場が狭く、階段の上下に分かれている。
浴槽は石造り。屋根付の半露天である。
外には完全露天風呂があるが湯温は低い。
室内の浴槽の横にシャワースペースがある。
ジャグジー仕様となっている。
真ん中の階にある「野守の湯」。
入り口から階段を下っていく。
室内の浴槽は木で縁取られている。
屋外は石造りである。やはり屋外は湯温が低い。
ここも室内はジャグジーである。
浴室とは離れた所にシャワー室が作られてあった。なぜか壁の色が不気味である。
人気の貸切風呂なので、塞がっていることが多い。 「野守の湯」の横には、待つ客のためにサロンが設けてある。
サロンから階段を上がると、「夢想の湯」。
脱衣場の横には広めのシャワー室がある。ここの壁も不気味。
ここが一番広々としていて開放感があった。 スタッフの話では、最も人気が高いそうである。
屋外の風呂は二つあり、やはり湯温は低いが下段の浴槽はもっと低い。水風呂に近い温度であった。
室内の浴槽は、ここもジャグジー。よほど好きなのだろうか。
「仙山亭」の通路横にある、ちょっとしたサロン。 上質なソファーと川のせせらぎの音で、素晴らしい空間となっている。 部屋のすぐ真ん前なので、部屋からサービスのトウモロコシと冷蔵庫の中のビールを持ってきて、風呂上りのひとときを楽しんだ。至福の時間であった。
(夕食)
食事処「深仙庵」で食べる。 川のすぐ横の個室であった。 窓から川を見ることができた。
食前酒は、無花果酒。 甘ったるい酒であった。 食中酒は「渓流・大吟醸」。地元、須坂の地酒である。 大吟醸らしくすっきりとはしていたが、どこか酒くさく気品に欠けていた。
造りは、「鮎と鯉」
今年も鮎は終わりか。 皮は厚く、香りも無かった。
こちらは「肉」。
こちらは魚。「信州サーモンと信濃雪鱒」。
部屋には夜食が置いてあった。なかなか美味しかった。
地産地消の料理である。 近くで取れた野菜や魚を、そのものの味を壊すことなく調理してある。不満を感じたものは無いが、食べる幸せを感じたものも無かった。
(ラウンジ)
食後に出かけたが、アルコール類は極めて少なかった。 仕方が無いので、ドイツワインを1杯だけ引っ掛けた。
(寝具)
煎餅だったので押入れからマットを1枚借用したが、2枚にしても寝心地は変わらなかった。
マットの弾力がヘタレていたのだろう。
(朝食)
食事処「深仙庵」で食べるが、夕食時と異なり大食堂の一角であった。
りんごジュースは普通の味。
蕎麦粥である。
五穀米。 口をつけず残してしまった。
とにかく量が多い。
デザートの頃になって川べりの場所が空いたので、席を替えてくれた。こういうところの心配りは流石である。
(その他の設備)
いろんな所に談話室やライブラリーが設けられてあった。 それらも、それぞれ魅力的な造りをしていた。
しかし、これだけの場所があるのだから、どこかにインターネットのできるPCを備え付けてくれれば文句なしであったのに。スタッフの話では、接続できるようにはなっているとのことだった。盗難でも心配しているのだろうか。
貸切露天風呂のさらに上へ行く階段をのぼると、散歩道がある。
ここは広場になっており、一番高い場所である。
ここからは下りの山道が続く。
葛折れの道となって坂を下る。
終点の階段を登ったら、そこは前夜に入ったラウンジの横にでた。
(応対)
とても素晴らしい。 スタッフ教育はもちろんのこと、採用時でもサービスマインドを持った人物を選んでいるのではと思ってしまう。この業種に不向きだと思えるようなスタッフは、ひとりも見かけなかった。
(感想)
一見ごちゃごちゃしているようでも、しっかりと統一感がある。質感もとても高い。オーナーの美的センスであろうか、素晴らしい雰囲気の宿であった。 ひとつの世界が形成されており、「岩の湯ワールド」と言っても良い。 これまで、私自身そういう世界を感じたのは「俵屋ワールド」・「あさばワールド」だけであるが、3番目のワールドを見つけたという思いを持つ。
しかし、リピートするかというと難しい問題もある。
名古屋からは遠い。自宅から5時間かかる宿では、そうホイホイとは出向いて来れない。
5時間かけて出向く宿としては、食事と寝具が弱い。特に男性の食いしん坊にとって、食事の弱さは致命的である。
2〜3時間で来ることのできる宿ならば、リピートする価値は充分あると思う。 「予約の取れない宿」、充分理解のできる宿であった。特に女性客にとって。
2009年8月下旬訪問
http://abitaro.com/iwanoyu/iwanoyu.htm
本当に予約は十一ヶ月待ちです。。。 '11/10 訪問
ウィーンの森の物語さんの口コミ ( 男性・大阪府)
改装中のロオジエを筆頭に、カ・セント、ガッルーラ、カンテサンス、アロマフレスカ、なかひがし、もめん・・・と、全国には、予約が非常に困難な店が数多存在する。でも、私に言わせれば、日にちを選ばずに粘り強く電話を入れるか、特殊なルートを使って口を聞いて貰えさえすれば、意外と何とかなるものである。
しかし、こちらの宿に関しては違う。週末は勿論、平日も含めて十一ヶ月もの間、本当に待たされる。
まさに、祇園の川口や名古屋のトゥラジョアと並ぶ超プラチナチケットの一軒である。
こちらの「仙仁温泉」は、平安時代に山伏によって発見され、武田信玄、上杉謙信の隠し湯であったと伝えられており、その泉質の良さは温泉マニアの間でも非常に評価が高い。泉質は硬度30度のアルカリ性単純温泉で、温度はかなり低めではあるが、実に柔らかで、ぬるすべ感のある、なかなか良質な湯である。
ただ正直、東北や九州の名湯と比べると、「う〜ん」と思わないでもないが、奥行き30mにも及ぶ巨大な洞窟風呂は、まさに一見の価値はあると思う。
またこちらの旅館は、露天風呂だけでなく、貸切風呂が充実している点も利用者からの高い支持を集めている一因であるように思う。
また、宿のもう一つの楽しみである食事の方であるが、こちらも噂に聞く通り、レベルが高い。
ただしこれは、あくまで「宿で供される料理」の範疇においての話であり、例えば、料理に使われる山葵は混ぜ山葵であったり、また、出汁の取り方も一流の料理人のそれではない。
ただ、無理して海の高級食材は使わずに地の食材を巧みに使って良質な料理を定期しようとしている姿勢を私は評価したい。
ちなみに、夕食はメインは魚と肉から選択出来るのだが、同行者と別々に頼めば、それぞれの料理を一度に楽しむことが出来るのでお勧めである。また、朝食はメインの?蕎麦粥のボリュームが結構あるので、しっかりお腹を空かせてから行かれた方が宜しいかと思う。
ホスピタリティー溢れる接客や宿の設備の充実度については、多くの方が書かれている通りであり、俗世間から解き放たれ、かなりの寛ぎを得ることが出来るよう思う。
正直、金額だけ見れば決して安くはないが、宿泊すれば、自ずとそれ以上の満足感が得られる名旅館である。
それにしても、信州は、当旅館以外にも、右馬允、みなとや旅館、三水館・・・と、全国に誇れる、個性ある名旅館が目白押しで、利用者としては実に悩ましい限りである。^^;
http://r.tabelog.com/nagano/A2001/A200102/20007359/dtlrvwlst/3901122/
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3) 接客
1382 / 親階層) 仙仁温泉行ったけど
□投稿者/ 海 @ -(2004/08/12(Thu) 17:10:05)
期待して行ったのですが、接客がわざとらしく不快感さえ覚え、
洞窟風呂と言えば最奥の高い所の浴槽の隅から暖かい湯が湧き出ていました、
確かここは泉温が35度ぐらいだったと思いますが、かけ流し、ほんとですか?って感じ、
その他の施設も何連泊もすれば利用するかな?って感じです。私個人としてはまったくの期待はずれがっかりです。
1388 / 2階層) 仙仁温泉行ったけど
□投稿者/ 海 @ -(2004/08/14(Sat) 22:20:29)
ほみタン・・あなたの知り合いの方の様に感じる人たちが多いのでしょうね、でなければこんなに人気がないですよね。
我々の感じ方や性根が普通ではないんですかね?
まあこれからは我々に合った温泉を探します。一箇所は見つけているんですが・・・・。
能面のよう [仙仁温泉岩の湯]
miyabiさん 投稿日:2007年5月1日
なかなか予約を取るのが難しい宿で、やっと予約がとれ、夫と2人で泊まってきました。また、サービスがすばらしい宿と聞いていたので・・・。
しかし、従業員の対応はまるで能を見ているようで、表情がない。一見微笑んでいるようですが、まるで
「これが最高のサービスですよ。味わえ!」
と押しつけがましく&冷ややかな感じを受けました。また、最後の支払の際、リピーターとおぼしき人には、非常に丁寧な対応なのに対し、私たちは一見さんには、非常に事務的な対応でした。当分、行くことはないでしょう。
http://onsen.nifty.com/cs/kuchikomi/onsen_255/list/aid_onsen005201/1.htm
要するに、岩の湯の接客の問題は由布院や黒川温泉と同じなんですね:
東京駅から快速アクティーで1時間あまり、東海道本線の通勤電車でも行くことの出来る温泉地が湯河原。これだけ東京から近いので、いわゆる上質な高品質旅館も目白押しの状態なのだ。
ところで、湯河原・熱海・箱根の高品質旅館と最近伸してきた由布院御三家(玉の湯、亀の井、無量塔)などを泊まり歩いて比較すると全く違うことが分かる。
書きようによっては、多分嫌らしく聞こえるので、誤解のないようにお願いしたいが、その差は「無理」の差ではないかと思う。全国の高級宿の価格帯は4万円〜5万円と同じなのだが、性格が大きく異なる。たとえば、由布院御三家を中心にした由布院・黒川近辺には高価格帯を支える人口はほとんどいない。そのため、わざわざ遠くから客に来てもらうために、一生懸命の工夫と努力がかいま見られる。
たとえば、玉の湯。旅館だけでなく、レストラン、カフェ、農産物販売所・・・・・。無量塔も旅館以外に、ロールケーキ販売所、チョコレートショップ、蕎麦屋、美術館・・・・・・。
由布院や黒川など、誰が始めたのか、従業員は土間にも板間にも跪いて客と細心の注意を払って客と話す。まさに、女王様対応。そのどれもが悪いとは言わない。一つ一つは大変良い努力だと思う。 しかし、残念ながら、その一生懸命さが無理に無理に無理に無理をしているようにしか見えない、、、、いわば息が詰まるようなときもある。
西日本各地と東京では、推定でも平均年収は1.5倍から2倍違う。高額収入者は、比較にならない。そのため、毎日高級宿に泊まり歩いても、全く問題ない階層の人も多くいる。それが現実です。だから、東京から一番近く、高品質な湯河原の宿には、そこまで努力しなくても客は来る。むしろ、目立たず、小粋で、本質的に上質な宿であればいいのだ。西日本の宿も良いが、時々はこのあたりの高品質な宿に泊まらないと、本当の意味での上質な宿は分からないだろう。
http://www7a.biglobe.ne.jp/~umayu/page028.html
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4) 一方、こっちが本物の極上サービスと極上料理 ( 値段も岩の湯より遥かに高いけど )
@ 神奈川県箱根町 オーベルジュ・オーミラドー
極上のサービスと料理 日本最高のオーベルジュに魅力の温泉も付きました
オーベルジュはフランス語で宿泊できるレストランという意味です。フランスのこういう旅籠の歴史には疎いが、恐らくフランスでは食泊分離形式が当たり前だったのではないかと思います。実際、現在のフランスにはオーベルジュが数多くあり、中にはあの有名なミシュランで二つ星や三つ星もあるらしい(いったことはないのですが・・・)。
箱根、芦ノ湖沿いに夢のミラドーを拓いた勝又登シェフは、パリやニースで修業し、70年代に帰国後、西麻布にビストロ・ド・ラ・シテを開店し名声を得ました。その後、六本木にレストラン・オー・シザーブルを開き、フレンチの世界ではその名を知らぬ物が居ない人気のシェフとなって、時代の寵児になりました。
でも、その時代は、まだまだバブルよりずっと前。まだ東北新幹線すらなかった頃です。もちろん、今のようなレストランブームはまだ無く、パスタはスパゲッティーって呼んでいた。彼のようなフランスの風を日本に運んでくるシェフは本当に少なかった(私が知らなかっただけかも知れないが・・・・・)。
当時、フランス料理といえば、ホテルのレストランで食べるソースを多用する重厚古典な物ばかり。そんな時代に、同じ西麻布のプチ・マリエなどとともに、なんと軽やかで美味しい料理、そこにいることだけで心が遙かヨーロッパに旅する時代でした。
ところが、時代がまさにバブルに入る頃、彼は東京を捨てました。まだ、松田聖子が全盛期で山口百恵がうたっていた時代です。86年、箱根の芦ノ湖に「オーベルジュ オー・ミラドー」を開店しました。「オーベルジュってなんだ???」ってみんな思いました。
泊まることのできるレストラン・・・・言われたって本当な何のことだかサッパリ分からなかった。でも、そこには、東京では得られない空気、そしてなんといっても契約農家から毎日採ってくるみずみずしい洋野菜、心ゆくまで時間を気にせずに楽しめる空間。実は、彼の拓いたミラドーは大自然の中にある、日本有数のグラン・メゾンでした。
もちろん、料理の秀逸はここに語れる以上です。単なる美味や礼賛だけではなく、心踊るほど格好良い料理なのです。そして、それ以上に技術の優れたスタッフの秀でたサービスでヨーロッパのリゾート地にいるような気持ちにさせてくれるました。
そして、このミラドーに新たな魅力が増えました。アジアンリゾートを模した美と食と優雅さを追求したコロニアル・ミラドーです。今回、そんなミラドーに出かけました。
さて、今回はオーベルジュ オー・ミラドーが改装中ということで、通されたのは、普段はウェディングなどで使用されるパヴィヨン・ミラドーです。 今回、たった唯一の失点はレセプトの際に、コロニアル・ミラドーの宿泊も可能であることを説明しなかったことと、通された部屋が喫煙ルームであったことです(快く変更してもらいました)。この辺は、ヨーロッパ的に全ての部屋を案内し、気に入った部屋をチョイスできるようにして欲しいですね。それ以外のサービス・案内は完璧でした。
パヴィヨン・ミラドーの各ルームは、部屋ごとにある程度テーマがあるらしく、壁紙が異なっています。通された部屋は、落ち着いた薔薇のデザインのクロス壁でした。
部屋にテレビ、ミニバーはありません。経年変化はありますが、重厚さと華やかさが旨くマッチしています。フランスなどに旅慣れた方には好評でしょう。実際、ヨーロッパを旅慣れている妻には好評でした。
テラス際のテーブルには、シャンパーニュ、ミネラルウォーターがバスケットで冷やして用意されていました(もちろん有料ですが)。リネン類も、ヨーロッパのホテル並に豊富に用意されています。その上にちょこんと置かれた小粋なお菓子、オレンジピールのチョコレートは絶品でした。もちろん、トイレやバスタブなどの衛生陶器は欧米のものが使われています。部屋のバルコニーからは、噴水と庭越しに芦ノ湖が見渡せます。
ここで、新しくできたコロニアル・ミラドーを見学しようと思い立ち、邸内の散歩に出かけました。これも、リゾートの楽しみですね。そこで待っていたのは、まさに亜和洋の融合であるアジアンリゾートを具現化した最近流行の館内でした。私も妻も、いたく気に入り、こちらに部屋を変更できないか、少し無理なお願いをしましたが、快くOKをいただき、ここで急遽、宿泊をコロニアル・ミラドーにしました。
ここには、アジアンリゾートでおなじみのバリスタイルエステティックや、そしてなんと言っても温泉マニアには応えられない大浴場があるのです。もちろん、設備は普通の旅館以上で、簡素ですがしっかりとしたもの。湯は、元箱根温泉の混合泉で、泉質は硫酸塩泉です。キシキシ系の浴感もしっかりあり、オーミラドーに来てこんな温泉に入れるなんて思っても見ませんでした。
さて、もちろん今回のメインはオー・ミラドーでの食事。夜の帳が下りて、魅惑的なライティングに導かれてミラドーの建物に入ると、二階までの吹き抜けになっていて、正面にはレセプションと階段があり、奥に小さなウェイティングルームがあります。まずは、ディナーを頂く前にこのウェイティング案内されます。
ウェイティングでは、アミューズが用意され、好みで食前酒もいただけます。今回は、ブルーチーズとシュー生地のパイ包み揚げ、ワカサギのフリット、静岡産(自家生産)野菜のマリネ、白野菜(カブ・大根・カリフラワー・セロリアック)のポタージュ、カナッペ等のクロカンブッシュです。特に、白野菜のポタージュは秀逸で、気に入ったところ、翌日の朝食にも出てきて大満足でした。
ダイニングルームの入口はレセプションの左手。テラス部分と建物内の部分に別れています。建物部分は、冬でしたので暖炉が赤々と燃えており、リゾートの雰囲気たっぷりですが、火に弱いのでテラスのテーブルを選びました。テラス部分の方は全面ガラス窓の明るい雰囲気で、床は白のモザイクタイル、ロココ風なデザインのクラシックな椅子とテーブルで座り心地も抜群でした。さぞかし、良い家具を輸入しているのでしょう。
10数年前にランチでここに来たときから、随分と時間がたちましたが、経年変化は重厚な皺となっているようです。まさに、ヨーロッパの高級リゾートの雰囲気を醸し出しています。
何より良いのはBGMがないこと。そして、びっくりするほどに秀逸なのは、年齢の高いスタッフをそろえた全身を深く包み込むようなサービス。10数年前よりも、大きく進歩しており、まさしくヨーロッパの一流がここにあるようです。とにかく、しっかりしたメートルがサービスの中心におり、メニューの説明は完璧でした。料理に対する質問も、作り方を微細に説明するなど、全ての質問に完璧に答え、しかもそれが柔和な笑顔で優雅に行われます。料理の運ばれてくるタイミング、皿の置き方、グラスの飲み物の量のチェックなど、サービスは申し分なく、これこそが高級店のサービスで、失礼ながら福岡のひらまつなど、地方都市のグランメゾンでは、客との会話など堅苦しくないサービスを含めてここまでのサービスは無理かなと思える物でした。
今回のメニューは次の通りです。
私が選んだのは
Munu Creation du Chef(シェフの創作メニュー)で
・Le Champinion Sauvages gelee(野生茸と冬瓜のにごり仕立て)
・Le Porc et Foie Gras anx Percier(大和豚とフォアグラのコンフィ)
・Le Poisson de Caramal Sauce Crtron Vert(近海魚(カサゴ)と羽生イカ 烏賊墨のリゾットとライムソース)
・Le Granite au Jasmin(ジャスミンティーのグラニテ)
・Le Shamo de ”AMAGI” Brochette et Supreme au WASABI(天城シャモの山葵ソースと股肉のプロシェット)
・Le gelee d’ infuion(ハーブティーのゼリー)
・Le mousse au Praline et Pomme avec glace au poivere rose(薔薇の美のグラス添えプラリネとリンゴのムース)
妻が選んだのは
Munu Extra(シェフのお任せメニュー)
・Le Pave de foie Gras et Lanoustine(フォアグラと手長海老のパヴェ仕立)
・Le Etube de Legune et ”TOKOBUSHI”(無農薬野菜とトコブシの軽い煮込み)
・Le Lotte Roti aux Vinaigre(鮟鱇の肝のロースト 柑橘類のビネガー仕立)
・Le Granite au Jasmin(ジャスミンティーのグラニテ)
・Le Feuillete de Chevruil Sauce Truff(蝦夷鹿のパイ包み トリュフソースで)
・Le Soupe Choclat et Mousse Marron(小さなチョコレートスープと栗のムース)
・Le Kiwi Caramelise(キウイのカラメルソース)
まず、報告したいことは、コースの構成・盛りつけの美しさ・抜群の素材・素材の香りを生かすソースはどれも国内有数で、恐らく今まで味わったフレンチの中で一番の出来、大満足でした。全ての皿が満点に近い物でしたが、特に
野生茸と冬瓜のにごり仕立て(日本産の杏茸などの香りが高い)
近海魚(カサゴ)と羽生イカ 烏賊墨のリゾットとライムソース(天才的と感じた)
フォアグラと手長海老のパヴェ仕立(濃厚な風味と草原の軽ろやかさが同居しています)
無農薬野菜とトコブシの軽い煮込み(床節の旨味が野菜に浸みわたって・・)
蝦夷鹿のパイ包み トリュフソースで(ジューシーな蝦夷鹿とトリュフの香りが渾然一体です)
に関しては、ヤマトモ氏用語のノックアウトで、妻と二人で「また食べたい病」にかかってしまっています。
お口直しのジャスミンのグラニテはここの定番。ジャスミンの味、香りがとても魅力的で、口の中をサッパリさせてくれます。
唯一、普通だなと思えたのはパン。自家製の全粒粉パンで、アチェートバルサミコを入れたエキストラバージンオリーブオイルを好みでつけます。
デセールは妻と分けあって食べましたが、特に「薔薇の美のグラス添えプラリネとリンゴのムース」と「小さなチョコレートスープと栗のムース」は途中から取り合いでした(笑)。添えられた赤胡椒はこのムースに良く合い、味を引き立ててくれます。盛付けの美しさや甘さのバランスがとても魅力的です。
ここで、チーズのサービスを薦められましたが、もうお腹はいっぱいいっぱいだったので丁重に断りました。返す返すも、もったいなかったなあ。プティフールは、別館のパヴィヨン・ミラドーのバーで頂きます。飲み物はコーヒー・紅茶・フレッシュハーブティーから選べます。プティフールはマカロン・生チョコレート・アーモンドチュール・フルーツゼリー等でしたが、ここでもあまり口に出来ませんでした。部屋に持って帰れば良かった。
波田陽区の「残念!!」が、何故か頭に響きます。
翌朝の朝食はコロニアル・ミラドーでいただきました。特に白野菜のポタージュは今度はたっぷり。パンも、前の晩の物より秀逸で大満足。なんと言っても旨いのは、野菜のサラダ。促成栽培の柔らかいものではなく、むしろ堅さが目立つ緑黄色野菜ですが、大地の滋味と山菜にも似たキド味が体を刺激します。大湧谷の黒卵風の温泉卵は半熟で、しゃれの効いた一品で良かったです。何にしても、朝から大満足で元気が出ます。
もしあなたが、少しでもフレンチに興味がおありならば、是非にでもこのオーベルジュははずせないでしょう。時間を作ってでも、出かけてみては如何ですか。温泉ファンも、結構満足できますよ。
http://www7a.biglobe.ne.jp/~umayu/page160.html
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A 湯河原温泉「指月」
その、奥湯河原の最深部に建つのが旅館「指月」。別荘に囲まれ、何か普通の上質な家か別荘にしか見えない。小さな看板があるのみ。この奥ゆかさこそが、この近辺の宿の真骨頂。大抵はお忍びで来るのである。五足のくつのようにずらっと出迎えられてはたまらない客が多いはずだ。玄関先に客が止めたゲレンデヴァーゲンがいかにも様になっている。
さて、客室係も女将も、意外にほどにサッパリして、最近のおかしなバカ丁寧日本語は決して使わない。ここぞと言うときはガハハと笑うし、対応も「ドスコイ、ドスコイ」。客もあまり部屋から出てこないので、パブリックスペースもなく、もちろん土産物なんて・・・・ない。まさに、お忍びで来る宿だから。
風呂は、大きめの家族風呂が2つ。5室の宿なので、それで良いのだろう。一つは館内の内湯、そしてもう一つは茶室を模した離れの風呂。まずは、離れの風呂の方から入った。清掃用意が出来ると、部屋に連絡が入る。京風枯山水に丁寧に作り込まれた庭の飛び石を数m歩くと躙り口より檜造りの離れにはいる。すると、そこにこじんまりした脱衣場、そして檜の湯室がある。
こんな宿に来てまで温泉チェックかと思われようが、高級宿だろうが、安宿だろうが、共同湯だろうが平等に見るのが我々のポリシー。事前に、共同泉源の位置と成分データを確認しておいた。排水溝は一つで、そこに吸い込まれる完全かけ流し。香しき石膏臭のアロマ、カルシウムの存在感を示す湯の味、どれをとってもかなり新鮮な源泉掛け流しであると確認した。掛け流される湯の音と渓谷の沢水の音のハーモニー、体に染みいる成分、そして顔をおった手から漂う石膏臭のアロマ、実に幸せになれる。
もう一つの内湯にも入った。こちらは、伊豆石を使った浴槽で湯はたっぷりあるかけ流し。完成年度が早く、湯口にはかなりの硫酸カルシウムが結晶化している。
さて、ここのスペシャルは京都大阪の素材を使用した京懐石。最近の料理人は京都の角屋から招いた。基本は京風だが、塩分は若干関東に合わせている。関西から行くと違和感があるが、東京の人が落ち着けよう。メニューは、月替わりのものという決まった物はない。その日に入る素材によって決まる。おそらく、素材にかける情熱と金額のすばらしさは日本旅館一であろう。この日のスペシャル素材は、間人(たいざ)ガニと長岡の竹の子。朝どれの間人ガニをその日の内に空輸し、ほとんどレアの状態の焼きガニで食べさせる。また、竹の子は、この時期なら安定してはいるのは九州産だろうが、長岡の超早取りにこだわった一品。実に甘い。
そして、ここで人生最大の素材と出会う。それは、丹後の「しび」と淡路の「アオヤギ」。しびをご存じか。クロマグロ、本マグロのことで、古事記でも使われている古語。丹後地方だけに残っている言葉だ。ここでは、中トロと赤身を頂いた。「すきやばし次郎」でも「あら輝」でも、銀座「青木」でも「おけい」でも味わったことのない、この脂は何だ!! 漂う高貴な香りと酸味と甘みのバランス。連れとともに「おー」「おー」「おー」としか声が出なかった。接近写真をとるのも忘れてしまった。淡路のタイラギは、何とも椀からはみ出すほどに巨大。舌を突き抜け、口蓋骨にまで染みいるほどのコハク酸の旨味。いったい、この夜は必須アミノ酸を1年分とった気がしたのだが。
能登産このわたの茶碗蒸し
向附丹波産大豆の煮豆
相模湾河豚唐揚
これが「しび」
京都産の蕪
海老芋団子
間人ガニの味噌(ピンぼけ)
長岡の竹の子の土佐煮
淡路産タイラギの吸い物
驚異のサイズと旨味
朝は、ほぼ限界にまで出汁を含んだ出汁巻きが旨い。胃が舌が一気に飛び起きた。まさに口福。幸せはここにあることを連れと再確認した。「どすこい」部屋係の豪快で繊細なもてなしは最後まで続いた。二人で10万円は超えたが、またがんばろう、いつかここにと誓える宿だった。
朝は三陸の煮鮑から始まる贅沢
真魚鰹の西京焼き
自家製湯豆腐
蕪蒸し
出汁巻き
御飯と赤だし
注文は、もっと旅人にぐだぐだとさせて欲しい。朝食の時間などもっと遅くても良い。ゆっくりしたときの流れは、この宿に必要なペースだ。なお、読者は「こんな宿は関係ない」と言われるかも知れない。しかし、帰りのタクシーの運転手さんは、プライベートで2度この宿に泊まったことがあるらしい。遊び方を知っている客も関東に多いと言うことか。数年お金を貯めて、この宿に泊まる。それが粋というものだろう。そこには、新鮮な源泉湯のかけ流しも待っている。
http://www7a.biglobe.ne.jp/~umayu/page028.html
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B 湯河原温泉旅館石葉
別荘時代の建物を生かし、この宿の来し方を静かに楽しんでいるような日本の風情や季節の移ろいを大切にした洗練された古き空間は、由布院御三家や黒川に代表される九州の新興勢力には逆立ちしてもかなわない贅があります。そう言う見た目に新しく創作に走った料理を求める方には関東の高級宿は理解できないでしょう。
でも、温泉旅館が好きな方、九州の旅館が好きな方も、一度でよいから、この宿やあさば、蓬莱、指月に泊まってみていただきたいと思います。本当の贅沢とは何か、いちいち誰から指図をされなくとも、この国に生まれて良かったと思える瞬間があるはずです。
http://www7a.biglobe.ne.jp/~umayu/page219.html
C 修善寺温泉「あさば」
世界に誇る日本の湯宿 西日本の方にはこの上質さは衝撃かも
大分や熊本の人気の温泉は素敵、素晴らしいという声はよく聞く。確かに、中九州の大分・熊本の温泉地は、旧来の温泉旅館のイメージを壊し、そこにあった欠点を全て払拭している。 団体旅行専用宿を排除し、かけ流しを基本とした小さな浴槽を用意し、個に籠もる客の意識に配慮して個室露天風呂をもうけている。「カニ足、茶碗蒸し、天ぷら」という本倶楽部非お薦めの日本旅館三悪料理も極端に少ない。上等な田舎を意識した凝った内容に外観、始めていった客は誰もがあっと言う演出だ。
しかし、中九州に通い続けると急速に飽きてくるのも事実。よく見ると、どこも金太郎飴のように同じ。黒く塗った木材に白い壁、焼き杉の内装材、掃いて捨てるほどの地鶏地鶏のオンパレードに創作懐石と銘打った茶道を無視した懐石、内湯を無視し体まで洗わなければいけない凝った露天風呂、売店で売る地元生ジャムや無農薬野菜・味噌。何故こうなるかというと、由布院御三家などをのぞいて、かなり多くの宿に同一の温泉宿コンサルタントがついているからだ。
都会では、暴走族のごとき当て字漢字の創作懐石店が若い女性に流行っている。陳腐な安い素材を如何に「いい感じ」に見せるかは、全てお籠もり感の内装とメニュー造りによるが、これはほとんどがコンサルタントの知恵の結集。だから、どこも同じような中身になる。
そんなものに、飽き飽きしたら是非とも伊豆箱根の高級宿をお薦めする。特にお薦めなのが伊豆修善寺の「あさば」。350年の名旅館としての歴史と伝統は、内装一つ従業員の動き一つに現れており、失礼だが中九州のの宿が束になっても足元にも及ばない。そこにあるのは、まさに引き算の美学。凝った演出などどこにもない。あるのは、本物だけが持つ安心感だけだ。
エントランスは、とても旅館とは思えない重厚な門と唐破風の屋根を持つ玄関。見る物誰をも圧倒し、やがて取り包まれるような安心感を抱かせる。ぴしっと掃き清められた砂利も見事。もちろん、自動ドアというしゃらくさい物はない。従業員が流麗にドアをあけしましてくれる。ロビーにはいるが、内装には無駄な演出は何もない。小さなレシェプションデスクがあるだけ。今では絶対に手に入らない本物の木材が持つ重厚荘厳なロビーの向こうにあっという演出がある。600坪の池の向こうに前田藩より寄進された能舞台「月桂殿」が鷲の翼のように広がっている。
早速通された部屋「雨月」の前にも、この能舞台は羽を広げていた。見る物を幽玄の世界に引きずり込むとともに、今からこの旅館で始まる風雅な世界にも誘ってくれるような期がする。
風呂は、男女別の檜の内湯と男女共同の露天風呂(時間帯によって男女別と混浴がある)、貸し切り風呂が一つある。温泉ディズニーランドのごとき最近の旅館と比較すると、ここの風呂はどう見てもミニマム。でも、それで良いのだ。小さな浴槽にたっぷり注がれた源泉は大量に掛け流されていく。凝った演出は何もない。ただ、備え付けのアメニティー・タオル一つ一つが本当に上質かつ清潔である。
修善寺の泉源は、集中給湯の混合泉。成分総計0.35gのアルカリ性単純温泉で無味無臭。個性は何もない。ただとにかく柔らかい湯である。清潔さと大量のかけ流し、絶妙の湯温・・・・それでいい。これこそ湯の引き算の美学だ。
当日の夕食のメニューは
・竹の子 菜海苔揚げ
・季節の盛り合わせ(鯛の南蛮漬け、空豆、鯛の子、金柑煮、煮こごり)
・沢煮椀
・平目 あおり烏賊造り
・鰆塩焼
・伊勢海老唐揚
・蕪むし
・穴子黒米鮨
・天城軍鶏たたき鍋
・上記の玉丼
・ブラマンジェ
・3種のアイスクリーム(ジンジャー、グランマニエ、かぼちゃ)
なお、このメニューは、事前に予約客に詳しい調査があり、各人の好みに合わせて変化する。特に、この宿は外国からの賓客も多く、その国の宗教や風習、個人の好みに合わせて、素材から変更する。もてなしの心は、この宿では細部にわたるのだ。
目を見張るメニューは何もない。ただ、いずれも、素材は超一級、もの凄いという表現がぴったりの味付けであった。熊本直送の竹の子はびっくりするほど新鮮、沢煮椀には、ウドや竹の子などの野菜と全く同じ太さに切った豚の背脂が衝撃的だった。この時点ではもの足らなさの残る塩味だ。平目の熟成も完璧。焼き物・揚げ物の火の通し方も絶妙で、実にジューシー。
蕪蒸しは、まったく魚をつかっておらずキクラゲと銀杏のみ。それで居てこのコクなので、よほどの出汁なのだろう。穴子鮨の穴子は東京湾の物で、江戸前の仕事。クリーミーさは完璧。鮨といいながらほとんど酢は使っていない。
そして、何とも記憶に残りそうなのがたたき鍋と玉丼。恐らくこれを食べるために、また仕事をがんばろう。
ディセールは一転して洋の上質。食後にオーダーして選択することができる。実はこの宿には、デザート専門のシェフが居るという情報は掴んでいた。さも当然の如く流れるように客の要望をくみ取っていく仲居の技術も素晴らしい物があった。御飯の炊き方も素晴らしく、失礼ながら由布院や黒川は遠く彼方にかすんでいく。
朝起きると、絶品の朝食が待っていた。菜のおひたしはごまクリームとお出汁の割合が絶妙。衝撃的なのはだし巻き。今まで回った宿で最高、いや料理屋を含めて最高だ。金目鯛の西京焼きに絶妙の塩加減の浅漬けにシジミのみそ汁。決して派手な演出はないが、一切の手を抜いていないのが分かる。
朝食後、能舞台を脇から眺めるサロンに通された。ダニエル・ビュレンヌの作品。日本旅館にして、実にセンスの良いサロン。ジャズのスウィング。飾られている花は全て伊豆の山葵の花。
旅立つとき、靴は人肌に温められていた。一生、この宿から離れたくない。そんな思いをさせるあさばの一日であった。
http://www7a.biglobe.ne.jp/~umayu/page156.html
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3. 演出とハロー効果だけで料理の質を誤魔化せるのは最初だけ
仙仁温泉「岩の湯」2008年09月04日
前回泊まったのは、「日本秘湯を守る会」のご招待で2006年の2月でした。あれから2年半。泊まった後、すぐ改装工事に入られ、貸切風呂が増えたり、一番古い本館が改装され、中クラスの部屋に変わったらしい。その変貌ぶりを見るのも楽しみにして門をくぐる。
ロビーでチェックインの手続きをしながら、抹茶と手作り和菓子を頂く・・・。何度も来ているので、風呂や詳しい説明はパス。
通された部屋は、旧本館で今は、仙郷亭の中の「梅の間」。
8畳+6畳+6畳ほどのリビング、ベランダ、シャワーブース、トイレにミニキッチンという豪華な部屋。
衣装ケースには、男女別、大きさを示した紙がおかれ それぞれ2枚づつの浴衣が用意されている。
冷蔵庫は2つあり、一方には冷えた柿茶。もう一方は、ビールやドリンクが・・・。
ここは何だろう・・・?と、開けた戸棚には電子レンジ。これ、以前はなかった。
使う事があるのだろうか?
