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安物スピーカー AMPEX MODEL 515 _ 真空管アンプで素晴らしい音を出します。もう他のスピーカーはいりません
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1212.html
投稿者 中川隆 日時 2022 年 1 月 14 日 17:17:24: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: ジャズを聴くなら JBL よりパルメコの方が遥かに上 投稿者 中川隆 日時 2019 年 4 月 10 日 06:09:59)

安物スピーカー AMPEX MODEL 515 _ 真空管アンプで素晴らしい音を出します。もう他のスピーカーはいりません
http://ns-page.com/iroiro/AMPEX_515.html

AMPEX(アンペックス)は、1944年に創業したアメリカのオーディオメーカーです。メーカー名の由来は創設者であるAlexander・M・Poniatoffの頭文字およびExcellenceのExを組み合わせたものです。

AMPEX(アンペックス)の主な取り扱いオーディオ機器
業務用のテープレコーダーやオープンリールデッキ、スピーカーなどが主な製品です。

オープンリールデッキでは、7号リール専用機のAG500やAG440Bなど、放送局やレコード会社のスタジオで使用された業務用モデルがメインとなります。

スタジオ用の大きな機材が多いため、アンプなど一部の機能のみをピックアップして使用するユーザーもいるなど、マニアックな人気のあるメーカーです。
https://tu-record.com/maker/ampex/


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AMPEX MODEL 515
http://ns-page.com/iroiro/AMPEX_515.html

管球アンプを使って鳴らすスピーカーは高能率なものがいいですが、最近は高能率のスピーカーが少なく、 必然的にかなり口径の大きな物になります。私の家の場合スペースが限られているため、場所をとらないサンスイのSP-10というフルレンジロクハンを使っています。 これも結構管球アンプをよく鳴らすスピーカーで気に入っています。管球アンプ用にさらにいいスピーカーは無いかとWEB上を徘徊していると、AMPEXというスタジオ用テープ レコーダーメーカーのMODEL515という60年代に発売されたスピーカーがかなりいいらしい。箱の大きさはSP-10とほぼ同じですが楕円スピーカーを使っていて高能率、管球アンプに抜群にいいらしい。

日本では未発売なのかオークションにもなかなか出てこない。しかし、最近このスピーカーが某オークションで出品され、これは是非落札したいと思い狙っていたのですが、終了前に値段が見る間に上昇し、 7万円近くで落札されました。私は3万までは出そうと考えていたのですが・・

そんなにいいスピーカーなら是非とも欲しいと思い、アメリカのオークションサイトebayで探すこと1ヶ月。かなり安い即決価格で出品されたものを発見し落札しました。価格は某オークションの16分の1で、送料のほうが 高かったです。それでもトータル1万2000円ほど。

アメリカから2週間で到着。出品者からも「このスピーカーは管球アンプに繋ぐとすばらしい音を出します」と到着前からメールが来ていた。

箱に傷が多数見られるのでメンテをしたいと思います。後ろはスリットが3つ開いて、中はスポンジの吸音剤が入っているだけですがいい音が出るのです。


キズが多い表面をサンドペーパーで消した状態です、元通りになるか心配。


ワトコオイルの2回塗りでオイルフィニッシュに仕上げていい感じになりました。


懐かしい楕円ユニットはいろいろ調べてみるとJENSEN製らしいです。アルニコマグネットでは無いみたいです。楕円ユニットは古いテレビによく使われていましたね。 コーン紙は張りがあって、いかにも軽そうで能率高そうです。フィックスドエッジで劣化は見られません、もしウレタンエッジだとボロボロだったはず。


スピーカーケーブルはWEの単線に替えて、仕上げた箱にユニットを付けました。正面のAMPEXのエンブレムが無かったので、薄いアルミ板を切り出して転写シートで本物そっくりに自作。


見た目はしょぼい古いスピーカーですが、音が前面に出てすばらしい音です。こんな外観のスピーカーからこんないい音が出るの?楽器一つ一つがはっきり聞こえて、解像度が全然違います。能率は95dB以上ありそうです。

60年代に製造されたこの時代のスピーカーはコーン紙が軽く、出力の低い管球アンプでとてもいい感じに鳴るようです。とてもフルレンジ1発とは思えないスケールの大きい音を出します。 音楽性が高くどんなジャンルでもこなして鳴らしますので、ほかの高いスピーカーはいらない感じです。

