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(回答先: こんな温泉に泊まってみたい _ 手白沢温泉 投稿者 中川隆 日時 2012 年 3 月 17 日 17:22:45)
奥山田温泉 満山荘
長野県上高井郡高山村奥山田3681-343
026-242-2527
源泉名 奥山田温泉 五色上(蒸気泉と表流水の混合泉)
泉質 単純硫黄泉(中性低張性高温泉)
加水 無し
加温 無し
殺菌剤 無し(浴槽清掃時に塩素消毒を行う)
入浴剤 無し
循環装置 無し(貯湯槽を設置して利用)
営業時間 外来入浴は不可となった。
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__ 」 L ____」 | |マ´ `マ;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;
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__________ !ハj } l :!癶、____ ここが満山荘かぁ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∧ ハ川 :!ヽ∧ ̄ ̄ ̄ ̄
r' ハj从ノ r' }
_________.{ {/⌒ハへ! :!____
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ '、 jヽ,ノ癶_,ノ、j ̄ ̄ ̄ ̄
,:´`; _ ヽi /,.:.:.:.:、ヾ
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. . . . . . . . . . .,.゙';’; ; ;,' :| `丁 ¨´
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. . . . . . . . . . . . . . . .. .,゙; ; ; ; ;;,行 行 __ ,,- ' ` 、
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<掲示> 浴室入口に簡易掲示のみ
H08.03 奥山田字山田入3682-1
単純硫黄泉 96.2℃ 使用位置61℃
高山村HPによれば
単純硫黄泉 72.9℃ 280 L/min
五月中旬の奥山田高原はやっと春を迎えたばかりで、牧草地にツクシがたくさん顔を出してしました。スキー場がクローズして笠ヶ岳峠が開通するまでのこの時季は、人影少なくひっそり静かです。白く輝く北アルプスを遠望する高原の風景はハイジの村みたいですね。
いつも満室状態の人気宿ですが、たまたま空いていた新館の角部屋「蓮華」に宿泊しました。宿料は旧館16000円と新館18000円ですが、旧館は山岳展望が新館の屋根で妨げられるので、2000円の差は展望料金とみて新館をチョイスするのがよいかと思います。
食事は夕朝とも食事処でみんな一緒にとります。いろいろな良質な食材を少しずつ、なかなか凝ったアレンジで出してきます。山菜天ぷらは揚げたてを女将さんが次々配り、これだけで満腹になってしまいそう。リンゴ天が意外に美味なのを発見しました。
ひととおり食事が終盤になると、女将の挨拶ならぬ名物の「堀江おっちゃん」の登場。「おっちゃんの温泉2億円、世界一の温泉」を連発しつつ、奥山田の魅力を熱く語ります。子供はちょっと恐がっていますが、話が進むにつれ「これは偉人だ!」と引き込まれてしまいます。とはいえ、おっちゃんのセンスだけでは個性が突出してB級宿になっていたかもしれません。人当たりのよい若旦那がしっかり堅実に支えているという印象をうけました。
浴場は木造に波トタン屋根の手作りふうで、粗野な感じが山の湯らしくてよいです。谷側(右)のほうは岩風呂風の内湯が2x4mほどで、湯滝状に55℃の湯が20 L/minの投入。1:2に仕切られて温度差がついていますが、暑い日だったのであまり変わらず43℃と42℃でした。
露天は1x4mほどの細長いもので、湯口から5 L/min弱の絞り投入でぬるめ41℃。横に6人ほど並んで入浴しながら山岳展望を存分に楽しめます。山側(左)のほうは岩風呂風の内湯が1.5x3mで10 L/minの投入、仕切で43℃と42℃。露天は3x4mの大きめコンクリ槽で10 L/min投入のぬるめ38℃。
やや青みがかった澄んだ湯で、底に沈殿した灰白色の湯花をかき回すと青白い半濁になります。弱い焦げイオウ臭、弱きしきしのある薄い石膏系の淡白でさっぱりした湯です。
泉質だけではいたって平凡なので、やはり山岳展望あってこその温泉地でしょう。晴天をねらって訪問されることをお薦めします。
(2005.05.16泊)
立派な新館ができています
内湯は岩風呂ふう
細長い露天風呂
■奥山田温泉について
源泉地は松川渓谷にあり、五色温泉より少し上手の急カーブ直下に櫓と噴気が見えます。ここから標高差320mをポンプで引き上げて12軒の宿泊施設や企業保養所に供給。堀江さんの図面を見ると、300m掘削井の沸騰熱水に周辺から引いた沢水を注入しています。蒸気熱水混合の状態だとポンプ送湯できないので、注水で蒸気を冷却凝縮させるわけです。半造成温泉ともいえますが、地熱地域の温泉ではよくみられる方式です。
資料DATA(熱水の分析)
S-Na-Cl 96.2℃ pH=8.3 - L/min
ER=1624 TSM=1597
Na=365(88.4) K=25.7 Mg=0.05 Ca=28.64
Cl=468.1(71.4) SO4=162.2(18.3) HCO3=73.2
OH=0.03 F=1.13 HSiO3=14.34 HS=15.05
H2SiO3=438.1 HAsO2=4.9 H2S=1.48 mg/kg (mval%)
http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/bbs/special/yamasemi_takayama/yamasemi_takayama_06.htm
,ィー- _ , -―-、 ―- _....::''":::/ ,:''; ; ; ; ; ; ; ;';';';';';';';';';';'' ,,:'; ; ; ; ; ; ;
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: : :ヽ::::::::; ′ V ,.'' ; ; ; ; ; ; ;';';';';';';';';';';'' ;; ; ; ;';'; ; ; ;';
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奥山田温泉は、信州高山温泉郷7湯の一つで最奥・最高所(標高1500m)にあり、満山荘は日本秘湯を守る会の宿で、北アルプスを見渡す露天風呂と信州の食材を使った創作料理が人気の宿だ。
料理は娘婿夫妻が自分達で作り、走り回るようにして自らサーブしている。
高山村は長野市の東20kmほど、県の北東部にあって東西に長い。村の三方を山に囲まれていて、善光寺平に向う松川扇状地に位置し、背後には、軽井沢と並んで信州を代表するリゾート地・志賀高原が広がっている。
村を流れる松川上流の渓谷は紅葉の名所として広く知られ、シーズンには観光客の車で渋滞が起きるほどだ。
高山村は「湯つづきの里」と称している。これは、志賀高原の横手山を源とする松川の渓谷沿いと標高2076mの笠岳南斜面に7つの温泉が点在しているためだ
村の農業はリンゴ・ブドウなどの果樹を中心としている。私達が最初に高山温泉郷を訪れ五色温泉に宿泊した11月上旬、県道沿いの果樹園には、たわわに実った真っ赤なリンゴが収穫を待っていた。紅葉の松川渓谷志賀高原の横手山を源流とする松川。その上流、松川渓谷沿いに点在するわらび・子安・山田・松川渓谷・五色・七味、そして最奥・最高所、標高2076mの笠岳の南斜面・1500m〜1700の高原にある奥山田温泉を総称して「信州高山温泉郷」と言う。
奥山田温泉へのアクセスは2つある。
一つは表通りとも言うべきもので、上信越自動車道須坂・小布施方面から県道66号線に乗って松川沿いに山田・五色・七味温泉を通り過ぎていくルート。秋には紅葉で大変混みあうルートだ。
もう一つは国道292号線(志賀草津道路)沿いの熊の湯温泉近くから県道66号線に乗り逆行するルートである。
私達は、前日宿泊した草津温泉から万座温泉・熊の湯温泉などで立ち寄ってから、志賀草津道路から分かれて県道に入った。このルートは途中、すれ違いが難しい部分がかなりある。
しかし、笠岳を間近に仰ぐ地点から先は、(晴れていれば)北アルプスの雄峰や北信五岳(飯縄山戸隠山・黒姫山・妙高山・斑尾山)が連なる山並みを一望する大パノラマに歓声を上げながら山田牧場に降りていく絶景ルートになる。
志賀草津道路から奥山田温泉に向う県道66号線上の大パノラマ。松川渓谷沿いに点在する他の温泉と違い、奥山田温泉は笠岳の南麓、標高1500m〜1700mの高原にある。
高原には170ヘクタールいう広大な山田牧場があって、5月中旬〜10月中旬にかけて、60頭ほどのホルスタインの放牧が行なわれている。遠くには北アルプスの山々が連なりスイスアルプス的な景色が広がっている。
旅館・ホテルは10軒ほどあるようだが、見かけた宿は、高原にマッチしたロッジやペンション風のものが多かった。山田牧場の入口近くの斜面に、木造2階建ての日本秘湯を守る会の宿・満山荘がへばりつくように立っている。創業は1964年、東京オリンピックの年だ。
当初は温泉も無くスキー客が中心のロッジだったが、創業者・堀江文四郎さんの娘婿夫妻が全国の宿を巡り歩き、これはと思った点を宿に取り入れて少しずつ改善していった。
巨額の費用を投じて温泉を確保し、今ではリピータが多い人気の宿となった現在も家族だけで経営している。80歳を超えられた創業者は、神出鬼没で専ら宿泊客と昔話に花を咲かせ、娘婿の畑山夫妻が評判の食事を含めてすべてを切り盛りしているように思われる。
チェックインをすると、案内された部屋には既に布団が敷かれ、その後一切、宿の人は顔を出さない。人手が足りない分の工夫だが、それが客のプライバシーにプラスになっており、「ほったらかし」が満山荘の宿のコンセプトの一つになっているように思える。
夕食も朝食もしっとりとした古代色(日本の伝統色)の暖簾で仕切られた民芸調の食事処で取る。創業者の次女、明子さんがシェフであるが、ここの食事は、口コミでの評判も非常に高く、満山荘人気の源泉となっている。
食事処の入口には「いなか料理 Food 風土」と書かれた円盤が掛けられている。文字通りに受け取れば、地元の食材を使った郷土料理と解釈できるが、どうしてどうして料理にうるさい人をも満足させる創作料理が一品ごとに供される。
サーブするのは仲居さんでもアルバイトの人でもなく、料理長とご主人自らが運んできて、料理の説明をしていく。ここでも家族経営が徹底している。
信州の食材を使用した創作料理が一品づつ夫妻によって運ばれてきた。
料理方法に対するものか、味に対してか、それとも見た目と盛り付けにかは不明だが、周囲からも時たま感嘆の声が上がっていた。使用された食器は分厚く重厚なものが多かった。
朝食はバイキング方式で、丁寧に作った惣菜が並び、和食のメニューは大変充実していた。パン食も不完全ながら可能だ
宿全体に「手作りとアトホーム」のコンセプトが随所に具現化されている。ロビー・ラウンジ・談話室は不揃いの家具が配置され、ムリに整理整頓せずに、個人のリビングルームや応接間の雰囲気、堅苦しさが微塵にも感じられなかった。浴衣ではなく、動きやすく寛げる作務衣のような館内着が用意されている。
洒落たハンギング チェアー。くつろげる談話室。カメラ好きな創業者の写真などが展示されており、コーヒーもセルフSで飲める。
チェックイン時、囲炉裏のお湯でお茶を供される。不揃いの家具を配して、at homeな雰囲気を演出。客室は10室(BT1 T9)のみ、それでも家族だけで経営するのにはギリギリの部屋数だろう。
フロントには誰もいないので、この鐘を鳴らして呼び出す。
1階の屋根が邪魔な202号室。202号室(槍)。10畳の和室に4畳程度の広縁。3人1室で1人16,800円だった。私達が割り当てられた部屋は「202号室の槍」。あいにく一階部分の屋根が張り出して展望が悪かった。ここの売り物が眺望だけに、予約の際はこの点を確かめておく方が良い。
宿泊料金は2人1室で16,000円から18,000円程度だ(2010年2月現在)。
創業者の堀江文四郎さん、自称「おっちゃん」と談話室にて。おっちゃん手作りの北アルプスパノラマ写真巻取り器が置かれている。創業者で元特攻隊に所属されていたという文四郎さん。現在はボランティアで戦争の悲惨さを訴えておられるとのこと。また余技として、趣味のカメラを200台ほど展示する食事処を長野市に経営されている。前日、談話室で1時間ほどお話をしたが、翌朝、歯磨きをしながら露天風呂に再登場、7億円かけた温泉確保の苦労話などをされた。
前日同様、この日も温泉を汲み上げる機械のキーを持っておられた。これだけは娘夫婦には引き継いでいないようだ。とても愉快な方で、
ここの売り物の北アルプスの眺望は、「滅多に見えないよ」
とか
「娘の料理は塩気が強すぎる、まだまだだ」
とか、やたらに過激な発言を連発していた。
風呂は内湯と露天風呂がセットになったものが2組あり、午後10時で男女交代となる。
当初の男性用の風呂は、あきらかに手造りと分かる素朴なもので、資材も安価な河原石等が使われている。
こちらは創業時からの風呂なのだろうか。
一方、当初女性用となる内湯と露天風呂は、高そうな石材が床と浴槽に使用され、かなりの費用をかけたと思われる立派なものだ。
こちらは露天風呂からの眺望が素晴らしく、午前6時の朝湯で浸かったときは、眼前の山々に朝霧がかかり幻想的な風景になっていた。
唯一木造の風呂。檜だろうか、温泉成分に染まって最も情緒ある浴槽になっていた。硫黄臭はここがもっとも強かったように思えた。
温泉の源泉名は五色湯、「おっちゃん(上記)」が松川渓谷沿いで発掘したもので、蒸気泉と表流水の混合泉。源泉温度は79℃と高く、引いてくる間に60℃程度に下がるようだ。泉質は単純硫黄泉で、軽い硫黄臭がする。総額で7億円を要したそうで、奥山田温泉の宿泊施設にも配湯している。
近年造られてと思われる露天風呂は絶景だ。大理石だろうか、高価な石材が床や風呂に使われている。片方の露天風呂は、手造りが一目で分かる素朴なものだ。
http://www.geocities.jp/nara_no_daibutu2/spa3/33-okuyamada-manzansou.html
満山荘は創業者であるご主人夫妻と若夫婦2世帯の家族経営の宿です。
チェックイン時の2時より少し早めの1時45分頃訪れたところ、帳場で出迎えてくれたのは大女将でした。きどらない素朴な対応は田舎のおばあちゃんの家に行ったような暖かさを感じます。ロビーで蕎麦茶を頂きながら、宿帳を記入しました。チェックイン時には掃除に来ている女性何名かに出会いましたが、それ以降はご主人夫婦と若夫婦だけになります。
食事は主に若女将が作り、若主人が料理の説明や配膳、そしてご主人が親しげなトークで各テーブルをまわる‥といったチームワーク?の良さで客をもてなしてくれます。
この宿はチェックイン後、部屋に案内された後は、宿の人が部屋に入ることはなく、プライベート空間が守られます。また、普段帳場には人がいないため、宿の中を歩き回っていても宿の人に会うことはほとんどなく、やはりプライベートが守られています。
その一方で、夕朝の食事の時間になると、ご主人がいかにも親しげなトークで1テーブルずつ話をして回る‥結果的には、この絶妙なアンバランスさが妙に心に残り、温泉や料理や景色などの良さと相まって「また今度訪れてみたい‥」と、そんな気分にさせる不思議な魅力を持った宿です。
朝・夕とも食事は1階の「Food風土」という食事処で頂きます。ここがまた素晴らしく趣のある演出をされた部屋で、テーブルごとにお洒落に仕切りもされていて、プライベート感覚で食事を楽しめました。また料理を盛る器には「なかむらじん」(http://www.jin-n.jp/)の器など作家ものが使われていて、見た目にも皿、料理ともに鮮やかで食欲をそそります。
どれも秘湯とは思えないような素晴らしい創作和食でしたが、なかでも特に美味しかったのは若女将が揚げたてを1品ずつ出してくれる熱々の季節の天ぷら、黒コショウがきいた冬瓜と牛ヒレのお吸い物、とろけるような馬刺し、とろーりチーズが入った茶碗蒸し、そして焼き梅茶漬けにデザートの柚子シャーベットでした。
飲み物としては、地ビール3種のほか、地酒も10種ほど用意されていて、特に地酒はカウンターに並べられた一升瓶の見本を見ながら選べるのが楽しいです。
夕食の始まりには若主人が何席かずつまとめて料理の解説をしてくれます。そして食事も中盤頃、創業者の主人(自分で「おっちゃん」と言っている)が、1席ずつ回ってきて、初めての客には宿のことを書いたおっちゃん手作りの資料のコピーをくれたり、いろいろ話をしてくれます。
朝食は朝7時30分〜9時までのバイキング形式になっています。バイキングといっても卵焼き、シャケの塩焼き、山女の甘露煮、ウインナ−など手作りの温かな料理が並び、どれも美味しいです。特に卵焼きとおっちゃんが漬けたという梅干はとっても美味しくてオカワリをしてしまいました。また食後のデザートにフルーツ入りヨーグルトやコーヒー、紅茶も用意されていて、とっても満足感のある朝食でした。また朝食時もおっちゃんがやってきて、いろいろ、話しかけながら各席を回っていくのが印象的でした。
http://www5e.biglobe.ne.jp/~onsenwdr/okuyamada-onsen-manzansou.htm
2009.08.16
長野県にある奥山田温泉「満山荘」。素晴らしい宿でした。何が素晴らしいって、今まで体験したことのない自然との一体感、お風呂の泉質、心のこもったお料理・・・
人を癒す最高の条件だけを集めたお宿なのだと思います。
標高1500mの雲と同じ高さの山の中に満山荘はあります。ほんと真夏なのに寒いぐらい!