あるとすれば、部屋に置かれた、茹でとうもろこしを温めるぐらいしか思い当たらない。
リビングには、豪華な応接セットが置かれ寝る時以外は、ここで過ごした。
床材の白木がなんか安っぽいのです。もう少し、シックな色合いのものを使えば・・・と、思ったのですが、年数を経ると、いい味が出てくるのかしら?
以前はなかったシャワーブース。上からだけでなく、両サイドからも湯が出るようですが、結局、一度も使いませんでした。
この部屋で私のお気に入りの場所は、このベランダ。
外部から見えないようにとの配慮でしょうか、高い目隠し塀のお陰で、このベランダは暗いです。
置かれた椅子に座ると木々の緑がうまく見えます。よく計算された椅子が置かれているものだと感心しました。
コメント
藤井荘のお部屋 (tabisuma) 2008-09-04 22:41:51
岩の湯の写真、昨年の夏を思い出しながら見せていただきました。私も、その時草津まで行きました。熊の湯、万座にも入って、ふやけてしまいました。
藤井荘のお部屋は、造りなどは普通です。『椿』という鳳山亭の部屋に泊まりましたが、3室ありましたが使い勝手が悪く、一番広い部屋のみ使って、後は荷物置きになりました。鳳山亭の眺めは、木立です。
三喬亭の方が渓谷が望め、お風呂にも近くよいように思いました。12.5畳の部屋は、次の間と縦長でしたが、食事どころがあり、部屋で食事をしないので充分です。10畳の方は泊まったことはありません。月見台は、ちょっとした風情があり、湯上りにビールなどを飲むとおいしいです。
渋温泉の金具屋に昔行きましたが、レトロな建物で建具などが洒落た作りで、とてもよかったです。
tabisumaさんへ (温泉たまこ) 2008-09-05 16:18:49
草津、万座、熊ノ湯・・・夏には厳しい温泉ですね。でも、いずれも名湯ぞろい。
関西と違い、関東からなら近くて羨ましいです。
藤井荘の情報、有難うございます。部屋が案外普通としたら、あの料金は、お料理なんですね。
だとしたら、ちょっと悩んでしまいます。
「岩の湯」、あの料理では???ですが、居心地は抜群ですね。
姉が友人に話したら、その友人の方が岩の湯で2泊ぐらいしてゆっくりしたいと言い出されたそうです。tabisumaさんからお聞きした藤井荘の話もしたのですが、2泊してずっと館内に居てても飽きない岩の湯がいいみたいなんです。
姉も食事にはペケ出ししているのですが、非日常の居心地の良さには、岩の湯以上の宿は見つからないみたいです。
渋の金具屋、泊まりたいとは思いながら食事がまずい、応対も悪い・・・とかで、行きそびれています。
写真で見る限り、是非にも泊まってみたい宿なんですが・・・。食事、どうでした?ダメ?
旅館の食事で、真っ先にあげるのは、函館、谷地頭温泉「池の端」の食事です。
谷地頭温泉「池の端」
http://r.tabelog.com/hokkaido/A0105/A010501/1005430/
ごちゃごちゃ手を加えず、新鮮な素材の持ち味を生かし、洗練された会席料理が味わえます。腕の良さ、冴えに加えてセンスの良さ・・・。この料理長の味なら何泊でもしたい、食べたい宿です。
対極にあるのが、広島の「○亭」です。凝った盛り付けに一瞬驚きますが、大阪で言う「だんない」料理に仕上がっているような気がします。
連泊するなら 岩の湯かな (tabisuma) 2008-09-05 17:05:57
金具屋の料理は、全く覚えていません。お風呂や、階段廊下の造りは、覚えているのに不思議です。きっと印象に残らないものだったのでしょう。その頃は、デジカメもなかったですし、料理を写真に撮ろうなんて思っても見ませんでした。
宿でのんびりするのだったら、パブリックスペースや貸切湯の多い「岩の湯」の方がお薦めですね。私が泊まった時は、料理はまあまあと思いました。△神館にも行きましたが、岩の湯のほうが大分料理が良かったですし、宿全体の雰囲気も好みです。
信州はあまり料理に感動する宿に出会いません。「つたや風の季風里」は、値段からみて気に入りました。でも温泉は塩素臭がしてもう一つでした。少ない経験の中では今のところ藤井荘が一番美味しいと思います。
山田温泉 藤井荘
http://www.fujiiso.co.jp/top.html
http://onsen.nifty.com/cs/catalog/onsen_255/catalog_onsen006168_1.htm?area=04&pref=20&sflg=01
速い! (温泉たまこ) 2008-09-05 17:35:55
そうなれば、一度、金具屋に泊まらないといけないような気がします。
つたや風の季風里も秘湯を守る会でしたね?
塩素温泉でも秘湯・・・?なんですね。
湯田中の老舗「○○○や」も、食事はまずいらしいです。伏字、あまり好きじゃないのですが、けなす時には○○にしちゃおう。
tabisumaさん、下呂の湯之島館へ一度行ってみて下さい。料理が特に良いという訳ではありませんが、部屋風呂の心地よさは抜群です。
湯之島館
http://www.yunoshimakan.co.jp/
http://r.tabelog.com/gifu/A2104/A210403/21007459/
建物は古いですが、別館には、内湯付きの部屋と、内湯+露天付きの部屋があります。この2つは、アメニティも豊富で、持ち帰りのバスタオルまで付いています。
この宿は、下呂全体の1/3の湯量を確保していますので部屋風呂さえ源泉かけ流しです。
ダンナは、部屋風呂だけで満足し、一度も大浴場や貸切風呂へ行きませんでした。
関西からも案外近いし、車なら高山、乗鞍へも足を伸ばせます。姉は、車じゃないので仙仁温泉を考えていますが、車で行くなら下呂で連泊してもいいというぐらい気に入ってます。
もちろん、私たち夫婦もお気に入りで11月にも予約を入れています。
湯之島館 行きたいです (tabisuma) 2008-09-05 19:45:01
先日のこのブログで見てから、行きたい宿の候補に入れています。
宿のホームページを見ましたが、お値段もそこそこで良さそうですね。
若い時は、日本中を走り回りたい、何でも見てみたいと思っていましたが、最近では、ゆったり非日常を味わうたびの変わりました。宿でいやな思いはしたくないので、どうしてもお気に入りの宿ばかり行ってしまいます。お気に入りをもっと増やしたいです。
確かに (温泉たまこ) 2008-09-05 20:15:38
ホントにそうですね。
最近でこそ結構宿に泊まりますが、そう何度も泊まらないものですから失敗のない宿選びをしたいですね。
味良し、湯良し、居心地良し・・・求めるものは、いっぱいのうるさい客でしょう。
「岩の湯」と同じぐらい気に入ってたのは、鹿児島、妙見温泉の「妙見石原荘」でした。
ここ数年行かないうちに、えらく料金が上がってしまい、もう泊まる事はないだろう・・・と、思っています。
金具屋、探してみたら「じゃらん」で予約できるんです。案外安い料金で・・・。
クチコミも見たら、食事で満足の方もおられて。年内にでも行ってこようと思っています。
10月に只見川沿いの宿と、塩原温泉の宿を予約しました。只見川のは、リーズナブルな宿。塩原は、部屋に露天風呂が付いた、ちょっと贅沢な宿です。今まで、部屋に風呂があるのは、料金が高いので敬遠していたのですが、下呂ですっかりはまってしまいました。
確かに、、 (かよりん) 2008-09-06 14:02:15
『石原荘』メルマガが来ていて、えらい安い設定があり、ちょうど九州にいたので、お一人様でもいいかな〜、、と思ったけど、やっぱりやめちゃいました。あの値段で泊まれるなんてもうないな〜、と思いつつ、泣く泣くあきらめました。
妙見石原荘
http://www.m-ishiharaso.com/
http://r.tabelog.com/kagoshima/A4603/A460301/46001299/
妙見石原荘 (温泉たまこ) 2008-09-06 15:37:32
tabisumaさんも書いておられるように、長野の宿は、食事がイマイチのような気がします。野沢もなんだか、ぱっとしない。その点、新潟は海・山、おいしいモノが食べられる宿が多いような・・・。
私も下呂で泊まるまでは、高い料金を出してまで風呂付の部屋など要らないと思っていたのですが、湯之島館の部屋風呂の心地よさを味わい、それ以来、源泉の風呂付部屋を探すようになりました。
一度、贅沢を覚えたらなかなか、元に戻りにくいですね。
妙見石原荘、私も登録しましたよ。さっき、宿のサイトを見たんだけど一人50000円の部屋もあるんですねぇ。
昔は、18000円ぐらいで、天降川沿いの部屋に泊まれたのに・・・。
食事の内容もだんだん落ちてきて、あの料金に見合う食事が出るのだろうか?って考えてしまいました。
源泉がいいので、風呂付の部屋に泊まってみたいです。一人だと割高になるから、次の機会にお二人でどうぞ。
九州では、湯布院を別にして、ピカ一の宿だと思いますよ。でも、岩の湯ほどのパブリックスペースはないなぁ。
メルマガ (かよりん) 2008-09-06 18:01:43
そのときは、確か16000円でした。
おひとり様の件は、聞きませんでしたが、前日だったので、いくらだったんだろう。(笑)
前日でも、宿泊できたみたいですよ。
旅館に泊まると太るんですよね。(笑)
MAX2泊かな〜、、
スキーでも、3泊するときは、1日目は自宅で作ってそれを持っていって食べてます。
外食が続くとどうもダメみたいなんです。
安い! (温泉たまこ) 2008-09-07 10:21:08
16000円は安いね。
一度、当日の予約で16000円で泊まった事があったけど、その時は、一番小さい部屋で、丹前の袖口なんか擦り切れていたわ。
雅叙苑の方が人気があるみたいやね。私は、絶対、石原荘派だけど。
太るねぇ。それが、なかなか元に戻らない。今まで完食派だったけど、もう、残すようにしてる。
http://blog.goo.ne.jp/yaa-yori/e/000eda1601aadc37052019f61f19e166
「岩の湯」と言えば、この洞窟風呂。
ここから先は、混浴。男女共、湯浴み着が用意され、それを巻いて入ります。
日本各地に洞窟風呂はありますが、ここほど本格的な洞窟風呂は他に知りません。ぬるい源泉が滝のようにあふれ出し、きれいな湯がダムのように仕切られた湯船を流れ去ります。湯船の底には砂が敷いてあり実に気持ちが良いのです。
こちらは、内湯。ずっと前、この風呂の湯は残念ながら循環でした。循環は悪だ!と、騒がれ始めた頃で、こちらの社長さんも、なんとかしなくては・・・と、考えておられたとか。今は、洞窟風呂とは別源泉の湯が、とうとうと掛け流され、湯船からあふれ去ります。
洞窟風呂がぬるいので、この内湯で体を温めてから洞窟風呂へ。又、上がり湯として入浴します。この季節だからでしょうか?窓は開け放たれ半露天という感じです。
左の板貼り部分には椅子も置かれ、入浴しては休憩という贅沢な湯浴みが楽しめます。
この内湯は、源泉温度が低いので加温されていますが、お洒落な蛇口をひねれば、ぬるい源泉がどばどばと・・・。
岩の湯の他の風呂も、この蛇口からは、ぬるい源泉が注ぐようになっていました。
浴室のアメニティです。クレンジング、化粧落としにはちょっと非力かも・・・。洗顔石鹸は、使い古しではなく、新品が用意されています。
いずれの浴室にもタオル、バスタオルが用意されているので、全くの手ぶらで風呂に行けます。
←のグレーのは湯浴み着で、子供用のサイズも用意されています。
風呂あがりのマッサージが、好きでした。さぁ、今回も・・・と、そのコーナーへ行くとなんと、マッサージ機がありません。以前は、こんなのだったんですよ。
内湯の紹介だけで今日は終わってしまいました。この他に風呂は、貸切湯が3箇所、家族風呂が1箇所あり、どれもステキなんです。
そうそう、仙仁温泉の湯は、ぬるくて、特徴乏しい単純泉と、思っていましたが、その頼りない湯の薬効に驚きました。指の先を、料理ハサミで切ってしまい、2週間ほど包帯がとれずにいました。その状態で岩の湯へ行ったのですが、当日の晩には切った部分の皮膚が自然にはがれ、翌日には下の新しい皮膚が現れ、傷口はすっかり治ってしまいました。
これには、驚きました。その昔、傷を負った武将が、この湯で刀傷を治した。薬効に書かれている、その逸話を自分で立証したのでした。
コメント
うぅ〜ん (まめ) 2008-09-05 22:32:50
単純泉とあなどるなかれですなぁ〜
湯量が豊富で気持いいなら、単純泉もありです。
こないだ琢秀に泊まってわかったのですが、お料理も旅館を表していますね。お料理のおいしい所なら単純泉でもかまいません。あぁーのんびりおいしいもの上げ膳据え膳で食べたい♪
(でもお湯がいいなら貧相な食事も我慢できます・・)
名湯かも (温泉たまこ) 2008-09-06 09:53:04
無理やり掘った今時の温泉じゃなく、昔からの単純泉に名湯は多いんじゃない?
スポーツ選手は、単純泉でリハビリするらしいね。
私、案外、単純泉好きです。個性豊かな湯には驚くけど、単純泉の中のかすかな香りや、肌触りをみつけて楽しむのもなかなかいいもんだよ。
仙仁、以前は「単純硫黄泉」って、分析表に掲げていたけど、単純泉に変わってたわ。
琢秀、料理、おいしかったのね。
仙仁の料理はダメよ。
料理以外は、高く評価できて、少々高いけど又行きたいと思わせる宿なんだけど、あの料理ではねぇ。
まめちゃん、湯と食事、どっちが優先なんだ?
食事 (まめ) 2008-09-06 14:16:28
食事はね・・食べられれば贅沢は言わない。いつもお湯優先かな・・・
湯宿は単純泉だしお料理も普通だけど安いので?行くね・・
布団も敷いててくれるし、出るまであげないし24時間居させてくれるし。
湯宿でオフするけ?
ひとりでも泊まらせてくれるから、私はこっちからひとりで行くよ!
湯宿・・・? (温泉たまこ) 2008-09-06 15:43:27
まめちゃん、湯宿って具体的にはどこの・・・?
う〜ん、最近、高級宿狙いになっちゃって。ウオシュレット、電気ポット、冷蔵庫が3種の神器。
仙仁なら行くかも。
http://blog.goo.ne.jp/yaa-yori/e/5b0ec59347398ecc562e766237cfa441
仙仁温泉「岩の湯」には、空いていれば中から施錠して入れる貸切風呂が4箇所あります。
まずは、一番のお気に入りになってしまった家族風呂。
以前は左側の丸い湯船だけでした。それが、窓を取っ払い擁壁とのわずかな空間にもう一つ湯船が出来ていました。
それが、←の写真です。加温された源泉が注がれますが、湯船が浅いので湯温はぬるめ。寝湯になる大きさで、身を沈めるとざぁ〜っと豪快に湯があふれます。実に気持ちがいいです。内側の熱い湯と交互に入浴し存分に楽しみました。
以前、この部分は確か窓だったはず・・・?
その敷居部分は、竹で埋められ、うまいリカバリィ。
ここは、泊まった「梅の間」の階下にあり、何度も入りに行きました。シャワーも強力、ベビー用のボディシャンプー、介護用の風呂椅子もおかれ、老人や赤ちゃん連れの家族向き設定かもしれませんが、案外、いつ行っても空いていて「岩の湯」の中では、穴場的な浴室でした。
貸切風呂の一つで、一番最初に作られた「風姿の湯」。ここは、以前も入り知っていました。
「風姿の湯」の露天風呂。あふれる湯が回りの敷石に吸い込まれます。眺望はききませんが、緑がまぶしいです。
こちらは、新しく作られた貸切湯の一つ「野守の湯」。
脱衣所は、どの風呂でも豪華です。タオル、バスタオル、アメニティも揃っています。
温泉には充分浸かった、風呂は、もういいや・・・と、思っていてもこの風呂の豪華さを目にすれば、入らず
にはおれません。
脱衣所から階段を降り浴室へ。
目に飛び込んできたのは、シックな色合いの床。そして和風な感じの内湯に露天。
壁は、なんだかヨーロッパ調。
シャワーブースもありこれらの空間が全て貸切なのです。
3つの貸切湯の内湯は全て、ボタン一つでジャグーになります。加温された源泉が湯船に満たされ、カランを開ければぬるい源泉がほとばしり出ます。この風呂だけでもかなり満足するのに、この上にも、まだ貸切風呂があります。
↑は、一番高い所にある「夢想の湯」。
夏らしい暖簾のかかった奥には、やはり内湯と露天風呂。
←「夢想の湯」の脱衣所 。こちらにもシャワーブースやトイレまでありました。「夢想の湯」の内湯は、石作り。
腰かけて、足を下に伸ばせるようになっています。
露天風呂は、大小2つの湯船があります。一段上の大きい湯船から、下方の小さい方へ湯が流れ込みます。下の湯船は、かなりぬるくなっているので温冷交互入浴を楽しめます。
露天風呂から内湯を眺めると、こういう感じです。
はぁ、たくさんの風呂があり、写真もいっぱい撮りました。さて、全部の風呂に入っただろうか・・・?
以前なら何度も足を運んだ洞窟風呂も1度しか入ってません。家族風呂は、何度も入りましたが、貸切風呂は・・・?
「岩の湯」には、くつろげる自分の部屋の他にパブリックスペースがいくつもあり、そこでお茶を飲んだり、本を読んだりと楽しめます。2泊して、館内に居ても決して退屈するような事はありません。全部の風呂を満喫しようと思うのなら2泊はしたいところです。
コメント
こんばんは (tabisuma) 2008-09-06 20:12:51
新しい貸し切り湯、なかなか良かったですよね。
宿の人の話では、オーナーが1人で考えて造ったそうです。食事の場所も朝と夜で変えてくれたり、客が喜ぶことを知っていますね。
石原荘、私も大好きです。川べりの露天が一つなくなっていますが、こじんまりした木漏れ日の中の露天が新しくできていました。
この2・3年は、2泊3日のフリープランで鹿児島にいき、最終日に飛行機の時間に合わせて、石原荘で食事と温泉を楽しんでいます。いつも以前泊まったのと同じ部屋を割り当ててくれますので、ちゃんと記録してくれているのだと思います。感心します。
神戸空港発着の飛行機だと、時間が有効に使えるので、最近は遠くはもっぱら飛行機とレンタカーにしています。ただ、行き先が限られます。
やっぱりいいなあ・・・ (やなぎ) 2008-09-06 21:18:16
仙仁温泉は続々貸し切り風呂ができましたが、どれも姿が美しいですね。オーナーが一人で考えたのですか。
温たまさんに触発されて、今度の3連休、キャンセル狙いで電話しましたがダメでした(涙)
毎日来てね (温泉たまこ) 2008-09-07 13:50:50
オーナーは、色々研究したはるね。
先日、朝食の後、大女将とばったり。
少し、話をしたんだけど、80歳を越えておられるとは思えない肌のきめ細やかさ。
毎日、仙仁の湯に浸かっていれば、ああなるのかしら?
で、何回となく大女将は見てるんだけど、オーナーの奥様女将がどの人なのか分かりません。
tabisumaさん、ご存知?会った事あります?
妙見石原荘の、あの幻の露天風呂を知っておられる方と、こうしてお話できるなんて・・・嬉しいです。
良かったよねぇ、あの露天風呂。
でも、川に張り出した、いわば違法建築だったみたい。湯も劣化してしまうので、思い切って壊されたそうです。
神戸空港、駐車場料金が安くていいですね。往復共、神戸空港だったら、絶対、車を駐車場に停め置きます。
http://blog.goo.ne.jp/yaa-yori/e/6ac0b9bed08f671ff708f9b5853a310f
貸切風呂の近くにある部屋で、風呂あがりにちょっと休憩するスペースでしょうか。以前はなかったハンモックが置かれ蕎麦茶と冷水が用意されています。
ハンモックに揺られながら・・・。横には広いテラス。
これだけでも、広い一部屋が出来るでしょう。部屋にせず、自由に使えるスペースにしている点が、他の旅館とひとあじも、ふたあじも違う「岩の湯」の居心地の良さです。
通路もシックで趣があります。
上高地で泊まったホテルのそっけなさと随分違います。まぁ、あちらはホテルだから、あれでいいのかもしれませんが・・・。
旧本館2階にあった好きな小部屋がなくなっていました。これは、前回泊まった時の写真ですが、このふかふかの
ソファーに腰掛け、タバコを吸ったあの満たされた時間は、夢だったのでしょうか、今は戸外に灰皿と木の椅子のみが置かれていました。
あのソファーが、こんな所にありました。
こちらは、新しくなった談話室ですが、一組、寛いでおられたら、案外、おじゃましにくいものです。
ありゃりゃ、ここにもお気に入りの小部屋があったのに・・・。
この小さな部屋も好きでした。真ん中に灰皿が見えるでしょ?
テーブルはなく、灰皿だけの喫煙のための部屋だったのです。今は、こんな風に変わってしまいました。
喫煙者は、じゃま者扱いなんでしょうね。タバコを吸える場所は、完全に戸外となっています。
まぁ、全館禁煙、喫煙は自分の部屋だけという宿も結構ありますから、これも時代の流れでしょう。
禁煙すればいいのに・・・。
談話室の横には、自由にお茶、コーヒー、紅茶が飲めるキッチンが出来ていました。
もう1箇所、好きな小部屋があるのです。行って」みましたが、何か感じが違います。絨毯の色とソファーの色が、なんかミスマッチのような気がして落ち着かないのです。
以前は、これでした。こうして並べてみると、今の方が、寛げるようなレイアウトかもしれませんね。
14:00頃にチェックインしたにもかかわらず、慌しく過ごしました。ゆっくり温泉に浸かり、これらの小部屋でゆったりとひとときを過ごすには2泊ぐらいしないと・・・。
2泊するには、食事が飽きてしまうでしょう・・・か?
今、このコーナーはなくなっていたような・・・?
コメント
したい! (温泉たまこ) 2008-09-08 13:46:20
椅子や蛇口のカラン等、日本製じゃないと思うの。
二代目の現オーナー、ヨーロッパあたりのホテルに泊まり、見て、だいぶん研究されたみたい。
カランや、照明スタンドなんか、ほんとに素晴らしいものがさりげなく置いてあります。置く場所は変わっていたけど、いいモノはいつまでも使える・・・そんな事を実感させられました。
http://blog.goo.ne.jp/yaa-yori/e/30bd2d3e7f5571dfd354aa824b708983
中部岩の湯の食事が一番後になってしまいました。
理由その1.
料理は、デジイチではきれいに撮れないのでコンデジで撮るのですが、食事処が照明を抑えた暗い所だったので、写真がイマイチ。
理由その2.
料理、もう少しなんとかならないものだろうか?
料理以外は、全て大満足なのに・・・。
まずは夕食から
前菜ですが、野菜ばかり。
グラスに入った、白和えだけが印象に残っています。手前の赤いのは、トマトを焼いただけ。
これなら、私でも出来るなぁ。
普通は、この前菜で目と舌を楽しませてくれ次に出てくる料理が楽しみなのですが、
なんだか、期待してはいけないような前菜でした。
通常、岩の湯の刺身は、川魚。
川魚の刺身が苦手な私は、↑に変えてもらいました。
湯葉、アロエベラ、こんにゃく・・・。
材料費は、かかってないなぁ。
この後、岩魚の奉書焼きやステーキが続きますが料理の間が空き過ぎます。
ステーキも運ばれてきた時には、もう冷めていました。
〆は、焼いた岩魚をほぐし、ご飯に混ぜたもの。これは、おいしかった。
デザートは、3種盛。
夕食を終え、部屋に帰ると夜食が用意されています。
初めて泊まった時は、凄い!と感激したものですが、
何度も来ていると、「あぁ、これね・・・。」で、終わってしまうから、可愛くない客です。
朝食は、夕食とは別の会場で頂きます。
野菜がたっぷりのおかずですが、ここでも文句言います。
味噌汁の具が、ヤーコンばっかり。ヤーコンしか入っていません。
ヤーコンは隣の高山村の特産らしい。
クセがなく、どんな料理にも合うかもしれませんが冬瓜と同じような感じのヤーコン。
夕食にも、いろんな料理にヤーコンが使われていました。
地元産にこだわるのもいいけど、ここまで多用されたら嫌いになってしまったヤーコン。
他にも旬の野菜はあるでしょうに・・・。
そして、ヤーコンと並んで多く使われていたナス。
大阪では、漬物にしかしない「水ナス」のように固いナスで、おいしくありません。
名物、温泉で炊いた「蕎麦かゆ」は、おいしくてお替りもしました。
最後は、コーヒーとデザートの小豆を煮たものです。
食事には、多いに不満が残りました。
リピーターなので、宿側も気を遣われ、岩魚の焼き物は、「奉書焼き」に変わっていましたが、横に添えられた
固いナスにはうんざり。
「この料理、いかがでしたか?」と、感想を求められても同行者、誰も言葉が出ません。
非日常をたっぷり味わえる、このすてきな宿。
普通、宿の食事は一番の楽しみのはずなのに・・・。
宿泊料金も安くはありません。
もう少し、食材にお金を使って欲しいなぁ・・・。
コメント
恐いリピーター (aki) 2008-09-08 09:45:15
最初は感激でも何度もとなると???が多くなるのは当然かな・・・
たまこさんのようにあちらこちら行きつくしている温泉好きには宿の料理は2番目に大事よね。
改装にお金かけたので料理でちょっと節約かな〜
それは無いよね。
お部屋やデッキは素敵だったけど野菜ばかりの料理なら誰でも出来るさっ!ってところだね。
多分都会の人は田舎の野菜を喜ぶと思ったんでしょう。
何も言わないところが聞いた仲居さんも何か感じたでしょうよ。
akiさんへ (温泉たまこ) 2008-09-08 13:58:26
そう!食事、大事なんですよ。
立派な会席料理でなくてもいいのですが、おいしいなぁ、こんなの自分でも作らなきゃ・・・と、思わせてくれるような宿に泊まりたいです。
akiさん、この宿、平日でも満室が多くて、客室の稼動数は、日本でも最高の部類に入る宿なんです。
泊まった人が、チェックアウトの時に次の予約をして帰る・・・それぐらいリピーターも多いのに、あの料理では残念です。
確かに、パンフなどには「山里料理」と、銘打っていますので川魚で仕方ないとは思うので、私のように文句言うのは間違っているかもしれません。
こんにちは (tabisuma) 2008-09-08 16:34:30
私が昨年の8月に行った時の写真と比べると、料理は、先付けも全く違っていてなんとなく昨年の方が善いようです。行った時で、こんなに料理が違っていると、ちょっと嫌ですね。
由布院の無量塔に行った時も料理がひどかったのですが、他の人のブログなどでは、とても褒めていて日が悪かったのかと悲しい思いをしました。でも、一生に一度しかいかないかもしれないので、宿には、毎日ベストであって欲しいです。
岩の湯の女将は、この人かなあと思われる人はいるのですが、わかりません。昨年お薦めの軽井沢のレストランを聞いたとき若い女性が親切に応対してくれましたが、娘さんのように係りの人が言っていましたが・・・
九州の旅ですが、夕刊の下に格安旅行が載っている中から見つけました。JALツアーでした。宿は選べます。レンタカー付です。2泊3日二人一室で32000円ぐらいでした。昨年は、城山観光ホテルと旅行人山荘に泊まり、霧島辺りを走り回りました。旅行人山荘は、食事はダメですが、お風呂と、接客はとてもよく気に入りました。
一昨年は、東急ホテルと霧島観光ホテルでした。鹿児島市内に泊まると夕食は付いていませんが、町で食べるのが楽しいです。後、指宿なども選べますが、塩湯なので霧島の硫黄泉に惹かれます。霧島アートの森素敵です。
tabisumaさんへ (温泉たまこ) 2008-09-08 17:38:25
昔、泊まった時の写真と比べてみたのですが、朝食も明らかに今回質が落ちているように感じました。
卵焼きがなく、焼き魚も前夜出た「しなの姫ます」。
あの場所に、ずら〜っと並べられると、一瞬豪華な朝食と思ったのですが・・・。
うわぁ、湯布院のアソコに泊まられたんですか。ちょっと、我が家では、手が出ませんよ〜。
そうだったのですか・・・。
私、思うんですが、食事がおいしく感じるか否かは随分個人差があると。
好みもあるでしょうし、経験も・・・。
きっと、同じような料理が出たんじゃないですか?