JBLよりも上という方もいるくらいです。今回はこんないい物を安く手に入れることが出来て満足しています。
http://ns-page.com/iroiro/AMPEX_515.html


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AMPEX のスピーカー : GRFのある部屋
2009年 02月 10日
https://tannoy.exblog.jp/10324698/


AMPEX のスピーカー
友人のSEIBOさんから、何やら熱いメールが送られてきました。従来から使っていた友人から借用中のタンノイの3LZの替わりにと同時代のSPを探していたら、今まで訊いたこと無いAMPEXのSPが琴線に触れたようです。さっそく手に入れてそのインプレッションが続々と送られてきました。当方は昨今の情況からオーディオをする余裕がありませんので、熱いメールがうらやましいです。

AMPEX のスピーカー_f0108399_11502865.jpg

GRFさま

AMPEXのファーストインプレッションです。
今聞いているところですが、明らかに3LZとは違う音の出方がしますね!最初は妙にさっぱりして聞こえたのですが、これは逆に3LZのほうが音を作っているのかも知れません。3LZは非常に密度の高い濃い音がしますが、AMPEXは最初ちょっと物足りない感じがしましたが、聞き進むにつれてAMPEXのほうが自然な音に近いのではないか?という気がしてきました。

やはりタンノイはそうとう確信犯的な音作りをしているようです。弦の音はタンノイのねっとりした感じを聞きなれた耳には素っ気なく聞こえますが、そのかわりに声は実に明瞭かつ自然で、これはAMPEXのほうが明らかに生に近いのではと感じられます。声も多少若々しく聞こえるようです?これが良く言われている口が小さいということなのかも知れませんが、歌っている人の実在感が出るようです。

バックの楽器もこちらの方がいろいろな音がはっきりと聞きとれます。低音については3LZのほうが深く、迫力を感じますが良く聞いてみるととAMPEXは出ていないのでなく、しっかりと締まっているのですね。迫力では負けてもスピード感?のある低音という意味ではアンペックスのほうに歩がある気がします。

でも低音の量感は3LZのほうが豊かで気持ちが良いことは確かです。また2つのツイターということで強調された高音を心配していたのですが、実に自然ですね。3LZのほうが明らかにきつくめりはりのある高音だと思います。驚いたのはボリュームを3LZよりかなり上げてもまったくうるさくならないことです。(いやな音、耳につく音、きつい音が出ません)

これが一番の特徴かも知れません。能率はこちらの方が多少高い程度のようですが、ついボリュームはずっと大きくしてしまいます。3LZだともっときつい音になるような音量でも、耳につくようないやな音が出ずにどこまでも爽やかというか自然です。これはもしかするとすごいことかも知れませんね。面白いのは新しい録音のCDは明らかにこちろのSPのほうがマッチしているようです。3LZだと多少無理をしているような、アンマッチングな違和感を感じるCDがあるのですがAMPEXはそんなCDもまったく屈託なく素直に鳴らしていまうようです。

いずれにしろちょっと聞きなのでまた詳しくレポートします!少なくともデザインや作りの面では3LZやローサーより明らかにこちらの勝ちでしょう。40年以上前のあまり有名でもないSPがこんなにきれいな状態で残っていたのが不思議なほどです。3LZの代わりになるかどうかまだ不明ですが、その可能性は大きく感じました。

そこで皆様からひんしゅくを買うのはわかっていながら、言わずにいられないこの一言!なんてコストパフォーマンスの高いSPなのでしょう!!