墨で書かれた表札。センスあるアプローチです。
「日本の秘湯・・・」と書かれた暖簾。
玄関には「外湯やめました。」の張り紙が。忙しいんだろうなぁ。
概観は山荘っぽいですが、中に入ると小物やソファ、一つ一つの内装にお洒落なセンスを感じます。
これね、もとデザイナーのご夫婦がセレクトされたんだって。
お若いご主人が手際よくそば茶を注いでくれました。
アルプスの山々が見渡せるテラス。まだロビーなのに自然のダイナミックさに脱帽です。私たちのお部屋は「白馬」と言う、角部屋で窓から見渡す風景も最高でした。見てみて!雲が目線と同じ高さ。
まず、一番楽しみにしていた(昨年に増築された)新築の露天風呂へ。
わ〜至福温泉!
少し青みがかった乳白色のお湯。目の前の壮大な山と空。手の届きそうな雲。
聞こえる物音は、蝉の鳴き声と湯口から注がれる温泉の音だけ。
泉質は単純硫黄泉のPH6.8です。
大好きな硫黄(卵の腐った・・・と言われる)の香りが漂います。
同じ「含硫黄」でも草津や万座の酸性泉よりも、肌に優しいのかな。まろやかでしっとりしています。
(こんなこと言っちゃ温泉ブログ的にNGかもだけど)、いまさら泉質なんてどうでも良くなっちゃうぐらい、お風呂と自然との一体感、絶景に圧倒されるんです
「今までこんなとって置きの場所(お風呂)があったのか!」ぐらいの感じ。これ本当だよ。
ミーン、ミン、ミン、ミン、ミン、ミーン(油蝉ね)
こちらが横にある内風呂ね。コンクリートとひのきの浴槽。趣は違えど、どちらもセンスがいいし、自然のダイナミックさが一望できるのは共通しています。
次の秘湯探訪へGO・GO
こちらは、昔からある岩風呂。よく雑誌に載っているほうね。
見上げれば空は鱗雲。「よぅ〜頑張りました。」
満山荘で夕暮れを迎えました。
夕飯の時間です。個別に仕切られた食事処でいただきます。
THE信濃風創作料理。お若いご主人と奥さんが悩んだ結果あみ出したレシピらしいよ。
味も見た目も言うことなしにウマイ☆チーズ好きな私はチーズの茶碗蒸しが気に入りました。「チーズ feuturing 卵」の新しい味。あと馬刺しもプリプリで美味しい。
「美味しいですね」ってご主人に言ったら、「全て奥さん1人で作ってます」と。
確かにお品書きを見たら「料理 明子」と書いてありました。
これ全部1人で作っちゃうの??すごい。
揚げたての天ぷら(いちじくとか、信州りんごとか・・・)次から次へと運ぶ明子さんは、信州一の料理人です
器は地元の作品を使用しているらしい。器の彩り、味と素材の拘り、全てが芸術です。
翌朝、宿の談話室で満山荘の創業者である初代オーナー(現在の若女将さんのお父さん)と出会いました。
「奥山田温泉はワシが掘りあてて、宿の裏に配湯システムを作ったんだよ。水位を確かめるための初代パイプはこれ。」
っと古びたコードのようなものを持ってきてくださいました。
「それから・・・地下から源泉をくみ上げるポンプはこれ!」
「へぇー。これが!?凄いなぁ」と興味深深な私を見て
「お姉ちゃん、あなたも好きねぇ。ワシ朝まで語りたいわ。」
と軽快に、まるで少年のような口調で話す彼は、古びたダンボールの中から私にもう一つ奥山田温泉の宝物を持ってきてくれました。なんと何十年にも渡り採取された温泉の析出物!奥山田温泉の泉質は耐えず変化し続けているため、析出物の色や模様もさまざまです。
温泉の採掘者とお話できるなんて、ほんと貴重な経験でした!
それにしても、満山荘を立ち上げたときの話をするご主人は無邪気だったなぁ。。
このご主人のユニークでまた逢いたくなるお人柄も「満山荘」にリピーターが多い所以ですね。
それから、女将の明子さんが握ってくれたとびっきり美味しい夜食のおむすびも。
あたりまえのようにある、いつも傍にある恵まれた自然も。
必ずリピートしたいです。
http://shifukuonsen.blog94.fc2.com/blog-entry-42.html
http://shifukuonsen.blog94.fc2.com/blog-entry-431.html
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21年8月中旬 平日@19800円
「いつか思い切って行きたいね」と言っていた宿に今回、やっと決心して行ってきました。同じ長野県にある「満山荘」です
県内なのに一体何がそんなに「思い切って」「やっと」なのか?
そんなに「清水の舞台から・・」くらいに高い?
決して安くはないけど、飛び降りるほどじゃない。
実は・・近すぎるのです。満山荘は我家が普段、フラッとドライブに行く所にあります。 我家が普段、ちょっと立ち寄りで温泉に入るエリアにあります。あまりに近すぎて「非日常」を楽しむにはちょっと・・
でも、この宿の評判がすこぶるよろしいので、どうも気になる
そこへ、今年に入って浴室のリニューアル、新浴室の設置があったらしくますます評判が高まるばかり。
これはもう行くっきゃないかも。
泊まってみて思うこと・・クチコミは間違っていなかった♪
これが満山荘・・
なんか・・手作りっぽいというか素朴というか・・
正直言うと
「悪くないけど、好きな雰囲気だけど・・
コストパフォーマンスとしては・・どうよ?」と
@19800が頭を掠める小市民。
でも、このマイナーな感想も帰りには完全に吹っ飛んだ。勿論、いい意味で。
階段の向こうの暖簾をくぐると・・
こんな感じ。左側に入口がある。
玄関を入ったのはチェックインタイム2時の10分前。
もういいかな〜と思ったのだけれど まだ掃除機の音がロビーに響く。
仲居さんが走ってきて「いらっしゃいませ」という雰囲気は・・ない。
私達が入っていっても慌てた様子もなく ゆっくり掃除機を止める・・
カミさんが「すいませ〜ん、ちょっと早かったですね〜」って言うと否定する事もなく
ノンビリと「そうですね〜」っと来た(笑)
次は若主人が出てきて、ロビーの椅子に座ってチェックインの手続き。彼も
「まだ3時頃までアチコチ掃除してますが〜」
と、なんか悠長に構えている。
2時のチェックインにお掃除終ってなくて、しかもこんなにノンビリしてるのが「如何なものか」という感が何故かゼロなのが我ながら。可笑しくて・・
しかもこのスローな雰囲気がこの宿に合ってる気がして気にならないから、凄く不思議。
ロビーから繋がるデッキ。
ノンビリといえば、電話のときに「蕎麦」はダメよと言ってあったのにウエルカムティーが蕎麦茶(-_-;)
ネットのクチコミで「蕎麦茶」が出るのは知っていたし、さっきからの宿の人が鷹揚(?)な雰囲気なので
これはもしかして・・と聞いてみたら案の定「そうです、蕎麦茶です」と。
どうやら申し送りがされてなかったみたい。
改めて、若主人に蕎麦アレルギーのことを伝え直した。若主人、何やらメモメモ(笑)
私達は苦笑するだけだったけどアレルギー申請には、もう少し敏感になったほうがいいですね。
と、始めから辛口っぽい書き方になったけど この時点で結構、この宿を気に入ってしまっている。
ここの「宿の人」の、朴訥で暢気で無頓着・・というか接客のプロらしくない・・
でも真面目でちょっと面白い(?)雰囲気がこの宿でのスローライフを約束してくれたようなそんな気さえしてしまう。
若主人が部屋に案内してくれるときに帳場を指して言う。
「何か用があったら、ここにある鐘をカーンと鳴らしてくれれば出てきますから」
カミさんが復唱する。「カーン・・とね」
若主人答える。「はい、カーンと・・」
そして更に付け加える。
もしも一度で出てこなかったらまたカーンと慣らしてください。
真面目な顔で言う「カーン」がなんとも可笑しくて・・
二人が案内された部屋は二階の奥の「立山」。
部屋に入ると目の前の大きな窓からポーンと開けた景色が目に飛び込んできて思わず 「わっ〜♪」
始めから敷いてある布団・・カミさんはここで昼寝の爆睡。多分、初体験です。
ぼ〜っと過ごすゼイタクを知りました。
結構、広い。多分、12畳〜14畳くらいの所に6畳分の一段あがった畳。
布団が敷いてある畳部分に窓に向いた座椅子とテーブル
その向こうの窓辺のエリアには卵形の籐製の背もたれ椅子が二つあって そこでもユックリ外の景色を楽しめるようになっている。
窓の外は・・見事!
ぱ〜っと向こうまで抜けて気持ちいい!
曇っていて北アルプスは見えなかったけれどそれでも充分充分、景色を楽しめる
若主人の書
冷蔵庫ならぬ冷温庫
小さな洒落た洗面台
ウォシュレットトイレの灯りが幻想的
部屋の中に電話はない。
若主人が言う。
「何か、用事がありましたら、下に来て帳場の鐘を鳴らしてください」
カミさんが言う「カーンとね」
若主人、ニヤッと答える
「そうです・・カーン・・とね」
(この「やりとり」だけでもこの宿のポイントが上がったって言ったら変?
でも個人の感想って、そんなものでしょう?)
他の部屋の画像もちょっとだけ。
許可を貰って撮らせてもらったのだけれど、みんなチョットずつ違っててイイ。
今回は珍しく完全平日(金曜でも日曜でもない)の宿泊。
家から一時間で来てしまう距離なので会社を休んで宿泊するのは少し勿体ない気もした。
でも、この日しか空いてなかったのだ。前日も、この後もその後も、みんな満室・・
そして、かろうじて取れたこの日も後からわかったのだけれど満室になっていた。
この人気は宿泊した今、素直に納得できる。今まで近すぎるという理由で後回しになっていたけれど思い切って行って良かったと、本当にそう思う。
お風呂に行く前に作務衣を着て記念撮影。そう、この窓は浴衣でなくて作務衣です。
実は作務衣より浴衣が好きなカミさんだけれど ここの作務衣は着心地もデザインもgood!
特に下衣の着心地、気に入って自分でも作ってみたくなったほど。
お風呂・・特に最近新設したというお風呂はその素晴らしさ・・圧巻でした。
お風呂に行く途中でこんな部屋があった。
途中も途中、なぜか、新設されたお風呂に行くのに この画像の右に移っている大きな扉を開けて渡り廊下に出なければならない。
ちょっと変な感じだけれど きっとさんざん設計図と睨みあって、家族で話し合ってこの形になったんだろうな。
その練りに練った「新しいお風呂」のことは、後で書くけれど最初に「変なの」って思ったこの部屋も
慣れてしまえば、この宿で大切な場所のような気もする。
大旦那さんが長い時間を掛けて収集した いろいろな思い出の品が無造作に置かれている中でお風呂から上がった後、ぼんやり寛ぐのも悪くない。
ここは骨董品やチェアのほかに自由に使えるエスプレッソコーヒーメーカーや冷蔵庫があってカミさんは何杯も美味しいコーヒーを飲んだ。
夕食の後、カミさんが風呂上がりに、この空間で寛いでいると普段着だけれど上品な感じの老婦人が入ってきた。すぐに宿の人とわかり
「ここの大女将さんですか?」と訪ねると
「はい、ここのオバアチャンです」と静かな笑顔がかえって来た。
大女将さんは、少し離れたチェアに座ってそれからどのくらいの時間だろう・・随分長く・・
部屋で待っていたダンさんが心配するくらい いろいろな話を聞かせていただいた。
昔話、ご家族(ご主人・娘さん・娘さんのご主人・・つまり若主人)のこと
昔の満山荘のこと、新しいお風呂を作ったときのエピソード・・
時には市町村合併の話など(笑)
物静かな大女将さんであったけれど それだけに言葉の一つ一つ、心を包まれるような感じでとてもいい穏やかな時間を過ごすことができた。
この宿は大旦那さんのキャラが有名らしいけれど、この大女将さんあってのご主人なのでは・・と思う。
そうそう、話している時に一度その有名な大旦那さんがひょっこりを顔を出した。多分、なかなか戻ってこない奥さんを探しに来たのかも。
私をチラッと見て大女将さんと話し始めたら
「なんですか!お客様にマトモにご挨拶もしないで」
と、大旦那さんをたしなめた(笑)そして大旦那さんが去った後
「話し始めたら止まらないのに・・」と苦笑していた。
その大旦那さん 翌日の朝食の終りごろに、「さて〜・・」と突然食事処にやってきて名物(?)のお喋りをしていたが、夕辺の態度を見る限り案外シャイなのかもしれない。
食事処の入り口。
いろいろなサイトで載っているお馴染みのものが実物で見られるのって嬉しい
大女将さんとの話題の中でこの満山荘の評判の高いお料理についても話が弾んだ。
満山荘が家から近いのに泊まりたくなった要因の一つは料理の評判。
センスも味もかなりの高評価で我家としては、「食事つき立ち寄り入浴」のプランがあったらなあ・・と思ったくらい。
浴室がリニューアルされた後は食事つきどころか立ち寄り入浴さえ不可になってしまったけれど。
今思うと不可になって良かった・・
もしも立ち寄り可だったら新しいお風呂目当てに立ち寄りだけして済ませてしまったかもしれない。
そしてきっと、お風呂だけでも大満足してそれ以上の至福の空間を想像すらしないで終ったことだろう。
泊まってよかった
こんな近くに、同じ長野にこんなにいい宿があった。垢抜けた良さと素朴な良さが不思議にひとつになってマッチしてとびきり居心地のいい空間を作っている。こういう感想を持たせた宿・・他にあったかな。
本当に不思議な宿だ。
御世話になりました〜
翌朝天気が良かったのでドライブのためにチェックアウトタイムの11時を待たずに10時過ぎに出る。
帳場に夕べの大女将さんが座っている。
「きょうはどちらに?」
「お天気が良くて良かったですね〜」
「またいらしてくださいね」
そんな会話をして玄関を出る・背後から「ありがとうございました」と大女将さん。
若主人や若女将は多分、朝の用事に追われているのだろう。外への見送りや駐車場から車が出て見えなくなるまで手を振って見送られる・・そういう宿泊記の終り方は気持ちがいいけれど
この宿はそういう事がなかった。少なくても、この時は。でもそれさえも「この宿らしいな」だけで納得させられてしまう不思議さ。ウマくいえないけれど「満山荘ワールド」が二人の価値観に合っていたんだろうね。
満山荘は満足荘・・きっと誰か先に言ってるね、こんなオヤジギャグ。
それでも言いたくなるよな満足感。また来るでしょう、きっと。
こんなに感性が合う宿をすぐ近くに見つけられたことは大きな大きな収穫だった。
http://www.dankami.net/manzanso.htm
満山荘には「貸切風呂」や「混浴」が無い。
それはつまり「一緒に入れない」という事。ダンカミのHPの主旨を知っている人には
「おっ!今回はどうした?」って言われるかもね。
そう、二人にとっても、これは異例の宿かも(笑)
それでも、この宿は・・泊まってみたかった。
泊まってみて・・「選択肢、増えるかもね〜」
昔からある「大旦那さんの趣味室兼湯上り処」
この部屋の大扉の向こうに・・・
新しいお風呂はインから夜10時までと朝の8時からアウトまでが女性時間帯
新しいお風呂に繋がる、渡り廊下への出入り口がある。
渡り廊下 照明の使い方がウマい。
脱衣場から浴室を見る
わ・・・露天風呂のようだけれど内湯です。この開放感でも。
繰り返すけれどこんなに開放的だけど露天風呂ではないのだよ。
気持ちいい〜〜
壁の黒いのは?・・炭!