でも、それはtabisumaさんには、不合格・・・だったとか。
そうですか、お嬢さんらしき人がおられるのですね。跡取りさんでしょうかね。
私はいつも阪急トラピックスの格安ツアーを利用します。JALツアーなら宿もいいでしょうね。
旅行人山荘、食事、ダメですか。お風呂、特に露天風呂は雰囲気抜群でいいと聞きますが、食事がイマイチなら、考えちゃいます。
あの近くの湯之谷山荘、湯もいいし、料理も手馴れた方が作る家庭料理ですが、おいしかったですよ。
部屋はイマイチですが、料金を考えれば充分合格です。
確かに、都市ホテルで夕食にしばられない方が良い時がありますね。
夕食時間を気にしなくて、充分時間が使えますし、鹿児島ならおいしいものが食べられるでしょう。
妙見石原荘の料理専門店が鹿児島にあるんですね。
石原荘本店
http://www.ishiharaso.jp/
http://r.tabelog.com/kagoshima/A4601/A460101/46000223/
http://kerokero.blogzine.jp/okiniiri/2004/09/post_3.html
鹿児島、何軒か泊まっていますが、お勧めは・・・?と、聞かれても、妙見石原荘しか出てこないです。
そうそう、九州、大分の天瀬温泉においしい宿があります。え〜っと、「華水」です。
オーナーシェフが作る料理は、見た目も味も一流でした。素材にもお金がかかっていたような・・・。
こじんまりした宿で、ここはお勧めです。
と、言っても先に書いたように、個人差の問題で、私のお勧めがtabisumaさんに気に入ってもらえるかどうかは???です。
お料理 (かよりん) 2008-09-08 19:49:00
このお料理では、あたしは予約しないかも。(笑)
いくらお部屋お風呂がよくても、夕飯がダメだと一気に興ざめしてしまうのです。
湯布院のアソコは、料理の評判良くないですね。(笑)
あたしは、調べに調べていくので、ここのところ失敗はありません。
ベタベタな懐石が好きなあたしは、きっと石原荘、泊まりたいかも〜。
市内に確かにお料理屋さんがありますね。
月末に鹿児島へ行くのですが、お昼は軽めに、、
なので。うーーん、石原荘のランチも食べたいな。
『山里料理』って難しいですね。あたしなら、地元の人がやっている民宿の方がいいかもしれないな。山里料理を求めるならですが。
料理 (やなぎ) 2008-09-08 20:30:59
なるほど、なるほど・・・
料理、我々が何度か泊まった時と今回はちょっとちがうようですねえ。季節の変わり目で時期的にはあまりよくない時だったのかもしれませんね。うちでも野菜を作っているからわかるのですが、今の時期のナスは硬いんですよねえ。もう少しするとまた美味しくなるのですが・・・。
岩の湯の弁護をするつもりは毛頭なく、宿というのは一期一会ですから、リピーターは「こういう時もあるのかな」と済ませることができても、温たまさんが泊まった時期に初めて岩の湯に泊まったお客さんはがっかりしたでしょうね。冷めた信州牛が出てきたというのも経験のないことですが、いけませんねえ。
一昨年でしたか、奥飛騨の人気旅館Chでがっかりし、もう二度と行くものかと思った経験があったのですが、岩の湯もここらでちょっと褌を締め直さないと・・・大好きな宿だけに心からそう思います。
やなぎさんへ (温泉たまこ) 2008-09-08 22:40:30
もしかして、この日、料理長は、お休みだったのでしょうか?
なぁんて、冗談でも言わないと・・・。
リピーターだから趣向を変えてという配慮があったのでしょうが、あれなら、普通の調理方法でいいのかなぁ。
あれこれ、食事に文句をつけていますが、やなぎさんと同じように順位を付けるなら不動の一位に違いないと思います。
私もやなぎさんの料金表、凄く参考になりました。
やなぎさんの料金表
http://yanagy.jp/onsen/nagano/seni.html
あの料金からは、まだ、上がってないようです。これ以上アップされないようお願いしたいものです。
行ってみて! (温泉たまこ) 2008-09-08 20:38:36
かよりん、そう言わないで一度泊まってみて。きっと、あなたもリピーターになるから。
初めてなら、食事もおいしいと思うよ。私も最初は、感激したもんよ。
姉は、最初から???だったけどね。写真がちょっとマズイのよ。
その調べに調べるのは、決まったサイトがあるの?
まぁ、ネットサーフィンしてたら、案外、いろいろひっかかるけどね。
○○らんの口コミも、あんまりアテにならないような気がするけど、結構、見にいくなぁ。
石原荘も食事、落ちたよ。高価な食材使ってないわ。
高価な、厳選した食材なら磐梯山の横向温泉「瀧川屋」へどうぞ。凄いよ〜。
湯もいいけど、女将のこだわり料理の数々、食べきれない。部屋、ダメだけどね。
鹿児島、遊びですか?
鹿児島は、東西南北、いい温泉がいっぱいあるからね。
青森と並ぶ温泉立県です。
民宿じゃないけど、山里料理を食べに10月、只見へ行きます。
紅葉真っ盛り、うううぅ、たのちみ。
堂島でなくとも、、 (かよりん) 2008-09-08 23:22:07
長野方面は、なかなか泊まることなくて、、志賀高原あたりの手前の渋温泉に泊まろうかな。(笑)でも、猿が怖そう、、
お宿選びは、検索ですね。
検索でひっかかったブログを見たり、、ネットサーフィンもありますよ。
そこで気に入れば、お気にいりに登録かな。もちろん口コミも念入りに、、(笑)
鹿児島は、遊びですね。霧島と指宿です。
鹿児島は料理がおいしいですしね。
九州は、全般的においしいと思います。
大丸で・・・ (温泉たまこ) 2008-09-09 16:21:20
渋温泉、いいねぇ。
金具屋泊まりたいけど、食事がなぁ・・・?
渋温泉 金具屋
http://www.kanaguya.com/
http://onsen.nifty.com/cs/kuchikomi/onsen_255/list/aid_onsen006857/1.htm
http://r.tabelog.com/nagano/A2001/A200104/20007360/
おサルは、地獄谷まで行かないと出てこないんじゃない?
来月、日光へ行くけど、ここの猿が怖いよ。
鹿児島、東京からだと遠いねぇ。飛行機でひとっ飛びだろうけど・・・。
大阪からでも車なら遠い。
飛行機です。 (かよりん) 2008-09-09 18:29:06
もちろん、飛行機ですよ〜(笑)
たまこさん、車で行くんですか?すご〜い。福岡〜鹿児島でもいい距離なのに。
金具屋さん、評判が、、(笑)
たぶん泊まらないな〜。
あれぇ? (かよりん) 2008-09-10 21:10:13
九州、よく行く方かも。ここ数年はとくに。
まあ、以前福岡に住んでいたこともあったので、土地勘もあるからかな。
当時は、黒川温泉が温泉手形をはじめたばかりで。
でも、黒川には行かなかったな。今は、黒川、今ひとつらしいですね。
友達が夏に行ってがっかりして帰ってきました。(笑)
湯布院には、よく行きましたね。由布岳がとっても好きで。四季折々の由布岳が、ほんとに素敵なんですよ。
黒川 (温泉たまこ) 2008-09-11 12:37:13
そうなんだ、福岡に住んでた事があるのね。
博多は魚介類が新鮮で安く、住みやすい所だと転勤した友人が言ってたわ。
黒川、落ち目なんだ。
昔、3度泊まった事があります。私も、もう一度泊まりたいとは思わないなぁ。
黒川も次のステップへジャンプする時が来たのかしら?
湯布院、私も好きです。
でも、あのじゃらじゃらした店は嫌いだわ。
あんなステキな開発をしたのに、どうして、無秩序に福岡資本を受け入れてしまったのかなぁ・・・?
湯布院でのお気に入りは、亀の井別荘の喫茶室「天井桟敷」で、まきのやのトーストを食べる事と、その
まきのやでパンを買って帰る事です。まきのやのパンはおいしいよ。
一度、亀の井別荘に泊まってみたいけど高いなぁ。
tabisumaさんの情報で、無量塔は、もう選外。
たまこさ〜ん! (かよりん) 2008-09-11 21:18:19
まるっきりドストライク
亀の井の天井桟敷、まきのやパン大好きです。
あと、玉の湯のティールームですね。
福岡資本、ダメですよね。あれでかなりうるさくなった気がします。
でも、きれいな川と由布岳、ほんとに大好き
福岡は、ほんとに便利ですよ。また住みたいくらい。
イカは、おいしいです。透明だし。
黒川は、あの狭い道に、観光バスもどっと訪れたり、知られすぎてしまったようですね。旅館に泊まっても、温泉手形で日帰り客がごったがえしていて、落ち着けないみたいです。
ドストライク・・・? (温泉たまこ) 2008-09-12 14:45:02
玉の湯の喫茶室、あかんねんわ。
以前、一人で喫茶室に入ったの。そしたら、案内の男性が「少し、お待ち下さい。」と私に言いながら、私の後から入って来た2人連れを先に案内するのよ。
一人でも二人でも客は客。
出たわ。
これが、玉の湯の応対なのか。こんな宿なら絶対に泊まらないって、固く心に決めました。へへ、思い込みが激しいもので・・・。
玉の湯の川向かいにある共同浴場は好きで、よく行くんだけどね。
黒川の湯も、源泉が熱いから加水してる所が多いみたいで、なんだか物足りないしね。
http://blog.goo.ne.jp/yaa-yori/e/18efb10c291d102760b686a5b653dc82
|〃、 ii 川 ヾ レ'/::::::::::〃爪::::::川::::::::||:::ヽ::::i::::::::::::i!\ \::::::::::
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、、iヾミヽ ヾ''~川リ i i゙、 " ∨ノ / i/::///:/ .|:i i:::
! | i ヾ、゙、 ヽ、!i i|ヾ ゙、゙、゙、 /i ,ニニ--..,,/ |! !ノ::
ヾ ! ヾ、ヽ ゙ヽi |!iヾ、ヽヽヽ ,,!r''~ `~゙'''''ヽ、
仙人伝説が伝わる昔の深山幽谷の地にある一軒宿
平安時代に修行僧が発見したという奥行き30mの大洞窟風呂が有名な日本秘湯を守る宿
平成17年1月31日(月)に一泊二食付き38,000円(税込)でお泊まりしました
チェックイン午後1時、チェックアウト午前11時と滞在時間が長く設定されていて宿泊料金も高いため、ほとんどのお客様は目一杯、宿で過ごそうとゆっくり滞在していくようです
須坂から菅平に抜けるメイン道路沿いに駐車場と門があり、道路に平行して流れる仙仁川に架かる温泉橋を渡ると3万坪ほどある岩の湯の全貌が視界に広がってきます。駐車場に居たヨーロッパのお城の警備員のようなマントを着たお兄さんに荷物を持ってもらってフロントへと案内して頂きました
まずはお部屋に案内されるまで、ロビーで抹茶と干し柿をリンゴで巻いたお菓子でおもてなし〜
ロビーから見える庭には洞窟風呂から溢れ出したお湯が池に流れ落ちていて湯気が立ち昇っていました
その池には鯉が泳いでいて、茹で鯉にならないのかな〜?って心配しちゃいましたが…
冬は嬉しいおこた
スタンドも素敵な文机
床にはホットカーペット
床の間のお花とお香
宿泊した部屋は4部屋しかない「離れ・仙山亭」と呼ばれるタイプですが、実際 離れという造りではありません
平日38,000円、休前日は2,000円アップで40,000円(二名利用の場合)
間取り図は記憶で描いたので正式ではありませんが、広い玄関の先にこたつが置かれている8畳の和室と
横に8畳の和室(テレビと金庫はこの6畳の部屋にある)そして約5畳くらいの広縁にソファと高貴そうな文机
夕食時に布団が8畳に敷かれていて、こたつは6畳の部屋に移動されていました
廊下にはミニキッチン付きでビールジュースなどが入れてある冷蔵庫と持ち込み用冷蔵庫と2台
柿の葉茶と粕漬けが冷蔵庫に冷やしてありました
電気ポットに煎茶・番茶・コーヒーも用意してあり、コーヒー派としては嬉しい限り(^o^)
女性は緑と青の浴衣が2枚用意されていました
丹前も袖付きと袖なしの2種類、もちろん足袋ソックスも(; ̄ー ̄)...ン?お風呂巾着は??なかったっけ???
お着き菓子はこたつの上にすはまのような丸い砂糖菓子、さらに冷蔵庫の中にお漬物
ウォシュレットトイレと広々とした洗面所
中庭が眺められる1坪タイプの内風呂付き
館内にはあちこちに休憩室や談話室、書斎などといった寛げる空間があり、廊下のあちこちに華やかな生花や落ち着いたグリーン、格調高い調度品が置かれていて館内巡りするだけでも楽しく目の肥やしになりますが
本館・仙寿亭・仙山亭・お風呂ゾーン・喫茶「やぐら」と大まかに5つに分かれていて、それぞれの移動の際には屋根こそあるけど外に出ないといけないので冬季は寒く、人気のない休憩室も暖房もゆるくって浴衣ではゆっくり寛げる室温でなく、さっさと部屋に逃げ込むといった状況…
次回行く時は絶対夏季に行くぞ〜〜〜と決意しております(秘湯スタンプのご招待を利用する予定)
男女別の内湯から名物の洞窟混浴風呂に移動することができます
内湯の手前に飲泉所もあります(特に印象に残る味ではない)
内湯や貸切風呂の温度は熱めで、私的には今ひとつ(ーー;)
女性用脱衣場に洞窟混浴風呂用のバスタオルがたくさん用意されていて、混浴慣れしてない女性もバスタオル巻きで入ることができるので混浴率がとても高い宿ですね〜
午後8時から9時30分の1時間半は女性専用タイムになり、男性内湯側のドアには鍵が掛かります
洞窟風呂は体温より若干ぬる〜〜い湯温なので写真右の立て看板の先と内湯ドアの間に加熱浴槽があります
内湯または加熱浴槽で十分温まってから洞窟風呂に行くとぬるさもそれほど感じられず、長湯することができます。この温度より高いと洞窟だけあって、サウナ状態になって長湯することができないでしょうね〜この温度好きです\(^O^)/
内湯は湯気で…洞窟風呂は暗くって…写真に納めることができなかったので宿のパンフレットをスキャナしました。洞窟風呂はYの字のようになっていて、3段くらいのダムのようになっていました。右手の一番奥は真っ暗で滝のようにゴーゴーと大量の温泉が流れ落ちています。塞き止められた段々の湯壷には小石が敷き詰められていて、透明なお湯で満ち溢れていました。
なかなか文章では表しい難いので実際ご自分の目で見て頂きたいところですが、外来不可だし、予約は取りづらいし…(特に金or土宿泊は1年先まで予約いっぱいだそうです)
一年ほど前に新しく作られた内湯&露天風呂セットの「貸切風呂」
平日でも常に19室満室になるという宿なので、いつも誰かかんかが利用している状態が続きます
三階部分まで階段で登らなくてはいけない場所にあるため、自由に使える・時間制限なしのシステムはこの宿ではかえって不親切かと思います(予約制か、階段下に使用中の看板を置くとかすればいいかも)
さらに、館内あちこちに休憩椅子が置いてあるのに、この貸切風呂の前には椅子も休憩スペースもない…
また別のグループに陣取られたら困るので、寒〜い階段に座って先客が出るのを待ってしまいました…( ̄。 ̄;)ブツブツ
仙仁温泉・岩の湯は評判がいいけれど2万円以上でリンスinシャンプーだった宿は今のところ岩の湯だけ…
これだけの値段ならシャンプーとリンス別個に置いておいてほしいな〜ついでにクレンジングフォームも!
金額と見合うほどアメニティが充実していなく期待外れの感がありました
小さな内湯のみの「家族風呂」
こちらは一階にあり、洞窟風呂へ行く途中にあるので先客がいても出直して来るのにそれほど面倒は感じません。とっても小さいので、あまり利用者も居なそうですけどね
夕食・朝食ともに仙山亭の一階にある「深仙庵」で頂きます。まったくの個室となっていて、庭を眺めながら優雅にお食事することができます。座るのが苦手な方や足の不自由な方は前もって言っておけば「やぐら」でテーブルで頂くこともできるそうです
2時間ほど時間をかけて食事するのがここのウリのようですが お料理の出てくるタイミングが遅すぎてダラダラした印象を受けました。途中で「どんどん出して〜」とか「もぉ〜一気に持ってきて〜」と頼んだけど、やっぱり遅いっ!(そのくせ別料金となるビールやお銚子は持ってくるのがやたら早い)
盛り付けパフォーマンスはいいけれど、味付けは濃かったり薄かったりで以前より味が落ちたように感じましたが、カラフルな11種の前菜には超〜感激し、焼きりんごのクリームがけがとても美味しく甘党には堪りませ〜ん(^o^)
また私的に残念だったのが食前酒がにごり酒だったこと…
お酒が苦手なので甘くない食前酒は飲めな〜〜〜〜〜い(>.<)
しかもたっぷり4杯分くらい竹筒に入ってる…お酒飲む人は別料金払ってでも注文するんだから、料金に含まれてる食前酒を強い日本酒なんかにしないでぇぇぇ〜〜。・゜゜・(>_<;)・゜゜・。
お料理・サービスについては岩の湯の後に泊まった庄川温泉・ゆめつづりのほうがずっと良かったです
庄川温泉・ゆめつづり
http://www.yumetsuzuri.com/
http://h6.net50.ne.jp/demo/www.onsennet.ne.jp/konyoku/data/yado1/yume.htm
食前酒のにごり酒 11種の前菜 煮野菜とそば豆腐 松代むし
山里のお造り 姫ますの塩焼き 昆布巻きの粕汁 ※1)信州牛石焼ステーキ
※1)川魚の杉の香焼き 焼きりんごのクリームがけ やーこんの包み蒸し 冬野菜の酢の物
お漬物 お吸い物 ※2)信州蕎麦 アイスクリームとフルーツ
※1:信州牛石焼ステーキと川魚の杉の香焼きはどちらか一品の選択となります
※2:信州蕎麦はお品書きにはありませんが、料理が遅いので最初から白ご飯を3杯食べていたので
「ご飯の替わりに蕎麦もご用意できますが…」と聞かれて、蕎麦を注文しました
この蕎麦は腰があって、とっても美味しかったです(お替りもできます)
夜食としてお部屋に届けられたフルーツの盛り合わせとプチおにぎり&お漬物
フルーツが付くのは「仙山亭」お泊まりの場合のみのようです
フルーツの夜食が届けられたのは和倉温泉・加賀屋と伊豆長岡温泉・南山荘以来のことで、久しぶりに高級旅館に泊まったという実感が湧きました\(^O^)/
朝食も同じく深仙庵で頂きます
8時から10時の間、いつでも食べに行くことができるのはとてもいいサービスだと思いました。ほとんどの宿が到着時に「朝食は何時にしましょうか?」と聞いてきて、早々と時間を決めてしまいますが、その晩の眠りに就く時間、眠りの深さで目覚めの時間が変わってくるので、ありがたいシステムですね
通常は蕎麦粥ですが、もちろん白ご飯もお願いできます。トマトジュースかりんごジュースが選べます(お替りできました)。約3杯分ほどあるティーポットでコーヒーがサービスで付きます(下からミニろうそくで保温してある)
チェックアウトの11時ギリギリまでゆっくり過ごしました。今まではチェックアウトの時間帯にはほとんどお客様がお帰りになって館内もロビーも閑散としている宿が多かったですが、岩の湯さんだけは11時になってもロビーに人が溢れていて、私も最後にまたロビーでこぶ茶を頂きました。平成16年4月に料金値上げをされて、ますますお客様の期待や要望が強くなってきていると思いますが、今まで以上に最高の寛ぎを与えてくださるよう、お願い申し上げます
夏の日焼けとアブ防止のために、次回岩の湯に行くのは7月〜9月にしたいと切望していますが、予約取れるかな〜?
r〈沙夊ァ , - ´  ̄  ̄`ヽ
,x)水.ゞムイ´Xx,` 、 / ハ
,xXXXxxxxXXXXXXx,. ` ヽ、 \
/ァ''^"´, `^''xXXXXX,. ヽ.ヽ  ̄`丶 _>
/ ´ ! l `xXXXX, ヽ \
/ l l `xXXX,. ),ハ \ \
′ l. l l `xXX{. ハ \ ヽ、\
! / / i| i ! l / ! ,仆、 `XxL ヽ.「 ヽ { ヽ  ̄
l /,/ | _|小、! |/)' |/,斗∨ |XXマk ! | l〉 j\
! 〉l ∨ |≧t圦 リ_>チ〒ァ、} ! };;ト、 }| | ヽ|
l l 从. ト、ト弋リゝ\{ イ弋リノ' ノ ノ/l;;|,リ|_」j / │
___| ‖ ', マヽ`ー' _,ノ / /|;! ||.i |/ / ∧ .│
r≪ `丶 ', '込 "" 、 "" _,ノ,/ / l! ノ'| !| l // | |
〃 `d、 ヽ´', マ价x、 ー -' , イ/ /`l!ー'/ | // ヽ{
/ d、 ヽ', ∨从 > .ィ /../ / l!. Y l {
. d、 .ヽ::.{ { >‐─<_ ノ │/∨
{ d、 }」≫ ´≧===ミ`、く _ l/
∨ 、 ≫≫'"´ d V´〃{≪<
. ∨ `〃/´ Y//L} `い
∨ / }レL{ `}
ヽ /∧ / ,'
〉、 { ヽ、 / /
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. '´ / ∠二ユ{{
i _/ /`ヾ〜《 ゞ=-
{ _ -‐ ´ ∠ {/二フ′
ー─ ァァ^ト、 /{{ハ リ二フ
/ / { \ / ゙|{ { /ノ {
. { : 丶 / }爪{´ 、」_
∨ `¨´ 〃  ̄}
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∨ __彡' / ヽ.
》、_ _≫=キ^´ __ }
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_x≦ミ 、 / d リ{⌒ヽ____
{>'⌒)ヘ、 / _ d〃∧ \‐く)
/ (_≫ヘ、 -‐ ´ _,x≪癶≧ 、 ハ _,ノ
, ' ⌒)≫ミ 、_ __ __ 彡'≪>'⌒ ≪弐≧、 _}_/
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/ `≫≪彡'^7´ } ム少
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平成18年3月3日 宿泊レポート
夏に行くつもりが“日本秘湯を守る会”のスタンプ帳がいっぱいになったのと, きよちゃんのお誕生日記念ということで11ヶ月前に予約して行ってきました
今回は一泊二食で本館29,000円(税込)
金額が金額なのでチェックイン1時に入ってチェックアウト11時までしっかり滞在
(今年の夏からチェックイン2時、チェックアウト12時にするらしい???)
お部屋は本館2階の「竹」、玄関の横にトイレがあり、9畳+4畳くらいの広縁、洗面所、ミニキッチン
前回、お風呂巾着がないな〜と書いたけど、今回は布製の巾着が用意されてました
また、お風呂で前回より改良されたのは、洞窟混浴用にバスタオルでなく湯浴み着に変更
(花つばきや奥飛騨ガーデンホテルと同じタイプ)
クレンジングがない、リンスinシャンプーだった…と苦言を↑に書いたけど、ちゃんとクレンジングが置いてあり、シャンプーとリンスが別個となっていました。私もネットでブツブツ文句書いたけど、同じように思っている人が多かったということでしょう。いい風に改善されて嬉しい限りです
夕食場所はテーブルの「やぐら」
チェックイン時に「本日はやぐらをご用意させていただきました」と言われ、一瞬、和室個室の「深仙庵」のほうがいいな〜と思ったけど、とりあえず初めての「やぐら」で承諾。お部屋案内の際、仲居さんが「今でしたら変更もできますが…」と言ってくれただけで満足かな?
実際「やぐら」も個室だったから結果オ〜ライだったけど、畳好きの方は前もって「深仙庵」を指定したほうがいいかも
※1)果実種のソーダ割り くるみ豆腐 前菜・弥生のおもてなし お刺身4種盛り
イトウの塩焼き 鯉の昆布巻きお吸い物
※2)ちりむし
※2)信州牛石焼ステーキ
柿ゼリー ヤーコンの包み蒸し 松代芋とかぶの梅あん ご飯とお吸い物
※3)信州蕎麦 デザートとコーヒー お夜食のミニおにぎり ロビーのあられとこぶ茶
※1:食前酒はまたキツい日本酒のにごり酒だったため、これまた↑に書いたように
「お酒飲む人は別料金払ってでも注文するんだから料金に含まれてる食前酒を強い日本酒にしないで」
と、言ったらこけもも(?)のソーダ割りを持ってきてくれました(少し気が晴れました)
※2:信州牛石焼ステーキ・ちりむし・川魚の杉の香焼きの3種から一品の選択となります
※3:信州蕎麦はお品書きにはありませんが、頼めば出してくれます
朝食は「深仙庵」で、今回は洋食と和食と頼んでみました。最初、用意された席は個室でない、テーブル席…しかも窓際で足元ス〜ス〜{彡(-_-;)彡
さらに禁煙で、待合所で吸ってくださいとのこと…
高い金額を出してるとついついわがままになってしまい、速攻で待合所に移動したら
「個室をご用意いたしましょうか?」
「はいっ!お願いします!」
暖か〜い個室に変えてくれて(少し気が晴れました)。全室禁煙なら仕方ないけど、喫煙できる席があるなら最初っから個室にしてほしかったな〜
飲み物は牛乳、りんごジュース、トマトジュースから選べ(お替りできます)、牛乳とトマトジュースを選んだのに、牛乳とりんごジュースが出てきて
「(‥ )ン?トマトって言ったんだけど」
「失礼いたしました。すぐトマトジュースお持ちします」
「りんごジュースも置いてって」
と、いうことでラッキーにも3種類とも飲むことができました\(^o^)/
洋食のパンは暖かいのが4種類(お替りできます)ななかまどとりんごのジャム付き
総合的に洋食のほうが私はよかったと思います!洋食お薦めです!
http://youkoso.nce.buttobi.net/nagano/seni.htm
/ 乃了 `ヽ ヽ∨∧ヽ \`、
//_/7 ′ ハ `、〈〈_ノ ノ ヽヽ
r,ニY/」 ′〃 , ' l| ト、 l l ̄l「`、 | ハ
__〉イ〃 , /, l / ,イ!} |リ 八 ヽ |ハ
〈 rク// ,′ ,'/l‖ ,' /厶‐十ナ/}小、ヽ ∨/ 、
, -ァ7イ { l |l ハ ト、 { l /ィ乏f千ァ l |ヽ}_ノ 、、 `、
// 〃l ハ 、 レイ下丶、j′'ヾ゙ジ // rヘ川 U ヽ ヽ
// {l { い、、\V,ィf赤 // ,ィ|l | ト、 \
{_/ ヾ \/ ヽ\ヾ`ー'′ { ! 仆// ,′ | ヽ ヽ
ノ{ { 八_〉、 ` , - ァ ゝ, ' V ハl / ハ } \
, -‐'´/ハ 、 { |lヽ、 ∠ニ-V リ / / ∨
,.|ヽ .ヽヽ、ヽ| ,' ,..-,, `ヽ''-''-'、 __ヾ ,,. -‐ V"´ __ `ヽ、_ ,
r''".| ヽヽ _,.´,, ',´´ `ヽ、' ,.. - ''"´ ``ヽ 、`ヽ、ィ
| ,| 川ヽ、/ /ト-;:::、 u丶 '´ .....ヽ、 i /l
| ハ |! j/ ./::`:::::、 .:::r::、::.ヽ レ' |
ヽヽヽ .、 i : : : : : : : : : : : : u: :/ 、: 。: : . . . . : : : : : ': : : :| k
ヽヽヽヽ、ヽυ : : : : : : : : : : :, :'´: : : : : :ヽ : : : : : j : : : : : : : : : : :,'r;;=;;、 \
\\ヽ ヽ、: : : :υ: : , : : : : : : : : : : : : : : : : : ι: : : : : : : : ιl L;;;ノ \
| l! ヽ、ヽ、--‐ '´: : : : : : : : : : : :`: ヽ、、_:_:_:_:.: :j'´}:::::::::::::::::... ┌――--,
、 ヽv-、.ヽ ヽ ,,,_ ゜ : : : : : : : : : : : :υ,' .i ,\:::::::: /
`ヽ 、 丿 ヽゝ,, ::' "´ . . . . . . . . . .: : : : : : : : : :/ ,'. ' ̄ \::::r';;ヾ /
``ヽl. | y \ ``'''' . :-、、: : : ,' ,'.、  ̄ ̄ :::ヾソ ,'
ヽヽ ト、 `` フ : :ヽ-く ,' ヽ、 __ _,(,,,,,,,,,..--
: : : : : . ヽ、|!: :`‐‐': : : 。 : : : :\ u ,,,ι- ''"´´
: : : : : : : . ,,,.. -- ーー-、 __ : : :,, -‐''´
岩の湯・宿編
2006年の秋、2度目になる宿へ行ってきました。ここは食事・温泉・サービスも良いということで、1年近く前から予約しないと取れない宿として有名です。そんな思いで取った予約、そして心待ちにした1年後の宿泊日!
須坂駅から山道を車で走ること30分。何もない山道の途中に、見落としてしまいそうな入り口が表れます。
(宿への入り口 ※上写真)
タクシーが着くと、すでに迎えの人が!
どこで見ているんでしょうか?
毎回、不思議と思ったら、寒い中ずーっと人がいるらしいです。
暖簾をくぐって、宿の玄関までのアプローチを楽しみます♪
玄関までの宿の道のりはいつも感動。とても気に入っています。
橋の下に流れる赤茶色の川を見ながら、紅葉に包まれた木々の中を渡っていくと、玄関までもぅすぐ♪
宿に着き、ロビーでお菓子と抹茶をいただく至福の時。
またこの宿にこれて嬉しいなぁ〜と、楽しい時間の始まりにワクワク!!
ん〜(^.^)美味しいわぁ〜。紅葉に染まった庭と池を眺めながらいただきます♪
コイが泳ぐ池には温泉が注がれていて、徐々に温泉に慣らしていったそうです。
そして今回のお部屋は仙寿亭 「妙高」
床暖房の入った暖かな畳のお部屋と座り心地のよい大きなソファ。
いろんなお部屋を見せてもらいましたが、部屋から寝転がったまま山々が眺められて、お風呂にも近いこの仙寿亭はお薦めです。
そして、お部屋もお菓子が用意されています。ひだりは、到着時に冷蔵庫から取り出してくれる手作りという「辛子きゅうり」の漬物。これが、美味しいんです!!大好きなここの漬物!
この他にも、冷蔵庫には柿の葉茶が冷えていたり、ティーパックのお茶、珈琲など飲みものがたくさん用意されています。
〜館内にある休憩所と飲める温泉水〜
←こちらは飲める温泉水
↓休憩所 冷たいお水と温かいお茶が自由に飲める
館内には至るところに、こんな休憩スペースがたくさんあります。
↓ここは離れにあるスペース。(新聞や書籍があります)
夕暮れの山々が望めるスペース随所に点在。
http://season2-tabi.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_a7c1.html
岩の湯・お風呂編
ここの温泉は何と言っても、洞窟風呂がすごいですょ〜!!