AMPEX のスピーカー_f0108399_1275767.jpg
AMPEXその2
第一印象が一番確かと言いますが、なるほど色々聞いて見ると先日送った印象が
間違っていなかったことがわかります。明るく解像力が高くきつさの無い音色、伸びの良い高音、締まった低音、反面、軽やかに聞こえすぎて低音に重厚感が無く小綺麗にまとまりすぎ?という感じでしょうか。

3LZは独特の魅力を持っていますが、AMPEXもやはり独特の魅力を持っているように感じます。それはまったく対照的な色合いなのですが!SPにお国柄など出るはずは無いと思っていたのですが、これだけ歴然と違いを感じてしまうと、やはりそんなことがあるのだなあ!と一人納得しています。

同じCDでも3LZで聞いた時良かったものが、こちらではそれほどでもなくまたその逆もあるようですが、面白いのは最新録音のものは総じてampexのほうが良く聞こえることです。

レコードから行きます。
クリスタルードリッヒのシューベルトの歌曲、岩の上の羊飼い、マーラーの歌曲、こどもの不思議な角笛。同じルードリッヒとカラヤン、そしてバーンステイン、ノーマンのもの、これらの歌曲で感じるのは声の自然さです。無理なく声が伸びていきます。歌手の存在感も出ます。歌手ごとの声の質の差もこちらの方がはっきりするようです。年齢も多少若返ったように聞こえます。伴奏と声の分離もはっきりします。

声の伸びのよさに気を良くして、こんどはコーラスの入ったアーノンクールのマタイ受難曲、ホグウッドのメサイアを聞いてみます。どちらも少年合唱団を使った爽やかなコーラスが魅力的です。コーラスのそれぞれの声の分離のよさや実態感が出ます。3LZだともう少し芯は出ますが、ここまで透明感は出ません。アンプは同じなのにこれほど解像力が違うように聞こえるのは面白いことです。AMPEXは声は圧倒的に良い印象です。

そこで定番チェックのサッチモとエラのデユオでSTAR FALL IN ALABAMA、冒頭のサッチモのペットの音が少々まるく元気が無いかと思いましたが、歌に入るとこれがなかなか良い、でもこのレコード聞きすぎて何で聞いてもよいのでいまいち判断できず。そこでアニタ オデイのアト MR ケリー、これはのけぞるほど良いです。実在感たっぷりでそこいらで歌っているよう、しかも相当若返った様子。粋なアニタ ネーチャンの魅力たっぷり。続いてクリスコナー、こちらも同様このSP、女性ボーカルではまさにフルに性能発揮しているようです。

今度は肝心の弦です? これはボスコフスキーのVNによるモーツアルト、ハフナーの独奏部分、これは判断が難しいです。ぬめっと滑らかなのですが、ちと滑らか過ぎるかもしれません。最新モデルのアンプに変えたらこんな音になるのではと言う感じの音色です。

美しさの極致とでも言うべきアルフレッド プリンツによるモーツアルトクラリネット協奏曲(私の好きなのはベームではなくてミュヘンガーの方ですが)オケの弦は軽やかです。もしかすると本来のウイーンフィルの弦はもっとくすんだ音なのかも知れません。クラリネットの音色も明るい。これも演奏が良すぎてただただ聞き行ってしまい判断保留。

ショルテイ、アムステルダムコンチェルトヘボウによるマーラー4番、これはなかなか良いです。3LZのような深い低弦の音は出ませんが、オケの空気感や広がりはたっぷり出ます。大太鼓などは実に締まった音がします。バイオリンに関してはやはり3LZのくすんだような音色のほうが好きかも知れません。オケ全体としても3LZのほうが低音を基準としたピラミッド型で安定した感じはしますが、個々の楽器の分離や雰囲気はAMPEXのほうが良いようです。

最後にちょっとゲッツ&ジルベルトをかけて見ました。自然なジョアンの声、ガットギターの音色、そして湧き上がるようなゲッツのサックス、このサックスの音にはしびれました。今までの私の印象ではもっとずりずりした重いサックスの音のような印象があったのですが、これは軽やか!天上的に軽く美しいサックスの音です。これにはびっくりしました。やっぱりJAZZかな!

さてここらでCDに。
また最初に帰ったような選曲ですが、クリスタルードリッヒのマーラーのリュケルトの詩による5つの歌、そして同じくマーラーの大地の歌、ともにクレンペラーの指揮による素晴らしい演奏です。我が家で聞く限りCDのほうがSN比が高く聞こえます。アナログの調整がまだまだなのでしょう。これも演奏が良すぎて、ただ聞きほれるだけですが、微妙に違うのが管楽器の音、不吉な感じのメロデイーを奏でるオーボエがちょっと細身に透きとおった音に聞こえます。クラリネットもそうです。金管楽器はいっそう輝かしく聞こえますが、突き刺すような鋭さを感じるのはむしろ3LZのほうで、こちらは明瞭ですがおとなしいのかも知れません。