洗い場の反対側にある壁の照明・・
誰のデザインだろ?若主人?かも
冬は床が暖房になるそう
洗い場も壁の照明も、ただただ素晴らしい。
そして外への扉を開けて露天風呂へ
その美しさに息をのむ。
(心で)きゃ〜〜・・・♪きゃ〜〜♪♪
説明なし。この美しさ、心地よさはこの画像を見てもらえば・・いや、画像で見てもらうだけでは・・
私達だって、他のサイトで、ここの画像は見た。見たけれど・・見たけれど・・
来て良かった。 「説明なし」と言いながら・・
この新しいお風呂がどのくらい手の込んだどのくらいコダワリを持って作ったお風呂か
この画像は見て欲しい。淵の石に波型の模様があってそれが排水溝に繋がっているでしょう
これ・・
温泉が溢れるとこうなって・・排水溝に湯が向かう仕組み。わかる?
デザイン性と機能性・・お見事。
この新しいお風呂の「優れもの」は湯舟の淵の曲線模様だけではないけれどこの一つを見ても、どれだけ拘っているかわかるでしょう。
お風呂の設計・デザインは、この宿の若主人の手によるもの。満山荘ファンには常識かもしれないけれど
若主人は美術系の学校で勉強した人物。
で、お風呂の新設のときに本当に拘って拘って作ったそうだ。
なるほど・・
そのコダワリ、しっかり伝わってくる。そして、これからの満山荘が、ますます美しくなることも予感させられる。
いや〜〜・・それにしても完成度の高いお風呂・・そして当然「源泉掛け流し」
思い切って来て良かった・・
もうひとつのお風呂は以前からある男女別の小さな内湯と露天風呂を手直しして一つにしたらしい。
このお風呂こそ昔からいろいろなHPで嫌というほど画像を見ているからやっと「実物」に対面できる、と
新設のお風呂とはちょっと違った意味で楽しみにしていた。
旧のお風呂に行く階段
昔からあるこのお風呂もナカナカ良かった!
新しいお風呂が「デザイナーズ仕様」ならコッチは「手作り風仕様」・・
いやいや、手作り「風」というのとは違うな。このお風呂、本当に大旦那さんの手作りらしい。
新しいお風呂を作ったときにこちらにも手を加えたが大旦那さんが一所懸命作ったお風呂の雰囲気は
ちゃんとそのまま残っていた。
初めての訪問なので元の「男女別に二つ」になっていた浴室は知らない。
でも、柱や部分的に張り替えたらしい床石など改装前の浴室を想像するのもまた楽し。
扉の向こうが露天風呂らしい
扉を開けると目隠しが・・
いい感じだ・・
露天風呂から、今出てきた扉を見る
下は駐車場。これもネットで必ず書いてあったことだけれど気になるほどではなかったな。立ち上がることはマズ無いし・・
露天風呂はもともと二つあったはずなので隣を覗いてみたらコンクリートで埋めた浴槽の跡があった。
なんだか勿体ない気もしたけれどきっと将来はその部分も生かした、ビックリするようなお風呂が出来るんじゃないかと勝手に思う。
それにしてもこの浴槽位置や仕切り板の位置ならネットで書いてあった通り、境のところで夫婦でお喋りも可能な作りだったのだね。
そんな満山荘の露天風呂にも入りたかったなと今まで来なかったことをちょっと残念にも思う。
女性時間帯だった明け方
一人の女性と一緒になった。名古屋からのご夫婦で同世代くらいかな。
露天風呂の白濁の湯に浸かりながらいろいろな話をした。
こうやって旅の温泉で一期一会を経験するのが本当に楽しい。しみじみと会話をしてから
「お話ができて良かった。、本当にいい旅になりました」とお互いに心からそう言いあって湯を上がった。
またどこかでお会いできますように。それまで湯舟でお話をした
「いつか・・今に・・とは思わないで出来るときにしたい事をしましょうね」を実行しましょう、お互いに。
http://www.dankami.net/manzanso2.htm
以前・・もう5〜6年前になるかな。満山荘ファンのネット友に
「ダンカミさんの家から近くなので立ち寄りだけでも可能だけれど できたら是非、あのお料理を食べて欲しい」
と言われた事があったっけ。あれから何年も経ってしまったけれど やっと、彼が絶賛したお料理が食べられた。そして彼の絶賛は正しかった。
二階の居室から階段を降りていくと
「Food風土」
なんとも洒落た粋なネーミングの食事処がある。いろいろなサイトで紹介されていたこの看板
そうか・・この位置で、こういう風に飾られていたんだ・・
畳に椅子テーブルという和風モダンのスタイルがこの満山荘に妙にマッチしている。
すべてのテーブルに「支度」がされてあった。満室なのだ。お盆休暇が終ったばかりの平日だというのに。
一升瓶が入口近くのカウンターに並んでいる。客はその場に行って自分で好みの酒を選んで注文することができる。
「これ一合ちょうだい」と、お客さん
聞き耳を立てていたら若主人が
「あ、すいません。これ、今ちょうどキレちゃってるんですよね」
なんて言っていたのが聞こえた。
「二合ですか?あ・・一合しかないんだけど・・」
なぁんていう声も(~_~;)
あらら・・予備を用意しておこうよ。でもこのアバウトさ、鷹揚で可笑しくて笑っちゃう。私達が希望したお酒は幸運にもキレてなかった(笑)
食事は若女将が作るみたい。若女将は「主役」として表に立つ事はなく出来立てのものを各テーブルに運ぶという「配膳係」に徹していた。
出来たものをサッと各テーブルに持ってくると次の料理を作るべく厨房に飛んでいって「料理人」に徹する・・そんな感じ。厨房に他にお手伝いの人が居たのかもしれないけど(居たのかな?)
イメージ的にはこの超人気宿を若夫婦が一生懸命切り盛りしてる・・そんな感じ。
さて、楽しみだった食事は・・これはもう・・陳腐な言い方しか思い浮かばなくて歯がゆいけど大満足だった。若主人が
「え〜・・では、これから食事のメニューを説明させていただきます」
と部屋の中央で話し始める。丸暗記したものを淡々と流暢に・・という感じではなくひとつひとつ、丁寧に自信を持って紹介している。聞いてて
「あ、今話してるのは、このお皿のどれのことかな?」
と思ってると気配が通じたのか傍に来て
「ここ。この白いのがそうです」
なんて教えてくれた。あ、これね。了解。
どんなお料理だったかは画像を並べるだけにしようかな。朝食も含めて、ヘタな説明は却って野暮ったくなってしまう気がするから。
素敵でした。食事。
始めにセットされていたもの。
綺麗〜〜・・だけどボケてる・・ごめん
馬刺し・アボガド
長いもソーメン その後は若夫婦で出来たてのものを次々と運んでくれる。
どれも美味しいし器も、本当に洒落ているし何もかもコダワリを感じるのは部屋やお風呂と同じ。
お品書きは若主人の書
ビールで乾杯
あ、最初は「食前酒」で乾杯でしょう・・もう一度乾杯
生湯葉・山菜辛子酢味噌
大皿
(石川芋練りウニ・蕗味噌焼き・エシャレット・味噌いぶしこんにゃく・芋ナマ酢・枝豆・行者ニンニクレモン酢)
天麩羅の画像がヤケに多いのはその都度、揚げたてを一品一品持ってきてくれるのを
その都度写すため。
・・イチジク・満願寺甘唐
まこも筍・ハクレイ茸・信州リンゴ。
注文したお酒はこんな洒落た徳利(?)で・・
岩魚の塩焼きと焼きもろこし(ボケててごめん)
これも大きな木鉢に焼きたてが2尾、入れられて・・
それを備えてあったお皿にそれぞれ取り分ける。
牛ひれと夕顔のお吸い物
ヒレのお吸い物って初めてだったけれど
スープにダシが出て美味しかった。
ヒレの肉片はダシが出きってるから
「牛ヒレ」ですよ・・っていう証拠品の役割ですね
スープのお椀がこんなに大きい♪
チーズの茶碗蒸し
野沢菜茶漬け
柚子シャーベット・ピオーネ
満足・幸せ・ご馳走様
朝食も同じ席でバイキング方式でいただく。
朝食のバイキングトレー、ちょっと変わった形
バイキングの一部です。
バイキングなのだけれど器だけ見ても暖かな味わいある朝食の雰囲気が分かると思う。優しい美味しい「朝ごはん」だった。 満山荘を思い出すときに「部屋」「景色」「温泉」どれも良かったけれど もっとも印象が強いのはやっぱりこの「料理」だったかもしれない。「味」は勿論「食事処」「器」「見た目」 全てを足して文句なし。
何回も書くけれど この宿は「立ち寄り」だけでは決してわからない、宿泊して初めてわかる魅力がたくさんたくさんあるところ。何回も書くけれど、思い切って宿泊してよかった。
いつか再訪したときにはまたどんな「居心地」が待っているか、楽しみになる・・そんな宿。
最後に・・・ちょっとだけオマケ話
泊まる前に目を通したある有名な温泉クチコミサイトを改めて読んでみた
一つの温泉への感想を自由に投稿できるサイトでいろいろな意見があるのでそれなりに参考になる。
このサイトでの満山荘の評価はかなりイイ。ただし、少数だけれど不満を書いたものもあった。
その主なものは「接客」
今回、そのことも頭の隅に入れて宿泊した。
それで・・
泊まってみて改めて思ったこと。
結局、宿との相性なんだろうな。相性がいいと、ちょっとしたことも気にならなくなる。
というか、逆に良いように解釈さえしてしまう。本編や食事編にも書いたけれど時々あらま?と思うこともあった。でも・・それが・・だから何?って思う。すくなくてもこの宿に関しては、全然気にならないし却って可笑しかったし面白かった。楽しいエピソードができた。
結局、ダンカミは、この宿と非常に相性があったようだ。これを読んでる人達は、この宿との相性はどうかな・・と感想記を作りながらいつも思う。今回は特にそう思いながら書いている。
http://www.dankami.net/manzanso3.htm
湯の宿の招待で満山荘に行ってきました
「日本秘湯を守る会」に加盟している宿に泊まるとスタンプを押してもらい、そのスタンプが10個溜まると(泊まった宿の中から好きな所に)無料で一泊できるシステム。初めてスタンプ10個がgetできたので満山荘に泊まりに行きました。
懐かしいなぁ・・と駐車場から宿の玄関に向かうダンさんだけど
考えたら、昨年の夏に来てるんだし
その間にも、ドライブでこの宿の前を通ってるから懐かしいは大袈裟だと思うけど。
でも、やっぱりこの入り口は懐かしいですよ。
高級感・・でもなく
かといってチープでもなく・・
満山荘独特の雰囲気が出てる
前回はチェックインの2時チョット前に着いたら まだ掃除機の音がしてたっけ・・(^^ゞ
きょうは2時をちょっとだけ過ぎてるからダイジョブかな・・案外まだ掃除してたりして・・
ガラガラ・・こんにちは〜
ご主人(若主人)がすぐに出てきて、名前を告げたら「招待の方ですね、ありがとうございます」って。
既にシニア世代の先客グループが。これからチェックインの手続きみたいで、ソファに座って賑やかに話している。チェックインを済ませるとご主人が両方を交互に眺めながら「では、宿の説明をさせていただきます」と言って話し始めた。フムフムと、両者聞いてるけれど、あちらのグループも初めてじゃないらしい。判ってることを「おさらい」してる風だった。
ここのご主人、前回もそう思ったんだけど、本人、真面目なんだけど ちょっと飄々とした独特の感じが、ダンカミは、なんだか好き。
説明の後に案内された部屋は「五竜」
若旦那の書・・ですよね
なんて書いてある・・んだろ?
前回よりもいいお部屋のような気がする。
初めて「スタンプによる招待」を利用したのだけれどネットなどで見ると、スタンプ招待の時って、結構優遇されることが多いらしい。
「よく、うちを選んでいただきました」っていう事みたい。
無料招待なのに、これは気持ち的にとっても嬉しい。
窓からの景色 ちょうど紅葉の季節。
時期的にはピークを少し過ぎていたようだけれどまだまだ綺麗でした。
前回も感じたとても着心地のいい作務衣に着替え まずはお風呂。
http://www.dankami.net/manzanso2-1.htm
この宿は混浴も貸し切りもないので、二人で入って「いい湯だね〜」っていう至福の時がないけれど
ここのお風呂は、それがなくても満足なの。
「あのお風呂、いいよね〜」「誰か他に入ってた?」なんて部屋に帰ってからお互いの報告するのも悪くないって教えてくれた、満山荘のお風呂。
母屋から新しいお風呂に行く秘密の(?)渡り廊下。
チェックインから午後8時までと、朝6時からチェックアウトまでは女性時間帯なので、カミさんは、まずこちらから。
廊下を渡って扉を開け、畳の廊下で草履を脱ぎます。
あ、草履がない・・と、いうことは・・
やったね♪
一番乗り。誰も居ません。
う〜〜ん
やっぱり素晴らしい・・
前回は、初めてこのお風呂に出会って心の中でキャーキャーと騒いだけれど二回目だから、今回は騒ぎません。
騒がないけれど静かに静かに感激しています。よくこんな素敵なお風呂を作ったな〜っと改めて拍手。
それは内湯にも、洗い場にも壁にも、照明にも、自然光の取り入れ方にもみんな言える。
素晴らしい。
お金も掛かったろうな〜〜って
でも、お金を掛けただけじゃプロに任せただけじゃ、この雰囲気は出せない。
多分ここを手がけた若旦那さんのこだわりと思いと・・抜群のセンスでしょう。
・・と、新しいお風呂をベタボメだけれど
以前からある、もうひとつのお風呂・・
おっちゃん(大旦那さん)が昔、自ら作ったという「岩風呂」ここも好きです。
新しいお風呂ができたのを機会に手を入れたようだけれど それでも、じゅうぶん「手作り感」の生かされたお風呂。
きっと満山荘を昔から愛していた常連さん達にとってこの、おっちゃんの作ったお風呂は満山荘のシンボルなんじゃないかな。
そんな気がする。
そして・・ここで念願の「おっちゃん」が登場
前回宿泊した時には、大女将さんとはお話を沢山できたけれど名物(?)の大旦那様(おっちゃん)とは話す機会がなかったので今回、やっと念願果たせた・・って感じかな。
噂どおりとても話が好きで、人が好きで・・いろ〜〜〜んな事をしました。
そんな中でビックリした事は、おっちゃんの近親者さんをダンさんが、よ〜く知っていたってこと。
お互いに
「え〜〜っ!〇〇ちゃんを知ってるの?」
「知ってるなんてもんじゃ無いですよ〜♪、すぐ近所でしたよ〜」
なんて具合に話がやけに盛り上がっちゃいました。
それだけじやなく大女将さんの恩師という人がどうやら、うちの近所にいたらしいことも判明・・
世の中狭いですね〜。だから面白いですね〜
近くの温泉に行くとこんな可笑しなハプニングってあるのね。
非日常を求めて宿に来たのに、かなり現実世界に引き戻された感が(笑)
こういうの嫌だって思う人もいるかもしれないけれど私達は、すご〜〜〜く楽しかった。
また続きを話しに行きたいくらい(笑)
おっちゃん、ありがとうございました!