脱衣所は常に清潔に整えられていて、タオルもアメニティも豊富。
洞窟風呂は内湯とつながっているため、入り口は男女別。
内湯には飲める温泉も湧き出ています。
さて、全長30メートルの洞窟風呂へ向います。
(内風呂からつづく洞窟風呂へは専用のバスタオルを巻いて入ります)
洞窟の中は暗いうえに湯気がものすごくて、撮るのが難しかったのですが、(人がいない事を確認して)
この大好きでお気に入りの洞窟風呂を撮ってみました。
ドアを開けると、かなり熱〜いお風呂(写真 左)がある。
これは上がるときに温まるためでしょうか?(これは男女別にある)
そこを抜けると、(写真 右)膝ぐらいの深さの混浴となってきます。
↓下の写真は、入り口から入ってすぐの場所。
混浴になる所からは、左と右に分かれて洞窟が奥深くへと広がっていく。
※ひだりの写真(ひだり側の洞窟)
洞窟を入って左側にある浅めの湯で、左側の洞窟はここで行き止まり。
※右側の写真(右側の洞窟)
右側の洞窟風呂から後ろを振り返って、入り口の方を写したところ。
右側の洞窟は、30メートルとかなり長く続いている。深さはだんだん深くなる訳でもなく、浅くなっていたり、深くなっていたりと様々だが、一番深くても70センチあるか?ないか。右側の洞窟の幅は1メートル30くらいだろうか?
洞窟は平たんではなく、進んでいくにつれて高さが4段階くらいになっています。
登っていくような感じで、まさに洞窟の中を探検する楽しい気分になります!
下の写真のような場所をどんどん、上がって行きます。
所々、せき止めてあって、深さもいろいろ!
洞窟の岩肌の自然な感じが、すごく楽しくて飽きない!
湯の下は、細かい砂利が敷き詰めてあって足裏の刺激もうれしい。
下はどうなっているのか?と掘ってみたら・・・
砂利はかなり深くまであり、下はゴツゴツの岩肌になっている感じだ。(そのため、細かい砂利を入れているようだ)
この落差やゴツゴツ感は、岩盤を掘ったということでしょうね。すごい!
お湯の温度は34.1度とかなりぬるいが、見ての通り、マイナスイオンたっぷりの湯気で洞窟内は温かいのでまったく寒くない。1時間でも2時間でも浸かっていられる湯です。
そして、登って、登って・・・(下の写真)
滝の先を上がったところが終着点ですが、この先は真っ暗!!
その先は勇気ある人のみの・・・・お楽しみ?
洞窟の奥からは、岩肌の割れ目と砂利の下からも無色透明の硫黄泉が、こんこんと湧き出ています。
下の砂利に手をかざすと、温度がより冷たくなるところを発見!
そこからは、温泉がプクプク...。oо○ と、泡をつくりながら湧き出ていました。
(滝の手前は、座ると胸がかくれるくらいの深さ)
【貸切風呂】
洞窟風呂のほかには、貸切風呂が2つあります。予約制ではないので競争率はかなり激しい!
そのため「いつも入れない!」というクレームも多かったらしく、
2007年には新たに2つの露天風呂が完成するとの事で、工事中でした。
一番人気のここは、ジェットとバブルが楽しめる。その奥は山と空を眺めながら入れるお風呂も(^^♪
こちらはもう1つの本館にある家族風呂。ちょっと小さめのジェットバス。
右には足湯?みたいなスペースがある。照明は薄暗く、リラックスできる?
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岩の湯・夕食編
さてさて、今度はお楽しみの夕食編です。
前回宿泊したときは、1品1品が感動と美味しさのオンパレードでした!
そして、今回は???
こちらは、夕食・朝食ともに食事処でいただきます。今夜の夕食は「深仙庵」にて。
私たちが通された食事の席。窓の外には川の景色。 テーブルは秋という事で紅葉が散りばめられて☆
この日の献立
まずは先附「くるみ豆腐」と前菜「霜月のおもてなし」
食前酒はこの時期限定の小布施「にごり赤ワイン」
これはどれも美味しかった。にごりワインもお土産に買ったほど!
向附 「山里のお造り」
馬刺し、鯉、アロエ、岩魚(?)だったかな。
これは前回と全く同じ素材ですね・・・。美味しいけど・・・ちょっと変えてほしい気もする。
焼物「山女の塩焼き」
(本当はお吸い物がくるはずですが、これも前回と同じく、「焼きあがったので」と言われて先に来ました)
これは定番ですが、飽きない美味しさ!
笹に盛られて、爽やかな感じ。焼きたての熱々!
お吸い物「岩魚の土瓶蒸し」
これも秋の定番ですが、やっぱり美味しい!!秋の味覚がたくさん入っています!
強肴「信州牛の石焼ステーキ」
これも定番。
ある程焼かれていますが、熱せられた石の上で自分好みに焼きます。
大根おろしとポン酢でいただく。美味しいです。
箸休め「ぶどうのゼリー」
これは美味しかった〜(^^♪
蒸し物「山路蒸し」
酢の物「じゃがいもと松代芋のなます」
ご飯・香の物
お寿司でもないのに、お吸い物とは。。
土瓶蒸しもそうだけど、出し汁を使った料理が多いので、やや飽きるし、この組み合わせはどうだろう?
私は、やっぱり白いご飯と漬物には味噌汁かな。
デザート
紅芋のアイスとぶどう
前回宿泊したときは、出てきた全ての美味しさにとても感激したのですが、今回は同じ10月に宿泊だった為か、4品が同じ内容でした。1年振りでしたが、舌が味を覚えており、新鮮味がなくて途中飽きてきた。食材も味付けも、ちょっと変化をつけてほしいと感じました。
食後に宿に戻ってしばらくすると、夜食が運ばれてきた。
お腹いっぱいだけど、頑張って食べました〜(+o+)お腹いっぱい!
秋の草花と一緒に添えられていたのは・・
「夕空の色の中から秋の星」という一句。
まぁ、こういう所や温泉と雰囲気が好きでまた行ってしまうんですけどね♪
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岩の湯・2日目(朝食編)
2日目の朝食も夕食と同じところ。これも、1年前の同じ10月に食べたものと同じ。
サラダやそば粥などは定番です。そば粥は私はどうも好きではありませんが、白いご飯も頼めます。
食後のデザートと珈琲
食後のあとは敷地内を散歩したり、野外にある卓球をしたり・・・。
こういう時、車があればちょっと周辺にも行けますが、車がない私たちは、ひたすら宿に篭って温泉三昧になります。まぁ温泉が好きだから、2泊でゆ〜っくりと温泉入ってます♪
散歩からお部屋に戻ると、お菓子が用意されていました♪
クッキーとロールケーキ。結構、お腹いっぱいになります。
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岩の湯・2泊目(夕食編)
岩の湯では2泊したことないので、どんな夕食が出るのか??
それが最大の興味ですよね!?
11月宿泊の2泊目の夕食は・・・?
先附、前菜 「じごぼうと丸ナスと、山里のおもてなし」
もみじや菊などに彩られ、季節感がある。これはどれも美味しかったです。
お酒も、こんな演出で。。☆
これ、結構強いお酒で・・・
最後は飲みきれず。
焼き物「イトウ塩焼き」
また焼き物が先にきた。毎回、向附より先に焼き物ができくる。
まぁ熱々で美味しければ構いませんけどね。
↑これは天然物ではないでしょうが、イトウってなかなか食べられませんよね?
魚とは思えない味で、鶏肉のような食感と香ばしさで、とても美味しかった
向附 「信州サーモンとイトウ」
お造りにもイトウが出た。昨晩は1年前と同じお造りだったので、2日目のこれは、満足。
汁 「かぶすり流し」
大きな、なめたけが入っていました。カブをすったものを薄味の汁に仕上げてある。
強肴
2日目は3種類から選べる。
信州牛は昨晩食べたので・・・
彼のは「杉の香焼」
いろんな秋の味覚が味噌味で味付けされて美味しかった!
私は「ちり蒸し」を選択したが・・・
これは大失敗!!!
(彼が笑う。「いつも選択を失敗してる」と・・・(-_-;)。)
薄く切った肉の下にはマロニーと白菜。これをポン酢につけて頂くが・・・
昨日の信州牛もポン酢で食べた。なんだか、よくある味で・・・・
下から煙がでるような演出をするよりも、美味しいと思えるものを出してほしい。
味もポン酢で食べるなんて・・・
家でも食べられる味だし、一気に宿の食事にガッカリした1品でした。
2泊したら、絶対に「杉の香焼」の方をお勧め。
箸休め 「焼りんご」
普通に美味しかったかな。
蒸し物 「ヤーコン包み蒸し」 酢の物 「ぶどうと柿の白和え」
これは美味しくいただけました!
ご飯・香の物
昨晩も同じだったけど・・・
すまし汁系の味は途中にも出てくるから、何度も使われると飽きる。
味噌汁にして〜!
デザート
これは美味しかったです。
2泊目の夜の夜食として出てきたのは、おにぎりでした。漬物も付いてます。
むしろ、こういうシンプルなのが美味しかったりするんですよね〜。
しかし、あれだけ食べて・・・
おにぎりは小さめとは言え苦しい〜。
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岩の湯・3日目(朝食編)
楽しい2泊3日もあっという間。
昨夜の夕食がまだ消化されていないみたいでお腹がまったく空いていない(-_-;)
2人とも食欲が湧かず、何だか拷問のような気持ちで食事処へ。
ずっと和食だったので、私は洋食をチョイス!
正解でした!
温かいパンに手作りジャム。(パン、美味しかった〜!)
サラダもなかなか美味しい。スープはイマイチ・・・。
これだけかと思いきや (+o+)
オムレツに焼き物系がでてきた。
焼き物はちょっとヘビーだった。
彼は和食をチョイス。テーブルを埋め尽くす和食を前にして・・・
食べる前から、お腹いっぱいでカンベンしてくれ〜(>_<)な表情の彼・・・。
「洋食にすれば良かった・・・」と言っていた。
最後は、ホッとするデザートでした。
私の宿評価&雑感 (★★★)(^_^;)
今回は2度目の宿泊で、前回は10月、今回は11月でした。
前回、初めてこの宿に宿泊したときは、ロケーションといい、従業員の対応といい、温泉、食事などなど・・・何もかもに感動しまくりでした!!
その証拠に、ここに宿泊した人の感想が書かれているノートがあるのですが、どれを読んでも素晴らしかったとの感動が書かれています。私も始めて宿泊したときはそう感じました。
しかし今回は宿泊した月は違えど、同じ「秋」だったからか?
食事の内容にほとんど変化がなくて、かなりガッカリさせられました。
食事の演出は凝ってはいるものの・・・2泊すると演出に惑わされなくなるもの。
味の基本が同じだったり、タレが馴染みのポン酢だったり・・・
何だか、こんな宿だったっけ???と思ってしまいました。
温泉が好きなだけに、今度は季節を変えて行ってみようと思っていますが、
1泊にとどめておくのが良い宿かもしれないと私は感じてしまいました(^_^;)
チェックイン後は宿内にある喫茶店で珈琲とケーキがお薦め。
なかなか美味しいデザートが食べられます。
http://season2-tabi.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_f5a8.html
,.へ、 ,.へ、/ 小\____
┌―‐' 小 `' |___
__| _,.- 、._ >へ _ !
「ヾ / :| ` ー‐ '´ ヽ \ |__
| / | ヽ `、 |
∧ / ! '. L__
ト、ヽ / '. /
レ | V
く | i '.
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|:/ | _, -┼VT「` i 'Tヘ.卞、 ト、ハ
|:\,.イ ´ | |_,.ヒヘ | 「 V! |ハ |
| /: | | ,xう芹ミ、 :| /弐示 ヽ ./: : | !
レ': : :| i 《 ゞ‐┴ | :ト、 /.ゞ‐┴! i /!: : :j/\
/: : : : | |ト、 | :|:::::::::::::::::ヽ! ヽ/:::::::::::::::| | / |: : :i: : : : \
く: : : : : :N:|∧ \|:::::::::::::::: r 八/j/ !: : :|: : : :/
\: : :/: :| |∧ 八 r_‐ァ ,イ j/ :! :|: : ∧: /\
∧/ : : | ! \ ` 、 / :| ト、ト、 ト、∧ V: :_\
/: : V : : | | \ | ` 、 ,.イ :/|ヽ! ヽ | \/ `
´ ̄>:∧|\ト、ト、. `レ-――┬‐┐/ ,レ'´ ̄ ̄ ` 、
. / ` <V_j ! :「 ̄ \ `ヽ
/ >― 、 }ヽ 〉 } 〉 \ \
. / / \ \ \ 〈 / / ̄` 、 ヽ ヽ
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/ /  ̄ ̄`ヽ {{ !V \ `、 ヽ
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/ / ,. イ !/ Y: :\ /{___,.{ '- _ | V
/ ノ――-、/  ̄ ̄ ̄`ヽ八_/: : !: : : : `ヽ. _ `ー'´ `ヽ. ノ\ 〉
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〈 | / `ヽ>!: !: ! | \/ '. ヽ
ト、 / .,' \: :|: |: !: :/ '. |
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須坂駅からはタクシーで15分ほどの距離。駐車場に着くと、宿の方が出迎えて下さいました。
最初の門をくぐり、川を渡るともうひとつ門があります。中に炭が焚かれた囲炉裏がありました。
結構、積もってます♪
玄関です。
『岩の湯』(秘湯を守る会加盟宿、宿のHPはありません)
チェックイン14時、アウト12時。
昔から予約が取れない宿ということで気になっていました。旅行3日前、絶対に無理だろうと思いながら電話したら、なんと空いていてビックリ!人気の理由を探りに宿へ潜入です^^
私達は、16時頃に到着しチェックイン。まずはラウンジへ案内され、そこでお茶を頂きます。
皆さん、早々チェックインされているのか、ロビーラウンジは静かでした。
フロント
その向かいにあるラウンジ
池が見えるテラス席に座りました。夏はここの窓が全開になるようです。
お抹茶と和菓子。甘過ぎず、柚子の風味が美味しい。
今日のお部屋は、一番奥の「白根」。鍵は2つ。
光が当たっている箇所が大浴場。図が古いのか貸し切り風呂は載っていません。
玄関、ここで初めて靴を脱ぎます。
和室10畳にリビングコーナー。温泉床暖房です。
座り心地の良いソファーや椅子。私は、ほぼこのスペースにいました。
リビング方向から。右襖が玄関へ、左襖は押入。
真ん中の格子に隠れてテレビが入っています。
リビングは洋ですが、和室の床の間も立派。
テーブルの上にあったお菓子(きな粉を丸めたもの)
事前にブログ等で宿の情報を見ていましたが、思った以上に部屋は広く感じました。床暖で部屋全体が暖まるし、リビングからもテレビが観れ、とても使い勝手の良い部屋でした。広く感じたのは、角部屋だったせいもあるかもです。横にも窓障子がありましたから。
リビングの文机には、雑誌や絵本、レターセットなど。机の横には、オーディオ、ヒーリング系CDなどがありました。部屋に入った時、CD音楽が流れていました。
窓からの景色、良い眺めでした。
バルコニーも清潔です。きっと初夏などは、バルコニーで寛ぐと気持ちが良いでしょうね。
部屋のクローゼット。
浴衣はサイズ違いが2着ずつ、作務衣、羽織、足袋ソックス、布製巾着袋(持ち帰り可)
裁縫セットにお薬、絆創膏等も。
玄関横に洗面所、奥の扉はトイレ(ウォシュレット)、両方とも照明は自動センサー。
踏み込み部分に水屋。下の扉に冷蔵庫2つ。
お茶、ドリップ珈琲、紅茶など。
冷蔵庫は2つあり、片方は通常の引っこ抜いたら勘定されるタイプ。もうひとつには、ご自由にどうぞの柿の葉茶と自家製野沢菜。野沢菜は今が一番美味しい時だそうで、是非に、と言われたのに、すっかり忘れて食べませんでした〜。
洗面所。タオル掛けもあり結構広いです。横にある棚が物を置けて、とても重宝しました♪
クレンジング、化粧水、乳液、フェイス&ハンドソープ。
アメニティは、歯ブラシ、ヘヤブラシ、ヘアバンド、剃刀。その他、ハンドタオル2枚。
岩の湯は、HPがありません。なので金額等も分からない点が多いです。
今回の部屋は「仙寿亭」とよばれるタイプ。
10畳(2名利用時)1名で¥31600です。(8畳だと¥27400)
私は、この部屋が良いと思いました。
その上は「仙郷亭(本館)」で、10畳(2名利用時)1名¥36850
シャワールーム付。景色や間取り等は、たいして違いがないので、シャワーがあるぶん高いのかも。
一番上は「仙山亭(離れ)」こちらは断然広いです。お風呂付。
(2名利用時)1名 ¥44200
全ての部屋、休前日は¥2000アップです。
他の方のブログを読むと、部屋の指定は出来ないようです。リピートになると、きっと違う部屋に通して下さるのかも知れないですね。
Comment
これが岩の湯ですか〜。
某宿の館長から聞いてました。ここの料理を参考にしていますって。
HPはないみたいですね。私の検索の仕方が悪いのかもしれませんが、行かれた方の宿泊体験記もなかなかヒットしなかったんです。 料金等含めて謎の宿だったんですよ私の中で。
|2012/01/27 08:06| 船山史家(ジャンキー)
なるほど〜、ここのお料理を参考になさっているのですね。 「山では山の物で」というスタイルですね♪
私の中で、そのイメージが強く、食事が強烈に印象に残っている宿は、滋賀の「比良山荘」です。
岩の湯を参考にされている宿は、全国に多いのかもしれませんね。
今の時代、旅館が生き残るには大変でしょうし、お湯の良い宿は少しでも滞在時間が長くなると客としては嬉しい限りです。 なので、某宿もいつか行ってみたいです♪
|2012/01/27 16:57| みみん
私なんて何回電話したか忘れちゃったくらい予約はできず・・・・・
1年前の1日の朝8時から電話しまくっても、話し中、話し中、話し中、話し中、話し中、話し中〜
ようやく繋がっても「申し訳ございません満室でございます」
これの繰り返しなの〜
不謹慎と思いつつ、震災後なら空きが出てるかとチャレンジしたけど週末のキャンセルは無いとの事。
「平日ならお取りできます」と言われ、もう諦めてたの〜
湯神じゃないけど、泊った人が次々に予約して帰るんじゃないかと思います。
何年か先に平日行けるようになったら絶対に行ってみたいです
|2012/01/27 20:55| じゅうべい
そうでしたか〜!やっぱり週末の予約は今でも難しいのですねo(T^T)o
私もかれこれ結婚する前の10年以上昔に家族旅行で行きたくて何度か電話しました。
何度トライしても『満室です』。。。その時は、平日でも予約出来ませんでした〜。
今は、平日なら空いている日もあるのですね。
今回、不意に予約出来てしまって、こっちがびっくりしました^^;
想像以上にパブリックスペースが豊かで驚きました。
|2012/01/28 00:57| みみん|
岩の湯の接客は良かったです。笑顔が怖いくらいのスタッフもいました(笑)
でも、花屋も接客良かったです。花屋の接客の方が自然で好みかな〜。
花屋 別所温泉
http://hanaya.naganoken.jp/
http://r.tabelog.com/nagano/A2004/A200401/20001927/
http://onsen.nifty.com/cs/kuchikomi/onsen_255/list/aid_onsen005619/1.htm
秘湯を守る会の宿も、様々ですよね。
岐阜で行った某宿は、温泉に胡座をかいているような印象でした^^;
それに比べたら、岩の湯のサービス精神は素晴らしいと思います。
|2012/01/29 00:49| みみん|
http://paochin.blog.fc2.com/blog-entry-38.html
続いてお風呂の紹介です。ここ「岩の湯」は、日本秘湯を守る会の加盟宿です。
その公式ページによると、源泉温度は、34.2度、加温ありの掛け流し。単純温泉。
お風呂の数は、大浴場(男女)、混浴洞窟風呂、貸し切り風呂3箇所、家族風呂です。
まず大浴場から紹介します。大浴場へ向かう通路に飲泉がありました。無味無臭です。伊豆の観音温泉の味を思い出しました。
大浴場と洞窟風呂は、昨年(2011年)春に一ヶ月かけて、大リニューアルをしたそうです。
女性には内湯の他に露天が出来て、男性は内湯が半露天に。
洞窟風呂は湯量が増えて、過去の写真と比べると大きく変化した模様です。
その名物の洞窟風呂は、大浴場の中から入ります。
大浴場への入口
脱衣場
人がいない一瞬で撮影したので、タオル類は写せませんでしたが豊富にありました。
どのお風呂もタオルは揃ってあり、手ぶらでOK。
アメニティ類も揃っています。歯ブラシもあります。欲をいえば、ヘアーキャップやヘアーゴムがあると嬉しかった。
でもヘアキャップは、混浴洞窟風呂では気分が盛り下がるからダメなのでしょうね(苦笑)
洗い場(照明がとにかく暗い!)
大きな内湯、すごい湯気でうまく撮れなかったのですが一応雰囲気だけでも。
昨年出来た露天。広くて、ここの露天すごく良かった!
この宿の風呂の中で一番好きかも♪ 内湯好きの私がめずらしい@^^@
そして、いよいよ名物の混浴洞窟風呂へ。混浴ですが、湯浴み着を着用するので全く問題ありません。男性は腰巻き、女性は胴巻き、そして男女とも青い紙のショートパンツを着用します。
湯の温度は源泉そのままなので低めです。でもミストサウナ状態なので、お湯の中にいるより、外に露出している部分の方が温かくなります。完全、お湯のアミューズメントパークでした(笑)
洞窟は二手に分かれています。奥の奥まで行ってみましたが、険しい箇所もあるので足元の弱い方は奥までは危険です。
軽い岩登り的な箇所もあったり(もちろん足元にはジャンジャン温泉が滝のように流れています)。
源泉がドバドバ出ている一番奥まで行くと、その先は真っ暗でしたので、それ以上は登りませんでした。ていうか、ショートパンツ履いてるから上り下り問題なかったけど、去年まではパンツ無かったみたいだし、どうしていたのでしょう?
ぴらんって見えちゃう気がしないでもない。。。^^;
洞窟の中も、とにかく照明が暗いのです。明るくないから、清潔なのか見えないし、気持ち悪いな〜と最初は思っていました。
でも一番奥に座ると、さすが源泉が豊かに流れているので、もの凄く澄んできれいでした。
でも、でも、絶対に見た事ないような地底生物が住んでいるよな〜と
私は周りの岩場が気になって仕方ありませんでした(苦笑)
続いては、3つの貸し切り風呂です。空いていれば、いつでも入れます。
貸し切り風呂の扉には、取っ手横に白い文字盤があり、中から鍵を掛けると「使用中」と赤く光ります。
まずは一番奥にある「無想の湯」
こちらの脱衣場は一番広かったです。トイレもあります。タオル類も豊富、アメニティやドライヤーも揃っています。
天井が高く、天窓も多いので気持ちがいいです。
脱衣場から見た内湯。
同じく露天。
内湯に入ってみます。両サイドの窓は全開できる仕組みなので、内湯でも半露天気分です。
内湯から露天を見た感じ。
露天からの内湯。
内湯にはシャワールームがありました。
どの貸し切り風呂にもシャワーと内湯にはジャグジーが付いていました。私はジャグジーが好きではないので、一度も使用せず。
次は「野守の湯」
こちらは階段を降りて行く感じ。上手に山を利用して作られています。
こちらも明るい天窓。一通り揃っています。ここにもトイレがありました。
階段を降りて内湯へ。内湯は木枠で中は石造り。
内湯からの露天。
露天からの入浴目線。
露天からの内湯。
ここの内湯も窓が全開出来ます。内湯から外を眺めて。
次は「風姿の湯」
こちらの脱衣場は一番こじんまりしていました。内湯、やはり窓が開けられて気持ちがいい。
内湯からの露天。
露天。足元が冷たくないように電気シートのような物が敷いてあるのは嬉しいです。
ここも結構、落ち着き好きでした。
露天からの内湯。
貸し切り風呂は、それぞれに趣向が違っていて楽しかったです。「無想の湯」と「野守の湯」は、人気が高かったですね。
広いから何人かで、ゆっくりと入っている方が多かったようです。まあ、それでも凄く待つということはなく、どこかしら必ず空いている状態でした。
あと、貸し切り風呂の洗面シンクの絵がみんな可愛かったです♪
形も微妙に違うのです。
続いて、家族風呂。こちらも空いていれば、いつでも入れます。
ここは少し小さいせいか、入っている人は一度も見かけず。でも、一番浴槽が狭いので、いつでもフレッシュな源泉が満タンです♪
内湯の隣に露天風があります。天井は天窓ですが、外気を取り込む窓はありません。
内湯から目線。小さいからお湯がフレッシュだし、おこもり系で落ち着きました。
温泉自体は、無味無臭なのもあり、いつまでも入っていられる負担の無いお湯でした。
でも前日の別所温泉と比べると、やはり物足りなさは否めません。
続いて、館内のパブリックスペースです。まず、その多さに驚きます。全部は写真撮れませんでした。
こちらは、貸し切り風呂の隣にある休憩サロン。ほどよく音楽が流れています。
冷水と温かい蕎麦茶が用意されています。
ハンモックに寝転ぶと天窓から空が見えました。
サロンの横のテラス。夏場は気持ちよさそうですね。
氷の芸術。
こちらも氷の芸術。大浴場への通路横に出来ていました。
大浴場の横にあるスペース。
ちょっと座れる場所がそこかしこに。
ここでは自由にドリップパックの珈琲が飲めます。
そして本が多い。こちらはラウンジの本棚。
これは館内の通路で、左に部屋があり、右のスペースを上手く利用して小さな書斎がありました。こんな感じで。
こういった本棚だったり。
こちらは大きめの書斎サロン、夜です。
そして館内至る所、上手に照明を使っていました。
部屋のバルコニーの照明も素敵でした。
一気に、お風呂とパブリックスペースをアップしましたが、この写真の数でも、追いついていないくらい他にもスペースが沢山ありました。
Comment
臭いに敏感な私。。。無味無臭。それがいいっス。
34℃だと”あの宿”の倍の湯温ですね。そこの館長は「ここの料理が参考になった」って仰ってたけど、ここも3つの貸切が「空いてればいつでも」スタイルなんですね。
洞窟風呂も興味あるけど何か得体の知れない何かが潜んでいそうな。
風姿の湯は、伊豆の個人宿の半露天に似てるなぁ。
私は17年も通った会津の宿で、一昨日初めてそこの湯が飲めるのを知りました。
「無味無臭の単純泉だから飲めますよ。飲んで下さい」なんてアッケラカンと言われたの。余計なことを一切言わない人たちなので訊かないと答えてくれないんだモン。 飲めるってわかったのは十兵衛さんから託された”ある質問”をぶつけてみてわかったんですがね。
無味無臭が一番いいです。クサイのは嫌。(これでも温泉Bloggerか俺?)
|2012/01/31 07:36| 船山史家(ジャンキー)|
いい感じですね。宿の施設の充実ぶりに、驚かされました〜。!(^^)!
全てに心配りがあるようで、きれいに維持管理されていますね。
そして、お風呂の充実ぶりは、すごいですね。 これなら、部屋付き露天風呂や内風呂が必要ないように思えます〜。
全てのお風呂を巡るだけでも、湯疲れしそうです〜。((+_+))
貸切のお風呂もそれぞれ個性があるみたいで、楽しめそうですね。
洞窟風呂は、少々怖い。(~_~;)
昼夜問わず、なんだか怖いですね。何が潜んでいるのか、、、。2,3人で、ワイワイ言いながら入るには面白いかもしれませんが、1人だと、、、、小心者の私には、少々勇気がいります〜。((+_+))
全体に、新しくはないけど、清潔に感じられて、備品調度類も大変上品ですね。
何となく、予約がとりずらい宿というのがわかります〜。派手さまないけど、落ち着く感じです〜。
なんだか、行ってみたくなってきました。平日なら予約取れそうかな〜?
休憩スペースやライブラリーなど、数が多いですが全て清潔に保たれていました。 それは大変なことだと思います。それだけでも、この宿の評価は高くなりますね。
洞窟風呂には、最初チェックインした夕方5時頃に行ったのですが、ものすごく賑やかで「なにごとか?」って感じでした(笑)
洞窟の中には、所々で丁度良い落ち着きスポットがあるのです。 そこで、長時間ゆっくり語らっていらっしゃるご夫婦などもいました。 皆さん、大浴場の入口で「じゃあ中でね!」という風に洞窟の中で待ち合わせするのです。
次の日の朝食後が一番空いていたようで、主人は誰もいない洞窟の中、一人で瞑想出来たと言っていました^^
|2012/01/31 18:38| みみん|
どの浴場の内湯も開放感があって落ち着けそうですね。 洞窟風呂を除けば、外の雪景色を眺められて良いですね。
書斎サロンもお洒落です。
本当に、どの浴場も素晴らしく、景観なども考えられて造られていました。
花屋さんと岩の湯にハシゴ泊されたんですね♪
宿泊日直前の突撃予約が多いですが、案外取れる確率高いです。 でも部屋は選べず、いつも仙寿亭(泣)
前回は、2010年秋に泊まったんですが、貸切風呂をリニューアルしたばかりと聞きました。
因みに昔の混浴湯浴着は単に巻くだけの物だったので、お湯の中で浮いてきちゃって、本当に使いづらかったです。
ここのスタッフは応対がとても良いですよね♪
いつも登山後に1泊というパターンですが、たまには宿でゆっくり過ごしてみたいです。
|2012/02/03 00:48| ニュイ|
スタッフの応対も良いのですけど、その宿主体の感じが時々垣間見えて、、、
コスパとしては「仙寿亭」が一番良いような気がします。
ニュイさんが泊まられた時、音の問題はどうでした?
最後の総括に書くつもりですけど、私は階下の音に悩まされました。 「仙寿亭」の部屋は皆ああして聞こえるのかな?と。
音の問題には気づかなかったけど・・・
前に、SNSで岩の湯談義になった時も書いたかもですが、
初めて宿泊した後は、「洞窟も見られたし1回行けば良いよね 」って
今現在の感想は、とにかく平日でもお客が多くて、
音の問題は、山歩きの後の疲れでバタンキューの爆睡だったので気付きませんでした。
良い宿だと思いますが、う〜ん・・・と考えてしまう部分もありますね。
「殺気立っている」怖いですね〜笑えました^^;
階下の音は、日中は感じないのですが、夜寝る際、横になるとよく聞こえました。 「コトン」「バタン」というドアの開閉の音なのかな?
アンケート用紙が無いので、会計の際に宿の若女将夫婦(?)にそのことを伝えました。
洞窟風呂は、入るとすぐに温かな腰位までの深湯ゾーンと膝までの歩くゾーンに分かれていました。
3万超、伊豆並みですよね^^;
http://paochin.blog.fc2.com/blog-entry-39.html
食事処『深山庵』は本館にありますが、私達は別棟の『櫓』で用意しているとのことで18時半頃に『櫓』へ。
別棟『櫓』への通路は、蝋燭が灯され幻想的な雰囲気。
朝は8時からラウンジとして営業。夜も遅くまでやっているそうです。
落ち着く雰囲気。でも、とにかく暗い(苦笑)
私達は階段を降りて、下の階の個室へ案内されました。角部屋なので、二面の窓からは外の雪景色や照明も素敵に見えました。(写真は食後)
まず食前酒の用意。竹筒に入った濁り酒。
食前酒で乾杯していると、ほどなく最初の料理が運ばれて来ます。お品書きには「山里料理」と記されています。
「柿の白和え」春菊が効いてて美味しい♪安心の味ですね。
生ビールもやりつつで♪
「山里のお造り」一人前です。
酢味噌と醤油で。
新鮮で美味しいお造り、お酒が進みます。純米酒を燗してもらいました。
「山女と丸大根のソテー」洋風な味付け。
熱々の石の上に乗っていて、肉は軽く表面を焼かれた状態で出て来ます。
おろしポン酢、岩塩、レモン、山葵で。
「百合根まんじゅう」
岩魚ご飯、止椀、香の物(野沢菜漬)
岩魚ご飯が美味しかった〜♪
デザート、おしるこ
珈琲
食事は、背伸びしていない料理の数々で、いい意味で頑張っていないところが良かったです。
スタッフの応対も柔軟かつ丁寧で、お酒は純米酒はある?と尋ねるとメニューに書いていないお酒を用意してくれ、価格もメニュー表と同じでした。
部屋に戻ると少しして、夜食のデザート(プリン、柿)が来ました。プリンがウマ〜でした@^^@
個室に案内されました。窓からは川が見えます。
川の音や鳥の声を聞きたいのだけど、ずっと館内に音楽が流れています。こういう時、音楽は余計かな。
最初、大根の煮物、おひたし、漬け物が並んでいました。
小松菜のジュース。これ美味しい〜!