例のハイテインク、シカゴのマーラーの6番は3LZで聞いたときはとてもよい印象だったのですが、こちらではどうもぱっとしないのですぐパス。やはり声が良いのではとバーバラーボニーのメンデルスゾーンの歌曲、6種類も揃っているペルゴラージのスターバトマーテルから同じくボニーのもの、バーバラボニーの声ってこんなに伸びて綺麗だったというくらい美しい。私はどちらかというとソプラノよりメゾソプラノのほうが無理が無くて好きだったのですが、もしかするとこれからはソプラノの方が好きになってしまいそうなほど声が良く伸びます。気を良くしてナタリーデッセイが歌うモーツアルトのミサ曲ハ短調の11曲目、これも今までになくデッセイのソプラノが伸びの伸びと聞こえます。

続いてベルリオーズの歌曲夏の夜、これは色っぽいクレスパンの声がさらにつややか、フォンオッターの歌う同曲も明るく聞こえます。やっぱり声は良いですね。オリジナル楽器を使ったグスタフレオンハルトのマタイ受難曲、ガーデイナーのクリスマスオラトリオ、共にオリジナル楽器のシンプルさ、それに見合ったシンプルな発声によるコーラスなど透明感や軽やかさが気持ち良いです。ミサ曲などコーラスは圧倒的にAMPEXのほうが気持ちよく聞こえます。

そうそうここまでピアノが出てきませんでした。私がピアノの独奏曲をあまり聴かないせいもありますが、実はこれの評価にはちと戸惑っているからです。どうもピアノの音色が軽すぎる気がするのです。華やかすぎるといいましょうか?タッチの一番奥深い、ガツンというところと、低音の響きが足りない気がするのです。しかし実際のコンサートを聞くとピアノに関しては特に自分が持っていた音のイメージとかなり異なるのでいつも戸惑ってしまうので、良い耳の人が聞けばAMPEXのほうがむしろ本物の音に近い可能性もあります。どちらにしろピアノがフォルテピアノのように聞こえてしまう傾向にあることは間違いないと思います。そのせいかヘブラーのフォルテピアノによるCPEバッハ、ビルスマのチェロとフォルテピアノによるベートーベンのチェロソナタなどとても輝かしくよい印象で鳴りました。

さて問題のJAZZです。ANPEXはウェストコースとジャズにぴったりのSPなのでは?まさにその通りです!マリサリスの肖像ではロンカーターのベースが少々量感が少なく、でもとても締まってリズムを刻みます。量感は少なくてもベースの芯の音は出ています。そこにブランフォードのサックスとマリサリスのトランペットがまさに伸び伸びという表現がぴったりに朗々と鳴り出します。このストレスをまったく感じずに悠々となる金管楽器の音は実に気持ちがよいですね。やっぱりJazzははまります。

私が昨年再結成のライブを聞いて感動したLES MACAN & EDDIE HARRISのスイスムーブメントこれを聞くとピアノの音色云々の話などどうでもよくなってしまいます。スピード感あふれるレスマッキャンの歌とピアノ、それに猛スピードでかぶさってくるエデイーのサックス、これもたまりませんね!ともかくサックスの音色によどみが無い、吹き上がってくるのです。クラシックのオケでは多少物足りなく感じる低音ですが、実は締まっているだけで実際には出ている?

それを確かめるべく、ベーシスト、DARK OLESZKIEWICEのリーダーアルバム、ブラッドメルドーのピアノがまた素敵です。最新録音のこのCD、ベースの量感に不満はありません。メルドーのピアノの音色だって文句ないではないですか!どうもJAZZになるとクラシックでは多少どうかなと思っていた部分がすべてキャリフォルニアの青い空のように払拭されてしまうようです。

クラシックのほうが好きな私にとっては少し困ったSPかも知れませんね。おまけにロバータフラックとダニーハザーウエイのデユオ、これには参りました。いままで暗いと思っていたロバーターの声の伸びやかなこと、これに切々と歌いあげるダニーの声がからまって、いやーっ感動しました。60年代のSPには60年代の録音がやはり合うのかも知れません。

というわけで長々とレポートしましたが、最後に一言、これらのレコードやCDを聞いた音量は、間違いなく3LZより大きかったという事実です。これを音量を大きくしないと迫力で負けてしまっているから、と取るか音量をおおきくしてもうるさく感じないから、と取るか?その感じかたで大きく評価が変わってしまうSPのようです。それにしてもあの値段ですから!!