お風呂から上がって夕食までの時間、ちょっと一休み・・
フカフカの布団に入ったらいつの間にか本当に爆睡してしまったカミさんでした
一眠りしたら、楽しみな楽しみな夕食です♪
http://www.dankami.net/manzanso2-2.htm
この宿の食事の評判は、もう今更・・
でも、前回の時とは季節も違うので、献立が変わっていますので画像だけ載せます。勿論、前回同様、大満足でした。
少し涼しいから、半纏を着てイザ、食事処へ〜〜♪
階段降りて突き当たりの食事処「Food風土」
案内された席は前回と違うテーブルだから気分が違って嬉しい。
この食事処の雰囲気どう言ったらいいんだろ?
アジアン風でもあり和風でもあるような・・
いろんなものが無造作にあるような気もするのだけれどなんか落ち着くし、好き。
これはもう「満山荘風」と言うしかないのだろうね。
最初にセッティングされていたもの。わぁぁ・・このセンスがやっぱり好き。
テーブルの上を見た途端益々ご機嫌のカミさん
まずは食前酒でかんぱ〜〜い
ありがたいことに、ここはお品書きがあるからこんなに日が過ぎた今でも、いただいたものを書くことができる♪
生湯葉ゆずこしょう
不夜城(アロエ)、馬刺し、シーサラダ、紅たで、えご
牛乳豆腐 ゆず味噌、けしのみ
いも生酢
十六穀米スープ
りんご酢サラダいろいろ
マツタケのみぞれ和え
ベビーコーンバター炒め
モロッコインゲン
野沢菜炒め
(中央) 行者ニンニク生ハム巻き
エシャロットのマヨ味噌
万願寺唐辛子 テンプラは揚げたての熱々を若女将さんが持ってきて、各テーブルにあるこの大きな器の中に次々と菜箸で入れていく。
ちぃっと豪快!(^^ゞ
それをテーブルに用意された皿に自分で取って熱いうちにいただく。
私達も負けずに豪快^m^
まこも茸
マツタケ
りんご
エリンギ
岩魚の塩焼き
金時芋
岩魚も焼きたてを持ってきてくれる
牛ヒレと冬瓜のお吸い物も熱々
後のほうで出される「牛ヒレ」だけどお吸い物になってるから、スッキリいただける。
チーズの茶碗蒸し・・熱々
上に乗っているのはトマトとネギ
野沢菜茶漬け・・熱々
〆は・・ゆずシャーベットとメロン
メニューに「北信濃風 いなか料理」と書いてあった。
確かに地元北信濃を中心に地の食材を使った料理
でも、食器の拘り
盛り付けの繊細さ・・
「都会的」な感覚も覗かせ
舌も目も満足させてくれる、お料理・・それが満山荘の「いなか料理」
ごちそうさまでした。
夜の温泉にもユックリはいっておやすみなさい。明日の朝食も楽しみだなあ・・
http://www.dankami.net/manzanso2-3.htm
翌朝は気持ちのいい晴れ!
一階の食事処では朝食の用意の真っ最中
時間になってので、即、行きます。お腹空いてるもの〜
まだ誰も居なかったので ちょっとカメラを他の席にも向けさせてもらう。
ここは私達の席・・ダンさんです(^_^;)w
朝食はバイキング
和食洋食
どれも手作りの「お惣菜」感覚でとても美味しそうなので 皆さん、我先にと朝からとっても食欲旺盛
かくいう私達も・・
これ、ダンさん
これ、カミさん
え?逆じゃないかって?
いいえ、合ってます(^_^;)
勿論、朝風呂も満喫して・・
お天気がかなりいいのでこのまま帰るの勿体ないな〜と思いながら帰り支度をして名残惜しく階段を降りるダンさん。
チェックアウトのお会計
帳簿には若女将さんが。
お会計といっても招待なので、お酒代だけ。
お会計の領収書の明細を見ると招待で泊まれたのだなあ・・と改めて実感してしまいます^m^
若女将さんと話して判ったこと。
ここってお正月料金も1000円UPだけなんですって!
え!そうなんですか!っと嬉しくなったけど勿論、すでに満室です
いつか満山荘でお正月・・なんていうのも素敵だな〜と思いながら宿を後にしたのでした。
満山荘・・
私達にとって やっぱりやっぱり「満足荘」でした。
http://www.dankami.net/manzanso2-4.htm
/ / _
. / ノ / `丶 _ .. ,
/ / / ′ ` ¨´ /
/ / 、 ヽ ノ/
′ / /`ミ、/ヘ、 ´ /
/ { / | '. /
/l / i / ,、 |ハ !
; l l | /,. '" /ヽ.l_, |
|| ′i| l ,ニ、 /}、/ } |
| { ! lィ、_ ノ /イノ!イ ;
|、 ! 、 ヽ l 代 ソ じ' ハ/
l Y| i \ | l :::::: ' :::/ }
; ノ!| ゝ-‐`ー .l、ゝ r ァ / /
〃 リ / ヽl > _ ィ'}ヽ /
/ / / マ!| // ハ /
/ , ,′ i }l ! // / l
/ / ! リ l l // / |
/ / | i ヽl ∨/ / |
ノ / : l ヽ./ } l
( イ l l { / |
ヽ! ‖ 、 : / |
人 l ヽV |
ん、ヽ. | } )
奥山田温泉 満山荘 2009-01-26
先週、奥山田温泉の満山荘に行ってきました。
満山荘 お風呂リニューアル編 ← アムロ、行きます!!の勢いで(笑)
いつものようにロビーラウンジで蕎麦茶と自家製の野沢菜漬けを頂きます
記帳が済むと、すぐに部屋にご案内
この時に新しい浴室の説明があり♪ 待ってましたと自分で自分の顔がにまにまになるのを感じましたよ
そこへの入り口を聞いたときには驚きましたが!
◇ここが本日のお部屋〜 とても気に入っている鹿嶋槍〜 その理由はコレ↑大好きなゆりかご♪
満山荘の良いところ観山館にある6つの部屋は北アルプスが一望できるのです。
もちろんお天気次第ですが・・・ 現在は涙
満山荘の良いところ部屋に案内した後は一切宿の人は来ません。 その方が落ち着いて寛げるから、という理由なのです。 あっ、満山荘の良いとこを書いていたら限がないので(笑)
さささっと、作務衣に着替えて 今回の第一目的 新しい湯殿に行きましょう
←コレが新しく出来た湯殿の入り口なのですが・・・
コレどこにあると思います?
なんと! 知る人ぞ知る 元おっちゃんの趣味の部屋の中なんですよ〜
説明で聞いたとき、「えぇ〜〜?!」っと声に出してしまいました(笑)
この新しいほうが、チェックイン時は 女性用になります。
ちなみに最初男性用のお風呂は、従来の場所。
内湯は二つの壁を取り払い倍の広さになりました。
湯船は一つは埋めて、男性用だった方をリニューアル。
更衣室と露天風呂は、もと女性用の方に少し手が加えられていました。
いざや未知の世界へいえ、新築のお風呂へ♪
★こちらチェックインから22時まで女湯です★※翌朝8時から再び女湯に♪(2009 6月追記)
戸を開けると畳の小間 木造の渡り廊下を通って♪ 2つ目のドアを入ると畳廊下
ここで草履を履きます 今は雪囲いがあるけど夏は眺望良い? 手前で草履を脱ぎます
更衣室に着きました〜♪ まだ完成して20日程なのでとてもキレイ (床暖です)
洗い場に面した壁一面が照明に! 大きなガラスのドアがお洒落ですが、天然木のドアノブが
またまたカッコイイ 右のドアから露天風呂へ
内湯です。湯船は檜製です
熱交換による加温掛け流し、私には少し高めの湯温に感じました
窓が大きく取られていて、眺望も素敵です♪
ドアを入った檜のフロアからステップを下りて、右手が洗い場(床暖)
鏡と鏡の間にびっしりと炭が埋め込まれていて、それがもう立派なアートなんですよ〜!
右上の光が更衣室の壁面照明部分
見ての通りのこの眺望♪
夜は満天の星空でした
★リニューアルされたチェックインから22時まで男湯★*☆*――*☆*――*☆*
つまり後半は女湯になるお風呂です
↓元の壁が少し残ってます^^
内湯、おっちゃん(大旦那さん)の力作
満山荘の顔と思える岩風呂です
でも新しいお風呂が24時間女性用ならいいのに!!と思うのは私だけでしょうか^^(笑)
ちなみに主人もずっとおニューの方がいいと言っています(≧ω≦)です
露天風呂です♪ 二つの湯口↑と、入浴目線です♪
※ これを機に日帰り入浴は止められたそうなので、ご注意くださいね
コメント
こんばんは〜
満山荘、待ってました♪♪
そして、お風呂のリニューアルっぷりに思わず、パソコン見ながら「おーーーーっ!」なーんて大声を出してしまいました(汗)
なんとも素敵なお風呂が出来てるではないですか〜
しかも露天風呂からの眺めは絶景ですね〜、素敵過ぎます。
いや〜、これはすぐにでも行かなければ!!!
リニューアルされるという情報を耳にしてワクワクする一方で、あのおっちゃん自作のお風呂はなくなっちゃうのかなぁってちょっとサビシイ気もしましたが、ちゃんと残っているんですね、良かった♪
いやはや、それにしてもまさに無敵の満山荘ですね!
あー、私も早く行きたい♪♪
by ポルポ (2009-01-26 21:51)
♪ポルポさん、秘湯の宿なのに想像を絶するお風呂でしょう!!
ポルポさんのことだから、もうすぐ満山荘へ行かれるんでしょうね?
びっくりして腰を抜かさないでくださいよ!
実物はもっと、もっと素晴らしいお風呂です♪
おっちゃんのお風呂が満山荘のイメージにはピッタリなんだけど、新しい湯殿が素晴らしすぎて!(笑)
by GAYO (2009-01-27 18:44)
大絶賛ですね!
雪を見ながら温泉三昧。
気持ちいいでしょうね〜。
by Michy (2009-01-28 22:16)
♪Michyさん、以前の満山荘はお風呂だけが普通だったのです。
今回のリニューアルで“満山荘”は満点荘になりました!(笑)
http://hakudakuyu.blog.so-net.ne.jp/2009-01-26-1
おニューの湯殿はサプライズの極みでしたが、その他にも嬉しかったことをちょこ、ちょこと(^_-)☆
例年より雪が降らない(積もらない?)ので、雪見風呂は? と、心配していましたが・・・
ランチに寄った小布施ではやはり少なかったけど、さすが奥山田温泉!
さすが標高1500mです☆
雪に埋もれた道路側の看板↑荘の草冠のみ(笑)
駐車場から見た、夕暮れの満山荘です。 スキー場口より奥にあるので静かです。
滞在中は車も滅多に通りませんでしたよ〜♪
チェックイン時間に−4℃という気温でしたが、湯上りの散歩には気持ちいいと!最初は思ったけど!
10分もしない内につま先が冷たくなってきました
熱った体もあっという間にクールダウン出来たので、快適な館内に戻りましょう。
夕暮れのロビーラウンジです
玄関にある“日本秘湯を守る会”の提灯に灯りが入り、満山荘の夜のシーンの始まりです
部屋から観た夕景です
⇒の予報の通り?溜まった雲はなくなったけど・・・はたして北アルプスなのかは?
山並みなのか雲なのか分かりません
そうそう、湯上り処をちょこっと紹介しますね。
←お風呂から帰ってきて覗くと、こんな感じ〜♪ 少しレトロ、昭和っぽい
ゆりかご+かご座椅子?(笑)
◇コーヒーメーカーがあって、エスプレッソコーヒーが何時でも自由に頂けるようになりました♪
満山荘から撮った北アルプスのアルバムを見ながらゆっくりと寛ぐことができます。
あ、ここに冷水があるともっと嬉しいのだけれど^^;
お次は(☆☆(((*゜θ゜)ノノ{なのらぁ〜♪)
食事は“FOOD風土”と名づけられた食事処へ♪
6時半になったら向かいます。 入り口に暖簾が掛かっていたら、準備OK
ご主人に席に案内されます。
いちばん奥に小部屋あり。 メインの座り心地の良い椅子席と掘りごたつ席は、簾などでいい感じに仕切られ、プライベートが保たれていて落ち着けます
お料理は和風創作料理です♪
完成されていて、いつもお味が安定しています!
最初に用意された物の後は一品だし♪
たった二人で10部屋の客をこなすのは、さすがプロだなあ!
と感心してしまいます。
◇翌朝のお部屋より 拡大しますよ〜♪
念願のアルプス一万尺です
ついに目の当たりにすることが出来ました〜
これで思い残すことはありません (笑)
いえいえ、朝ごはんを頂くまでは・ ・ ・(*^.^*)
これがその朝ごはん♪
◇朝のFOOD風土です バイキングです♪ 和洋そろっているのでお好みでチョイス(q^Q^q)
ディナータイムと比べると簾が上げられていて開放的
◇8時から。 好きなのもを好きなだけ夜と同じ席にて
来る度に、また来たくなる満山荘
お風呂が新しくなって“満点荘”
コメント
幻想的な夕景がとってもキレイ。
雪がいっぱいで、見ているこちらも気持ちが引き締まる感じ。。
朝の写真で遠くに見える白いのは、雲・・・ではなくて、雪化粧したアルプスなんですね!
やっぱりバイキングいいですね〜。
あれもこれも選べて、好きなものをたくさん食べることができます(^ ^ )
by うたに (2009-01-29 12:44)
これがあの噂のアルプス一万尺なんですね!!
実際に目の当たりにしたらさぞかし感動的なんでしょうね〜
私はまだ一度も見たことがないので、今度泊まる時こそは見て見たいです!
満点荘な満山荘のレポ、ありがとうございました〜
でも、今すぐにでも行きたい衝動が抑えられません(笑)
by ポルポ (2009-01-29 23:04)
♪うたにさん、そうなんですよ〜
窓の外が白々と明けてきたとき、それが雲なのか山影なのか?分からなくて(笑)
息を呑んで眺めてましたが・・・ やがて北アルプスだとはっきりして!
待ちに待った瞬間、もう大感激でした〜
前日も途中から晴れてはいたのですが、靄のような雲に覆われていたの。
暖冬の所為か、冬でもすっきりとアルプス一万尺を拝める日は沢山ないそうで。
とっても幸運でした♪
そうそう、朝食バイキング♪アップした画像以外もたっぷりとお代わりを
頂いてしまいましたよ!(いつものことだけど^^;)
by GAYO (2009-01-30 10:20)
まさしく夢のようなお宿ですね。
アルプス1万尺、歌は知っていてもこうゆう景色とは!!!