信州ヒメマス、オムレツ
デザート
珈琲
朝、夕食ともに含め、一番美味しくて是非もう一度食べたいと思ったのは、朝食の温泉蕎麦粥でした〜(^0^)/
チェックアウトは12時。朝ゆっくり、のんびり出来るのは一番重要♪嬉しいです@^^@
主人と話しての結論、「老若男女問わず、好奇心旺盛な人が好む宿」と思いました。
今の私としては、一度泊まればいいかな、という感じです(自分もう枯れているのかな?^^)
パブリックの充実は魅力的ですが、やはり価格をもっと低くしてくれると嬉しいかな。あの価格での食事を思うと、やはり維持費やリニューアルに莫大な費用が注ぎ込まれていると感じてしまいます。
もちろん食事も美味しいのです。演出も素敵だし。でも、すぐにでもリピートしたいとは思いませんでした。
あと、ひとつ気になったのは、泊まった部屋「仙寿亭 白根」の階下からの音。真下が大浴場で、布団に横になると枕下から「ドスン」「バタン」という音が聞こえました。夜中は1時近く、朝方は5時半頃から聞こえ、それで目が覚めました。おそらくドアなどの開閉の音かと。
主人は分からなかったと言っていたので、音に敏感な人だけ気になるのだと思います。気になる方は、他の部屋をリクエストされた方が良さそうです。アンケート用紙が無いので、帰りにフロントでお伝えしたところ、
相変わらず、ほっくりと美味しい。
Comment
ニュイさんは、お気に入りの山が近くにあるのでリピートされているそうです。
岩の湯さんは、本当に良くて素敵な宿なんです。
でも一度は行かなきゃいけない宿ですね。
同じようなあの手この手のお宿に「名月荘」がありましたが、あそこは何でもかんでも置いてしまい雑然としていて、そこに大きな違いを感じた記憶があります。
あまり信用していないミシュランガイドですが、☆☆(遠回りしてでも・・・)という感じで、☆☆☆(そこを目指して・・・)にはちょっと、というところでしょうか。
岩の湯も以前は、チェックイン13時〜アウト11時だったのですよ。
|2012/02/07 00:06| みみん|
まさにアミューズメントパークでした(^0^)/ それも大人の♪
随分昔に「行きたい度」がMAXになってしまった宿でした。
今回、思い切って行って良かったです^^
そうなんです、行く前は正直あの「ごちゃごちゃ感」がどうなんだろう?と思っていました。
私は全体に辛口になってしまいましたが、全国の中でも、かなり優秀な宿だと思います。
あびたろうさんのお言葉をお借りすると「岩の湯ワールド」でした。
優等生すぎて、私にはちょっと。。。まだ反抗期(笑)
鯉の汁物と言えば、鯉こくしか食べた事が有りません。 鯉のすまし仕立ては、あっさりしていそうです。
蕎麦粥!めっちゃ美味しかったです〜♡
うん、洞窟風呂にも、もう一回入りたいかも〜♪
竹に入った、濁り酒美味しそうです〜。(^^♪
興味を引いたのは、川魚の洋風な味付けとはどんな味なんだろう?ヤマメのソテーって、食べたことがありません〜。興味津々(#^.^#)
これだけ出て来ると、お腹いっぱいですね。お夜食のプリンも美味しそうですね。夜の甘いものは、たまりません〜。( ^^) _U~~
朝食もいろいろと楽しめそうですね。小松菜ジュースは、いかがでしたか?飲んだ事が無いので、、、。一度は飲んでみたいです〜。
温泉もたくさんあるし、お部屋も居心地よさそうで、お酒も進むお料理があるお宿は、やはり予約が取りづらいのでしょうね。でも、いとど入ってみたいお宿ですね。頑張ろう( ..)φメモメモ
古九谷徳利、いい色出てますね。いわゆる「赤九谷」ですね。うちにも、1揃いあります〜。他に「緑九谷」の徳利も田舎の家にあったと思います〜。
お食事の写真が美味しそうに撮れていて、食べたくなってしまいました(^o^)
「 好奇心旺盛な人が好む宿 」に、なるほど!同感です♪
でも、洞窟風呂だけでは飽きられてしまうので、常にどこかしらリニューアルして変化し続けているのかも知れませんね。
花屋さんは、さりげないけど求めるものがある宿、
安心のお気に入りの宿と、気になっていた未知の宿の組み合わせで充実の温泉旅でしたね♪
ps ヒヨコが散りばめられたお椀が可愛い!
『櫓』での食事、私達の隣にも個室があり、もう一組の方が入られていました。 まったく隣の声は聞こえませんで、しっかりした個室でした。 食事処のリクエストが出来るのかは、ちょっと分からないのですが、今回は両方体験出来てラッキーでした。
山女のソテーは、コンソメと白ワインを主体にしたソースに醤油がちょっと入っている感じ?でしょうか。ピンクペッパーがアクセントになっていました。 こういう食べ方もいいものだな〜と感心しました。
お部屋もいつから床暖にしているのか分からないですが、まだ家庭のリビングで床暖が主流じゃない頃、ここに泊まったら感動ものですものね。 私が全く予約を取れなかった10年以上前、競争も激しいのは分かる気がします。
食事も山の幸を純粋、素朴に味わえて、地元のお酒とよく合い、ほっこりと心温まる料理でした。
宿として、チェックインからアウトまで、よく考え抜かれていると思いました。
史家さんが書かれてるように、夕食の雰囲気などは 船山温泉にやっぱりなんとなく似ていますね〜 (って、岩の湯さんを意識したのは、船山温泉だったっけ?^^;)
みみんさんの最後の感想がすごく興味深かったです!
>私は、一度泊まればいいかな、という感じです
このコメントに 「うわぁ〜正直な人だわ〜 でも解るぅ〜」って
良い宿だと思うし、決して悪くない、どっちかと聞かれたら、良かった!方が上。
・・・でもね、また絶対に行きたいか?ってなると話は別なのよね^^;
温泉宿の記録や感想 たくさんのブロガーさんが書いているけど みみんさんのような素直な?感想が私は好き♪
なんでもかんでも「良かったーー」だけじゃつまんない(笑)
「うっすいよねーーーあの珈琲 粉が少な過ぎだよねーーー」ってね(笑)
某旅館のモデルの一つ?
甲斐南部の宿に一人で宿泊した時、午後のまだ陽のある時間帯にろくに湯にも浸からず館長に取材したのですが、「モデル旅館ってあるの?」って聞いたら、二つの宿の名前が出てきて、うち一つが「岩の湯」でした。
山の宿という同じコンセプトの食事で参考になった部分が大きいそうです。 その上で、自分とこを如何に宿泊価格を押さえるかっていう悩みの部分で、自分が理系出身なのが大いに役立ったそうです。
私は「岩の湯」については長年の謎でした。
「モデル旅館の岩の湯ってどんな宿なんだろう。知る為には行くしかないのかなぁ。行けるかなぁ」って思ってたのですが、今回のみみんさんの記事で行く必要がなくなりました。 これって悪い意味じゃないですからねっ。遠いのと、価格的にちょっと行けないです。モデル旅館なので、モデル旅館に行くより、モデル化した甲斐南部宿で充分さ〜って思ったの。
でもこれまで霧のベールに包まれていた全貌が陽のもとに曝されて得心しました。
素直な感想。本当に書いて良いか、すごく悩むところです〜。
結論としては悪い所は、まったく無いのです。むしろ素晴らしい宿なのです。 でも、単に今の自分が求める宿ではないんだ、ということを書き記しておきたかったのです。 もしかしたら、何年後かに趣向が変わって、ハマるかもしれないですし。
昔から、ひねくれた奴なんですよ〜私(苦笑)
http://paochin.blog.fc2.com/blog-entry-40.html
/ イf它メミー- < _ く ̄\
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1) 一流半を一流に変えるには?
企業からはそういう悩みをよく聞くが、具体的な解決策はあまり耳にしない。結局、多くの企業で「営業個人の頑張り」に頼っているのが現状だろう。しかしアスクラボ社長、川嶋謙氏はこう語る。
「提案力の低さと言うと、社員の個人能力に問題があるように見えるが、実はそうではない。根本の問題は会社内。つまりスタッフ間の情報共有や信頼関係にあった。」
川嶋氏によると、スタッフの社歴と企業の業績には密接な関連があると言う。
「そういう会社を見ると、急成長はするけど、ダウンもまた激しいところが多い。社員の出入りが激しいと、お客様が離れるのも早いのが現状ではないでしょうか?
例えば地方の優良企業、300人規模で40億円の利益を上げるような会社。しかもそれを1年、2年ではなくて、長い間利益を上げている会社には、社歴の長い人材が多いし、会社とスタッフの間に信頼関係がある。」
社員に不満を持つ経営者がいたとしても、社会通念から言って簡単にクビにできないし、上司が嫌でもすぐには変わらない。多くの企業では不満や不安を抱えた活動を余儀なくされている。そして、そこから耐え切れなくなった人材が、会社を辞める。
企業は、社員の多くを営業成績や短期のノルマなど、数字で管理しているが、それでは個人能力の差やダメな部分が目に付くだけだと川嶋氏は続ける。
「個人ではダメだけど、数人で力を合わせれば出来る人間というのは必ずいます。むしろそちらの方が多いのではないでしょうか? 『PROナビ』は数値に表れない社員の能力、財産を探すことに注力しています。実際に力を合わせると言っても、『どこの誰が力を合わせるのか?』、『どういう能力を足しあうのか?』という問題が出てくる。それを解決するのです」
個人としてのスキルと組織としてのスキル。その両方が成り立ってこそお客様は企業を判断しているという考えがベースとなっている。
「僕はライバル企業の情報を仲間に伝えることも、会社の業績を上げる一つの要素だと思っていますよ。しかし、その貢献っていうのは数字には出ない。優秀な営業が一人で売り上げを伸ばしていると感じる方も多いですが、それは錯覚です。例えば、お客さんは企業のイメージ、電話の対応、技術への信頼性など、全体を通して判断する。営業は窓口だけど、窓口だけの力だけじゃない」
しかし、実際に「売れる営業」と「売れない営業」というものは存在する。
「その違いの多くは、実は内部人脈なのです。一見して『出来る』と感じる人間は、会社の中で相談し、知恵をもらっていることが多い。技術に同じ質問をしても『出来ない』と思われている営業と『出来る』と思われている人間では対応が違っている」
「一口に提案営業と言っても、多くのプロセスがある。たとえば、『クライアントにどういう問題があるのか?』という、課題をつかむ段階。現場を調査し、問題の原因を追究する段階。そしてアイデアがあって、解決策があり、見積もりが作られる。それぞれのプロセスに必要なスキルがある」
http://special.nikkeibp.co.jp/ts/article/a00b/104904/
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2) 岩の湯のオーナーは演出とハロー効果を利用した洗脳法の達人だった
ハロー効果,光背効果ともいう。人がもっているある特徴を評価する場合に,その人についての一般的印象やその人のもつ他の特徴によって,その評価が影響を受けやすい傾向をさす。たとえば,ある生徒の性格を評価するとき,その生徒が成績がよい場合には性格まで高く評価するということが起りやすい。
人事考課にあたって、その人物の特定の印象が強すぎて、他の特性が見失われることをいう。
後光効果,ハロー効果ともいう。他者がある側面で望ましい特徴をもっていると,その評価を当該人物に対する全体的評価にまで広げてしまう傾向。たとえば,教師が生徒を見る場合,成績の良い生徒は性格面や行動面でも肯定的に評価されがちであるのに対して,成績の悪い生徒はすべての面で問題があるかのように見られやすい。面接などの人物評価に際しては,評価者はこうした認知の歪みに十分な注意を払う必要がある。
http://leadershipinsight.jp/dictionary/words/halo_effect.html
すべてを口からでまかせのウソで塗り固めてもすぐ見破れらます。
怪しい商売をしている人は意外にも人気者です。本物の詐欺師は最高の笑顔を作り面白いトークで気分を盛り上げます。また、詐欺師本人も詐欺だと自覚していることは少なく、自分ではまともな商売だと信じています。その純粋な熱意と笑顔に人は酔うわけです。
体験談(success story technique)
マスメディアの威力(decor)
専門家の権威(halo effects)
カリスマ性(charisma)
集団同調(confederate effects; conformity)
友達の友達は友達(balance theory; theory of cognitive dissonance)
1.返報性…恩を受けると、その分、お返ししなければならない気分になる
2.コミットメントと一貫性…一度はまると、それを取り戻そうとして引き返せなくなる。一度引き受けると次回から断りにくくなる
3.社会的証明…多くの人がしていることは無批判に正しいと思ってしまう。多数派に影響される
4.好意…相手に好意を示されると頼みを受けてしまいがちである。友人の言うことは信用しやすい
5.権威…権威のある人の言うことは信じやすくなる
6.希少性…手に入れにくいものは興奮を引き起こし、判断力を鈍らせる
以上、インチキ医療、健康商法、自己啓発、セミナー関連の分野の宣伝でよく使われていると思われる手法をピックアップしました。以下の項目は、上記の項目とは反対に、説得される側の要因です。
被操作性・被説得性
これは訓練することが難しいものです。しかし、誰にでもできるだまされないための方法はあります。それは知識をたくわえることです。その際、自分にとって都合の良い知識だけではなく、都合の悪い知識も意識して集めることが大事です。自分の夢を壊されるような情報や期待を裏切る情報には目をそむけたがる人がいますが、それは現実逃避であり「だましてください」と言っているようなものです。
http://www13.plala.or.jp/socialanimal/reverse/reverse_index.htm
騙されやすい人
・想像力
・攻撃性
・権威主義
・仲間主義
・知的水準
・性差
・年齢差
{ `¨⌒}
3) 今のネット時代ではアホを上手く洗脳すれば、自分で勝手に宣伝してくれる
仙仁温泉は以前から行きたいと思い、実際訪れた複数の知人はみないいところであったと言っています。本当にそうなのだろうと私も思います。
あえて書けば、私はネット上で仙仁温泉に関わる記事を見るにつけ、勘ぐりたくなるのです。もしもこれが間違いであればすまないことです。が、一つ気づいたことは仙仁温泉のHPというのはないのではないか、と。その一方で仙仁温泉を訪れたという人の紹介記事は多く、それらはいろいろな角度から仙仁温泉を賞賛している。しかも、それらの記事はレイアウトや最初の画面の開き方、ディスプレイなど、ただの客が作ったとは思えないほど凝ったもので、館内や温泉の写真にしても、本当にこれは訪れた人が撮ったものだろうか、と疑問に思うものばかり。
要するに私が言いたいのは、仙仁温泉はHPを作らぬ一方、客を装って宣伝をしているのではないか、ということなのです。 予約がとれない、日本一予約が取りにくい宿、というのも、宿が自己演出したキャッチフレーズではないか。現に、私の知人達は一ヶ月以内でちゃんと予約を取っています。これは二度にわたって。
もちろん本来仙仁温泉は悪いところではないでしょう。しかし、ネットを巧みに操作し、宣伝をしているのではないかと思うのだが、これは私の穿ち過ぎでしょうか?
http://onsen.nifty.com/cs/kuchikomi/onsen_255/list/aid_onsen005201/1.htm
17 :名無しさん@いい湯だな:2011/02/03(木) 22:24:40 ID:IskFRgyKO
ここは良かったと思えた宿ってどこですか?
21 :名無しさん@いい湯だな:2011/02/04(金) 23:11:27 ID:yItcgd7YO
逆に二度と行きたくないのは
ニフティを見ていたら、峨々温泉の点数がめちゃくちゃ下がってるのね。
160 :名無しさん@いい湯だな:2011/08/30(火) 22:10:03.58 ID:DePoXSriO
秘湯の宿の中でも、際立って峩々のニフティ評価が低いもんな
まさに思う壷
峩々温泉そんなにひどいの?
ブログ見るとボランティアやチャリティボックスもがんばってるし
169 :名無しさん@いい湯だな:2011/09/05(月) 13:49:09.35 ID:j8NV1wac0
峩々温泉
前に一度行っただけだから、大きな事は言えないんだけど、
確かに、ニフのクチコミに関しては、怪しいのもあるけどね。
150 :名無しさん@いい湯だな:2011/08/20(土) 12:24:09.34 ID:o6sr4R4GO
岩手スレだと夏油がかなり酷いみたいだね
241 :名無しさん@いい湯だな:2011/10/05(水) 07:31:45.28 ID:FaaaBwR2O
峩々のことが書いてあるが、逆に仙仁温泉岩の湯のニフティ口コミもおかしいぞ
秘湯の会で口コミにしろ広告にしろ、胡散臭いネット頼りの宣伝は気に喰わない
自分は、満室で断られるのが嫌いなので、一度もトライしてない。
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/onsen/1294652721/l50
まあ、岩の湯が素晴らしい旅館だというのはすべての人が認める所で、ネットで下記の様なやらせまでやっているとは到底思えません。 しかし、ネット上に溢れた岩の湯の熱狂的な称賛記事ばかり読んで、一度潜在意識の中に刷り込まれてしまうと もう客観的な評価ができなくなってしまうのですね:
価格比較サイト大手のカカクコム(本社・東京都渋谷区、田中実社長)が運営する人気グルメサイト「食べログ」で、飲食店から金銭を受け取って好意的な口コミを書き込み、ランキングの順位を押し上げる「やらせ業者」が活動していることが分かった。
同社では業者に不正行為の停止を要請するとともに、法的措置を検討。口コミ投稿の監視などで不正を排除する方針だが、根本的な解決は難しく、ネットにおける口コミや商品レビューそのものの信頼性が揺らぐ事態となりそうだ。
「食べログへ好意的な口コミを多数書き込んでランキング順位を上げる」
といった営業を受けたという通報が、昨年1月に飲食店からあったという。同社の調査では、業者は39社に上る。なお、価格比較サイト「価格.com」で同様の業者が横行している可能性について、本紙の質問に同社は回答していない。
同社では、業者に「やらせ」の中止を要請、応じない場合は法的措置も検討するという。また、「価格.com」開設時から行っている口コミ投稿の全件監視により、不自然な口コミを特定し、削除する方針。さらに、恣意的なランキング操作を防ぐため、ランキングの仕組みを変更するとしている。
ただ、こうした対応ではやらせを完全に防ぐのは難しく、やらせとは判別しにくい内容で投稿するなど、業者がより巧妙な手段を使う可能性も高い。「食べログ」のアカウント取得条件を厳しくするといった対策は、投稿数の減少につながるため、導入しにくいとみられる。同社ではこうした対策の導入可否について、本紙の質問に回答していない。
口コミを利用したやらせに違法性はあるのだろうか。消費者庁では昨年10月、口コミ情報を自ら、もしくは第三者に依頼して掲載する際に「著しく優良または有利であると一般消費者に誤認されるものである場合には、景品表示法上の不当表示として問題となる」との見解を発表している。
これは、例えば実際には地鶏を使っていないのに「地鶏がおいしかった」と書きこむなど、事実とは違う内容の口コミが不当表示にあたるというものだ。ただ、「とてもおいしい」というような投稿はあくまで「感想」であるため、取り締まることはできない。
消費者庁表示対策課では、今回の「食べログ」問題について、「優良誤認させる口コミがあったとすれば問題になる」とする。つまり、やらせ自体が景表法違反となるわけではなく、口コミの内容如何というわけだ。
また、高い点数を付けてランキングの順位を操作した件については「ランキングを作っているのは事業者(飲食店)ではなくカカクコムであるほか、点数が示すものがはっきりしないため、問題とするのは難しい」(表示対策課)。店に付けられる点数が「料理の味」なのか「(価格や量などの)サービス」なのかが切り分けられず、「優良誤認」と「有利誤認」のどちらにあたるかも判別しにくいためだ。
現状では今回のようなやらせの口コミや、広告と消費者に知らせず、口コミにみせかける「ステルスマーケティング」を取り締まるのは難しい。
とはいえ、こうしたやらせが横行すれば、消費者の口コミへの信頼は大きく低下するだけに、各事業者には、口コミの透明性確保のための対策が求められる。
http://www.tsuhanshinbun.com/archive/2012/01/post-1029.html
月間10万円…やらせ業者が「食べログ」ランキング操作
一般の利用客による採点システムが看板の人気飲食店ランキングサイト「食べログ」で、飲食店側から金で順位上昇を請け負った「やらせ業者」によってランキングが操作されている事例があることが4日、分かった。実際に食べた人の感想がわかる“口コミ”ランキングは、同サイトが店選びの指標として掲げてきた大黒柱。信頼性を揺るがす事態に、食べログ側も、やらせ業者に対して法的措置を検討している。
食べログに現在登録されている飲食店は全国約67万店。昨年11月の月間利用者数は前年同月と比べ約4割増の3201万人にのぼり、業界首位に成長した。影響力は大きく、ランク一つで“繁盛店”になる場合もある。
やらせ業者は、店舗を個別に訪問して勧誘。運営会社のカカクコム(東京)に把握されないように、好意的な口コミを投稿するほか、ページへのアクセス増加などで、人気店であるかのように見せかけるという。
実際に業者の訪問を受けた東京都内の店舗は、IT関連企業の営業マンを名乗る背広姿の若い男性に「食べログの点数を上げる裏技のご提案です。食べログからは非公認のサービスとなります」と切り出された。
男性はさらに、店舗側の意向を反映したやらせ「口コミ」を毎月5件ずつ投稿すると持ちかけた。報酬は月間約10万円。男性は「依頼を受けた店舗の点数を確実に上げる」と強調した。
食べログでは本来、サイトに登録した一般利用者が実際に足を運んだ飲食店を5点満点で採点。その点数を独自の方法で集計した数値が「店の点数」として明記され、サイトの閲覧者が店選びの参考として利用する。ただ登録さえすれば誰でも投稿できるため、業者に悪用されたとみられる。
カカクコムは現時点でやらせ業者39社を特定。サイト内の監視を強めるなど、対策強化に乗り出した。
最近になって、サイト内の運営ポリシーのコーナーに「不正業者が存在することを確認しております」と掲載。ただ検索結果など閲覧者の目に付きやすい場所では、やらせ業者への注意喚起を行っていない。
カカクコムの田中実社長は「不正業者の業務停止を求めて提訴するなど断固とした措置をとりたい」としているが、サイトの影響力が続く限り、波紋は広がりそうだ。
▽食べログ 05年3月にサービス開始。料理のジャンルや地域などのキーワードで検索すると、「点数順」「人気順」「最近の注目順」で店舗のランキングを紹介する。口コミの採点は、「料理・味」「サービス」「雰囲気」「CP(コストパフォーマンス)」「酒・ドリンク」の5項目で評価される。
▼元検事の落合洋司弁護士 食べログは飲食店の利用者が感想を書き込むことで成り立ち、店に対する評価の信頼性が維持されている。いわゆるサクラが対価を受け取り、店にも行かずにその評価を組織的に上げるビジネスモデルなのであれば、データの信頼性を損なわせるため、運営会社に対する偽計業務妨害罪に問われる可能性がある。
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/01/05/kiji/K20120105002367020.html
/ / イf它メミー- ヽ
また、ココは照明を上手に使って明暗を付けて格好よく見せてます。
http://blogs.yahoo.co.jp/yuyunet717/57572566.html
・仙仁温泉エントランス
1.1 アジアのリゾートアイランド
バリ島、ランカウイ島、セブ島、マウイ島…南アジアには世界中の人が年間を通して集まるリゾートアイランドが点在する。なぜ日本に、例えばバリ島のようなリゾートがないのか、といつも思っていた。バリ島は緑と水が豊かで、そこは日本に似ている。
しかし、どのリゾートも常夏である。ホテルはどこも開放的な作りで、池やテラス、プールがいたるところにあり、散策する小道がホテル内を張り巡らしている。朝食用には屋外に開放されたテラスのスペースが必ずある。プールを取り囲むチェアで寝そべって思い思いにくつろいでいる。
・バリ島
・セブ島
そんな中で、仙仁温泉は、バリ島のリゾートコンセプトを日本文化と融合させて独自のリゾートを作ろうとしているのではないだろうかと直感的に思った。
第一の理由は貸し切り露天風呂である。宿は川沿いの崖にそって、斜め上方向に建物が上がっているが、その一番上に3つの貸し切り風呂がある。この空間は日本風とはいえない独特の雰囲気がある。この空間に足を踏み入れたとたん、「これはバリ島だ」と直感した。重厚な石や木をふんだんに使った湯船、灯籠などがバリ島のテイストに似ている。
・風姿の湯
ここはバリ島ではない、しかし、バリテイストをさりげなく融合させ独特の仙仁テイストを出している。日本でもリゾートは可能なのだと勇気づけられる。
1.2 岩風呂
冬でも海外リゾートのように長時間、くつろげる場所がないものだろうか、という観点での一つの解が岩風呂である。あろうことか、温度が34度でいつまでもくつろげる温度である。これ以上暑ければ、長くは居られない。低ければ風邪を引きかねない。多少肌寒く感じる時がある。すると、所々に源泉を加温したお湯が少しずつ出ていて、そこに浸っていれば軽く1時間は長居することが出来る。積極的に暖まりたいときには、暖かい湯の満たされた、やや深い湯船が岩風呂の入り口にある。その内湯の中にはさらに暑い湯船も用意されている。そこを行き来していればよい。
・岩風呂
・岩風呂
・岩風呂の中にある滝
・岩風呂に入る前の風呂
しかし、ここでは冬でも(赤道直下の海水のような)中温のお湯を長時間楽しむことが出来る。海外では一年中できることを、ここでは岩風呂の中で実現していると言えるのではないか。それが、どれほどありがたいという訳では確かにない。しかし、年間を通してくつろげるポイントの一つである。
岩風呂をバリ島にする訳にはいかないが、年間を通して長時間くつろげる「水空間」は貴重である。リゾートアイランドでくつろげば「熱帯魚」になった気分になるが、岩の湯にいればなんとなく「サンショウウオ」になった気分になるのである。
・カンボジア/シュムリアップのホテルで水になじんで魚になる
http://onsen6688.blog.fc2.com/blog-entry-7.html
1.3 空間構成
話を入館時にさかのぼる。駐車場から橋を渡る。これにより現実から非日常空間に迷い込ませようとする。橋の下が川であることが重要である。
向こう岸はあの世ではないが、川を隔てて橋を渡ることで区切りをつけさせられる。橋を渡りながら、緑の茂みに分け入ってゆくことにより期待感が高まる。
館内に入ると(言葉では言われないが、雰囲気を感じると)「あなたはここで自由だ」と心に宣言される。あなたがこのリゾートでくつろぎたいこと、やりたいことをゆるやかに自分の意思で行える。そのために設計された館内の空間構成がすばらしい。水、植栽、くつろぎスペース、部屋に分けられる。宿泊者が自由になるためのこれらのインフラが、コンパクトな館内空間にインストールされ、特に、パブリックスペースが充実している。
水について
宿の横には川が流れ、ロビーの周りには池、小さな噴水、滝が配置され、しっくりとまとめられている。
・ロビー横の小滝
・ロビー横の象徴的な小池
・館内の水盆
・水盆のアップ
・水盆
対して、南アジアのリゾートアイランドは開放的できらびやかである。常夏の利点を生かして花がふんだんに使われている。心を「外に開放したい」ときには海外へ。
・バリ島の鯉
・カンボジア/シュムリアップの庭
・バリ島の噴水
・バリ島の噴水
・カンボジア/シュムリアップの噴水
・カンボジア/シュムリアップの花盆
・セブ島のロビーにて
・ランカウイ島のスパにて
・アップすると人工的だが美しい
仙仁温泉では屋外や通路のいたるところに植物の植えられた鉢があり、控えめな花と植物を盛り込んだ生け花が要所に配置されている。植栽ではないが、冬には干し柿が吊るされる。屋外の植栽は自然と一体に、屋内の花は花自身が出しゃばらず、むしろ緑の葉に囲まれている。
・屋内の生け花
・屋内の生け花
・屋外の鉢
・通路の脇の野草
・屋外の鉢(冬)
・吊るされた干し柿(冬)
南アジアのリゾートではすべてが人工的でカラフルである。これは風土に根ざしたものであってその地ではこれがよい。逆に、盆栽は似合わない。
・ロビーの花
・カンボジア/シュムリアップのホテル
・バリ島のハス
・カンボジア/シュムリアップのハス
・バリ島のホテルにて
散策路について
・一服するか
南アジアのリゾートでは散策路が石畳か舗装されている
・ランカウイ島:植物の勢いが強くて、石畳でなければ道はなくなるだろう
・カンボジア/シュムリアップ
・セブ島:開放的でヤシが特長
動物たちについて
・トカゲ(ランカウイ島):80cmほどの巨大な御仁(プールの横を悠然と歩かれていたが、人畜に害はない)
・ヤモリ(カンボジア国籍):数cmの小さなものでとてもかわいい、夜間外出型で数が多い
・蝶(カンボジア国籍):スジグロカバマダラ(日本にも飛んで来る)
屋内について
・バリ島をイメージさせる(横には同じくバリ風の東屋もあるが写真では見えない)
・書斎は多いが、屋外開放型はめずらしい
・セブ島の部屋のリビング
・バリ島:道も灯籠も石造り、仙仁温泉の露天風呂にも石が多く使われている
・伊勢エビ(ランカウイ島):巨大であった
館内で同宿の人や宿の人にはあまり会わない。宿の人で出会うと何かのタイミングでこちらの気持ちに呼応するように、声をかけられる時があるが、会話は静かに終わる。ホスピタリテイについては次節で述べるが、ホスピタリテイと空間は一体のものである。空間は語りかけず、こちら側が一方的に感じるだけである。人は語りかけ、インタラクテイブである。両者が一体となって、この宿の特殊なアタマスフェア(雰囲気)を作っている。空間とホスピタリテイを一体的に表す日本語はまだない。あえて言えば「外部環境とのインタラクション」だろうか、もっといい言葉(概念)があっていい。
宿泊者は自由
享楽的なことはすべて排除する。従業員はなるべく表に出ず、裏方に徹する。それゆえ、宿泊者は自由なのである。
http://onsen6688.blog.fc2.com/blog-entry-8.html
昔、旅館には(通路の横部屋などに)卓球台があったし、映画にも出てくる。なんと今時、レトロなスタイルだなと思ったが、この卓球台は屋外にある。しかも川の傍らでにある。卓球の玉が川に落ちてしまうのにな、と不思議に思った。
そのうち、「卓球楽しみ人」が帰って行った。その帰り先は自分たちの宿であった。卓球台に近づいてみると、ラケットと玉が無造作においてある。せっかくだからやってみた。
そして驚いた。玉がはねない。卓球台の上にはラバーが張ってあったのである。はねないので楽に返せる。玉は落ちても台のすぐそばに落ちて、川の方に飛んで行かない。それで、二人でしばらく遊んでしまった。汗までかいて。
負けました。こんなことをさせて、二人の距離を短くする仕掛けがあったとは。そういえば、岩風呂の滝の奥もそのような意図だったのかもしれない。恐るべし、空間設計者のたくらみ。空間設計者は時間の過ごし方だけでなく、さらに、人の心理的距離も設計していたといえば言い過ぎだろうか。
日本人は相手の気持ちを推し量る文化がある。我田引水ではない。これはグローバルな経済競争では弱点になることがある。しかし、共生する社会ではとても重要なことである。ただ、実際はなかなか出来ないことである(逆に推しはかってほしい、という甘えもあって難しい)。海外から日本に来て駐在している人々から、日本人のよいところとして「相手を思う文化」「控え目をよしとする文化」を指摘されることがある。海外の一流ホテルのホスピタリテイにもこれがある。仙仁温泉で体験した「相手を思う文化」の例を紹介したい。
帰り際
ホスピタリテイとは
1.5 おわりに