SEIBO
AMPEX のスピーカー_f0108399_11592856.jpg

熱いメールですね。出張中の安ホテルでこのメールを見てのけ反りました。仕事に追われている人生と楽しんでいる人生です。今の私にはこれだけの熱いメールを書く余裕はありません。皆様と分け合いたいと思い載せてみました。このSPの特性を載せてみました。ボーカルや60年代の音が良いのは想像がつきますよね。
https://tannoy.exblog.jp/10324698/

▲△▽▼


Mr.トレイルのオーディオ回り道
AMPEX MODEL 515 は素晴らしいヴォーカルが聴けた
2022年01月14日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/f9ce5fc4b0a5f02a90bd093556461c52


古い小さなSPだからと云って性能が低い訳とは限らない。そんなSPの一つに
「AMPEX MODEL 515」が有る。

本来は「直出しSPケーブル」がスリットから出ているが、余りにも性能が低いので、SP端子を取り付けてベルデンのSPケーブルで配線して使っていた。


非常に手ごろなサイズで、重量も5Kg以内でした。洒落た喫茶店でヴォーカルを鳴らしてやれば、うっとりする位のサウンドがします。

中身は楕円のWコーンユニット1発だけです。サイズ的に重低音も超高音も出ませんが、人の声の帯域が充実していて、素晴らしいヴォーカルが聴けます。手頃な価格で手に入るSPですが、数が少ないので見つけたら即GETされる事をお勧めします。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/f9ce5fc4b0a5f02a90bd093556461c52


Mr.トレイルのオーディオ回り道
2010年03月31日
私の「スピーカー」選択の条件
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/m/201003

私がスピーカーを選択する時にいつも気にかけているのが「開放的な音」の出る低域の箱です。バックロードホーン、フロントロードホーン、クリプシュホーン、後面開放型、バスレフ形が選択の対象になります。密閉箱はどうしても「音こもり」しますので個人的には採用しません。

ARが発表した「アコースティックサスペンション」方式のサウンドは、確かに小さな箱で低い低音を出す有効な方法かも知れませんが、実際にAR-3aを使って見てそう感じました。

次に購入するSPを何にするのか探しているのですが、面白いSPがなかなか見つかりません。最近のSPではユニットの進歩と退化が有るように感じますのでなかなか手を出せません。先日購入した「AMPEX 515」は裏面がバスレフと言うか空気抜きのスリットが有りますので、コーン紙に無理がかからなくスカッと抜けたサウンドがします。

バスレフ型のSPでも「空気穴」が小さいと「抜けの悪い」サウンドになります。ダクトのサイズ(直径と長さ)も基本形よりやや大きめのサイズの物が好みです。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/m/201003  

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コメント
1. 中川隆[-14192] koaQ7Jey 2022年1月15日 08:05:20 : uUubH37eaQ : RVBvbE52QVVwWFU=[5] 報告
Ampex社のバックロードホーン(1940s)
http://www.audifill.com/essay/back_loaded/1_04_bh.html

1939年に、第二次世界大戦が勃発。米国では多くの戦意高揚映画や、戦時の市民および将兵に与える娯楽作品がつくられました。
英国在住のフォークト氏も同様の流れを受けたのか、家庭用バックロードホーンスピーカーではなく、劇場用製品の開発で多忙になったといいます。

そうしたなかで、米国ではAmpex社のシネマスピーカー「モデル5030/5050」が1940年代に登場します。これは、ランシング社に属するビル・トーマス氏とバート・ロカンシー氏により設計された製品です。



  (左) C-5030,  (右) C-5050

ここで登場するバート・ロカンシー氏(Bart N. Locanthi)について調べると、1960年にJBL社のエンジニアリング担当副社長を務めた方だということが分かります。その後は、1975年にパイオニア ノースアメリカ デベロップメント社の副社長に就任し「Pioneer HPM-100(1977年発売)」や、CD初期のデジタル開発に携わっています。
日本のパイオニアに関係のある人物ということで、親近感が湧いてきますね!