満天の星も雪見のお風呂もお料理も、ため息モノですわ。
それから黒猫ちゃん、教えてくれてありがとう。
ついつい、からかって遊んでしまいます、ゴロゴロ・・・・
by urara (2009-01-30 10:57)
http://hakudakuyu.blog.so-net.ne.jp/2009-01-29
満山荘には 今回で何回目のお泊りか??
ついに分からなくなってしまいました (後に 7回目と判明)
完全に加齢による記憶力の低下です (*- -)(*_ _) お許しを〜
真冬なのにとても暖かい日で霞みがかったようなお天気
積もった雪はジャージャーと水音を立てながら融解して道路はジャビジャビ
でも翌日は晴天になってくれて〜 素晴らしい眺望でしたの〜
二日間のマイセレクト画像のテキトーなアップですが〜☆ って・・・いつもそうですが(:.´艸`:.)
まずは雄大な雪原の画から と いうのは、冗談で^^;
今回のマイルーム 眺望が良くないと聞いていた「天望館」の一室からの景色なのでした〜
お風呂タイムと散策以外は・・・ この出窓に座って飽きることなく過ごしてました(笑)
おお〜 日が傾いてきたので、、、 ビュースポットにGOです〜♪
お馴染のロビーはこんなに感じに〜
アプローチも淡いオレンジに染まって
そして部屋に戻って窓からもう一枚 ちょっと遅くて夕日が沈んだ直後でした
そして、そして! 翌朝の アルプス一万尺です
更衣室ではドレッサーのイスがモダンなのにかわってましたよ
う〜ん この日の内湯は少し緑がかった白濁湯でした〜
露天風呂 入浴目線 あれ?今日はここもミルクグリーン いつも青っぽかったのに 不思議!
谷側は〜 もう 言葉はありません
上を見上げると枯れ木が白〜い! 樹氷かも〜
そして 翌朝の入浴目線ノノ・‥…━━━★
http://hakudakuyu.blog.so-net.ne.jp/2011-02-28
満山荘 2012-01-28
先週 奥山田温泉の満山荘に行ってきました 前回泊から11カ月ぶり8回目です
窓から覗くとライトアップされた木々の辺りに雪が沢山降っていて綺麗でした 画像では分かりにくいかな?
新雪が積もると景色が綺麗なる〜♪
だけど・・・車の除雪が大変
4時頃に目覚めた時は雪が止み星が瞬いていたのに〜 残念ながら本日も雲天
霧が晴れるとこんな景色↓
そうそう昨夜の画像でお気づきかもしれませんが お部屋で変わっていたことが一点
テーブルとして置かれていたアンティークな箪笥に代って こんなオシャレなミニテーブルが湯上がり処のサービスコーヒーを持ち込んで
朝食は8時から9時の間に バイキングで自由に〜
席は夕食と同じテーブルで
そうそう夕食時に思ったのだけど・・・テーブルの形が正方形(一部は長方形のまま)になってて隣り合うようなセッティッグになり 話しやすいし♪ 何より景色が見やすくなりました
夜10時に男湯と女湯が入れ替わるのですが 朝食後に元の湯殿に戻ります
なので〜 女性はもう1度 新しいお風呂に入れるのです
お天気は曇り 気温高めで霧がかかっていましたが これだけの眺望
立派なツララも〜 ↓
あっという間に霧の中〜 それもまた良し^^
マウンテンビューを邪魔していた背の高い木々が剪定されたので 晴れた日は北アルプスがよく
と言うことで! また直ぐにでも行きたいです〜
チェックアウトしてからの1枚 今年は雪の量が少ないように思いました
コメント
雪の中の満山荘いいですね!
温度の低いなか露天風呂に入るのはかなり勇気がいると思いますが、それでもこの風景を見ながら浴槽に浸かるとやはり来て良かったと思われたと思います。
夜のロビーと玄関の写真、いい雰囲気が出てますね。満山荘の良さがそのまま写真になっています。お部屋もいいのですが、このロビーで時間の過ぎるのを忘れぼーっとしているのも本当にいいです。
GAYOさんが何度も訪れるのも一度しか宿泊しただけの私にもわかります。
おっちゃん元気でしたか?
by しょうじ (2012-01-28 19:32)
♪しょうじさん、お久しぶりです。
休前日のこの日は満室でしたが、ロビーではあまり人に会いませんでした。
だから写真もの〜んびりと撮ることができましたよ。
今回は冬に行った中ではいちばん暖かい満山荘でした。
雪もいつになく少なくて、みんな日本海側で降ってしまってるのかなあ?
おっちゃんは毎回のお約束?朝食時に「グッドモーニング」と、爽やかに登場され
「(満山荘泊は)何回目?」
とお決りのセリフ(笑) で、「昨夜テレビ放送の満山荘見た?」と教えてくださり、
「取材でたくさん話したのに・・・その部分は放送されなかったんだよ」
と言いつつ・・・奥のお席にきえて行かれました。
朝食後の雪見風呂、とっても気持ちよかったです。
じょうじさんも1度は冬場にいかがですか(^_-)-☆
いつまでも浸かっていられる温めの露天風呂、最高ですよ。
by GAYO (2012-01-30 23:04)
私は大岩魚を次回の楽しみにしておきます♪
って〜色々変わってるから、またまた新鮮です♪
何といっても初グリーンシーズンですからね♪
お食事のテーブル、前回同じ場所に座ってました。
おっちゃんが望遠鏡で北アルプスを見せてくれましたよ〜^^
あっ・・・いつも端っこのお部屋だからか?コーヒーはお部屋でほぼ飲んでます^^
by sayurin (2012-01-31 22:42)
大岩魚のジェノバ風、うーん、どんなお料理なんでしょう!!
見てみたかったです〜♪♪
それってやっぱり塩焼き→ジェノバ風と変更になったのですか??
あとあと、お部屋のミニテーブルが変わってたり、食事処のテーブルも正方形になってたりと、最近結構変化が見受けられますよね。行ってみてその変化を探してみるのも楽しそうです^^
by ポルポ (2012-02-06 23:15)
http://hakudakuyu.blog.so-net.ne.jp/2012-01-28
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|: : : :j :/ ̄ヽ ヾ  ̄ ̄ ̄`ヽ「\ ノ/ j/
奥山田温泉にある旅館 2009.7.7宿泊
信州高山温泉郷では何処に泊まるが迷いましたね〜。評価を調べると、七味温泉渓山亭は温泉は良いがその他は普通。満山荘は、評価がまっぷたつに分かれているのでね。
前日にどちらも部屋は空いているとの確認をしておいて、当日お昼に満山荘に予約をいれました。接客が悪くても料理が美味しければ良いとの判断で。電話の応対は悪くなかったので、少し期待を持っていましたが。
この旅館は、日本秘湯を守る会に所属していて、外観からは予測出来なかった純和風ではなく、和風に洋風を散りばめたとても素敵な造りでした。
1階の帳場回りには、和風を中心に洋のクラシックな蓄音機が置かれていたり、ベランダには望遠鏡が置かれて景色を眺められてり、和と洋のバランスが調和されていて面白い。
2階の休憩広間には、店主の趣味の写真集や愛用のカメラなどが展示されていて、コーヒーも自由に飲める様になっているので、コーヒー党には嬉しい。
料金体系は2種類で、私は安い方を選んだ。
どう違うのかと尋ねたら、部屋から見える景色の違いで料理を全く同じとの事。部屋から眺める景色に感動するのは一瞬なので、安い方で決めました・・・(笑)。
確かに、視界の2/3は屋根でしたけど、特に厭な感じは有りませんでしたよ。
部屋に案内されると若主人から説明があります。この説明以降、旅館の者が部屋に来る事は有りません。電話も無いので必要な場合は1階の帳場で鐘を鳴らして下さいとの事。既に布団も敷かれ、お茶は用意されていて、誰にも邪魔されない空間はとても居心地良くゆっくりくつろげました。風呂に入る前に持ち込んだ缶ビールとつまみで、運転の疲れと喉の渇きを癒し、最高でしたね。
何度も旅館に泊まっておりますが、放っておかれる事の居心地の良さを初めて初めて味わいましたね。この様な事は、旅館に過度の接待を期待している人には、接待がなっていないとなるんでしょうね〜。多分、このあたりもこの旅館の評価が分かれる所なんでしょう。
しかし、この静けさに驚きでしたね。大抵どこでも、車の音、人の動きの音、川の音、風の音、葉の音、虫の音、鳥のさえずり等々、何かしら音が聞こえて来るのですが、全く聞こえて来ない静寂を初めて味わいました。
まあ、そういう事に感動する様な齢になったのかも知れませんが・・(笑)。
一杯飲んだ所で、いよいよ温泉へ。
ここは、2つの風呂が有って、午前8時〜午後10時までは男湯は「展望露天風呂 一万尺風呂」となる。2階の広間付近から階段を下りて行くと、そこに風呂が有る。
浴室に入ると、プーンと硫黄の香りが心癒しますね。手前が内湯で岩風呂が2つある。白濁の湯で、濁り度は深くない。舐めると硫黄の味がするが、それほど濃くはなく、泉質も意外とあっさりとした感じで気持ちが良い。
そこから外へ出て、露天風呂へ行く。白濁で硫黄の香りがする良い湯です。風呂自体は大きくはないが、林の中で浸かっている開放感が良いですね。この日は、天気が良くなかったので、遠方の山々は見る事が出来ませんでしたが、緑が目に優しい。
泉温も実測40.9℃前後に調整されていて、長湯が出来る。源泉温度が高いが、パイプで引湯しているので、その間に下がるのと湯量を絞る事で下げているのかな。
先客の方は、この旅館には4回目だとの事。この旅館の温泉と料理が気に入って毎年来ているそうです。リピーターが多い宿の様です。
http://blogs.yahoo.co.jp/ontabinikki/50600554.html
いよいよ、待望の夕食。夕食処は1階にあり、奥に長細い部屋を部屋毎にすだれと暖簾で仕切ってあり、各場所から外の景色が眺められるのとても落ち着く。
夕食には地ビールを頼む事も出来るし、地酒を頼む事も出来るが、私の場所からは地酒コーナーまでちょっと距離があったので、注文しにくく地ビール3種を注文してしまいました・・(笑)。
席には、この写真の料理が置かれていて、直ぐに前菜料理食べる事が出来る状態。
料理名は「北信濃風 いなか料理」です。
・食前酒
・長皿 小芋練りうに、蕗味噌焼き、エシャロット味噌、いぶしこんにゃく、こごみ梅肉和え、
行者ニンニクレモン酢
・牛乳豆腐、
・長芋そうめんふり柚
・丸皿 山菜芥子酢味噌、生湯葉、蕨、独活、モロッコインゲン、赤ピーマン
・馬刺不夜城 竹の子
天ぷらは揚げたてを運んできて大丼の中に入れてくれます。熱々の天ぷらは美味しい。
無花果、万願寺甘唐、根曲り竹、信州りんご、その他にまこも筍が出てきました。無花果やりんごの天ぷらは初めての体験で意外性の驚きましたが、美味かったですよ。
・岩魚の塩焼き、焼きそら豆
・牛ヒレと冬瓜のお吸い物 独活 人参
・チーズの茶碗蒸し
・野沢菜茶漬け
・柚シャーベット 巨峰
・地ビール
高級食材を使っている訳ではないが、実に良く工夫された料理ですね。味に深みが少し足りない感じがしますが、そこらの懐石料理の店よりもよっぽど創作力があり、十分楽しむ事が出来ましたね。
席について、最後まで約1時間半のコースです。ゆっくりと、出てくる料理を酒を飲みながら、会話を楽しみながら過ごせるので、私にとっては満足ですが、お腹を空かしている人や普通の宿の様に一斉に料理が出てくる事を想定していたら、困るでしょうね。何せ、奥さんが一人で調理をしている様ですから、時間は掛かります。
その事が、泊まった人の評価が分かれる処なんでしょうが、ここは懐石料理を味わう積もりで来る必要があります。
翌朝、早速もう一方の露天風呂に向かいました。なにせ、午前8時には女性専用に変わってしまうのでね。休憩広間から、その風呂に向かう事になるのですが、外廊下を通って行く事に。扉を2箇所開けてようやく浴室に。
脱衣所から、内湯と景色が眺められ様になっています。高級旅館に来た様な清潔感と雰囲気。昨年の12月に改装を終わった様で、改装後半年程度なので余計綺麗に感じましたね。
内湯からは景色が眺望でき、前のガラス戸を開ける事も出来、内湯からも開放感を味わう事が出来ます。泉温も40℃前後に調整されていると思うのですが、白濁で硫黄の香りがする湯の中で、本を読んでいる先客がおりましたけど、その位リラックス出来る良い湯です。注ぎ込まれる湯量は少なめですが、その事が泉温を丁度良くしているのでしょう。
注ぎ口の上に見える黒い壁は、よく見ると備長炭を埋め込んでいるんですね〜。全体が和モダンの造りになっていて、高級旅館に引けをとらないデザイン。建築の事は良く判りませんが、余程腕の良い設計士さんが関わっているのではないですかね。
外へ出ると、そこは露天風呂になっていて、椅子に座りながら山々を眺め、ゆっくりと温泉を楽しめる造りになっておりました。
一風呂浴びた後は、早速朝食。朝食はバイキング形式になっていて、それなりに種類が有って選べる楽しみが良いですね。
私が感動したのは、ロースハムです。これは結構本格的な造りで加水も少なく原形を活かした美味しいハムです。5枚ほど食べてしまいましたね・・(笑)。
それとリンゴジュースが地場の糖度の高い物をだしてくれているので、これも驚き。朝食も十分満足いく味でした〜。
昨晩からの大雨が止み、ベランダには綺麗な色の椅子が置いてあり、濡れた木の色とのマッチングが良かったですよ〜。
帰り際には、先代の主人が挨拶に出てこられ、宿泊の御礼を述べて頂きました。
そうそう、この日の料金は1泊2食で16800円です。窓からの景色が良い方は18900円です。前編にも書きましたが、私は、前者で泊まりました・・(笑)。
http://blogs.yahoo.co.jp/ontabinikki/50608299.html
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07.1.7(立ち寄り)/09.4.18〜19(宿泊)
年明け初の温泉探訪。秘湯に飢えていたため前から気になっていた信州高山温泉郷に行ってきました。ここは志賀高原横手山から流れる松川沿いに湧く温泉郷です。
天気予報では全国的に荒れ模様とのことであったが決行。スタットレスタイヤだし何とかなるさ。AM5時に出発。時間もあるため花園ICまで一般道で行く。関越、上信越道とも渋滞はなし。しかし群馬県下を走行中に間は横風が強かった。名物の空っ風なのか?何度かハンドルを取られそうになってしまった。しかし佐久付近になると急に風が止む。途中、佐久平PAでお決まりの「神津牧場アイスクリーム」を食べる。
交通情報を見ると坂城ICより先はチェーン規制らしい。しかしスタットレス。お構いなしに進む。上田付近から降雪が始まる。長野市内に入ると本降り。AM8時30分、須坂長野東ICを下りる。一般道は当然チェーンがないと走れない状態。降雪もかなりある。県道を志賀方面に登る。しかし思ったより走りやすい。約40kmの速度で走行。途中、同行者に満山荘に電話をしてもらい入浴時間を確認。本当はAM11時から14時までであるらしいが「10時から14時までいいです」との返事をもらう。ラッキー!なので一番奥にある奥山田温泉へ最初に行くことにする。山田温泉を過ぎると山道になる。このあたりまでくると標高が高くなり、降雪もひどくなる。少し心配。さすがに走行速度も20kmくらいまで落ちる。松川渓谷温泉、五色温泉を過ぎ数分行ったところが奥山田温泉満山荘。AM9時50分到着。しかし降雪が半端じゃない。これは吹雪だ。