ここまでくると、「仙仁温泉・岩の湯」はバリ島を実現したかったのではなく、日本独自の新しいコンセプトの宿、「ホスピタリテイベースの個人のための時空間」を提供しようとしていることに気づく。それを実現するためのインフラ空間をふんだんに配置し、従業員は極力表に出ない。例えば、海外のリゾートでは、大抵、植栽をH入れする人が日中働いている。しかし、ここで会うことはない。宿泊者を誰にも邪魔されずに自由にさせることに徹しているのである。あくまで宿泊者自身が主役なのである。
他の旅館やホテルに宿泊したときに、「仙仁温泉」テイストを感じるようになったことに気づいた。宿の人に「仙仁温泉のようですね」と言うと「にやっ」とされる。名の知れた温泉地の大規模旅館には、マンション風の廊下と部屋が合理的に配置されたビルもある。帰り際の「お見送り」についても従業員の対応には心なしか「マニュアル」に感じることもある。気持ちをこめた方ももちろん多く居るのだが、やはりコミュニケーションの密度は低く感じる。しかし、「仙仁温泉」では、ぬるめの岩風呂、川、人など、そこに与えられた経営資源を生かし、宿泊者に忘れ得ぬホスピタリテイを心に残してくれる。
これからは「仙仁温泉」をお手本にした旅館がさらに増えてゆくのではないだろうか。日本のいたるところで「その地域の特長/特色を生かした」「ホスピタリテイ旅館」が次々に誕生することを願っている。観光で国を栄えさせるためではなく、ホスト、ゲストを含めた私たち自身のためにも。
http://onsen6688.blog.fc2.com/blog-entry-9.html
温泉宿ではありがちな、おかみさんが挨拶に来たりしますが この宿はありません。というより必要がないんだと思います。社長の理念を従業員の方々が共有しているので皆さんが、経営者感覚で温泉の主のように
世の中にある業種はほぼ全てと言っていいほどサービス業に分類ができると思っています。(ここは狭義のサービスではなく広義のサービスです)つまり、病院でも、飲食でも、メーカーでも、全ては対顧客がいて、なんらかしらのサービスを与える以上はサービス業なわけです。
そういう意味でもお金を払う人が最終的には“ヒト”である以上は、究極的には良いサービスが必要であり、
ということで、この温泉宿は経営の真髄と言うかサービスの真意の塊のようなものがあるので研究する価値があるなと思っています。まぁ最終的には経営者の器なんだろうなとは思います。
ひとつ技術的な部分でいいなと感じたことは以下です。
そして食事時に、担当の女性が、とうもろこしの話が出たときに「あのとうもろこしは、○○で、、、」と言っていました。
その時、あれ、と思いなんで知ってるんだろと。
同じ人と話している感じで全員が、お客さんの流れのようなものを把握しているんです。
簡単に考えれば、打合せして話を統一させておけばいいんでしょ、、
そして、チェックイン時に台帳に名前を書いていると書き終えたときに、近くにいた掃除をしていたような
従業員の方の動きが、全てはお客さんの求めていること自体が私たちの仕事、、というような感じで。
お土産売場の人も単なる売り子ではなく、接客担当であり、喫茶店の担当も喫茶担当ではなく総合的にお客さんの担当であり、今はお茶でおもてなしている時間という感じだったり。。。
http://takatoshix.exblog.jp/11213460/
周囲の自然環境を壊さず、それでいて上手く取りこむ雰囲気、これは秀逸です。館内、敷地内にあるチェアやソファなどは一歩間違えれば空間をぶち壊しますが、ここでは、全てが一つの空間として出来上がっています。「岩の湯」、一言で言えば隙の無い宿ですね。「あせび野」で感じたのは研究され計算された隙のなさでしたが、「岩の湯」で感じたのは現場で培われた隙のなさ。
とにかくホスピタリティが徹底されています。気持ちの良い接客、マニュアル通りでなく、臨機応変に、宿の従業員それぞれが、それぞれにもてなそうとする気持ちが伝わってくるんです。
例えば予約が取れない場合でも不快ではなく「また電話をかけてみよう」と思わせるような応対。
宿への到着時は玄関前で必ず迎えてくれて、荷物を運んでくれてフロント、ラウンジへ案内。館内の案内、客室の説明なども丁寧でありながらも親しみのあるもので、とても好感が持てました。
とにかく滞在中は接客面で不満に感じるような部分は無く、宿泊客としてとても気持ち良い時を過ごすことができたと言えます。従業員の教育、と言うよりはお客をもてなし、何を望んでいるのかを理解する姿勢が徹底されていると感じました。かといって決して行き過ぎたことは無く、宿泊客が不自由なく自分の時間をゆっくりと過ごせ空間が演出されていてて従業員はあくまでそのサポート、その対応ぶりは素晴らしいの一言でした。
最低の宿泊料金でも一人二万円以上と決して安くはありません。しかしながらホスピタリティが徹底された接客に、充実した設備と居心地の良い空間、そして他には無い洞窟風呂や貸切風呂、更には山の幸をふんだんに使った季節感ある料理など、その料金すらも安く思える魅力がこの宿にはあると思えます。
至福の時間を過ごせる温泉宿、予約さえ取れれば絶対のおすすめです。この様に書くと、改めて予約が取れない点も頷けます。思わず来年の春と夏頃に予約をしてしまいました・・・。
http://www.tabier.com/yad/iwanoyu.shtml
長野はこの時期、よく夕立が降るんですけど、この日も夕立がすごくて。駐車場に入るとちゃんと傘を持ったお迎えの人が来て、案内してくれました。玄関は駐車場から橋を渡った所にあって、イメージとしては高級料亭みたいな?中は日本の古い洋館のような感じで、古いけどよく手入れが行き届いていて、いい雰囲気。あちこちに野の花が活けられて、お香がたかれていて・・・。喫茶室にまず通され、栗羊羹とお抹茶で一息。宿泊カードに記入して、お部屋に案内されました。
お部屋は十畳の普通の温泉宿と変わらないような造り。お茶のセットとお茶菓子が置いてあって・・・この辺までは、よくあること。ここからが、この宿の人気の秘密であろうというおもてなし。
朝取りのトウモロコシを茹でたもの、自家製のセロリの粕漬けが出され、なにより感動したのは、ちゃんと沸かした麦茶が冷蔵庫に用意されていたこと。グラスもちゃんと冷やしてあって。暑い日の冷えた麦茶は最高!さらにさらに、浴衣は今日の分と、明日の朝用にと2枚用意されていて、(スリッパではなく草履なので)まっさらの足袋風靴下も。いたれりつくせりで、浴衣に着替えてさっそく噂の洞窟風呂へ。
洞窟風呂のお湯は人肌くらいの温度で、入った時は「ちょっと冷たい」というのが正直なところ。ただ、洞窟全体が暖まっているので、長く入っているほど気持ちがいい。洞窟の距離は30m位でそんなに長くはないんだけど、なにせ洞窟なんで、バスタオル1枚で進んでいくのは、かなりドキドキ。(^^; 滑ったら痛いだろうななんて考えつつ進むと、すぐ源泉が流れ落ちてくる滝につきあたりました。いちばん源泉に近い場所で、のんびりお湯につかって。あぁ、しあわせ。
昔は、この温泉も大衆宿みたいな感じで、日帰り客や団体客も取っていたらしいです。こんな高級宿に変わったのは、ここ十数年のことらしい。地元民からは、かなりブーイングもあったみたいです。でも、この温度を堪能するには、じっくりのんびりつかっていないと。大勢の人がわやわや来たら、ただの洞窟見物で終わっちゃうんだろうな・・・。
部屋に戻ると、もちろんお布団が敷いてありまして。
ちょうど洞窟風呂が女性専用の時間だったので、ねーちんだけでお風呂へ行くことに。あれだけの量を食べて、すぐにお風呂へ入ろうって強者はさすがにいないらしく、洞窟風呂貸し切り状態。(≧▽≦)お風呂に入ってみると・・・おや、ここも。ちゃんと掃除して湯桶もきれいに並んでる。さっき、みんなが使ったはずなのに。
気持ちいいなぁ。きれいだと。脱衣所のほうで物音がして、あぁ誰か入ってきたんだと思ったら、仲居さんがちゃっちゃっと洗面台や使ったタオルを片付けて出ていった。ちょこちょこ人がいない時を見計らって、お掃除してるんだ・・・。
予約が取りにくくても、ちょっと値段が高めでも、人が集まるわけです。これだけやってもらってれば、又来たくなりますって。
チェックアウト
お給料もらってやっているとはいえ、ほんと頭が下がります。従業員教育もしっかりやってはいるんだろうけど、みんなこの仕事にプライドをもってやってるんだろうな・・・と思いました。
高級感漂う宿ですが、子連れのお客さんや、年輩のおばちゃんの集団(?)もいましたし、客層は普通の温泉とそうは変わりませんでした。宿の方に聞いたら、赤ちゃん連れでももちろんOKだそうで、ただ、団体客は取っていないそうです。長野で優雅な休日を過ごしてみたい方はぜひどうぞ。予約は11ヶ月前じゃないとダメですが・・・。(^^;
http://www003.upp.so-net.ne.jp/koko/ti-ta/johou/senionsen.html
何がすごいかというと、僕が宿のスタッフさんと話した内容は、ほぼ周知され、その内容にそって僕が喜ぶであろう事を、全てのスタッフが考え、実行してくれる点だ。ここでは書くことをはばかられる、スペシャルな出来事もあり・・全てのスタッフがお客さんを喜ばせることを第一に考えていることがひしひしと伝わってくるのだ。
いいお宿とは、色々な意味で「もてなしの心」がある宿だと言い切って良いと思うが、岩の湯は、接客にそれが現れるため、どのような「もてなし」を感じられるか、予測不可能。だから再び岩の湯に行って、「今回はカクカクシカジカで来たんです」とスタッフに説明して「もてなし」てもらい、新たな驚きと感動を味わいたいと思うのである。そのために必要なことは最低半年位前には予約の電話を済ますこと。僕の友人も、4月前に予約の電話をし、11月に予約を取っていた(それまでいい日が無かった)。おそるべし。
ちなみに仙仁温泉岩の湯、公式ホームページがありません。。すべて口コミ。お客さんの質も安定するわけですね・・素晴らしい。
http://kty1.blog135.fc2.com/blog-entry-38.html
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私は、18年程前に岩の湯さんで仲居としてお勤めしておりました。表向きだけではなく、すべてにおいて素晴らしいお宿だったと今でも心に残っております。私にとってとても貴重な日々だったと懐かしく思い口コミしました。
昔は、この温泉も大衆宿みたいな感じで、日帰り客や団体客も取っていたらしいです。こんな高級宿に変わったのは、ここ十数年のことらしい。地元民からは、かなりブーイングもあったみたいです。
日帰り入浴受け付けないのも、予約を取り にくい一因になってるのでしょう。 日帰りを出来るのであれば、こんなにも宿泊客は来ないかも知れないし、日帰り客が来ないからこそ宿泊客が ゆっくりくつろげるので殺到するのかも。
ちなみにこの写真を送ってくれたメル友は、今まで8回 も宿泊した事あるそうです。
仙人温泉『岩の湯』さんとの出会いはとても衝撃的でした。今までいろいろな温泉に行ったことがあるけれども これが”おもてなし”というものなんだ・・・とはじめて感じた宿でもありました。
先代の時代は昔ながらの温泉宿だったと、どこかのコメントで読んだことがあります。
今の息子さんの代になってから この宿はその地位を築き上げた宿であることは間違いないと思います。人によっては昔の気軽さがなくなったと残念に思う方もいらっしゃるようですが、やはり生き残りをかけていくには、他にはないものを追求することは必要ですよね。
日本秘湯を守る会の冊子か何かで読んだのだが、実は息子さんは(といってもかなり先輩になる方)宿を継ぎたくなかったとか。
結局、息子さんは一代決心をして銀行に融資を申し込み、少しずつ、少しずつ今の宿を作り上げていったとか。なので、ここの宿は行く度にあちこち変わっている。こつこつと少しずつ変えていっているようです。行くたびに変化しています。新旧がちゃんと調和しています。
宿全体の雰囲気、従業員の皆さんのおもてなしの心、料理などすべてがパーフェクトに近いと思います。必ず次を予約して帰りたくなる宿です。(次、いつあいてますか?と聞いている方が実に多いです)
今も新しい貸切風呂が出来たりとどんどん進化しているみたいです。
久しぶりに行ってみたいのですが、何しろ予約を取りたくても取りにくい宿なので空いている日に自分たちが都合をつける・・・みたいな宿です。だんだん人気が出てきているのでますますです。くすん。
値段も以前泊まったときより上がっています。それでも人気の宿。すごいです。
そうそう、ここの宿のオーナーは従業員の方を本当に大切にしているのです。年末年始はこの宿はお休み!
素晴らしい!
http://kamefufu.exblog.jp/5317676/
その後の秘湯ブームで来客数が増え、74年には株式会社に組織変更とあわせて新館を建築し客室数を10室に増やした。88年に改装のため営業を一時休止し、89年には客室数19室の現在の岩の湯として全面改装オープン。
92年以降、客室稼働率は90%以上を維持し続け、現在では年商6億円超で客室稼働率も98%以上といわれる。
新世紀への提言 金井 辰巳 (株)仙仁温泉岩の湯代表取締役
株式会社仙仁温泉岩の湯代表取締役。1952年生まれ。大学卒業後、簿記学校、料理専門学校を経て、家業の旅館を継ぐ。89年に仙仁温泉岩の湯として、旅館をリニューアルオープン。家族の労働、女性の労働に頼る旅館経営を改め、社員と企業理念、経営理念、人生の価値観までも共有する経営は、旅館業のあり方に革命をもたらした。岩の湯は、日本の風土にあったサービスの提供が人気を呼び、現在、年間稼働率100%の全国屈指の温泉旅館となった。長野県中小企業家同友会会員。
高度成長期、職域、地域、同好会などの大口団体客で連夜大賑わいを見せていた全国の著名温泉地が今、軒並み不況に苦しんでいる。不振打開の糸口さえつかめない状態である。ところが、満足度で全国トップを維持し、年間を通じて稼働率一〇〇%の温泉旅館が信州にはある。須坂市の仙仁温泉岩の湯がそれだ。
ホームページすら開設していない山の中の一軒宿が、なぜこれほど支持を集めているのだろうか。金井辰巳社長に、今の時代のニーズとは何か、岩の湯はこれにどう応えるのかお聞きした。
戦略のない個人の努力は虚しい
― 秘湯ブームとはいえ、山の中の一軒宿が繁盛するには、それなりの理由があったと思います。今の岩の湯をつくる契機となったのは、何だったのでしょう。
金井 私の父はもともと群馬で八百屋をやっていました。ここを創業したのは昭和三十四年、私が七歳の時です。少年時代から旅館業を見てきましたが、当時は高度成長期で、人の目は熱海や登別など大規模な温泉地に向いており、山の宿などにお客さまは来ませんでした。家業が八百屋ならば、お金はなくとも家族の時間はあった。しかし旅館業は朝早く、夜遅い。だから、お金もなければ家庭もない。苦労しても報われないのが旅館業でした。
― では、金井さんご自身は当時家業を継ぐ気はなかったのですか。
金井 ええ。父も違う仕事を探せと言いました。しかし、第一次石油ショックで日本経済が低成長期に入ると、秘湯ブームが起こりました。私どもにもお客さまが来てくれるようになったのです。大学生だった私は、働き詰めの両親を見かね、卒業後簿記学校に通い、料理学校に通い、家業を継ぐことにしました。
― すでに苦労は報われる時代になっていたのでしょうか。
金井 いえいえ。昭和五十三年、やまびこ国体の年に、母が過労で倒れ入院しました。明るくて働き者だった母が危篤になり、私は旅館という商売とは一体何なのか、仕事とは何なのか、人生とは何なのかを初めて真剣に問いました。
― その時、金井さんが掴んだものは何だったのでしょう。
金井 日本の旅館業は女将頼み女性頼みで、しかも薄利多売です。そこから導かれたのは、戦略のない個人の努力は虚しいということ、付加価値のない商売は駄目だということ、そして家業としての旅館業では限界があるということです。ここから私の旅館革命が始まりました。
ふるさとで感じるやすらぎが理想
― 金井さんは岩の湯の付加価値をどう見つけ、戦略として展開していったのですか。
金井 その頃、日本の名旅館と言われていた百軒を訪ね歩きました。訪ねた旅館は建物が立派、料理も立派です。初めの頃は、見るもの聞くもの驚くことばかりでした。
― 何から何までよそが素晴らしく見えたわけですね。
金井 ええ。ところがこちらも次第に目が肥えてきます。自分が求めているのは、単に高級であることではないと分かってきました。
― 答えを見つけるヒントはどこで得たのですか。
金井 由布院でした。周辺は信州の山並みと似ていましたし、これまで見てきた高級旅館とは質の違うよさがそこにありました。素朴でいながらセンスがよいのです。
由布院温泉はその昔、奥別府温泉と呼ばれ、別府温泉の影に隠れた存在でした。町の人はなんとか由布院温泉を売り出そうと、ドイツのバーデンバーデンにモデルを求め、自分たちを取り巻く環境にふさわしいリゾートを自分たちの手でつくり上げてきた歴史があります。
― 今では全国でも屈指の人気を誇る温泉地ですね。
金井 私が捜し求めていたのは、観光地でもなければ、カタカナのリゾートでもない。あえて言うなら「理想土(リゾート)」だったのです。ふるさとの実家にいるような落ち着きややすらぎを提供できる宿であるべきだと考えました。宿のデザインコンセプトもそこにあります。
― しかし、すべてが日本古来の建築ではありませんね。イギリスを思わせるテラスもあれば、バリなど南国を思わせる要素もあり、すべてがうまく溶け込んでいます。
金井 日本の民家をそのまま移築したように旅館をつくるケースも確かにあります。しかし、私の考えは少し違います。伝統文化は大切ですが、骨董品文化ではいけない。現代でも生き生きとして、使い勝手がいい、やすらぎの空間をつくったつもりです。その過程で必要があれば、外国のふるさとを思わせるやすらぎも柔軟に取り入れてきました。
― だからでしょうか。ここで過ごす時間が一つの物語りを紡いでいて、自然と寛げます。
金井 ありがとうございます。温泉宿の理想像を求めていた以前の私は、ないものねだりばかりしていました。伝統もない。金もない。ここは山の斜面ですから、敷地すらない。けれど、ないものばかり勘定したら、何も生まれません。私は「あるもの勘定」を始めました。川があるからこれを生かそう。斜面も生かそう。段差を生かそう。自然に生えている木を生かそう。
金井 素晴らしい眺望もありませんが、これも考えようです。旅館で過ごす時間は夜の方が長いのです。遠くの絶景は夜になると見えません。ならば目の前の木々を夜ライトアップした方が美しい。遠くの絶景より近場の環境です。
― 今では、岩の湯は日本で最も満足度の高い旅館に挙げられています。しかし、リニューアル当初はずいぶんとご苦労されたのではないでしょうか。
金井 旅館の体裁を整えた直後の一年間は、この宿の命運を分けた時期でした。家業としての旅館経営に限界を感じていた私は、専門職や、新人を投入し、新しい旅館経営を目指しました。ところが年長者は派閥をつくり、新人も不満を抱え、組織はバラバラになってしまったのです。辞めていく人間も多数出て、自分の目標に疑問を覚えました。そこで私は社員の信頼が無いサービス業に、お客さまの信頼や、満足を得る道理がないことに気づきました。
― 経営者としての舵取りが問われる場面ですね。金井さんはどうされたのですか。
金井 家族経営が血の関係に頼った経営だとすると、企業経営は経営側と社員は他人の関係、いわば水の関係です。本質的に互いは水の関係であることを理解しなければいけなかったのです。家族における血の代わりになるものは何かといったら、企業理念、経営理念だと思うのです。八ヶ月の間悩み抜いて、今の私どもの理念をつくりました。
― 岩の湯の理念をお教えいただけますか。
金井 企業理念は「我が社は幸せをアートする」です。ここでいう幸せとはお客さまの幸せであり、同時に社員の幸せでもあります。 経営理念は「我々は日本の風土に合った独自固有の理想土文化の創造を企業使命とし、社会に貢献し人格の練磨向上を図り事業の限りない成長と社員の幸福の実現に邁進する」としています。
金井 すべて社員自ら進んでやってくれていることです。私どもでは、企業の理念、経営の理念を社員と共有しているだけでマナー教育をしていませんから。
― それで、あれほど細やかな心遣いができる人間集団ができあがっていくのが不思議です。
金井 企業の理念とは、経営者が本当の自分と対面し、心の湖底から拾い上げた宝石のようなもので、これが社員の携えているそれと共鳴すれば、企業経営はうまくいきます。さらにサービス業では、やはりお客さまが心の底に持っている宝石と、私どものそれとが共鳴することが大切です。
― 一方、経営理念に言う「日本の風土に合った独自固有の理想土」には、どんな想いが込められているのですか。
金井 サービスを構成する要素は、ハードとシステムとマンパワーです。これら三つを貫く思想が存在しなければ、サービス業は成功しません。その点、西洋のサービス業はキリスト教思想の上に成り立っていると私は考えます。リゾートの発想の原型はエデンの園にあり、ホテルに見るように、サービス業は男女の二人組みを前提にしています。キリスト教を日々の信仰として、また文化として背景にもっている人種だから心に響くサービスなのです。これを日本に持ち込んで真似てみても成功しないのは道理です。
金井 はい。日本人の心の奥底には、ふるさとへの回帰本能があり、ふるさとに癒されたいと思っています。そんな機能を、旅館は持つべきだと思うのです。ホスピタリティという言葉がありますが、私は「情け」とあえて言います。日本人が日本の風土の中で何千年にもわたり育んできた「情け」を、ハードとシステムとマンパワーを貫く思想とすれば、お客さまにおのずと癒しを提供できるはずです。
― 癒しという言葉は今、かなり表層的に使われている気もしますが、温泉旅館はもっと精神世界の奥の方の、日本人を日本人たらしめている世界を癒す役割を担っているわけですね。
金井 日本人も日本社会そのものも癒しを必要としている時代です。極論すれば、心の病を患い精神科に行く前段階で、立ち直るきっかけをつくる機能を備えた場があるとすれば、それは旅館だと思うのです。
盆暮れ正月クリスマスは休館日
― まさに金井さんは旅館業界の革命児であったと感じます。しかし、革命を起こすことは経営者にとっては大きな冒険です。不安はなかったのでしょうか。
金井 平成二年のリニューアルオープンにあたって、団体のお客さまはとらない、カラオケもコンパニオンさんも入れない、ゲームコーナーもない宿にしようと誓いました。しかし、当時はお客さまがこれを認めません。オフシーズンの冬場は閑古鳥です。
― 並みの経営者なら、背に腹は代えられないと、団体客をとるところです。
金井 予約の確認で電話があり、カラオケがなければ宴会ができないと、キャンセルするお客さまもいらっしゃいました。でもそこで信念を変えたら、言行不一致です。社員だって信用しなくなります。せっかく理念も固めましたし、自分たちの信念を貫き通しました。それからです。私たちが企業の組織として固まったのは。
― 稼働率が現在のように一〇〇%になったのはいつ頃でしたか。
金井 二年半後の平成五年のことです。そして、私の旅館革命は社員の勤務形態にも及びました。ふつう、旅館の仕事は土日の休みはない。かきいれどきの盆暮れ正月クリスマスの休暇もない。これでは社員が自分の家族と幸せに過ごせません。そこで、お客さんには申し訳ありませんが、盆暮れ正月クリスマスを含め、私どもでは年間二十七日の休館日をいただいております。私は社員に言いました。「こんな山の中の小さな一軒宿で仕事しているんだから、自分たちがいちばん欲しいものを手に入れよう。業界の常識を見るのではなくて、時代が求めているものを提供し、自分たちが本当にしたい商売をしようじゃないか。その代わり、営業日には必ず十九室をいっぱいにしよう」これが自然と社内で皆の目標になっていきました。
深層ニーズを見極める気づき
― 金井さんは今の時代の日本人のニーズはどこにあるとお考えですか。
金井 現代は人が感動することが難しくなった時代です。食に関するニーズの変化はその典型です。ものが不足し、食べ物がない時代には、腹がいっぱいになれば感動がありました。日本は空腹を満たせさえすればそれでよしとした。続いて舌を満足させる時代、つまり美食の時代を経験しました。今ではこれも過去のことです。これからは心で味わう料理が必要なのだと思います。ものの豊かさに囲まれながらも、今の世の中に欠けているのは心です。
家族関係も、学校の教師と生徒の関係も、職場でも人間関係は希薄なご時世です。感動が薄れたから、人と人の関係も希薄になった。新しい感動が欲しいと願ってみれば、自分たちに欠けているのは心の感動だと、日本人は気づいたのです。
― 宿を訪れたお客さまに感動を与えるために、何が必要だとお考えですか。
金井 お客さまの深層ニーズを満たすことだと思います。かつては表層ニーズを満たせばそれでおしまいでした。お客さんの方も信州に来た、仙仁温泉という秘湯に愉しんだ、山の幸を味わった、それで満足でした。しかし、今の旅は違います。どこへ行って何をしよう、何を食べようというのは表層ニーズに過ぎません。普段の家庭生活ではうまくできずにいる家族同士の意志の疎通や、家族の絆を確かめるきっかけづくりを旅に求めています。旅に出て、親子の、夫婦のコミュニケーションを深めようと考えています。これを満たすことができた時に、二時間の食事が「おいしかった」ということになるのです。それが今の「おいしさ」のテーマだと思います。
金井 ここで夕食をとれば、川のせせらぎが聞こえます。緑が見えます。日常とは別の空間です。加えて、ソフトとしてのサービスです。先ほどお話しました理想土、つまりふるさとの実家の母の心の実践です。お母さんが編み物をしながら幼子を見守る、そんなサービスができたら、お客さんにきっといい時間を過ごしてもらえると思います。
― セブンイレブンのように、マニュアルづくりとこれを徹底させることで成功した企業があります。これとはまったく逆を、岩の湯では実践なさっているのですね。接客については母の心がキーワードだと分かりました。では厨房にいる調理人についてはいかがでしょう。
金井 これも同様で、優しさだと思います。接客係がお客さまとの何気ない会話で、たとえばお客さまが糖尿病だとか、コレステロール値が高いとか、気づくことがあります。そうした情報をもとに、料理を変えられる範囲で変えることもできます。
旅館の役目は
― 岩の湯さんは今の時代をうまく捉えていると思いますが、この先時代はどう進み、岩の湯はこれにどう応えていくのでしょうか。
金井 日本の社会はますます情報化が進み、文明が進み、人間はこれに追いつき、これを支えようと躍起になります。心は置き去りにされたままで、ますますストレスが溜まるのではないでしょうか。癒しは一層必要になるでしょう。しかし、リッツカルトングループやディズニーに代表されるホスピタリティを、とても日本のサービス業が真似することはできません。形式だけ取り入れても駄目、真似のレベルを超えてサービスへの想いだけが強くても、自己中心的な似非サービスになってしまっても駄目。私たちが目指すのは、旅人の自己治癒力を促すことです。日本人にとってふるさとが必要な時代はまだまだ続くのではないでしょうか。
― 手前勝手なサービスを超えたサービスとは、具体的に何であるのかは、今後サービス業全体で問われるところだと思います。
金井 私どもの旅館でもこんな話がありました。
ある家族連れのお客さまが夕食に費やした時間が異常に短い。接客係はお客さまに合わせて、厨房を催促し、次々に料理を運びます。通常二時間かかる料理がその家族は一時間で終ってしまった。翌日のミーティングで、その接客係は、お客さまのペースに合わせて料理を出したのだから、ベストの選択だと言いました。しかし、その家族は食事の間中、会話がまったくなかったのです。旅の途中で喧嘩でもして気まずかったのでしょう。せっかく家族の絆を確かめようと旅に出たのに、これでは意味がありません。黙々と料理を口に運びながらも、一人ひとりが仲直りのきっかけを掴もうとしていたかもしれません。
そんな時、「今日はどちらに寄っていらしたんですか」のひと言でもいい。会話のきっかけをつくることで、食事の雰囲気が変わります。家族はもともと喧嘩するために来たわけじゃないのです。日常生活では掴みたくとも掴めなかった家族の癒しの糸口が掴めるかもしれません。そこを見出して、会話の多い二時間かけた夕食をしていただけるようにするのが、自己治癒力を促す、この旅館にしかできない情けと癒しのサービスだと思うのです。
http://www.nagano-cci.or.jp/tayori/675/ts_675.html
「情けと癒し」の旅文化を創造する
稼働率100%、リピート率70%。1年先まで予約でいっぱいという超人気の宿「仙仁温泉 岩の湯」。とくに目新しい施設をウリにするわけでもなく、周辺を見渡しても名勝など見あたらない。いったい人気の秘密はどこにあるのか。雪深い山里の旅館で金井辰巳社長に話を聞いた。
■戦略のない個人の努力は虚しく付加価値のない商売は身を削る
――名勝旧跡もなく、とくに風光明媚な景色があるわけでもない山あいの旅館にもかかわらず、旅行雑誌や旅行代理店の調査で顧客満足度ナンバーワンに選ばれるなど、大変な人気ですね。でも、もともとは地味な家族経営の旅館だったとか。
金井 ええ。私が7歳の時、昭和34年に、八百屋だった父がこの場所にあった山小屋のような旅館を買い受けたのがスタートです。当時はちょうど熱海・登別などで大温泉地が形成されつつあった時代で、お客様の目はそちらに向いていました。ここはというと、お客を集めるというより、周囲の炭焼きの人の憩いの場という感じで、我々家族は生活していくのに一杯一杯の状態でしたね。
――それがいまでは全国に名を知られる秘湯に…。何があったのでしょう。
金井 オイルショック後に、「秘湯ブーム」が起こり、ウチにも徐々に宿泊客がやってくるようになりました。私は昭和53年、25歳のときに家業についたのですが、家族経営は相変わらずで、まさに貧乏ひまなしの状況だったんです。そうこうするうちに母親が倒れ、危篤状態になってしまった。小さいときから働き者の母親の苦労を見てきて、つくづく思いましたね。「戦略のない個人の努力はむなしい」と。
――つまり、ご自分の旅館のビジネスモデルそのものに疑問を抱かれたわけですね。
金井 どのビジネスもそうかもしれませんが、とくに旅館業は、ただ頑張っているだけでは報われないことを実感しました。付加価値のない商売は身を削るだけだと、母親に無言のうちに教えられた気がします。
じゃあその戦略、付加価値はどのようなものでどこにあるんだと、全国の約100軒の旅館を回り、自分なりに模索しました。欧州やハワイなどにも足を延ばしましたが、なかでも感銘を受けたのが湯布院でした。いまでは超有名な温泉地になりましたが、当時はそれほどでもなかった。その湯布院の有名旅館で、いわゆる高級旅館とは違う、なんともいえない故郷のような素朴な落ち着きを感じたんです。ようやく方向性がつかめた気がしましたね。
金井 10ヵ月の大工事でした。コストは約5億円。現金も担保もない。あるのは戦略だけ。しかも当時の年商が1億円余りですから、いま考えればよく銀行さんが貸してくれたものだと思います。
で、新装開店でスタートはしたものの、経営者として未熟だったんでしょうね。当初は混乱を極めました。ある有名な料理人を調理長にスカウトしたのですが、この人をめぐって社内が2つに割れてしまい、板場全員が辞めてしまうという事態が起こったんです。
金井 そのとき、従来の家族経営の意識のまま、外面だけ立派な企業に転換しようとしていたことに気付きました。ではどうしたらいいのか。徹底的に考え抜きましたね。そして結局は、企業理念、経営理念に求心させる体制をつくらなければ安定はないという結論に落ち着いたのです。
人に求心する体制は、どうしてもいびつになります。好き嫌いの感情が入ってしまうからです。前述の調理長をめぐる混乱も目的の不明確さが大きな原因でした。理念を掲げて、そこに全社員が求心する形であればフェアですし、人同士の軋轢も起こりにくい。
ちなみに当社では現在、調理場、フロント、接客など各部門ごとにもミッションを掲げていますが、同様に部門長ではなくそのミッションへの求心を徹底しています。
■日本の風土に合った独自固有の理想土(リゾート)文化の創造
――しかし、従業員が無理なく求心できる理念をつくることは非常に難しいことでは?