<参考>
https://forum.speakerplans.com/topic86357&OB=DESC.html

バートロカンシー氏について(Wikipedia)
https://en.wikipedia.org/wiki/Bart_N._Locanthi

アメリカ映画とは - コトバンク (kotobank.jp)
https://kotobank.jp/word/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E6%98%A0%E7%94%BB-27443


「AMPEX C-5030」は、1940年代の製品。
15インチ(約40cm)口径のウーハーが小さく見えるほどの大型のバッフルが装着され、劇場用というのを納得させられる作りになっています。Youtube動画では、大型バッフルを生かした量感のある低音を聴くことができます。

 
 画像:LA JAZZ (Yahoo!オークション内)
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/m340855023

 http://lajazz.jp/

 
JBL by Ampex - Model 5030/550 - 2way 2speakers Theater System 2
 


「AMPEX C-5050」は、15インチのウーハーが2初搭載され、ホーンを含めた寸法は幅91cm✕高さ166cm✕奥行90cm(バッフル板なし)。
背面のプレートには「JIMLANSIG by AMPEX」と刻まれています。


JBL-AMPEX(アンペックス)C-5050 スピーカー/ANN BURTON アン・バートン



JBL-AMPEX(アンペックス)C-5050/150-4 275-34 N-500A スピーカーシステム/オリジナル ~ANN BURTON "A LOVERY WAY TO SPEND AN EVENING"~
http://vintageaudio.shop-pro.jp/?pid=93713604


http://www.audifill.com/essay/back_loaded/1_04_bh.html
2. 2022年2月04日 04:29:46 : JKSPu7iMHo : eDYxc1lad1o1NEk=[23] 報告
AMPEX 6516 真空管モノーラルパワーアンプ | 禁断のKRELL
https://ameblo.jp/507576/entry-12715430893.html
3. 2022年2月11日 17:26:55 : 8fbxFIojGM : N1RjM3BBSXg1Yy4=[46] 報告

Ampex 8inch
http://www7b.biglobe.ne.jp/~ballds/spF8.html


AMPEXでは自社でユニット作っておらず、ALTEC,JBL、 EVといったメーカーからのOEM供給ですが、BaseのユニットにAMPEX流の改善をして調達していたようです。 すべてのユニットでマグネットはアルニコを使用してたようです。
今回のものは、供給もとのOEMは今のところ分かっていませんが、多分ALTECの403(アルニコ版をベースにしたもの)だと思います。 以前見たものは、色も塗ってないし、フレームの穴の形状もちがうものでしたが、こんな形の403Aも見たことがあります。 このユニット自体の型番も分かりません。

軽いコーン紙で、応答速度は速そうです。 多くのこの頃US製の8インチでは中域重視のようですが、これはより非常に軽やかに弾む感じがして、また抜けのいい音がします。  自分で聴いたことはなかったので、はっきりとは確認できませんが、AMPEXの箱に入ったスピーカー・システムでは同様な音の傾向のようです。 箱は大きいほうがいいかもしれませんが、とりあえず、755Eをはずして、ミニ銀箱に入れています。 755Eよりも帯域は広く、軽く弾む感じがします、またベタベタ感もまったくありません。 そこそこ色々なソースを鳴らしてくれそうです。 アルテック・トーンとは違う世界が開けます。
色々試した結果は、とてもセンシティブな面のあるスピーカーのようです。 アンプによって、表情が変わるんですが、相性の良くないアンプでは、まったくと言っていいほどうまく鳴ってくれません。 同じアンプでも、真空管の違いでかなり違ってきます。
仕様: 20cm フルレンジ・スピーカー
入力インピーダンス: 16オーム
出力音圧レベル: 93dB位


ミニ銀箱にマウントしてみました。 

ベースのユニットのALTEC 403A。 マグネットのところと色が違いますが、フレームの形状は同じです、でもかなり音の出方が違います・・。 少し鳴らした感じではまだ本当の音は出ていないと思いますが、弦もあまり硬い感じはなく、鳴らしこめば、もっと柔らかく鳴ってくれそうです。

http://www7b.biglobe.ne.jp/~ballds/spF8.html

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