なかなか趣のある建物である。直感的にここは場がいいなぁって思えた。フロントで二人分1,600円を払い中へ入る。少し腰の曲がったおばあさんが我々と一緒にわざわざ階段を登ってくれて浴室のそばまで案内してくれた。こういった親切な方がいらっしゃるところはいい温泉宿のことが多い。何となく期待できそうだ。
ここは男女別に露天風呂と内湯が各々1つずつある。まずは露天風呂に直行。中にはだれもおらず貸切状態。ドアを開けると吹雪のせいでめちゃめちゃ寒い。身体が一瞬で凍りそう。なのであわてて湯船に入る。いや〜こりゃ気持ちいい〜〜!!。
吹雪のため視界は非常に悪いが目の前にはシラカンバのような木々が生い茂っており、この標高1,500mの凛とした空気とともにものすごい開放感。おまけにお湯も非常にいい。ほとんど透明であるが若干白く濁っている。湯の花も多く浮いている。お湯の温度は外気がめちゃめちゃ寒いせいかちょうどいい。何時間でも入ってられそうな湯である。お湯を少し舐めてみたがほんのりと硫黄の匂いが鼻から抜ける感じ。この湯船には惜しげもなく二箇所から源泉がドバドバと流れてくる。約40分、非常にリラックスした気持ちで湯船に浸かっていた。
話によると晴れていれば北アルプスが一望できるらしい。この風呂は「一万尺翠嶺乃湯」という名前が付いている。個人的にあまりランク付けはしたくないが間違いなく5つ星の温泉。
続いて内湯に。この内湯は岩風呂でご主人が造ったらしい。ここには二つの湯船があり入口に近い方があつめの湯。96度の源泉が少しずつ注がれている。特に上の方がめちゃめちゃ熱いため、かき回さないと入れない。しかしかき回すと自分でも入れる。もう片方がぬるめの湯。こちらは自分にはちょうどいい温度。どちらも湯の花がすごい。簡単に表現すると甘酒のようである。非常に濃い感覚がある。どちらもいい湯です。
時計を見ると11時。そろそろ上がることにする。上がっても身体はポカポカ。こんなに寒いのにもかかわらず汗が出てくる。宿の一室に、ここ満山荘のご主人が撮った写真館のようなところがある。休憩を兼ねて観てみる。プロの写真家のような腕前である。ここ満山荘近辺から見える北アルプスをずっと撮り続けているようである。
帰りがけにこのご主人の方から我々に「もう帰っちゃうの?」と話しかけてきた。このあとしばらくの間、他愛無い話をしたが非常に気さくでいいおっちゃんである。軍隊の出身らしく敬礼のポーズが得意のようである(笑)。話している間、何度も敬礼のポースをしながら話をしていた。面白くてお話好きな方である。
「今度は何泊か連泊しに来なさい。でないとここの良さがわからないから」
と言われてた。なので今度は連泊しに来ようと本気で考えている。
この満山荘、温泉だけでなく建物も風情があり、しかもきれいである。従業員の方々もご主人含め、心優しい方々の集まりである気がした(従業員の方々は我々とすれ違う度に必ず笑顔で挨拶をしてきます)。ぜひぜひぜひ連泊しに来ようと思う。
http://chiharuchappy.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_6448.html
09年4月18日〜19日
以前から宿泊したいと思っていた奥山田温泉満山荘に初めて宿泊しました。
今回HPを開始して初めて感想を書きたくない気持ちに駆られました(笑)。とにかく全てが素晴らしい。この「素晴らしい」以外の言葉が見つからないのです(困)。
http://chiharuchappy.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/post-6448.html
念願が叶っての宿泊となりました。二年以上も宿泊することを待ち焦がれていた温泉宿です。超人気のここ満山荘。予約時にも安い部屋はいっぱいとのことで景色の良い部屋(1人/二食付き18,800円)への予約となりました。
上信越道須坂長野東ICから約40分で山田牧場に到着。ここでチェックインの時間まで散歩をしたり、昼寝をしたりとのんびりと過ごした。天気がいいので非常に気持ちがいい。青い空と高地特有の凛とした空気が心身をきれいにしてくれるような気がした。
PM2:00。奥山田温泉満山荘着。玄関から裸足で歩くのが気持ちいい。清掃も行き届いている感がある。何故だかホッとさせてくれる雰囲気を持っている宿である。チェックインにはご主人が対応して下さった。記帳の際に入れていただいたそば茶が香ばしく美味しかった。
今回の部屋は階段をひとつ上がってすぐ左にある「鹿島槍」という部屋。洋和室の非常に洗練された造り。デザイナーズ旅館と言った雰囲気。若いカップルから老夫婦までがきっと落ち着けるであろう雰囲気。非常に非常に気に入った部屋。またここ満山荘のいいところは最初から最後まで布団が敷きっぱなしなこと。ってことは宿の方々も最初に部屋へ案内してからチェックアウトまで一切部屋には入らない。
窓側のあるゆりかごには同行者が、自分は二人掛けのイスに腰を掛けながら、景色を眺める。この日の空気は若干ガスっているものの下界には長野、須坂の街が。遠くには北アルプスの山々がドカンと君臨しているのがうっすらと観える。この景色は他の温泉宿にはなかなかないおかずだなぁ。
またこの鹿島槍という部屋の上には鳥の巣(ツバメかなぁ?)がある。特に朝はこの鳥の声で起こされてしまう(笑)。これはまさに自然が生み出す目覚まし時計。こんな経験、都会にいると出来るはずもない。
<一万尺風呂>
お風呂については以前、満山荘を立ち寄りで訪れた時とはかなり変わっている。
この岩風呂も同様。まず男女別になっていた浴室の壁が完全に突破られていた。また以前男性用だった岩風呂浴槽は埋められていてカラン、シャワーは以前のままだろうか、三基も備え付けられている。女性用浴槽はそのまま使用されていると思われる。露天風呂についても展望の良い浴槽は依然のそれと変わらないが、細長い風呂については埋められていた。
まずは内湯の岩風呂。広々としており、また窓を多く設置したせいか非常に明るく開放感がある。浴槽は二つ。奥にあるひとり用サイズの浴槽は激熱風呂。浸かれる温度ではないくらい。湯口は一か所であるが触れないくらいに熱い。
一方、もうひとつの浴槽は6〜7人くらいは入れそうな大きさ。湯口は一か所でちょろちょろとあまり多くない量のお湯が掛け流されている。こちらのお湯は体感温度が44℃くらいで十分に浸かれる温度。やや白濁したお湯で焦げたような硫黄臭がほんのりとしてくる。PHが7程度であることからもわかるのであるが肌への刺激がほとんどない。優しい湯である。
次に露天風呂。おそらく5〜6人は浸かれるであろう大きさ。お湯は内湯同様であるが白い湯花の量が凄い。温度は露天のせいでややぬるめになっており41℃〜41℃くらいだろう。ここからの景色はかなりよく、周りには山々が見える。見通しのよい日には遠く北アルプス連邦が見えるらしいが、おそらく湯に浸かったままだと難しいだろう。立てば可能だろうが。しかし立つと真下にある満山荘駐車場からは丸見え(笑)。注意が必要。
なおここはチェックインからPM10時までとAM8時からチェックアウトまでが男性用となっている。
<新しい内湯と露天風呂>
従来からある一万尺風呂とは逆で、チェックインからPM10時までとAM8時からチェックアウトまでが女性用となっている。
以前は創業者のおっちゃん(笑)の趣味の部屋となっていたところにこの風呂への扉が造られている。08年の暮に造られた新しい風呂棟?。出口からは用意してある草履を履く。木造の非常にモダンな雰囲気のある廊下を進むと風呂棟の入口に到着。
脱衣所からして、ものすごく綺麗でデザイナーズ旅館と思わせる雰囲気。特に女性にはたまらないだろう。
床は水を弾く人工畳のようなものを使用している。おそらく床暖房完備だろう。最低限のものしか置いていないが、しかしそれがかえって良い。
<新しい風呂棟の内湯>
扉が透明なガラスでまずびっくり。この扉を開けると檜の香りが漂ってくる。しかし下を見ると湯船に使用されてい檜の香りであることがすぐにわかった。
大きさは6人程度は入れそう。湯口は一か所。体感温度は42℃くらいでちょうどいい温度。お湯は他の浴槽と同様と思われるが、この浴槽のお湯だけは檜の香りが強く、硫黄臭より勝っている感がある。浴室の窓が開放的で大きく造られているせいで、太陽の光を十分に受けることが出来、また周りの自然を十分に楽しめるように造られている。素晴らしいの一言に尽きる。文句の付けようがないし、これ以上の言葉も見つからない。ただ「素晴らしい」の一言。
カラン・シャワーは三基。ちなみにこの浴室で驚いたのは壁に炭を埋め込んでいること。シャワー部分の鏡が埋め込まれている壁や内湯湯口部分のあたりにはふんだんに炭が埋め込まれている。これにもびっくり+脱帽。
<新しい風呂棟の露天風呂>
この浴槽も素晴らしい。色々な意味でTVや雑誌で使われてもおかしくないような造り。
凍結防止マットの敷いてある階段を三段下ると6人くらいは入れそうな石造りの浴槽。湯口は一か所。体感温度は41℃〜42℃くらい。
特に早朝に入ったこの露天風呂は今回の満山荘訪問の中で最も印象深いものとなった。高地特有の凛とした空気と周りの自然が生んだ澄んだ空気、そして堂々と顔を出してくれたお日様が相まって、非常に清々しく、また少しオーバーかもしれないが神々しくもあり、最高のひと時をいただけた気がした。
ここの露天風呂も内湯同様に「素晴らしい」の一言。
<食事(夕食)>
夕食、朝食とも一階にあるFOOD風土という食事処でいただく。中へ入ると三つの部屋に分かれている。我々は一番奥の部屋へと通される。各々のテーブルは薄いカーテンのようなもので仕切られているのでプライベートはそれなりに保たれている。
とにかくこの満山荘の料理は美味い。美味すぎる。一品一品、丁寧に作られているのがわかる。しかも器も凝っているし盛り付けも美的感覚が優れている。視覚的にも十分楽しめる。
熱いものはアツアツで出してくれるし、この料理だけを目的に満山荘に宿泊しても十分におつりがくると思う。東京で料理屋として出店しても十分にやっていけそうな高レベルの味。どれが美味しかったかと聞かれたらきっと自分は全部と答えるだろう。
また地酒も豊富にそろっており10種の中から選ぶことが出来る。自分は須坂の地酒「朝しぼり」を1.5合注文した。この素晴らしい料理と美味い地酒が相乗効果を発揮したようで普段旅行先で食べる夕食より何倍も美味しく感じた。
<食事(朝食)>
朝食はバイクング形式。和洋どちらも用意されている。バイキングと言えどもおかずの種類は豊富で味はどれも格別に美味しい。普段、朝食をほとんど食べない自分が腹いっぱいになるくらい食べてしまった。特に卵焼きが少し甘くてふわふわで非常に美味かった。それからシャケの焼き物。おそらく炭火で焼いていると思われる。非常に香りがよい。
<その他>
創業者のおっちゃんの力作が置いてある談話室には無料コーヒー機があり、いつでも飲んでいい。挽きたてのコーヒーを飲める機械で非常においしい。自分も三回ほど利用させていただいた。
またここ満山荘には館内放送や内線電話もない。もしフロントに用がある場合には帳場に備え付けられている鐘を鳴らすようになっているのが面白い。
奥山田温泉満山荘。家族経営のため、マニュアル的な対応は一切なく非常に好感が持てます。建物全体も非常にきれいにされています。清掃もさぞ大変かと思いますが手を抜いていないところがすごいです。また「光」の使い方が非常に上手なように感じました。自然光や照明などを非常に上手に扱っていらっしゃる。料理、部屋、浴室。すべてにご夫婦の美的センスの良さを感じました。特に自然への感謝の気持ちを非常に強くお持ちであり、この大自然ありきの満山荘だということをわかっていらっしゃるのではないかと感じました。
今回HPを開始して初めて感想を書きたくない気持ちに駆られました(笑)。とにかく全てが素晴らしい。この「素晴らしい」以外の言葉が見つからないのです(困)。ここは何度でも宿泊したい宿です。今まで宿泊した宿の中でもトップを争うくらいにお気に入りの宿です。正直、周りの人にあまり宣伝をしたくないです。だって予約が取りづらくなりますから(笑)。
09.4.18〜19(宿泊)
http://seesun.goraikou.com/manzansoh.html
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2011年 05月 28日
さ、軽井沢を後にして、高山村の奥山田温泉へ向かいますよ〜。
大した距離じゃないので志賀草津道路を経由して景色を堪能!
ちょっと雲が多い天気だけど、まだまだ残る残雪にちょっと興奮。(笑)
大好きな志賀草津道路。もう少しすっきり晴れてくれれば・・・。(>_<)
こんな雪の壁が残ってる場所も!(驚)
熊の湯も通過し、「さー、もうすぐ奥山田に着くぞ〜!」ってルンルン気分で県道66号を左折してみると・・・
ガーン!!!!! 予想外の冬季通行止め!!(/_;)
仕方なく中野市側まで志賀草津道路を走り抜け、小布施から山に登りなおすことに。と、ちょっとしたアクシデントはありましが、無事に着いたぜ、満山荘! 知る人ぞ知る名宿だぜ!!
Commented by yasu_ghl at 2011-05-29 01:31
この志賀草津道路はバイク雑誌でも良く出てきますね〜。
晴れていれば本当に最高の景色で超感動モノなんですよ!
http://ghlife.exblog.jp/13664779/
昔ながらな緩い雰囲気の中に、所々にセンスの良さが散りばめられたお宿。僕は今回で2回目なんですが、なんか好きなんです、この宿の雰囲気。たぶん、このお宿を始めたお爺ちゃん(ご健在)と、現在メインで動かれてる若旦那さん(確か美術系の学校出身とか)のセンスがうまーく混ざり合ってるんでしょうね〜。
さ、着替えてお風呂行くぞー!
※このお宿、家族経営で人出が足りないのもあって、チェックイン時から布団が敷きっ放しなのが特徴デス。
※でも、これがまったりできて良いんだな♪
こちらが「岩風呂」のほうの内湯。あれ?なんか前より広くなったような?
そしてこちらが同じく「岩風呂」の露天風呂。山々を眺めながらの露天は本当に気持ちが良い!(^−^)
もう一つのお風呂とは時間帯で男女入れ替え制なので、写真はまた次回に♪
このお宿にはスリッパが存在せず、素足か足袋が基本。その分すごく掃除が行き届いているので、子供たちも安心して素足で♪
そして、浴衣も特徴的。というか、これは浴衣じゃないな。甚平?作務衣?
とりあえず帯は無くて、かなり太めでゆったりなズボンが付いていて。
これがまた、リラックスできて良いんです。(実は、浴衣はすぐにはだけるのでちょっと苦手・・・。)
さあ、日が暮れます。
いよいよ今回の旅の最大の楽しみ、満山荘の夕飯が始まります〜。
http://ghlife.exblog.jp/13670440/
いよいよ、今回の旅の目玉、満山荘の夕飯デス!!
お品書きからして、このお宿がただものじゃ無いって雰囲気を醸し出してます♪
右が食前酒で、左は日本酒。
ビールでお腹イッパイになっちゃうの、もったいないしねー。(^−^)
「野菜スティックの介子酢味噌」
「リンゴ酢のサラダいろいろ」
「野沢菜油炒」
「行者ニンニク生ハム巻」
「長芋バター炒」
「エシャロットマヨ味噌 スナックエンドウ」
「馬刺」
「不夜城(アロエ)」
「竹の子」
「シーサラダ」
「紅たで」
「えご」
この馬刺し、今まで食べたどんな馬刺しよりも美味しかった!