金井 そうなんです。とってつけたようなものでは絵に描いた餅ですから。要は、わが社は何を実現しようとしているのか…を表現する必要があります。でも、この問いに答えるには、まず従業員のこと、そしてお客様のことを理解しなければならない。
で、あるとき「旅館経営の常識は世間の非常識」ということに気づいたんです。つまり、朝早く夜遅い仕事、土日は殺人的な忙しさ。盆暮れ正月の休みもない。これは旅館業にとっては常識ですが、従業員にとっては常識ではありません。我々経営者は当たり前だと考えているけど、従業員は「なんて職場だ」と怒りながら仕事をしているかもしれない。気持ちよく働けなければ、家庭にもその感情をひきずって、ますます精神的に荒んでくる。そんな状態で心のこもった良いサービスなどできるはずがない。
金井 そう。そこで企業理念を「我が社は幸せをアートする」としました。これは従業員、お客様双方の幸せを創造するという意味合いです。そして、盆暮れ正月、あるいはクリスマスイブ、こどもの日といった、旅館のいわば書き入れ時を完全休業にしました。また、春には10日間のまとまった休みもあり、年間休業数は27日に上ります。さらに人員は70人2交代制をとっています。これは通常の3倍の人員数に当たりますが、これも従業員が余裕を持って働けるようにとの配慮です。
つまり、休みを家族や恋人と過ごし、人と人との絆をつくり上げて人生を謳歌すること。そのことがひいては、良いサービス、顧客満足につながっていくんですね。
目論見通り、この企業理念を実践していく過程で、社内は急速にまとまり始めました
金井 はい。ちなみに経営理念は「日本風土に合った独自固有の理想土(リゾート)文化の創造」。商品戦略は「情けと癒しの旅文化の創造」です。前述の企業理念を含め、これらの価値観を従業員が共有することが、当社の生命線だと思っています。
世界の宿泊施設の形態はホテルと旅館の2つしかありません。そのうち旅館は日本しかない。ホテル文化は世界中に輸出されていますが、そのサービスはキリスト教文化のなかのホスピタリティが基本です。日本の宿泊施設も、このホスピタリティという概念にどんどん浸食される形で「至れり尽くせり」のサービスが行われてきた。要するに「上げ膳据え膳」ですね。だから中途半端なんです。日本人の本質はもっと奥ゆかしく控えめなもの。そこで我々は、リゾートとは違う故郷をイメージする「理想土」を経営理念に掲げ、また、ホスピタリティとは違う「情け」を商品戦略に据えました。
金井 たとえば当社にはエレベーターがありません。また、料理の部屋出しは基本的に不可で、別の料亭施設に来ていただいて食べていただく。もちろん、その料亭ではゆったりとした個室を用意してますけどね…。
いずれにしろ「至れり尽くせり」とはとても言えない。でも、たとえば足の不自由な人が、家族の支えで一生懸命階段を上る姿がある。そこには、逆説的ですが至れり尽くせりのバリアフリー社会では叶わない家族の助け合い、絆の創出がありますよね。そのようなドラマを我々は脇から控えめにお手伝いするわけです。愛情を持ってね。
旅館の良いところは、日本人の繊細で細やかな感性が体感できることです。それはいわば、お客様の主体性を尊重し、自ら旅を創造し楽しさを味わっていただく環境づくりに長けているということ。そこを捨て去り、欧米のホテルのようなシステマチックな「至れり尽くせり」型のサービスに終始すれば、いずれ自分で自分の首を絞めることになります。
■接客は「お母さんが編み物をしながら幼子を見守るがごとく…」
――駅からここへ来る途中、タクシーの運転手さんから「仙仁温泉はなんといっても接客がすばらしい」という話を聞きました。どんな接客を、あるいはどんな従業員教育をされているのでしょう。
金井 よく聞かれるのですが、特別なことは何もしていません。行儀作法も教えないし、マニュアルもありません。マニュアルというのはあるとダメなんです。つい「守ってるからいいだろう」という意識になりますからね。また、外部から講師を招くなどということもしません。そんな表面上の対策で、当社の目指す接客ができるとは思っていませんから。
金井 「お母さんが編み物をしながら幼子を見守るがごとく…」というのが当社の接客の基本です。愛情を持って一歩引いて見守りながら、必要なときにはさっと手を出す…。この基本ラインさえ守っていれば、スタッフ個々の「やり方」があっていい。むしろ、個別のスタッフの特徴が出た方が面白いと思いますよ。
――それにしても漠然としていますね。
金井 行儀作法なんて誰だってできるんですよ。犬のお手と同じです。問題は心がこもっているかどうか。そこが差別化のポイントになるんです。
当社の朝礼は毎日11時半から始まり、長いときには1時半まで、2時間にわたります。そこでは、前日のお客様とのやり取りが議題に上がったりする。こんなことがありこんな対応をした…などという具合ですね。
たとえば、次のような議題もありました。ある三世代家族の足の悪いおじいちゃんが、到着するなり不便だと怒り出した。エレベーターはないし、食事も別施設まで出かけなければならないからです。でも、息子の説得でようやく食事に下りてきた。家族に助けられながらね。ところが翌朝、朝食の席には誰よりも早くつき「昨日は風呂に3回も入り、今日ももう入ってきました」と上機嫌だったそうです。
そんな話をしながら、我々の旅館としての存在意義を話し合うのです。それは当然、経営理念や企業理念にまで及んでくる。欧米のリゾートとは違う「理想土」、あるいはホスピタリティとは違う「情けと癒し」ですね。我々は、この三世代家族の絆を強めたことに少なからず貢献したし、これからもそういう舞台装置を提供し続けることがミッションである…という具合ですね。
要は、ちょっとしたお客とのエピソードやスタッフの対応を、理念につなげていく。これを繰り返し行うことが、いわゆる「理念・価値観の共有」を実現するのだと思います。
金井 日本は終戦後、食べるものがない時代に「腹を満たす」ことに躍起になりました。そして高度成長を迎え、今度は「舌を満たす」ことに向かうわけです。それがバブルの時代まで。さらに現在はというと、私は「心を満たす」時代になったと考えています。しかし、心は目に見えないですよね。つまり顕在化しないニーズなんです。旅というのはそもそもそういうもので、日常から逸脱した場のなかで、家族の絆を強めたり自分を見つめ直したりするいわばツールなんですね。
松尾芭蕉が、旅先の宿で一杯の粥に感動したように、日本人にはそういう繊細な感性が備わっている。それが戦後の欧米キャッチアップ時代を経て、いままた蘇ろうとしているのだと思います。そこに対応できるのはホテルではなく、間違いなく旅館です。我々中小旅館が断固としてそのニーズを満たしていかなければならない。
■顧客に選んでもらえるような良い意味での「クセ」をもつこと
――そのような考え方は施設のつくりにもよく現れています。
金井 よく「洞窟風呂」が当社の目玉施設として取り上げられますが、これは舞台装置全体のほんの一部に過ぎません。私は、「情けと癒しの旅文化」を創造するためには、ハードとシステムとマンパワーが必要だと考えています。そのなかのハードはいわば舞台ですから、変化に富んだ楽しさや遊び心、様々な個人的状況に応じた工夫がなければならない。階段を上がるたびに次々に違う風景が楽しめる…といったようなね。
――ちょっとした空間に談話室が設置されていたり、テラスを利用した休憩所があったりと、本当に予測がつかない迷路的な楽しさがありますね。
金井 うちはバリアフリーではありませんから、はっきり言って不便です。でも、そこに楽しさがあれば不便もまた良いものです。たとえば、夕食に料亭まで足を運び、部屋よりも素晴らしい造作とゆったり感が楽しめれば、部屋出しで漫然と食事をするよりも確実に話も弾みます。つまり、お客様に主体的に動いてもらい、その過程に変化の仕掛けを施し刺激することが大事なんですね。
――その刺激によって、本来の「旅」が創出されると。
金井 「こだわりの宿」などといったような高級すぎる施設やサービスは一歩間違えると骨董品と同じで押しつけになってしまう。評論家にとっては良いかもしれませんが、お客様は評論家ではありません。我々は、そこを目指すのではなく、お客様の「旅」を心の側面からサポートすることが役目だと考えています。あくまで日常性のなかでお客様が主体的に楽しんだり感じとったりするための舞台装置でありたいですね。
――最後に、全国の苦戦する旅館にメッセージを。
金井 仙仁温泉はカラオケもないしコンパニオンも入りません。テレビでさえ必要ないのではと考えています。一方で、我々も年1回の全体会議の際の打ち上げには、カラオケやコンパニオンが利用可能なホテルを選んだりするんですね(笑)。つまり何が言いたいかというと、お客様のニーズは多様化しているということ。だからといってすべてのニーズに対応しようとすると中途半端になります。特徴を絞り、良い意味での「クセ」を持つ必要がある。たとえば、我々は経営理念に「理想土」と謳って、カタカナの「リゾート」と対峙する気概を示しました。それは、個性を明確にすることでお客様に選んでもらう旅館になるという決意表明でもあるんですね
http://www.tkc.co.jp/senkei/backnumber/0503/interview.htm
67 :名無しさん@いい湯だな:2011/02/21(月) 13:17:56.41 ID:0xo47yvJ0
岩の湯ってもう駄目なの?
料理だけでいったら岩の湯はもう終わってる。
どうも以前の「岩の湯」ではなくなってきているようです。私が初めてここにお邪魔したときは「おもてなしの心」を感じることができるお宿で本当に感動しましたが、他の方のブログを拝見すると
「人手不足なのか食事処で席に案内してくれる人が調理場の人だった」
高級宿の部類に入る宿ですが、だんだんレベルが下がっているコメントばかりが目につきます。
ここには年一度のペースで泊まっていたのですが、去年、再度、予約をしようと電話をしたときに週末だったこともあるのかもしれませんが、「2名です」と伝えたところ調べる様子もなくすぐに「満室です」と断られた記憶があります。なにしろ人気の宿なので、相変わらず人気なんだな〜とあまり気にしませんでしたが、いつもの電話応対とは違っていたのでどうしたのかな・・・とは思いました。
他の方も同様の感想をお持ちでしたのでそうなのかもしれません。
あとは毎回、同じ食事だったのは確かです・・・
いい温泉宿がどんどん増えて質が全体的にあがり利用者の目が肥えてきてそう感じるのか・・・・
「岩の湯」のレベルが下がったのか・・・
さてさてどちらでしょうか・・・
http://kamefufu.exblog.jp/7115791/
能面のよう [仙仁温泉岩の湯]
なかなか予約を取るのが難しい宿で、やっと予約がとれ、夫と2人で泊まってきました。また、サービスがすばらしい宿と聞いていたので・・・。
しかし、従業員の対応はまるで能を見ているようで、表情がない。一見微笑んでいるようですが、まるで
「これが最高のサービスですよ。味わえ!」
と押しつけがましく&冷ややかな感じを受けました。また、最後の支払の際、リピーターとおぼしき人には、非常に丁寧な対応なのに対し、私たちは一見さんには、非常に事務的な対応でした。当分、行くことはないでしょう。
http://onsen.nifty.com/cs/kuchikomi/onsen_255/list/aid_onsen005201/1.htm
最高のサービスとは何か? _ 岩の湯は努力する方向を間違えている
どうやら、岩の湯もやはりかつて人気No.1だった 妙見温泉 雅叙苑、湯布院 山荘無量塔と同じ道を辿っている様ですね。 やはり過大な成功体験は思考の硬直化に繋がり、柔軟な判断ができなくなってしまうのです。
料理にしても、湯河原温泉の指月の様に手に入る最高の素材さえ使っておけばすべて上手くゆくのに、地産地消とかいう仕様も無い『理念』を掲げるからレベルが落ちてしまうのです。
日本の温泉の原点はあくまでも湯治場であって、大事なのはお湯の効能だけで、食事もサービスも単なるおまけだったのですが、その価値観を逆転させてしまったので身動きが取れなくなってしまったのですね。 まあ、岩の湯の泉質では其処ら辺に無数にあるマイナーな温泉宿にすら敵わないですから、生き残る唯一の道ではあったのですけれど。
即ち、岩の湯は努力する方向を間違えているという事になりますね。 日本の温泉宿が目標とすべき旅館は岩の湯でも妙見温泉 雅叙苑や湯布院 の御三家でもなく奥山田温泉 満山荘 や北海道の銀婚湯でしょう。
せめて、極悪投資銀行ゴールドマン・サックスと組んで日本が誇る伝説の旅館を次々と買収して、各宿が何代にも渡って守り通してきた伝統を完膚無きまでに破壊し尽くしている星野佳路の様にはなって欲しくないですね。
r〈沙夊ァ
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妙見温泉 どさんこ・和気湯
安楽温泉 鶴の湯・朱峰
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温泉情報リンク
ミラーマンの世界 _ 植草先生は何故 ピンサロ、性感マッサージ、ヘルス、イメクラ、ソープの中からイメクラを選んだのか?
TPP賛歌 _ TPPに加入するとこんな甘美な世界が待っている。
_____
参考サイト
☆裏モノ探検隊:一風堂☆
風俗検索
お食事編も楽しみです〜。あわてませんので、よろしくお願いいたします。
|2012/01/31 10:18| yossy|
甲斐南部の宿の源泉温度は、かなり低めなのですね。 昔、下部温泉に泊まりましたが、ぬる過ぎて入れませんでした^^;
しばらくすれば温まってくるよ、ということでしたが、加温した浴槽に飛び込んだのを覚えています。
|2012/01/31 18:20| みみん|
yossyさんの仰るとおり、備品調度品は、質の良いものばかりでした。 なので、あれだけ色々と物が多くても、不思議な統一感がありました。
大勢のグループで来られる方も多いようで、特に元気なのは年配男女のグループ、皆さん本当に楽しんで入られていました。
岩の湯
どの浴場も趣向が異なっていて梯子したくなりますね。
洞窟仙人風呂で転寝すれば、夢に仙人が現れそうですね。
|2012/01/31 23:19| 琢|
全部梯子するだけでかなりの運動量かと^^
洞窟風呂は、以前行った福島の入水鍾乳洞を彷彿させました(笑)
http://trynext.com/travel/071111-1200.php
基本的に探検が好きなので、今回の風呂もワクワクしながら奥まで行きました。
|2012/02/01 02:27| みみん|
平日でも貸切風呂は争奪戦でした( ̄ー ̄)
雰囲気違うけれど、それぞれ良い宿ですよね。
岩の湯の比較的近くに、お気に入りの山がありまして、登山とセットで何度か泊まりました。
特に不満は無いけど、他の部屋にも泊まってみたいです。
それに続き、大浴場と岩風呂もリニューアルされたんですね(驚 )
再訪するたびに常にどこかしらリニューアルしていてすごいなと思いました。
次回いつになるかわからないけど、楽しみができました(^O^)
前回再訪時には、トップスとショーパンのセパレート式に改善されていて感動しました(^O^) 締め付けない水着って感じ。
それとパブリックスペースの椅子の数が多い♪
やっぱり直前予約の方が取りやすいのかしら?^^
電話してみるものですね〜。 でも、部屋が選べないっていうのは、なんかちょっと、ですね^^;
それとも、大浴場をリニューアルしてから聞こえるようになったのかも。
なにはともあれ、お客さんの満足度が高まるように、常に新しく進化していっているのは凄いです。
|2012/02/03 22:27| みみん|URL| 編集|
岩の湯は客室の割に料金が高いですよね。
実質一間でシャワーも無しで3万円超えって、他に知りません(苦笑 )
パブリックの充実と、頻繁なリニューアルと、丁寧な接客に注がれているのかもしれませんが。。。
感想でしたが、意外にも夫が気に入ったと言って再訪し、
その後、山を歩いた後に便利という事で再訪しましたが、
夕食前の大浴場は大混雑、貸切風呂は争奪戦でなんだか落ち着かなかったので、「 部屋に温泉でもあればね〜 」いう感じです。
でも、登山後の宿として、また再訪するかもしれません。
寝てる時以外は、風呂めぐりと食事とパブリックエリアの探検で忙しく、
ほとんどお部屋にいなかったのが実情ですし(^-^)
その時、夕食前の大浴場に人が溢れてしまって大変だったようです。
私達は、たまたまタイミング良く貸切風呂を使えたのですが、内側から鍵を掛けているのにノックもしないでガチャガチャと無理やり開けようとする人がいたり、なんだか殺気立ってました。
大浴場がどんな風にリニューアルしたのか楽しみです。
↑
(追伸)
写真で見る限り、新設露天風呂以外、大浴場はあまり変わってないような・・・
|2012/02/04 23:54| ニュイ|
そうなんです、争奪戦が私も嫌でした。
幸い宿泊した日は、それほどでもなかったですが、やはり夕食前の「我れ先に」的な雰囲気、そして洞窟風呂の混雑にはゲンナリしました。
耳栓をしても聞こえて、深夜まで。朝は5時半頃から聞こえ、それで目が覚めました。 部屋の真下が大浴場なので、その音だと思います。
とても驚いた顔をされていたので、騒音の苦情を話す人はいないのでしょうね。 改善されると良いのですが。。。
でも、私の主人は爆睡でしたので、気になる人だけかも知れません。
大浴場に併設された露天風呂は、私の中で一番ヒットでした♪
パブリックとリニューアル、全てここに注がれているのだと思いました。
まあ、これを充実しているから納得と取るか、取らないか。
まあ要は肌に合うか、合わないか、という好みの問題なのかも知れませんね。
|2012/02/05 13:03| みみん|
続いて、お食事です。夕食、朝食とも食事処で頂きます。
時間は18時〜19時の間の好きな時間にどうぞ、ということでした。
『櫓』入口
とても美味しかったです♪ 須坂の遠藤酒造の冬季限定の濁り酒だそうです。
「睦月のおもてなし」左から岩魚寿司、?、胡桃豆腐、馬鈴薯甘味噌和え
信州サーモンを紫蘇と大根で巻いた物、(左)岩魚、(右)鯉。添えてあるツマも美味しい。
「鯉すまし仕立て」
「和牛の杉の香焼き」
蕪、人参、ズッキー二の下には葱味噌。お肉は脂の少ないヒレで嬉しい。
石のあいている箇所で肉を好みの加減に焼いて頂きます。
私は岩塩、山葵が美味しかったです。
「柿のゼリー」ほんのり甘くて美味しい。
山の幸を自然のままに、素朴、純粋に料理している、そんな安心感のある食事でした。
翌朝の朝食は、本館の食事処『深山庵』で。7時半〜10時までの好きな時間で食べに行きます。
食事処も広いです。ちょっとした料亭みたい。
サラダ
豆乳豆腐
温泉蕎麦粥、味噌汁
(他に白米、パンも選べます)
温泉蕎麦粥〜♪(^0^)♪味噌汁も美味しい♪
上品な味でイイ!
右上、林檎のタルトプティングみたいなのが素朴で好き。もっと食べたい。
蝋燭で温める配慮は嬉しいけど、薄い。。。
昨夜は普通だったから、意図してアメリカンにしているのでしょうか。
朝食は、珈琲以外とっても良かった!過去に行った宿の中でも上位に入ると思います♪
帰りはタクシーで駅まで行きました。
今回初めて泊まった「岩の湯」さん。評判がすこぶる良い理由が分かりました。とにかく飽きないです。
冒険心のある宿です。接客も丁寧です。もの凄い笑顔に最初ちょっとびっくりしたけど(苦笑)
貸し切り風呂の争奪戦、洞窟風呂探検、数の多いパブリックスペースなど。
前向きなアクティブ派、年配の方も元気な人が多かったです。
お湯にもう少しクセがあるとリピートしたくなるかもです。
(まあ前日の別所温泉と比べちゃったのもありますね)
ごめんなさい。きっと好みの問題だと思います。あまり旅館を知らなかった20代の頃ならハマっていたかも知れません。
最近は古い物が好きになっちゃったので、リニューアルやモダンにそそられなくなりました。
とても驚かれた様子でしたので、そういう声は今まで無かったのでしょうね。改善されると良いですね。
あとデザートが美味しかった♪
宿で、お手製デザートが美味しいのは得した気分になりますね。きっと別棟『櫓』でのデザートも美味しいのでしょうね。
雪を見ながら、午後の紅茶タイムもしたかったなあ〜。あ、こういう感じで皆さんリピートするのでしょうか?(笑)
デザートが美味しかったこともフロントにお伝えしました♪
今回は、別所温泉「花屋」、仙仁温泉「岩の湯」と内容の濃い充実した旅になりました。
帰りは、お気に入りの多治見の料理屋さんで夕食を取り、最終間近の新幹線で帰路に着きました。
そういう理由がないと、私もリピートは少し考えちゃうかな〜。
花屋さんのリピートは早かったですからね(笑)、ああいう勢いは岩の湯さんには感じなかったです。
でも分からない、3年後とか急に行きたくなるかも^^
なんだろう?私の求める趣向が違うというだけなのですよね。
私、妙な変な物が好きだから(苦笑)
これだけは思います、はい( ̄ー ̄(_ _( ̄ー ̄(_ _
|2012/02/06 22:16| みみん|
食事処の雰囲気、白和え、胡麻豆腐、お造り、百合根。。。
確かに甲斐南部の宿に似ています。 まぁ値段と距離が結構するので私は行かないとは思うけど、「老若男女問わず好奇心旺盛な人が好む宿」ってぇのは私に合うような気もします。
船山温泉
http://www.funayama-onsen.com/
http://r.tabelog.com/yamanashi/A1904/A190402/19002060/
私は今から会津っ気を抜いて甲斐南部のあの宿モードにシフトしつつありますが、朝餉がセミバイキングになるワ、第2東名が開通するワ、この春は忙しくなりそうです。(何が?)
|2012/02/06 23:00| 船山史家(ジャンキー)|
あの手この手、後から後から、いろんなものが出てきたお宿ですね。 まるでアミューズメントパークでした。
ただ、いろんなものに統一感があって、嫌みでないところが凄いと思いました。
でも、一度は訪れる価値のあるお宿だと思います。
最後のお料理は、多治見のあのお店ですね。 鮑や白和えの小鉢に見覚えがあります。
自分にとっての☆☆☆のお店があるということは、大きな幸せですね。
|2012/02/06 23:22| あびたろう|
今、ジャンキーさんの甲斐の宿レポを見てみました。 食事は山川の幸ふんだんで体に良さそうな自然の物ばかりですね♪
窓からの景色(照明の感じ)も似ているような気がしました。
それがお客さんの声からか、イン14時〜アウト12時になりました。
私は後者のほうが有り難いです♪
甲斐の宿も14時〜12時になったら嬉しいな♡
身延は遠いから、休みがしっかり取れる時に連泊で行ってみたいです。
それ以降は調べるたびに、皆がベタ褒めなので、だんだん「どうなんだ?」的な反抗心にも似た気持ちに変わってきて。。。。
でも、ず〜っと気になってきた宿でした。
予約出来た時点で、もう一度、あびたろうさんの訪問記でしっかり予習もしました♪
あの洞窟風呂は、初めての体験でとても面白かったです♪
でも本当に仰る通り、不思議と上手に統一感がありましたね。それも嫌みなく。
やはり良い物をセレクトしているからでしょうね。
もっと鈍臭い、突っ込みどころのある宿の方が今は落ち着きます@^^@
|2012/02/07 00:35| みみん|
岩の湯の食事
蕎麦粥は美味しそうですね。 見るからにおかわりしくなります。
|2012/02/07 22:46| 琢|
鯉のすまし仕立ては、私も初めて食べました!
鯉が新鮮だからこそ、全く臭みのない澄んだ味が出せるのでしょうね♪
とても美味しかったです〜@^^@
家庭の延長なら鯉こくですが、こうして「ひと手間」かけた料理を出してくれる岩の湯さん、リピーターが多いのが頷けます。
お出汁の味といい、絶妙でした!
おかわりしたかったのですが、ちょっと乙女の恥じらいが(なんのこっちゃ?笑)。
温泉で作っているので、それも味に旨味を出しているのでしょうね♪
ああ〜、こうして話していると、あの蕎麦粥目当てにまた行きたくなって来ました〜(^^)
やっぱり印象深い宿ですね!
|2012/02/07 23:10| みみん|
見れば見るほどいい感じですね。趣があって、個室での食事は、いいものです〜。
暗い中で紅色のテーブルクロスが引き立ちますね。みみんさんだけが、『櫓』出のお食事だったのでしょうか?お部屋によって場所が決まっているのかな?
岩魚、鯉は、お酒に合いそうでいいな〜。かなりお食事よさそうです〜。
でも、赤九谷の方が人気があるみたいですね。これで熱燗すると、美味しいでしょうね。
|2012/02/08 16:24| yossy|
意外なほどに素朴な美味しい山里料理ですよね♪
予約の取り難さも手伝って、とにかく一度は泊まってみたいと思う方が多いのではないかな。 だから、常連さんもそれなりにいるのでしょうけど、新規のお客さん(=アクティブな探検家(^o^))が多いのではないかと思います。
その努力はすごいと思います。
岩の湯さんは 、色々な仕掛けや工夫に満ちた宿という感じかな?
|2012/02/08 23:22| ニュイ|
夕食の食事処の演出は、素敵な雰囲気で入った時、お〜でした♪
窓の外に見える川向こうにも照明が点々と輝いていたので、スタッフに聞いたら、すべて宿の敷地とのこと。 こりゃあ相当広いなあ〜と驚きました。
ここの食事は、日本酒にもワインにも合いそうです@^^@
|2012/02/09 13:09| みみん|
「予約が取りづらい」となると、行きたくなるのが温泉旅行マニアですものね。 秘湯を守る会の宿だし、HPも無く詳細が分からないとなると尚更くすぐられます。 新規のお客さんも多いのでしょうね〜、納得です。
これ感動!という1品は特にないですが、食事通しての全体感が大きな塊としてしっかりしているイメージなので、逆に抜きん出た1品はないほうが良いのですね。
|2012/02/09 13:37| みみん|
先入観無しで?(笑)見させて貰いました。が・・・
頷いちゃいましたョ^^
朝の珈琲・・・薄いのは私も絶対にガッカリですね。
帰路の車の中で旦那にずっと文句言ってることでしょう。
|2012/02/11 13:10| satomi|
|2012/02/11 16:57| 船山史家(ジャンキー)|
satomiさん、こんにちは♪
岩の湯さん、お食事良かったです〜(^o^)
下手に頑張ってなく、自然で好きでした。 やっぱり山に行ったら、とことん山の物を食べたいですよね♪
岩の湯さんは、かなりコアなファンが大勢いらっしゃいますから、その方々が気を悪くされるのではないか?と内心不安です。
人から薦められると反抗するという。
皆が皆、良いというと「ふ〜ん」って。。。ほんと、かわいくないですよね^^;
|2012/02/11 18:25| みみん|
ィ⌒´/ ̄廴 / {い辷彡ク―- 、 \\ _〕 \ヽ
f´l | / / ハ/ / >=≠=ー- \ \ヽ __厂ヽ \
| // / /// ′ ヽ ` 、\ヽ (_ ∠二ニ、
/⌒7⌒ー┬ァ / / / l | l \ l l / - ― r'
/| // /厶 l / / l l| l| |l | |l l ト、| 〃.::.::.::.:て |
ヽ|′ ノ /ヽィl ′| l| l| |l | |ト、 | l | l〈″ ::.::.::. 〈|
lノ ´ ̄ 川 l| |||」| l|`T 7 ハT | l | | | ::.::.::.::.::.::| |
⊥∠ ̄`ー-<⌒ 川 |l kヘ 八 | |/,,斗=ミk j | ! | ::.::.::.::.::. | |
\::.::.:-‐''´ ̄ ヽノ川 |l_|孑テミ\ | l〃 弋ヅ゙} ' 从 |::.::.::.::.::.::.| |\
ヽ ::.::.::.::.::.::.::..\ノ| lヘド _ゞソ  ̄ / /|_j::.::.::.::.::.::.| |\ ヽー- 、
ヽ ::.::.::.::.::.::.::.: >ヘ l 八 、 / /l |´::.::.::.::ー―{ 、  ̄ ヽヽ
\::.::.::.:: /..:::..\{ ヽ __,、 イ l| |\::.:..\::.「::.弋_ \ \ }ノ
〉、::.:〃.::.::.::.::|〔_ト ト ` ̄ /┼ノ |::.::.ヽ::.::.ヽ|::.::.: ノヽ l\ ヽ
/ ハh ::.::.::.:: j | |├]> <__/l/ ; ::.::.::.::.::.::.::.: / '.| ヽ ゛、
. / / l | | ::.::.: //..::| |ノ└―イロト、 / ∧::.::.::.::.::.::.::.: { | l |、 }|
/ / ハ」 ::.:://..::.::. ' 〃 〃 || || ヽV ′ヽ ::.::.::.::.::.::. 〉 l || \ ノノ
/ / / 弋_::.::.::.::.::.::.::l || {L ノ| |Lノノ / .:..\::.::.::.//j:i、 ノ人 ヽ
´ / / / `7⌒ヽ/ | ノ|ー- _ ̄  ̄イ ;′.:´ \:.ヽ{i:i:i:i:ト--<ハ }
. / イ \ー ‐=彡i:i:i:i:iノ .:|{ l `ヽ |l { ヽ::..\i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ト、
/ / 乂 >i:i:i:i/i:i/:i:i/ .::.::い :. 八 ゝ l::.::.::.:. i:i:i:i:i:i:i:ハi:i:ハ
{ { イ:i:i:i:i:i:i/:i:i':i:i:/ .::.::.::|\ \_ノ) :. |::.::.::.::l:i:i:i:i:i:i:{:i:}i:i:i:ト、
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li:i:il |:i:i:|:i:i||i:{ \::.::.::.::.::.:..丶 __ノ >ー - ―f´ し }丿
|i:i:iハi:i:{ ノl:i:iゝ ゝ、::.::.::.::.::.::.::.:::..\ / .::.::.::.::.:: イ
人{ ヽ′ 〔 ̄::.::.::二 ィ::]{≫==≪}[::.r―‐::.::.:|
ヽ::.::.::.:ニ=::]{≫=≪}[::.::.ー‐.::.::/
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4. 温泉の泉質も宿からの景観も料理もすべて一流半の 仙仁温泉 岩の湯が何故?
「営業の提案力が上がらない…」「お客様がすぐに離れてしまう…」
「ベンチャー企業を見ると、スタッフの勤務年数が短いことが目につく。もちろん、新しい会社だから、仕方なのかもしれないが、あまりにも社員の出入りが激しい。『ダメだったら辞めろ』という考えが、あまりにも軽く表面に出過ぎているのではないでしょうか?」
「ビジネスっていうのは、決められた条件の中で、どれだけ効率的に戦うかが大事です。歴史を見ても、兵力も武器も十分な戦いなんてありえない。だとすると、ダメな部分を見つけるのではなくて、使えるところを見つけるっていうのが重要。不満ばかりを言っても仕方がないでしょう?」
会社のアクティビティというのは、営業だけで成り立っているわけではない。総務部もあれば、経理部もある。人事に関わる人間もいるし、企画を担う部署もある。製造部隊を多く抱えるIT企業も多いはずだ。
「出来る」とされている営業マンの多くが、提案型の営業に秀でている。昨今、どの企業でも「提案営業に力を入れろ」と叫ばれているが、「具体的に何をすれば良いのか?」という答えは出てこない。
_ 二二二 _ ` 、
/ ...::.::.::{以}〉::.::.::.::.:..丶 \
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/.::.::.::/ \::.::...\ ヽ
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/.::./ | l | ヽ::.::.:l i
|.::/ | | | l | | | l | ト::.::| イ
|/l | ‖ | || | || | l l| | |l | ハr‐く |
| | |_」L _| |‖ | |! | |イl 厂||_| .' |::.::.ハ
| | |ノ_ヽ_l_`ハ l l jノ斗≠Tド/ |::./.::}
_rく|_||リバ扞 _ヽ ヾ辷ソ / / |/.::/|
イ:ノ rく::{_| ヽ、 ゞ= '  ̄ / / 〈::/ |
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ソ:ノi′ iヘ_)): :)) ´,j=====彡´/ ;:/;| |
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ハ ! c ',´ !