脂が乗ってて、口の中に広がる甘み・・・。
あー、今までの馬刺しは何だったんだ!(笑)
本当に美味しかったのでもう1枚!(笑)
「生湯葉 ゆずこしょう」
醤油をちょろっと垂らして食べる生湯葉。これも美味しかったなぁ。
「十六穀米スープ ドライベジタブル」
「牛乳豆腐 柚子味噌 けしの実」
「蕗の薹(フキノトウ)の天ぷら」
「こしあぶらの天ぷら」
分かる人には分かる、こしあぶらの天ぷらのウマさ!
前回来た時にも頂いて、一番印象に残った料理。独特の香りが良いんですよねー。
今回も食べれてすごく嬉しい!(^_^)
当然ながら、抹茶塩で頂きます♪
天ぷらは全て、揚げたてを1品1品、料理担当である若女将さんが運んで来てくれます。
やっぱり、揚げたてが一番美味しいですもんね、天ぷらは!
(写真撮ってる暇あったら早く食べろって噂も・・・。(^_^;))
「タラの芽の天ぷら」
「こごみの天ぷら」
「蕗の薹の天ぷら」
「信州りんごの天ぷら」
これが予想外のウマさ!
「岩魚の塩焼」
「焼そら豆」
これも焼きたての熱々を運んで来てくれました。
川魚大好きなので、すごく嬉しい1品♪
「牛ヒレと冬瓜のお吸い物 独活(ウド) 人参 クレソン」
「チーズの茶碗蒸し トマト ねぎ」
言って見れば、茶碗蒸しの中にチーズが溶けてるだけなんですが・・・。
超絶ウマい!!
下の方に溶けたチーズがたまっているので、スプーンで混ぜて♪
「野沢菜茶漬け」
これだけ食べてお腹いっぱいなのに、それでもまだ美味しく食べれる野沢菜茶漬け。
本当に考えられてるんだよなー、メニューの流れも。
「柚子シャーベット」
「りんご赤ワイン煮」
いやー、満足満足大満足!本当に美味しい夕飯でした。
お腹だけでなく、目も心も満足できるお料理。
お品書きの題目には、「北信濃風いなか料理」とあります。
まさに、北信濃の山の幸をギューっと濃縮した、素晴らしい品々でした。(^−^)
奥に写っているのが若旦那。本当に美味しかったです、ご馳走様!(^^)
(料理は若女将担当だそうですが)
ちなみに、日本酒はこんなに種類があって、メニューではなく、瓶を見ながら注文するシステム。
こんなところにもなんだかワクワクしてしまうのです。(^_^)
完全に家族のみ、ほんの数名でやってるお宿なんですけどね。こんなに手間暇掛かった料理を毎日提供しているというのが信じられません。それに、最初の写真に写っていない料理は、全て出来たて熱々のものが丁度良いタイミングで運ばれて来るんですよ。
いやー、凄いな、満山荘。また行くよ、絶対!
Commented by edogin at 2011-05-31 13:10
最近の旅館は洒落た雰囲気にリノベーションされてますね。目でお腹でお腹一杯になりますね。
やっぱり国内旅行ならではの、ゆったり感、贅沢感ありますね。
Commented by hahanoyasumijikan at 2011-05-31 19:44
うわぁぁぁ!
本当に只者ではないお食事ですねー!
見ていてリアルによだれが……ヾ【;´▽`A
少しづつ沢山のお料理を味わって、美味しいお酒まで!
あぁぁ…最高っすねぇ〜
Commented by yasu_ghl at 2011-06-05 03:53
本当に、舌だけでなく、目でも心でも楽しめたお料理でした。(^^)
Commented by yasu_ghl at 2011-06-05 03:54
ふゆかさん。
お宿の豪華な食事というと、ついつい海鮮物を想像しがちですけどね。
こういう、山のご馳走もいいもんです。(^^)
Commented by yasu_ghl at 2011-06-05 03:54
ツーリングで行くと良い感じの峠のあとにあるので、とってもオススメですよ。(^^)
Commented by sweetbaby828410 at 2011-06-19 13:00
すてきなお料理ですねー!盛り付け方や前菜なんか、真似して、ちょっぴり「満山荘風に・・」位は出来そうなものもありますね♪
山菜大好きなので美味しそうなメニューにお腹がなりました。
そして、リンゴの天麩羅って初めて見ました!これも甘酸っぱくて美味しそう♪(何もつけずにいただくのかしら?)
それにしても全部おいしそう!でも全部食べるの大変そう〜^^
Commented by sma5004 at 2011-05-31 10:49
やべ、やられた。満山荘に行きたくなったよ。(^^)
この宿はいつまでも変わって欲しくないな〜。ちなみに料金は一泊いくらでした?
Commented by yasu_ghl at 2011-06-05 03:52
sma5004さん。是非行ってください。
16800円ですが、そのくらいの価値は十分にありますよね〜。(^^)
http://ghlife.exblog.jp/13684339/
ここ満山荘には、元々2種類のお風呂がありまして。時間帯別で男女入れ替え制なんですね。
で、夜中になって、夕方入った岩風呂ではないほうのお風呂へ・・・。
こんな渡り廊下、前に来た時にも通ったっけなぁ?なんて思いながら案内通りにお風呂へ向かうと・・・。
えっ?
えっ??
えっ???
な、なんですか、このモダンなお風呂は??(@_@;)
後から聞いたところ、2〜3年前に大幅リニューアルしたようで。というか、もうリニューアルってレベルじゃなく、新たなお風呂を作っちゃったようですね。よく考えたらお風呂の場所も全然違うし。
洗い場もおっしゃれー。鏡の上は焼いた竹かな?
背中側にはこんなデザイン照明。分かり難いけど、黒く見える壁面は、たぶん焼杉板。
足元にはLED照明でアクセント。
お風呂から脱衣所を覗くとこんな感じ。この透明なガラスドアがとにかく凄いインパクト。
こんなモダン(和モダン)なお風呂、初めて入りました。最近流行りのオシャレ系旅館なら分かるんですが、ここ、「日本秘湯を守る会」の会員宿ですからね。今までに20箇所近い会員宿に泊まってますが、あまりにも他と掛け離れていて、本当に驚き。(ここまでやって、守る会追放とかにならんのだろうか?w)
というか、以前の満山荘のお風呂とのギャップが凄すぎ!(笑)
あらゆるところに趣向が凝らされていて、もう、本当に感嘆しっぱなし。
この壁の凸凹なんて、炭をいちいち貼り付けてあるんですよ!
もう、信じられん。こんなサイディングパーツ、絶対に流通してませんから!(笑)
「元家ブロガー」としては、なんだか血が騒ぐというか、興奮しっぱなしで・・・。(苦笑)
(当時を知ってる方はほとんど居ないでしょうけど、このblogは、元々自宅の建築日記として開設したのですw)
露天へ出てもこれがまたセンス良くまとめられていまして。
この日はお月様が綺麗でした〜。(^^)
単純硫黄泉で、万座に比べればかなり薄い印象ではあるものの、心地良い硫黄臭がほんのりと♪
結構濁って見えますが、写真で見るより濁りは薄いです、たぶん。
(岩風呂の内湯のお湯はほぼ透明だったのは、温度調整行程で何かあるのかな?源泉は96度らしいから。)
岩風呂と違って、すごく滑らかに表面を削られた石を使っているので、湯船の底の肌触りが最高!
これ、意外と重要なんですよね、温泉において。
とーっても気持ちよくて、あとたぶん、予想外な和モダンなお風呂への興奮もあり、気が付けば夜中の0時から2時間以上入浴・・・。(ちなみにこの日3度目のお風呂w)
家族は既に就寝していたので問題は無いんですが、さすがにちょっと入りすぎ〜。(苦笑)
ちなみに、これがリニューアル以前の「岩風呂2」の露天風呂。(今は完全に撤去?)
2008年5月の撮影。
ぜーんぜん今と違います。帰ってからwebで情報を収集しつつ考えてみたんですが、以前あった岩風呂1と岩風呂2を合体して多少リニューアルして、良いとこ取りで1つの岩風呂(内風呂・露天のセット)を作り。
それに加えて全く新しい場所に、新しいお風呂として、「和モダン風呂」(勝手に命名)を作ったのではないかと。
元々あった岩風呂は、おじいちゃん(満山荘の創始者・ご健在)が、岩を一つ一つ運んで来て積み上げ、大変な思いをして作ったと聞きます。
で、和モダン風呂は若旦那の作。
おじいちゃんの苦労を無にすることができず、「片方だけ超モダン」というスタイルに行き着いたのではないかと。
ちなみに、帰る間際に聞いたところ、この和モダン風呂のデザイン、設計、作業の一部まで、若旦那自ら手掛けたとか。有名な建築士さんにお任せして・・・などでは無いそうですよ。
凄すぎるよ、若旦那!!
実は、この露天からは長野市街の夜景が見えちゃったりもします。(^^)
ってことは、明日の朝は・・・!?
Commented by koge at 2011-06-03 07:24 x
凄いお風呂ですね〜。ここまでしたら設計費用とかハンパね〜と思ったら・・・自分で設計ですか!何かこのあたりの経験があるのでしょうか?それとも何処かのパク・・・(爆)。
7枚目の写真のアールを取った木なんていいじゃないですか。なんちゃってガレージハウスブロガーとしても気になります。行ってみたいけど遠いな〜。
Commented by hairpriori at 2011-06-03 08:27
いいですね。和とモダンアートのいいトコ取りですね
温泉イ行きたくなりました
Commented by sma5004 at 2011-06-03 09:07
びっくらこきました。(゚Д゚)
以前からお部屋はモダンでセンスある調度品がしゃれていましたが、当時のお風呂はさも「手作り」って感じがビンビンで女性にはちょっと入りにくかったかもしれませんね。洗い場も少なかったし。
それにしてもこの洒落たお風呂はなんですか〜〜。(^^) もうハイヒール履いた彼女でも安心して連れて行ける宿になりましたね。
ところで宿代は値上がりしてたりしてませんか?ここはコストパフォーマンス抜群の宿だったのでそこが気にかかります。
最後に。。あの若旦那はお婿さんで新潟県出身なんですよ。(^^)
Commented by edogin at 2011-06-03 13:47
スゲェなぁファサードは古い手付かずの面影残しながら、風呂だけでも記事になってしまうネオジャパネスクな中身。このギャップがたまらんのでしょうね
Commented by yasu_ghl at 2011-06-05 03:57
噂によると、若旦那はどこかの美術系の学校を出てるとか。
いやー、なんか燃えましたよ、久しぶりに家作り関係で。(笑)
Commented by yasu_ghl at 2011-06-05 03:58
前のお風呂を知ってるだけに、驚きますよね。(^_^;)
そっか、やっぱりお婿さんでしたか。何となくそんな気はしてました。(笑)
http://ghlife.exblog.jp/13703997/
ここ、満山荘の目玉と言えば、豪華な食事と、北アルプスが見えるお風呂!
とは言っても、冬以外ではどうしてもガスってしまうことが多く・・・。
しかしこの日早朝に起きて風呂へ行ってみると・・・。
見えた!!!!
(前日2時過ぎまで風呂に入っていたのに、4時半に目覚まし掛けて風呂へ向かいました、ワタクシ。ハイ、バカなんです。(・_・))
小蓮華山・白馬岳辺りから穂高岳辺りまで、北アルプスのほぼ端から端まで見えてます!
太陽が出てくるにつれ、段々とピンクに染まっていく北アルプスの山々・・・。
こんな景色を見ながらの露天風呂なんて、本当に幸せじゃぁ〜!(^−^)
で、またまた1時間半くらいの長湯をして、部屋に戻ってみると・・・。
あ、部屋の窓からも北アルプスが見えてる!
これなら最初からここでE-3で撮影すればもっと綺麗な写真が撮れたかも・・・。
いや、でもいーんです。あの景色を見ながら、露天風呂に入っていたことに意義があるんですっ!(笑)
時間は既に6時過ぎ。日の出直後よりは気温も上がり、クリアには見えなくなってしまいましたが、それでもこの景色。この画像から、日の出直後の露天風呂で見えた景色を想像してください。
もっと素敵な景色だったんですよ。(^−^)
手前に見えてるのは、長野市街のようです。
左を向くとこんな山々。万座方面かな?
さて、朝食です。
満山荘の朝食はバイキング形式。とは言っても、あれだけの夕飯を出すお宿。
やはりただのバイキングではない感じ。
ハナは、食べたいものが選べて大喜び!(笑)
しっかし、家族経営のお宿でこの品数・・・。
「ご飯、味噌汁、なっとう、のりに焼き魚(冷えてる)」って朝食にしたら、どれほど楽ができるか・・・。
でも、こういう努力がお客さんの満足度へ繋がるんですよね。(^_^)
驚くほど豪華とかではないんですけど。品数が多くて、1品1品がきちんと美味しい。
素敵な朝食でした♪
特に、右奥のマカロニサラダがすんごく美味しくて、何度かお代わりしましたよ。(^_^)
で、このお宿はチェックアウトが11時でOKなので、朝食後にはまた朝風呂♪
ソラのセクシーショットです。(笑)
えーっと、満山荘に来てから5回目の入浴ですね。1泊2日の滞在時間の中で、延べ6〜7時間は湯船に入っていたでしょうか?
で、睡眠時間は2時間。ほんとバカだと思います、自分でも。(-_-;)
さ、おうちへ帰ろうか、ハナ!