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{ ', '., ヽ ! ._ノ / i ',,
―――) ', 'v し' l______/_ノ ,rーヘヽ、,,,、_ ___
し.', ( .、 / / 、' ゝ \,\\`i,
ヽ ヽ / Y .ヘ〜弋 ト、ト、ト'
\ ._ , ' \_) `-' \.)'
人や事物のある一つの特徴について良い印象を受けると、その人・事物の他のすべての特徴も実際以上に高く評価する現象。
本当の詐欺師は99%本当のことを言って最後の1%でだまします。
まず安心させる(friendly technique; affiliation motive)
体験談が加わると急に説得力が増します。「私はこれで20kg痩せました!」「人間関係をコントロールできるようになりました!」など。体験談は簡単に偽造やねつ造ができ、しかも大きな効果を持つのでよく使われます。
テレビ・雑誌・一般書籍の情報などウソだらけなのですが、人はテレビや本に書いてあることに影響を受けます。内容そのものではなく、どのように表現されるか(演出)により人は影響されます。
「この人は第一人者です!!」と大々的に紹介されると、たとえそれがウソっぱちだったとしても、それは黄門様の紋所と同じ効果を持ちます。偽の紋所でも、素人をだますには十分です。怪しげな博士号や怪しげな資格はこのために存在します。メデイアのサポートによりこの効果は強化されます。
その道の専門家はないのに「先生」とか「師匠」と呼ばれる人がいます。さらに、周りが「先生先生」と呼んでいるとそれに巻き込まれて「この人は先生と呼ばれているのか。きっとすごいんだろうなぁ」と思い込んでしまいます(同調)。
たとえどんなに怪しいと思っていても、周りの人が賛成していると、いつのまにか自分も同調してしまいます。
友人や尊敬している人などが言う言葉は、深く吟味せずに受け入れがちです。
著名な社会心理学者Cialdini,R.は、この種の方法を6つに分類しています。
俗に言う「だまされやすさ」とはつまり「被説得性・被操作性」のことです。
・自尊心
一般には、自尊心が低いほどだまされやすいとされる。自尊心とは「傲慢さ」のことではないので注意。健康でいるためにはある程度の自尊心は必要。中程度の自尊心を持つ人が最もだまされにくく、非常に高い、あるいは非常に低い自尊心を持つ人はだまされやすいという研究結果も複数ある(曲線仮説)。
想像力の高い者ほどだまされやすいとされる。ただしこれは男性のみで見られる傾向であり、女性にこれが当てはまるかどうかは明確ではない。
攻撃的な人はだまされにくい。
権威主義的であると、権威的な人に影響されやすい。
対人関係に自信のない者は仲間集団に影響されやすい。
知能の高い者は非論理的な情報には影響されにくい。知能の低い者はもっともらしい情報に影響されやすい。
女性のほうが影響されやすい。より正確に言うと、男性に強い関連のある情報に女性は影響されやすく、女性に関連の強い情報には女性は影響されにくい。
年を取るほど一度形成した態度を変えにくい(頑固になる)。これは女性にも男性にも言える。経験的にも「年寄りは頑固だ」と言われるが、それが実証された形である。
http://www13.plala.or.jp/socialanimal/reverse/reverse_appendix.htm#説得されやすい人の特性
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`下≧zr‐ }} \__ノ リ }: :リ }
(⌒“ ̄`Y”, ⌒て¨}ノイ .ノ'
、(⌒¨⌒'〈、‘, '.
`で下.,__}} ‘. }、
{」 ,リ .≠⌒i
i | √} |_/ }
i 「 }八 ´} ノ
私は旅館國崎
>>17
銀婚湯、彩雲荘、岩の湯、満山荘、神湯荘、あづまや、岩井屋、福元屋、寒の地獄
丸駒、琢秀、峩々、清流荘、たから荘、すぎ嶋、下御殿、新明館
149 :名無しさん@いい湯だな:2011/08/20(土) 11:36:06.80 ID:aP+PZfPc0
改装で風呂が悪くなった話は聞いていたし、 泊まったとき、女将に?と思ったことあるので、
ある程度の悪評は理解できるが、ひとつ☆が並ぶってどうなの?
しかも、クチコミ1件の投稿者が異常に多い。 なんか恨み買ってる?
152 :名無しさん@いい湯だな:2011/08/20(土) 19:19:47.75 ID:Nwr+dEunO
>>149
その分、峩々は明らかにわかるサクラ口コミも多数
どっちもどっちって感じかな
東海地区に住んでる者からすれば、東北行っても峩々には泊まらないでおこうとなってしまう
168 :名無しさん@いい湯だな:2011/09/05(月) 11:36:47.11 ID:81QTBhdW0
温泉有名人も褒めてる人達が多い。
一部の客がハンドルネーム変えてクチコミしてるだけかも。
以前は、風呂場に寝転がって、熱い湯を掛けるのが楽しかった。
それが、狭くなっちゃったらしいんだよね。
趣があった古い湯治棟も、なくなったみたいだし。
いわゆる贅沢系の和モダンに変えて、つまんなくなった感じ。
好みの問題だから、こっちが好きという人もいるだろうが、オールドファンには不評だと思う。 ボランティア云々も、否定する訳じゃないけれど、経営者に、我誉めの傾向があるような気がするんだよね。
口コミ内で一部の賢者が指摘しているが、そうだと思う
素晴らしい宿かどうなのかも微妙だ
242 :名無しさん@いい湯だな:2011/10/05(水) 14:05:34.36 ID:IsZ6uc+j0
>>241
いまいち正体のわからない宿だよね?>岩の湯
ほかのサイトでもときどき、宗教がかったようなクチコミを見かける。
具体性がなくて、行けばわかるとか、夢のような時間とか。
一方、温泉個人サイトには、ほとんど載ってないし。
「食べログ」にやらせ投稿、口コミの信頼性揺らぐ 2012年1月15日 21:59
カカクコムによると、やらせ業者から
/ // {い辷彡ク―- 、 \ ヽ
/ / / >=≠=ー- \ \ヽ _ 丶
/ /// ′ ヽ ` 、\ヽ ( ヽ
/ / / / l | l \ l l |
/ /l / / l l| l| |l | |l l ト、| | |
!′ / l ′| l| l| |l | |ト、 | l | l > |
! / 川 l| |||」| l|`T 7 ハT | l | | | |
{ 〈 川 |l kヘ 八 | |/,,斗=ミk j | ! | |
\:: ヽノ川 |l_|孑テミ\ | l〃 弋ヅ゙} ' 从 |: |\
ヽ \ノ| lヘド _ゞソ u U / /| j: |\ ヽー- 、
ヽ ヘ l 八 U 、 / /l |´ { 、  ̄ ヽヽ
\ \{ ヽ __ u イ l| | | \ \ }ノ
〉、: 〔_ト ト ` ̄ /┼ノ | | ヽ l\ ヽ
/ ヽ | |├]> <_|/l/ ; / '.| ヽ ゛、
. / / l | 丶 | |ノ└ / ∧ { | l |、 }|
/ / ハ ヽ ' 〃 V ′ / l || \ ノノ
/ / / 弋 \ l || ノ / .:.. /j:i、 ノ人 ヽ
´ / / / `7⌒ヽ/ | ノ|ー- イ ;′.:´ ヽ{i:i:i:i:ト--<ハ }
. / イ \ー ‐=彡i:i:i:i:iノ |{ l `ヽ |l { .\i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ト、
/ / 乂 >i:i:i:i/i:i/:i:i/ い u 八 ゝ i:i:i:i:i:i:i:ハi:i:ハ
{ { イ:i:i:i:i:i:i/:i:i':i:i:/ \ \_ノ) u l:i:i:i:i:i:i:{:i:}i:i:i:ト、
/:i:i:i:/:i/:i:i:i:i:i/ ` ー '´ :|i:i:i:fヾi:i〉トi:i:i:i:i〉
{i:i:i/i:i:i/:i:i:i|:i:i:| u ::c ; |:i:i|i:}:i:l:i:i||:i:i:|/
ヽ/i:i:i/:i:|i:i:|i:i:l{: :::c ; 、 ∧i:||i:i:i|:i:ハi:i|
'i:i:i:イ:i:i:|i:i:|i:i:八 `´ \ :.イ }ハi:i|/ }iノ
li:i:il |:i:i:|:i:i||i:{ \: __ノ >ー - ―f´ し }丿
|i:i:iハi:i:{ ノl:i:iゝ ゝ、 |
人{ ヽ′ 〔 :|
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4) 岩の湯のオーナーが考えた非日常的時空間の演出法
メインの仙人風呂へヽ( ´∀`)ノ
きっと普通に蛍光灯付けて全体明るくしたら、
目も当てられないほどのB級臭プンプンひと昔前反映したホテルの大浴場風になるでしょう(笑)
(実際、ここは以前からある風呂をリニューアルしてるから当然か。)
っていうか、廃墟みたいに見えるかも…。
仙仁温泉・岩の湯の秘密
日本文化を考える上で温泉は一つの切り口と言えます。感動した秘湯について、何にどのように感動したかという個人的感想を綴ってゆきます。第一章は垂涎の仙仁温泉。
もっとも予約の取りにくい仙仁温泉・岩の湯をアジアのリゾートと比較しながら、その秘密を解き明かします。
この橋を渡って、非日常の時空間へと導かれる
・貸し切り風呂
風姿の湯:バリ島を彷彿とさせる
・バリ島
空中開放テラス
・バリ島
テラスと池:とにかく水が豊富
海とプールの境界を視覚的になくすよう工夫されている
ホテルのプール:とにかく開放的
・ランカウイ島
ホテルのプール:ランカウイ島は森が深い
・ランカウイ島
ホテル内だが、実はすぐ横(左)は海
ところが、日本には冬がある。雪も降る。池やテラスを作っても冬はそこでくつろぐわけにはいかない。開放的なホテルを造っても冬の稼働率は低く経済的に成り立たない。日本の冬の屋外でもくつろぐことができないわけではない。露天風呂である。雪見酒というのもあり、静寂の中で冬を楽しむことができる。日本独自の文化である。ただ、冬に露天風呂で長時間くつろぐ訳には行かず、日本でバリ島のようなリゾートを実現することは難しい。
・風姿の湯
三つある貸し切り露天風呂の一つ
・野守の湯
内湯(写真にない)は太い木枠になっている
さらに確信したのは、屋内用の湯船にジャグジーがあったからである。館主は、おそらくバリ島などの海外リゾートにヒントを得てこの貸し切り露天風呂を作ったのではないか。そうでなければジャグジーは決してつけない。各貸し切り風呂には屋内にジャグジー付きの風呂が一つ、屋外に露天風呂が一つまたは二つ、おのおの配意されている。内と外を隔てる足下から天井まである折りたたみ窓が両サイドにある。冬はここを閉じれば良く、多少寒くても開け放っておくことはできる。眺望は良く、向こう岸に続いている山並みを見渡せる。屋内から屋外へと、自然にシームレスにつながるように工夫されていてる。
・風姿の湯
半露天のジャグジー:底から泡が出る
泡は5分程度のタイマーになっている
・夢想の湯
向こう側の山並みを望む
日本の貸し切り風呂は有料のところが多いが、ここでは無料であり、3カ所別々の風情を楽しめる。他の経営者にとっては貸し切り風呂はお金を稼ぐ装置かもしれないが、宿泊者にとっては自由に入れなければリゾートとは言えない。お湯は源泉をわずかに加温してかけ流しである。いつでも入れる。お昼にはすべて入れ替えている。いつもきれいである。宿泊者は、自然の中で思う存分くつろぎ、自由を満喫することでききる。
やや暗いので皆さん足元に注意して静かに奥へ
入り口横のやや深い風呂
いたるところ流れ出るお湯が豊富
写真は女湯で、男湯より開放的
・女性用の屋外露天風呂
男湯にはこのような外湯はない
洞窟の奥から「川」が流れ出している。源泉の川である。滝もある。足下には砂利が引いてあり、これが心地よい。「法師温泉」より小粒だろうか。照明はやや暗く、少し不安になるが、奥へ奥へと進むことができる。暗いところでくつろぐことは内向的であるが仕方ない。海外のリゾートはすべてが開放的だから、日本でこれと同じことはできない。
・食事所から見る仙仁川
「清流」は世界標準ではなくむしろ日本固有という気がする。
山の上から水を引いている(冬は温泉で加温)
緑が映えて美しい
昔からそこにあったように周囲に溶け込んでいる
紫陽花が一輪と緑
水滴が落ちる音が心地よい
・小さな噴水
控えめな水量である
日本人は水と緑にきわめて親近感と一体感を持っていて、これらがないと落ち着かない。逆にこれらがあれば、たいていのことは(私は)許せる。自分の家でインテリアとして観葉植物を育てることはできるが、いかんせん、部屋には水が流れていない。水が流れ、植栽の行き届いた小道をそぞろ歩くのは誰でも気持ちのよいものである。黒川温泉なら「山河」や「山みずき」のように、小さな流れをそこかしこに配置した旅館が好きである。
・バリ島の池
象徴的なハスがふんだんにある
錦鯉のカラーが南国的ではある
やはりアジアではハスが重要だ
赤い花だけでなく周りの緑が秀逸
黄色が印象的、水が周囲に落ちている
勢いがよい
整然としすぎて、やや不思議
鮮やかな大輪の花
あるべき場所に配置してある
植栽について
花はやや控えめ
やはり緑が多く、受け皿は灌木風
私の好きな風知草である
さりげなさにいやされます
雪があってもしっかり
茶褐色の列が「日本」!
・屋内の花のディスプレイ
華々しい、これもいい
あるものを使っている
なにやらピーマンのお化けのようである
太陽の光を一杯にあびている
つぼみも水滴もアジア風
どこにでも小さな花が咲いている
館内やホテルの中を散策する。小道には野草が咲いている。
・仙仁温泉の裏山を歩く
舗装されていない小道を歩く、気持ちがよい
ベンチが用意されている
南アジアのリゾートには小動物に出くわす。鳥、トカゲ、ヤモリ、蝶などである。
・鳩(カンボジア国籍)
仙仁温泉の屋内には特徴的な空間が設計されている。そこかしこに設けられた一服スペース、プライバシーの確保されたよい部屋。いたるところにくつろげる書斎スペース、本、椅子などがある。照明はすべてスポット照明で、気落ちが落ち着く。
・休憩スペース:前には樹木が茂る
・パブリックスペースのくつろぎ所:ここは欧州風
・部屋のリビング:くつろげる
・館内のスポット照明
・海外のホテル空間例
・ランカウイ島のロビー
・ランカウイ島:花ではないディスプレイ
食事について
食事については広く紹介されているが、比較例をひとつだけ。鮎のことである。ランカウイ島では伊勢エビを食べた。鮎は塩味、伊勢エビは甘辛味だった。気候風土にあった素材と調理方法といえる。
・有名な鮎(仙仁温泉):強火の遠火で焼かれていて、骨まで食べられる
館内の置物について
・仙仁温泉:仙人の彫像
・カンボジア/シュムリアップ:なかなかいい
・ランカウイ島:馬である
・カンボジア/シュムリアップ:猿はアジアで多い
・カンボジア/シュムリアップ:アンコールワット風のレリーフ
空間からホスピタリテイへ
こうして見てくると、海外と日本では外形的な違いが多いが、それぞれ風土と文化に根ざしたものである。好きずきがあるだろうがいずれもすばらしい。和洋の比較の話はさておき、私は「今の好みは」国内で楽しめる仙仁ワールドである。仙仁温泉では空間と時間がふんだんに用意され、使うのはあなた自身だと言われているようだ。「自分自身」のことはこの空間で自分で考え、自分の時間もデザインしなさい、思うままに、その間、私たちは前面に出ず、でも必要なときにはすべてのホスピタリテイで応えましょう、そんな気遣いも感じる。
さて、部屋で洗面台やトイレに行く。すると電気は自動的につき、離れれば自動的に消える。あなたの思うように。そこまでしなくとも、と思ったが、「宿泊者の意図を汲み取る」コンセプトと理解した。部屋にはCDプレイヤーがある。3枚ほどおいてある。好きならばどうぞお聞きくださいと。これも自由である。音楽でくつろぐ人、自分で持ってきた本を読む人、宿の本を持ってきて読む人、瞑想したい人、何も考えたくない人、すべてが受け入れてもらえる。くつろぐ場所は、部屋のリビング、屋外のテラス、書斎、どこでも出来る。
1.4 卓球台
貸し切り風呂(宿の山側の方)から、上に登り左に回り込み川近くまで降りる散策路がもうけられている。冬には雪道となり、少し寒いが冷えずに一周できる。逆に夏は暑くならずに散策できる。川に降りてゆくと、向こう岸で卓球をやっている人を見かけた(写真)。おそらく近所の方だろう。卓球台の上にはテントがかけられていて雨でもできそうである。何とも平和だなと感じた。
・この川(下流)の右側に卓球台がある
1.5 ホスピタリテイ
海外のホテルでは言葉の壁もありなかなか従業員の方との交流は難しいが、しっかりしたホテルではホスピタリテイを十分感じることができる。このブログ(-1-,-2-)では、主に外形的な違いや特長を書き綴ってきた。仙仁温泉には海外のすぐれたテイストが持ち込まれているが、最後にホスピタリテイについて考えたい。
控えめで相手を思う文化
私たちが非日常の空間で自由にくつろぎたい、ということを宿は知っている。その目的をどのように実現させてあげればよいか、それをいつも考えている。「くつろげましたか」「いかがでしたか」「お手伝いしましょうか」、また「ゲストからみてもいつも控えめであるように」という気持ちで接している。笑顔が自然である。受付の方も、案内される方も、掃除する方もすべての従業員である。何か聞けば、必ず答えてくれる。すぐにわからなければ必ず調べて教えてくれる。面倒だとは微塵とも思わず、「お手伝いしましょうか」という対応である。押し付けがましいところがない。
カメラ
仙仁温泉の館内でカメラを持って散策していると、従業員の方が「写真撮りましょうか?」とやんわりと声をかけてくれる。こちらは、本当は撮ってほしいのだ。連れはいるのだから。必ず、距離をかえて2回撮ってくれる。恥ずかしいがうれしくもある。
爪切り
フロントで「爪切りを貸していただけますか」と頼んだ。即座に出ると思ったら、奥に戻って行った。ちょっとして、笑顔で「どうぞお使いください」と貸し出してくれた。部屋に帰ってみたら、実はクローゼットの小箱に入っていた。「部屋に備え付けがあります」とは言わない。さらに小箱はもう一つあって、そちらにはちょっとした薬が入っているのに気がついた。必要なら、困ったときにはどうぞお使いくださいと。あなたが必要なものはすべて備えてありますよ、と。つまり、従業員に極力声をかけないですむように、言い換えれば自分の時間を自由に過ごせるように配慮されている。
調べごと
連れ合いが「バジルの苗が小布施のどこかで売っているはずだ、出来ればかって帰りたい」と思いつき、尋ねてみることにした。すると、「調べてみます」と言って、後で「確かに売っていることになっています、でも、本当かどうか明朝、電話して確認します」とのこと。チェックアウトの時に「電話しましたら確かに売っています。もし、近くまで行かれたら、すぐ近くに雰囲気のいいお寺もありますよ」と教えてくれた。できそうでできないことだと感心。
車を旅館の入り口の木の下に止めていたが、帰り際に、見送りに出ていただいた折に、窓を拭いてくれた。「どうぞ、もういいですよ」と言えば、次に屋根に落ちていた葉っぱやごみを取ってくれた。前日の風で葉が落ちていたのだった。窓を開け、お礼を言いながら出発した。100mほど走り、気がつくと後ろで手を振っている三人の方の姿が見えた。500mほど走り車から見えなくなるまで。これを事務的にやっている旅館はある。事務的かどうかは見ればなぜかわかるもの。手を振っていた三人は遠くから本当に私たちを惜しんでいるように感じた(三人の方の顔は見えなくとも、首を長くしてこちらを見ているような気がした)。
ホスピタリテイとは何だろうか。お金を払っているからホスピタリテイを受けられるのだろうか。ここでの滞在を、自分たちとのささやかな交流を、ともによい思い出として残してほしい、という姿勢が言葉と態度に表れている。お客のためにも自分のためにも。私たちは自分で制御できないことが多い、短いしかし長い人生の中で、一瞬の時間ではあるが、自由に過ごすことができる、そんな世界を作り、提供し、受け止めている。
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通常素晴らしいといわれる場所でもオヤ?と思う人や ほぼ100%素晴らしいといえる環境はなかなかありません。岩の湯は、全ての方が挨拶と笑顔が素晴らしく全員が完璧でした。
接してくださいました。
“ヒト”はそこにお金を支払うであろうという結果になります。
最初に部屋へ案内してくださった男性が「本日の朝にもいだ とうもろこしです」と言っていました。
と感じるかもしれませんが、全てアドリブでこちらは質問をぶつけているので、通り一遍の連絡会や朝礼などだけではまず対応できません。
方がお預かりします、という感じで受け取ってました。台帳を渡してくれた受付の方ではない方でした。
そこで、ひとつわかったのは、あっているかはわかりませんが、担当分けがあまりされていない感じがしました。もちろん、ある程度のパートは分かれているのだと思いますが、お客さんに接する全ては私のできる範囲でやりますよ、という感じでしょうか。
一度訪ねたら必ずリピーターになる、その意味を泊まって知ることができました。べた褒めですが、僕自身も「岩の湯」のファンになってしまったことは事実です。
至れり尽くせり・・・
なんと、麦茶もまた補充されておりまして。さらに、トイレはお掃除した形跡が。
時間はあったけど、はっきり言ってすごい!
書斎
お風呂の帰りに書斎コーナーに寄ってみました。数は多くはないんですが、・りに書斎コーナーに寄ってみました。数は多くはないんですが、けっこう楽しめるかもしれません。子供向けの絵本もあって、これがまた、昔懐かしいものばかり。「ドリトル先生」とか「大きな森の小さな家」とか。ねーちんは以前けっこうはまった、「ライオンと魔女」という本を借りることにしました。貸し出しカードに書けば、部屋へ持っていって読むことができるそうで。
朝ご飯食べて、あわただしくチェックアウト。ちゃんと仲居さんが車までお見送りしてくれました。
ゆうべ降った雨で車が少し濡れていたんですが、手早く窓を拭いてくれました。
ここは僕の中では数少ない「また行きたいと思わせる宿」だ。
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5)しかし、成功体験が天才 金井辰巳の人格を変えてしまった?
金井辰巳は星野リゾートの星野佳路を遥かに上回る天才だった(過去形)のだけれど…
@ 『使用前』の岩の湯の姿
良いお宿です。 [仙仁温泉岩の湯] 投稿日:2011年2月27日
温泉大好きさん [入浴日: 2000年2月27日 / 3泊以上]
http://onsen.nifty.com/cs/kuchikomi/onsen_255/list/aid_onsen005201/1.htm
今でこそ、「憧れの湯宿系」のお宿にリニュアルされてますが、その昔はそれこそ一泊8千円の本当に「秘湯の一軒宿」だったとか。
http://blogs.yahoo.co.jp/masumi_january7/51652172.html
http://www003.upp.so-net.ne.jp/koko/ti-ta/johou/senionsen.html
10年以上前は寂れた人気のない温泉でしたが、経営者が変わったのか 凄く良くなったそうです。
http://www.wa.commufa.jp/~katchan/o-nagano-seni.htm
ハイキング帰りの人たちが汗を流す・・・といった素朴なものだったとか。
それでも事情で継ぐことになったが、これといった特色がない宿は設備投資をする力もなければどんどん廃れていってしまう悪循環に陥っていたようで このまま細々と続けていくか、まわりの反対を押し切って自分の信じる道を進むかとかなり悩まれたとか・・
たぶん半年先か、平日のドタキャン狙いじゃないと無理だな〜
従業員の方も家族と一緒にお正月を過ごしてもらいたいということらしい。(もう数年たっているので変わっているかもしれませんが)
岩の湯は、入り口から奥まで30メートルもあるという洞窟仙人風呂が古くからあり、上杉謙信の隠れ湯として将兵の傷を癒したのが始まりとされる。1959年に金井良太郎氏(現社長・金井辰巳氏の父)がそこで4室ほどで経営していた小さな宿の経営を引き継ぐ。
http://www.ndpa.jp/sbda2004/s021.html
日本人がふるさとへ抱く憧憬に応えるサービスを提供する
理念の共有で成り立つ企業経営
― 制約を利用しつくした設計になっているわけですね。今では川も斜面も木々もこの宿のかけがえのない財産になっています。
人についても、ないものねだりよりあるもの勘定が大事です。社員のいいところを見出してあげる、社員同士が互いに相手のいいところを認め合う、そうすれば自然に助け合う組織が育っていきます。
― こちらにうかがって驚いたのは、従業員の皆さんの応接が温かく思いやりがあり、しかも自然なことです。さりげなく活けられた花、ラウンジのテーブルにそっと置かれた詩篇の切り抜きなどにも、ほっとさせられます。
「情け」と「癒し」のサービス
― 日本には日本の風土にふさわしいサービスがあり、それはつまりふるさとの実家にいるようなやすらぎであり、これを提供できるのが理想土ということですね。
― とても難しいテーマですね。
人の心の自己治癒力を促すこと
― 岩の湯では、ホスピタリティの原則が日本的情緒のエッセンスにまで昇華されている気がします。本日はお忙しいところ、ありがとうございました。
――そうして、昭和63年、全面建て替えに踏み切られました。
――大変な事態ですね。
――ES(従業員満足)ですね。
――その企業理念の下に経営理念、商品戦略がぶら下がるわけですね。
――その理念、戦略から派生する戦術は…。
――目指す接客とは…。
――顕在化する欲求に応えることよりも、潜在しているニーズをくみ取ることが大事だと。
,. -―._====>ミ'ヽ、
,.ィ,. -‐''二 ̄ ___ `゙'<
//x‐''"´ ァ‐''"´_二ニ-――=-ミ、
/':/,.ィ´ / >'"/ _
/ / イ////,.イ ,.-‐ァ'"´ ̄,.ィ"´ ̄
_z=/ :////=,/ // ̄/フTメ==、_,.イ´ _,. -‐
// Y /// /-ノ とテ斧ミメx、 `Х ,.ィ''"´
レ'/ Y :/ /イ:/´。``':ミテメミト/ / u ,.ィ
/´/ノ:/, ' .l{ :::::::::::ヾ(゙/// ,.l /
_ /// 、_リ :::::::::::::::.... /,.ィ!
,. -‐''"´ ``ヽ /(ノ7 ,; :::::::::::.. / xく l!ノ
,. '" \ ,.-‐=ァ==ァ':l/'. __ 、 ::::::::::o'´xェ;-‐''" l!/
,,. '" _,. Y ./ ,.ィ/.とノ ヾヽ.ヽ ::::::::::ヾヾミメ,_,.ノl!_
,. '" u / ヽ、( {:l/ ./l 、 ヾ,、} ::::::::::::.Yi芽.l-‐|
,. '" _,.っ,,.__o゚ノ ヽ`゙'ー--‐'".:::::l ノ' ::::::::ノ'"}lメ! ,レ
,. ,. -‐''"´ -::r=:、:.、 ``丶、 u ヽ. / .:::::::l、 ι´´ _ ::::U '゙’-ィ-/
,. ' イ /::::::::::゙'':´::::::::.. ヽ./ ..:::::::::>:..、 ´u (( ̄``ヽ=ァニ二イ/,ィ
'"/ : : :: : : : : : : : : : `゙' ァ,.、 _ ゞ_,.-‐'ア´__ノ__ノ ノ
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´``ヽ、 l、:l l / / / // //_/// ,
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ι u'´ (ノ ̄ ̄フ‐'"´ ̄  ̄``丶 、゙ ‐- l.,l_l //l { / / l !(
u ,. ィ''´ `丶、 `ヽ、Y :l l iヾ
/ ι ヽ、 ヾ、 l ! !〃
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A 『使用後』の岩の湯の姿
84 :名無しさん@いい湯だな:2011/10/14(金) 10:37:57.93 ID:GsDW5AbGO
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/onsen/1290281380/
とか
「あからさまに2名宿泊を断られた」
とか
「いつ行っても同じ料理で工夫がない」
とか
\: . : . : . : . :/ /__ ∨:. :. :. :. :. :. :. :./:. :. /:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.ヽ:. :. :. :. :. :. :. \
`ーァー-、: : | / /:. :. :. :. :. :. /:. :. :/:. / :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. : :. :./:. :. :. :.| :. :. :. :. :. :. :. :. .ヽ
/:. :. :. ヽ: : j | /,:. :. :. :. :. :. :/:. :. ://:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :./:. :. :. :. /:. :. }:. : l: 、:. :. :. :. :. :. :. :. :.',
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|:. /{ ハヘ , : . :ヘ:. :. :. :. ,:.l: | ヽ イっ;;;;r―ノヾ // ィ 气乍ア:. :. :. :.ヽ!/:. :. :. //:/ j:. |リ
|:/ノ ィ ̄ Y \ヽ : . :.\:. :. :. ヽ\ r弋ー‐ぅ '" ん:::: fフ , 1:. |:. :. :. /:. :. :. //:/ |:. !
/ ̄ /;/; ; ; ;{  ̄ ヽム , : . : . ヽ\:. :. :.ヽ:.ヽ ゝ'´  ̄ ゝニ,7 ./: l:. :|:. :. :/:. :. :. イ/:/ j:./
{. /;/; ; ; ; ;ヽ 厂 ヽハ , . : _: . lヽ:. :. :. \:ゝ :, /: . |:./:. :..ム イ:| // レ
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:. :. :.| ; ; ; ! ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;ヽ ; ; ; ; ; ;l! }ヽ | \ / {、__/; ; ; ;.N | |
僕が 岩の湯に行くお金を持っていたら、岩の湯ではなく高級ソープに行きますね。 本当の究極のサービスを受けたいから。
言い換えると、岩の湯が目指している安らぎとか最高のサービスの対象に成り得るのは資産家の奥さんに限られているという事なのですね。誰にでも喜ばれるサービスを目指すのなら兎も角、有閑マダムだけを対象にした商売というのは何時か必ず破綻します。
,x)水.ゞムイ´Xx,` 、
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/ァ''^"´, `^''xXXXXX,. ヽ.
/ ´ ! l `xXXXX, ),
. / l l `xXXX,. ),
′ l. l l `xXX{. |
. ! / / i| i ! l / ! ,仆、 `XxL |
l /,/ | _|小、! |/)' |/,斗∨ |XXマk !
! 〉l ∨ |≧t圦 リ_>チ〒ァ、} ! };;ト、 }}
. l l 从. ト、ト弋リゝ\{ イ弋リノ' ノ ノ/l;;|,リノ'|
| ‖ ', マヽ`ー' _,ノ / /|;! ||. i な〜に♪
l | ', '込 "" 、 "" _,ノ,/ / l! ノ' |
!十!l´', マ价x、 ー -' , イ/ /`l!ー'く、 i
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湯河原温泉の「指月」は何故山を下りたのか?
http://www.asyura2.com/10/yoi1/msg/190.html
http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/1109.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/494.html
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陶酔記−金津園遊びの手引き
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http://www.ippu-do.com/
http://serika.biz/search/top/
http://www.kinki-fuzoku.jp/soap_dohga/top/
http://dorichin.tv/home/
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