さようなら、満山荘! またきっと来るよ!!\(^o^)/
ちなみに・・・。このお宿の宿泊費、大人1人1泊2食付きで16,800円。
(確か、高いほうのお部屋だと2万円くらい。)決して安くはないですけどね。
僕的にはコストパフォーマンスはかなり高いと思います!!(^−^)
Commented by sma5004 at 2011-06-05 06:26
北アルプスを眺めながらの露天風呂。。なんて素敵なんでしょう。
朝食も美味しそうだな〜。
久しぶりに見る満山荘でしたが、さらに魅力的な宿に進化していることが今回の記事で判りました。
Commented by vostok0531 at 2011-06-05 12:40
いい宿ですね〜
こういう「泊まって満足できる宿」ってすごくスキデス。
ホテルだと、押し込められてるみたいで…
早起きしてみるアルプスもいいですねっ
ボクもそこに価値があるんだと思いますよ♪
Commented by edogin at 2011-06-05 21:43
なんと言う絶景と極楽。
☆☆ランドとかのリゾートホテルも夢の世界だけど、これこそがやっぱり最高の贅沢ですね。
Commented by グリンデル at 2011-06-05 22:01 x
絶景を眺めながらの朝風呂・・・最高ですね。
モルゲンロート・・・アルプスならではですね。温泉・・・行きたくなりました。
Commented by yasu_ghl at 2011-06-06 17:47
今までいろんな温泉宿に泊まりましたが、はっきりいって一番です、満山荘。
あ、そうそう。驚くことに、若旦那の娘さんが、夕食の料理出しを手伝ってましたよ。
親子3世代ですね、これで。
http://ghlife.exblog.jp/13715729/
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《2006年2月 宿泊レポート》
標高1500mの山田牧場にあり、北アルプス連峰の全山が見えるという展望の露天風呂が自慢の満山荘は、湯の花が豊富な人気の温泉宿。最近には宿の一部をリニューアルした事もあり、より一層格式があがったように思える。
なかなか予約はとれなかったわけだが、ある時当日に電話をしてみたところちょうどキャンセルが出たとの事。念願の満山荘へ宿泊する事になった私たちは猛スピードで神奈川から長野へ走ったのは言うまでもない。
お宿へ到着。着いた時点で満足してしまうほど、外観からしてすばらしい。
かわいらしいライトには「秘湯」という文字が浮き上がり、白熱灯のやさしい光が灯る。
ロビーと言えば良いのか、応接間と言えばよいのか・・・、入ってすぐのところへはかわいらしい番台があり、実際にお会計はその番台で支払う。廻りには寛げる椅子がズラリと並び、朝まで酒を飲み過ごしたいような空間だ。
13畳ぐらいの広さ トイレ・洗面所付
部屋は思っていた以上のにかわいらしく素敵。 どんな女性でも気に入るのではないだろうか。
畳敷きの一段高くなった部分にベットが並び、その奥へは寛ぎのスペースがある。 窓の前には夜景を楽しめるよう座り心地のよい椅子が二つ置いてある。窓の外には小さいながらに輝く町の明かりが見え、とてもキレイだ。
まるで酒好きの私のためにある空間?のように思える。
夜景を楽しみながら会話が弾む 窓からの夜景
変なかっこうをしている私はただ踊っているわけではない。こんな感じの部屋着ですよ、、と訴えているわけだがよろめいてしまった。よろめいても肌蹴ないこの浴衣はお気に入り。家に持ち帰って部屋着として着たいと思えるほど着心地がよい。 着心地のよい部屋着
広い入り口 洗面所 照明がキレイなトイレ テレビ
お茶セット ポット 冷蔵庫 部屋着・タオル・はぶらしなど
満山荘の評判の良さには部屋より温泉よりなによりも食事にある。噂のお食事はどんなものか。
と期待して挑んだが噂通りの食事に大満足。この数々の食事を家族経営でできるのだからたいしたものだ。家族経営という事もあり、従業員は少ないため食事を運ぶタイミングは多少遅れたりはするが、そんな事が気にならないおいしさとノンビリと待てる空間がある。特に最後の方で出された牛ヒレ肉のお吸い物は絶品だった。 山の幸をふんだんに使用し、全て手のこんだ丁寧な料理の数々は二代目である娘さんがこだわって作っているんだとか。少し長野県 仙仁温泉を思わせるような味に高級感だ。 天ぷらも揚げたてを少しづつ運んできてくださり、最後にはもう食べられない・・というほど満腹になった。
食事何処は各場所ごとに暖簾が垂らされ区切られているため、個室に近い。家具は暖簾なども空間に合わせて揃えてあり、東京にありそうなお洒落なお店みたいだ。
アルプス一万尺 アルプスを望める露天風呂
露天風呂 男女入替え制
単純硫黄泉の湯には大量な湯の花が舞い、濁り湯にも見える。湯はこおばしい香りがし、多少苦味のある味がする。露天風呂は適温、もう少し熱くてもいいかも。。と思う温度。
こちらの露天風呂からはアルプスが一望でき展望は最高。冷たい風も心地よくいつまでも入っていたくなる。
ただ、露天風呂の下は駐車場のため、立ち上がると道路や歩いている人から丸見えのため、気をつけないと恥ずかしい思いをする。 お昼はこちらが男性用となっている。こちらの露天風呂からもアルプスは見える。
内湯は熱湯とぬる湯の2種類に湯船が分かれており、熱い方は熱すぎて入れないほど熱い。源泉98度と書かれた表示で入る前から逃げ腰になってしまう。
露天風呂 男女入替え制
内湯 男女各1
源泉の湯口は成分で真っ白。
内湯は露天風呂より泉質が良く、湯の花も少ない。よくあたたまる湯でなんとなくスベスベする感じもする。
シャンプーやリンスもあるが洗髪は空気が寒いため結構きつい。よく温まった後じゃないと途中であきらめたくなる。 源泉湯口は真っ白 シャンプーリンス有り。シャワーも3つほどある。
朝ごはんはバイキング。タマゴ、パンなどの洋食も納豆、おひたしなどの和食も一通り揃っている。種類が豊富にあるため、選ぶのも楽しい。こんな朝ごはんだったら毎日でも食べたいものだ。
良いところ:
食事は地のものをふんだんに使用し、味付けもおいしい。湯も極上で建物の雰囲気も抜群。という事で言う事なし。評判どおりのすばらしい旅館だった。親孝行やご夫婦でも誰を連れてきても喜ばれる旅館だと思う。
悪いところ: なし
http://www.hikyou.jp/nagano/manzansou/manzansou.htm
奥山田温泉は標高1500m、信州高山温泉郷の最奥にある温泉地。10軒ほどの旅館やホテル、ペンションが点在し、後には山田牧場や山田牧場スキー場があり、さらにその背後には志賀高原が控えている。中でも満山荘からの眺めは素晴らしく、眼下に善光寺平(長野盆地)、晴れた日には奥穂高岳、槍ヶ岳、立山、剣岳、五竜岳、白馬岳など80kmにも連なる北アルプスを目の高さで望める、眺望抜群、明るい雰囲気の温泉宿である。
創業は1964年。当時はペンションとしてのスタートだったそうです。その後、創業者の情熱と努力が実り、1979年に温泉が引かれました。2002年には新本館「観山(みやま)館」を新築し、旧館の「展望館」と合わせて全10室で営業。「日本秘湯を守る会」の加盟宿になっています。
チェックインは午後2時から。そば茶を頂きながら若旦那から館内の説明を聞きます。部屋には電話がないので、用のある時は帳場にある鐘(下の写真)を「カンカン」と鳴らすそうです。
館内はスリッパはなく、素足で歩きます。木の温もりを感じてほしいとの宿の思いです。カラマツやスギの無垢材が優しい踏み心地。これも掃除が行き届いているからできることです。家族経営とのことなので大変そうです。
今回の部屋は「蓮華」
和洋室風の部屋で、チェックインの時点ですでに布団が敷かれています。宿の人が部屋に入るのは案内してくれる時だけで、あとはチェックインの14時から翌日11時のチェックアウトまでのんびり過ごしてほしいという、うれしい配慮です。
こざっぱりとした空間が落ち着きます。 書は若主人によるもののようです。
部屋の暖房は温水循環式なので就寝時でも快適。冷たいものや温かいものを入れておける保温庫も備えてあります。トイレはもちろんウオッシュレット。
湯上がりに景色を眺めてぼ〜っとし、布団に寝転んで読書をするうちにうたた寝し・・・あ〜、幸せな時間。
部屋の窓からの眺め。左下の写真は夕暮れ時、隣が善光寺平の夜景です。チェックアウト直前に雲がとれ、3回目の宿泊にしてやっと北アルプスが姿を見せてくれました。矢印のあたりに槍ヶ岳が見えるのですが、わかりませんね(笑)。次回はいいカメラを持参します。
温 泉
奥山田温泉の湯は約300m下方の松川渓谷沿いに噴出する95℃の蒸気を沢水で溶解することで造湯する硫黄泉。この温泉開発に尽力したのが満山荘の創業者・堀江文四郎さん。温泉組合(頂いた資料によると2003年現在、正組合員12名、準組合員3名)を設立し、1979年に総工費7億円以上をかけての開湯だったそうです。
浴場は2ヵ所で男女時間交替制になっています。
午前8時から午後10時まで女湯 午前8時から午後10時まで男湯
満山荘-風呂1
チェックイン〜夜10時が男性、夜10時〜翌朝8時が女性の浴場
内 湯
ここは以前からあった2つの浴室を1つにした浴場。洗い場も広くなり、明るく開放的な内湯です。
大きい湯舟と小さい湯舟がひとつずつ。葛湯のように薄っすらと白濁した湯は見かけとは裏腹にけっこう熱い。もちろん源泉かけ流しです。 湯舟は岩風呂で、創業者が一つ一つ石を運んで造ったものだそうです。
以前は浴室の仕切りが北アルプスを模した壁面になっていましたが、その一部が記念碑のように残っています。 ↓ 以前の仕切り壁
露天風呂
晴れていれば北アルプス連峰を見ながら入れる絶景の露天風呂。湯花が漂い白濁しているので足元に注意しましょう。
湯舟のすぐ下が駐車場から玄関に通じる道になっています。景色に見とれてうっかり立ち上がるとまれに目と目が合ってしまうことがあるのでご注意を。こちらの浴場をほぼ男性用にしたのはそうした理由からでしょう。
http://yanagy.jp/onsen/nagano/manzansou_furo.html
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満山荘-風呂2
チェックイン〜夜10時が女性、夜10時〜翌朝8時が男性の浴場
2008年の暮れに完成した浴場です。談話室の奥の扉を出て長い通路を歩きます。通路の側面はビニールシートで覆われていましたが、夏場は取り払われてさわやかな風が抜けることでしょう。
脱衣所もとてもきれいです。床暖房の畳、座り心地のいい椅子、間接照明、ガラス張りの扉から見える湯舟・・・温泉に入る前から気持ちよくなります。
内 湯
満山荘自慢の絶景を眺められるように広くとられた浴室は、明るく開放的。美しい内湯です。
洗い場も高級感たっぷり。壁面のそこここには備長炭が埋め込まれています。
湯舟の上にも明り取りの窓があって、柔らかい光がさしてきます。
乳青色の硫黄泉がかけ流される湯舟は檜造り。檜の香りが気持ちいい。夜は巧みな間接照明で昼とは違った雰囲気を楽しむことができます。
露天風呂
内湯を出るとまた一味違った世界が広がっています。内湯に比べると温めなので長湯ができます。
もう一つの露天風呂より数メートル高い位置にあるので眺めはさらに素晴らしい。「天空の露天風呂」と名付けてもいいくらいです。
http://yanagy.jp/onsen/nagano/manzansou_furo2.html
談話室
「おっちゃん」こと創業者の堀江文四郎さんが撮影した写真を見ながらくつろげる部屋。エスプレッソメーカーもあって、自由に利用できます。
食 事
食事も満山荘の大きな楽しみです。地の食材、旬の食材をふんだんに使った若女将の創作料理は一品一品が実に美味。「Food風土」というシャレたネーミングの食事処でいただきます。
夕 食
予め食卓に並べられた料理に加えて、天ぷら、焼き魚、茶碗蒸しなど出来たてがタイミングよく運ばれてきます。
自家製食前酒で乾杯
大皿: 小芋 練りうに・蕗味噌焼き
エシャロット味噌
錦糸瓜溜漬
葉山葵・野沢菜煮
行者ニンニクレモン酢
生湯葉・・・口の中でとろけます。
山菜からし酢味噌
独活、蕨、モロッコインゲン、
菜の花、赤ピーマン
東御の地ビール「千曲川のスケッチ」
このビールは我々夫婦の大のお気に入りです。
長芋そうめん ふり柚子
牛乳豆腐・・・柚子味噌をつけて・・美味!
馬刺、不夜城(アロエ)、筍えご
料理もさることながら器がまたいいんです。この器は織部焼。
料理が美味しいと酒もすすむわけで・・・
地元、須坂や小布施の酒がずらりと並び、1合から注文できます。
旬の天麩羅
揚がった順に鉢の中に入れてくれます。
万願寺甘唐 まこも筍
タラの芽 ふきのとう 信州りんご←とても美味!
岩魚の塩焼き・・・とても柔らかい。骨までぺろり!
焼きそら豆
牛ヒレと冬瓜のお吸い物・・・これ、絶品!
チーズの茶碗蒸し
下の方にとろけるチーズが入っています。
上にはトマトのトッピング。
チーズ好きにはたまらない一品です。
野沢菜茶漬け・・・あっさりして美味しい。
柚子シャベットと苺
若女将の手作り料理を若旦那が運んできて説明してくれます。出すタイミングも速からず遅からずで心得たもの。
品数も量も多いのですが、山菜や野菜が中心なので、食後の胃もたれもありません。我々夫婦は満山荘の料理が大好きです。 季節によって多少素材は変わりますが、基本的には通年同じパターン。でもまた食べに来たくなる・・・そんなくせになる美味しい料理なのです。
朝 食
朝食はバイキングです。 こんな感じで全品を少しずつ取るとちょうどいい量です。もちろん、もっと食べられる人はどんどん山盛りにしてください。
http://yanagy.jp/onsen/nagano/manzansou_dishes.html
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ここで、先ほどから名前が出ている自称「おっちゃん」こと創業者の堀江文四郎さんをご紹介します。「おっちゃん」は昭和4生まれ。夕食や朝食が終わる頃にひょいと現われて、山、温泉、カメラ・・・いろいろな話をしてくれます。80才を過ぎてもなおお元気で、先ごろ長野駅東口にご自分のカメラコレクション(約200台)を展示するレストランを開いたのだとか。
2005年8月 2009年3月
満山荘は眺望よし、温泉よし、料理よし、そしていい意味でほったらかしにしておいてくれるのが心地よい宿。ほとんど若夫婦(それほど若くないかな?)二人で切り盛りしているのですが、お二人の気取らない、ひょうひょうとしたキャラクターが妙にほっとします。
高級旅館のような手厚いもてなしを期待しない分(玄関先での見送りもないですよ(笑))、気を使わずにのんびりできる素敵な宿です。
2009年3月29日
http://yanagy.jp/onsen/nagano/manzansou.html
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小規模温泉宿の中ではトップ級 [満山荘]
ヒロさん 投稿日:2007年9月8日
宿自体は乳頭温泉妙の湯、白骨温泉笹屋、新穂高温泉槍見館に似ている様に思います。
8月16日にお世話になりましたが残念ながら宿からの北アルプスの眺望は叶いませんでした、しかし朝夕の食事、部屋の広さ、温泉の質、料金、どれをとっても上記の宿を超えている様に思います。 また訪れたい宿でした(^^)
晩秋の新潟・長野2泊3日の旅…D [満山荘]
ぶっちゃばさん [入浴日: 2010年11月8日 / 1泊]
2泊3日の旅…2日目の宿として予約したのが『満山荘』以前からクチコミ等で評判がいい意見ばかり目にしていたので…期待大で行ってきました。夕方薄暗い5時にチェックイン。宿に入ってからは…
ご主人の接客。ロビーや客室のセンス、眺めの良さ。ここでしか味わえないような料理。全体的なアットホームさなど、クチコミどうりです。特に料理は素敵でした。温泉も檜風呂のほうなんか、素晴らしいの一言。オシャレな内湯。山並みを見わたす露天からの眺めは…もう爽快!
間違いなく満点です…が。こちらに来る前の野沢温泉での湯浴みがあったためか。こんなに贅沢な完璧な温泉なのに…少し物足りなさを感じてしまいました。なんでだろ…完璧すぎたのかな…。
『熊の手洗湯は味わい深かったなぁ…』なんて考えたりして。チョットだけ変なことを思っちゃいました…。
僕の個人的感想ですが…こちらのお宿は現代のセンスの良さで、感動的な宿泊を約束してくれる宿だと思います。なぜだか僕は古きよき温泉の事も考えさせてくれた宿となりました。なんだかんだ言いましたが…また絶対訪れたい、ほんと素晴らしい旅館『満山荘』でした。
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料理がかなりうまい温泉宿
7 :名無しさん@いい湯だな:2010/11/23(火) 10:09:37 ID:xlpzsWiDO
個人的には
さわんど温泉のしおり絵
奥山田温泉の満山荘
青根温泉の不忘閣
かな
8 :名無しさん@いい湯だな:2010/11/23(火) 12:48:49 ID:OVAd6uTb0
>>7
そうですね。同意。
満山荘は若女将さん(お嬢さん)の手料理レベルを超越した「創作料理」が確かにすばらしいです。 食器などの演出もうまいです。社長(お父さん)に言わせれば、味付けがまだまだなんだとか。
不忘閣は、おそらく大型旅館のように「原価」だとか「採算」を経営側からそれ程うるさく言われずに、料理に没頭できる厨房環境なんでしょうね。以前、デザート作りに失敗したらしく、食事時間が終わって、遅くなってから、わざわざ、完成したものを部屋まで運んできたのには恐れ入りました。和食の職人さんが 「パティシエ」の仕事も楽しんでるというか・・・。半端じゃないですね。
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